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週刊!Tomorrow's Way
tomorrows.exblog.jp

テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。

by yodaway2
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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やはり首相と青木氏は密会。――現実味を帯びる修正、継続審議。
★21:11、追記。NHK、午後9時のニュース。修正、継続審議について、
首相が夕方の記者会見で真っ向否定。「成立か廃案しかない」と。文末に追記。
コイズミ降ろしが始まる可能性もあり、ちょっと読みにくくなってきた。


3つ前のエントリー、「首相、秘密裏に青木参院会長と会談?
――官邸もステルス作戦??」
の続報。

今日、22日13:06、朝日に次の記事がアップ――。
・朝日→「継続審議の可能性も協議 郵政法案で首相と青木氏」

会談は3つ前のエントリーに記述のとおり、
18日の夜、赤坂プリンスホテルの一室で行われたもよう。
その日、首相は赤プリの中国料理店で家族と食事――と、
まことに、らしからぬ日程を入れていたが、それはまったく、ウソだった。
会談は青木氏からの求めで行われたのではないか。

一方で、いまなお、小泉首相は法案修正、継続審議に応じない構えを崩していない。
それゆえ、ロイター、22日11:13の記事で、首相サイドが8月5日の
本会議採決をめざしている、との情報を伝えている。
・ロイター→「郵政民営化関連法案、与党は8月5日参院本会議採決目指す=国会筋」

この2つの記事は対立している。
最初の、密談内容のリークは、たぶん、青木会長、参院執行部サイドからのリーク。
青木氏は首相に対して、法案は修正、ただし継続審議のうえ成立――との
「落としどころ」を懐にして、迫っている。

それに対して、いまなお、首相は応じず、今国会での成立を主張したのに違いない。
継続審議など反対派を勢いづかせるだけで、かつ、政権の求心力を
決定的に削ぐことになる、との強い危惧がある。

それに何より、首相は、取り引きの条件を信用していない。
かつて、若き日に、「角福戦争」で呑まされ続けた煮え湯が、
首相の原体験になっていて、信じるのは、己の力だけ――、のように見える。

それで、国会筋――、つまり側近の中川国対委員長その人か、
副委員長の誰かが、逆の情報を流した。

森前首相は、一方で青木氏と盟友関係にあり、
首相の出身派閥の会長でありながら、首相のやり方には、
少なからず苦々しさを覚えている。

その、密談で板ばさみにあったストレスから、昨日の、
首相の参院票読み批判になった。――「もってのほか」と。
・サンケイ→「首相の票読みに批判続出」

さらにその一方、東京新聞、22日付には、次の“票読み”の記事――。
・東京→「自民『反対』19人に 郵政法案~参院調査 否決ライン超す」

18人が反対すれば否決になるとされる参議院で、
同紙独自の調査の結果として、現在19人と、+1で反対が多いというのだ。
攻防の最中とはいえ、そして、回答自体が最たる駆け引きの場になっているとはいえ、
なかなかやり過ごすことのできない数字だ。

舞台裏では丁々発止のやりとり、駆け引きがあり、
成り行きが読みにくくなってきた。――首相は、なおも押し切ろうとしているが、
ことによると、修正、継続審議はあり得る。

どちらに転ぶともつかない、ギリギリの局面だ。

郵政民営化問題に対する世論の関心は高くないけれど、
法案が成立してもしなくとも、日本の政治構造を、
かなり変える可能性のある政治テーマであることには、違いない。

                    ※※

当ブログとしては、郵政民営化の頓挫は望まないとの意見を持っている。
現在、法案化されている内容について、もちろんのこととして、
不備も少なからずあるように考えているが、そうであっても、
廃案にしてしまってよいとは思わない。――理由はいくつもある。
それについては、加筆させていただきたい。

とりあえず走り書きながら、アップする次第。


                    ◇◆
≪21:11、追記≫

●首相、修正、継続審議を真っ向否定――。「ありませんッ!」と。

NHK、午後9時のニュース。
首相、夕、官邸内にて、いつもの番記者とのスタンディング会見。
郵政民営化法案で郵便貯金銀行、保険会社の全株式売却を義務付けている条項を、
付則などで凍結する修正案が党内で浮上していることについて、
「出ているとは全く聞いてません。修正はないです。衆参一体で
修正したんですからありません」――と。非常に怪訝な、不快そうな表情で。

継続審議の可能性についても、気色ばむようにして、次のように。
「ありません。成立か廃案しかないじゃないですか。
なぜ継続しなきゃならないんですか、これだけ審議をして」。

演技には見えず。……やはり、首相は闘うようだ。
ここまでやるとなると、アルイミ、ひょっとしてすごいかも。+かも。
一方でコイズミ降ろしが始まる可能性もあり、
やっぱり、ちょっと読みにくくなってきた。
by yodaway2 | 2005-07-22 17:31 | 風雲急!政局と選挙