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週刊!Tomorrow's Way
tomorrows.exblog.jp

テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。

by yodaway2
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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皇室ことばの中山参与の、なかなかの”豪腕”ぶり。
朝、ポストから朝刊を取ってくる。サイトも軽く一巡……、
気になることは多いけれど、やっぱり曽我さんのことで止まってしまった。
続くけれど、キーを打つ指先に従うよりない。

毎日のサイトが今回のジェンキンス氏来日に関わる、
中山恭子内閣参与の動きを伝えている。
それが……サスガ!なのだ。
・毎日→「曽我さん一家:早期の帰国・来日 中山参与が政府内根回し」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/
20040719k0000m010136000c.html


●”一時帰国”し、首相に詰め寄った中山女史の行動力

中山参与は曽我さんとジェンキンス氏、家族が再会した9日の3日後、
12日には日本に舞い戻ってきていた。
このとき、私のアタマのなかは???マークがズズッーと並び、
いぶかしくは思ったのだけれどけれど、そのままにしてしまった。

中山参与の予想外に早い帰国について――ニュースでは、たしか、
「一時帰国し、曽我さんの家族の再会について、
政府に報告することになりました」などと伝えていたように記憶している。

――それが、だ。中山参与は帰国した日の午後、首相に直接会い、
米国との調整がつかない状況のなかにあっても、
ジェンキンス氏の来日を実現するよう、談判に及んだようだ。

●舞台の影では、またもやガイムショーは”抵抗勢力”だった!

毎日の記事は、その対極に外務省の反対があったことをうかがわせている。

またも、米国の顔色をうかがってばかりのガイムショー。
それにひるまず、ジャカルタから単騎、日本に舞い戻って戦い挑む中山女史。
この構図だったようだ。

外務省は米国との調整がつかないなかでの、ジェンキンス氏の来日に
不快感を示していたようだ。

かまわないではないか――。
もともと首相が、2回目の訪朝でジェンキンス氏に説得を試みたときに、
コイズミ首相が「米国だって、オレがうんと言わなければ手出しできないんだ」と言い、
手書きの証文を渡そうとしたという。

その場に外務省のタナカ審議官、ヤブナカ局長の両氏もいたではないか。
その文脈からすれば、何もおかしいことはない。
(そもそも2回目の訪朝で曽我さんの家族帰国までもっていけなかったのは、
ひとえにガイムショーがちんたらやっていたからなのだけれど。)

だいいち、ジェンキンス氏は病身なのだ。

●北朝鮮の意図をくじいた”鉄の意志”。

こうした背景記事から、ニッポンの外務省の体質がわかろうというものだ。
外務省は曽我さんの家族再会場所に、実は曽我さん自身が嫌がる北京で
強行しようと暗躍した経緯がある。
いいかげん、恥を知れ――と言いたくもなるほどだ。

今回の、再会からわずか9日で帰国が実現したことは、
たしかに日米政府当局をあわてさせたが、
予想外と一番思ったのは、実は北朝鮮ではなかったか。
北朝鮮に、曽我さんの家族が外交カードとして再び使われることを、
未然に防いだことは、なんと言っても女史の手柄だ。

                    ※※

中山参与は皇室言葉ながら、言い出したら聞かない、
鉄の意志を持つ女性との評がある。

――少なくとも、彼女はこの問題に、自分が責任者であることをはっきり主張し、
自分で問題解決のビジョンを描き、行動している。
フクマデン――と前外務大臣が揶揄した官庁相手に、一歩も引かない。
なかなかの豪腕ではないか。

白ハチマキにたすきがけ、なぎなたを手にして――、
彼女はりっぱにフクマデンと闘い、組み伏せてしまった。

夫は自民党の衆議院議員だけれど、そしていまひとつ目立たないけれど、
次の内閣改造では、彼女を外務大臣にしてはどうかと思うのだ。


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by yodaway2 | 2004-07-19 09:17 | 北朝鮮問題、どうする