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週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。

by yodaway2
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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力士急死、部屋のリンチ×メディアのリンチ?――時津風親方、解雇に。
<追記、16:11>日本相撲協会が今日、5日午後に開いた、
緊急理事会で時津風親方の解雇を満場一致で決定した、とのニュース。
時津風親方は解雇の通告に「誠に申し訳ありません」と詫びたという。

exciteニュースに、理事会、会議室を出た瞬間の時津風親方の写真――。
片手で眼鏡をはずし、片手で目頭をぬぐい、嗚咽が聞こえるよう。

・共同 → <力士急死>協会、時津風親方を解雇処分 師匠に適用は初
[ 10月05日 20時04分 ] ※リンク差し替え


<追記、その2、6日09:07>上記の追記で最初にリンクした記事が削除に。
元・時津風親方の罪はとても重いが、記事の写真は、この事件について、
また別の面を伝える力があった。まだ、どこかで見ることが
できるのかもしれないが、削除は残念。それで上記にリンクを差し替えた。

今回の事件は、程度を著しく逸したケースとして処分が決定されたが、
こうしたシゴキは、時津風部屋に限った話と限らないし、むしろ、
その可能性を強く疑う。……よって、相撲協会は、今回の処分決定を、
文科省からの事情聴取に従う体裁を取りつつ、急いだのではないか??
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--------------------------------------------------- 以下本文 ---------------------------------------------------

時津風部屋の力士急死事件について――。
今日の午後、日本相撲協会の理事会が開かれ、その席で、
時津風親方の解雇が決定される見通し、とのこと。
いま、正午を回ったので、それが刻々と迫っている。

日本相撲協会にとって、前例のない事態で、
世論は時津風親方に対しても、また、協会に対しても厳しい。
そして、閉鎖的で古い体質の相撲の世界そのものに対しても、
世間の風はきわめて強く、冷たいものに変わった。

止むを得ない、時津風親方が責任を免れる余地はなし、と、筆者も思う。
たとえば、下記のブログと、だいたい同じ考えを抱く。
・島谷的舞録゛@eXcite → 悪気のない怖さ

しかし、その一方で、加熱する報道に、どこか、少し危うさを感じているし、
それらによって、自分も判断し、感想を抱いているのではないかと、
少しひっかかりがある。

                ※※

亡くなった力士のご遺族、父親の記者会見、親戚の話……、
その内容はとても重いが、しかし、どこか一方的すぎるし、
決め付けすぎていたりしないか?

多くの報道から、今回の事件で、時津風親方が
立件されるのは必至と確信する。また、起訴される可能性も高そうだ。
しかし、裁判となれば、けっこう、簡単ではなさそうな印象を抱く。

とくに、力士の死因の認定、判断は難しいものとなるに違いない。

                ※※

時津風親方が今日の理事会を前に、自己を弁明する上申書を、
協会、理事に配った。内容は下記の記事のとおり。

・毎日 → <力士急死>時津風親方が上申書 「死なすほどの暴力」否定
[ 10月04日 03時02分 ]


死亡後に親方が遺族に、「(葬儀などを)一切任せてほしい」と連絡したとのこと。
それらの発言が報道され、事件を隠蔽しようとしたとの印象を、世間に与えた。

そのようなことを踏まえつつ、決して、時津風親方の言い分を
認めたいとも思わないが、それでも、事実は正しく
把握されなければならないと考えるが、いかがか。

                ※※

今回の事件――、何か、ひとつ、条件が違えば、
少なくとも死に至ることはなかったように思えてならない。

たとえば、少しでも、ぶつかり稽古が短く終了していれば、、、
気絶したときに、救急車を呼ぶなどの判断が早ければ、、、
水をかけたときに体温が下がったと思ったのなら、
その時点で救急車を手配していれば、、、、
さかのぼって、子どもが逃げ帰ってきたときに、
家族が部屋に帰すのをあきらめていたなら、、、
力士は何度か部屋を逃げ出したというが、部屋に帰らなければ、、、。

                ※※

時津風部屋は相撲界で名門、また、今回の事件さえなければ、
時津風親方も、世間からは苦労人で、人格的にも
優れた角界の指導者として称賛を受け、
名誉ある人生を送ったに違いない。

それが、若き力士の死亡に、すべての地位、名誉を失い、
その責を負って生きていくしかなくなった。――あわれ、と思う。

                ※※

今回の事件を、多くのメディアが、力士をリンチで死なせたと、
それに近い言葉で報じた。……そして、今日、解雇の運命を待つ
時津風親方もまた、リンチに近い報道攻勢を浴びている。

ハムラビ法典のごとく、目には目を、歯には歯を、なのだろうか。


極めて少数意見になることを恐れつつ、そして、
ご共感も得られないとは思うが、キーを叩いてしまったので、
とりあえず、アップしてみる。


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(5日午後5時現在、ニュース全般で47位。……ふう。)

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by yodaway2 | 2007-10-05 12:41 | 社会の問題、世相さまざま