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「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 ・
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イラク人質事件、批判は悪いことか
2004年 04月 21日
仏ルモンド紙が今回のイラクでの日本人人質事件について、
人質バッシングが起きていると論評した。 最初に朝日が伝え、他のメディアもこれに続いている。 米国のパウエル長官の発言も同じだ。 事件が一応の決着をみたこともあるのだろうが、Y掲示板サイトの書き込みも あっという間にペースダウンし、かつ人質に批判的だった意見は少なくなり、 逆に批判した意見を批判する意見が多くなっている。 ブログサイトも同じ傾向かもしれない。 掲示板を巡った自作自演説について、もともと、これはあり得ないと話だったと 考えてよいと思うし、これはほんとうに誹謗中傷だろう、きっと。 当初に家族が繰り返した言い分、政府への要求、政治的主張に 疑問を感じ始めたのはメディアではなかった――との印象を持っている。 掲示板サイト、ブログサイトには耳を傾けて良い意見も多かった。 それに何より、メディアが無視、素通りしようとした人々のホンネが見えた。 3人+2人が同じ条件、同じ目的でイラクに出掛けたとは言い難いはず。 ボランティアは女性、青年(ライターと称しているので?)、 後の事件のW氏(NGO職員、原稿を書いていたようなので?)の3人。 後の2人は、政治的主張はあったかもしれないが、結局は仕事だった。 共通していることもあるかもしれない。 政治的な傾向も似ていたと思うが、共通していたのはきっと次のこと。 これは人質にされた方々だけではなく、誰でもそうなのだろうが、自己実現の欲求。 結局はこのことが一番大きかったのじゃないか。 そして彼らは、その対象をイラクにした。 自己責任論がいま、逆に批判されつつあるけれど、 仮に人質になった方々に自己責任を求めたところで 責任は取れないのではないかと思う。 以前の記事にも書いたが、したがって「自己責任論」は言わない。 先の3人の家族と同じように、結局、政府はどんなに勝手なことを国民がしても、 救出して当然だ!――と言い募られる。 自己責任を求めたって、結局、この方たちに限らず、日本ではそうなる。 それに3人の家族は、ついでに自分たちの主張まで繰り広げ、 それが人々の反発、批判を駆り立てた。 人質のうちの一人はサイトで「戦場は楽しい」とのたまわっていた。 簡単に言えばオフザケモード。そんな方も含まれているんですよ、 武装グループから日本政府へのメッセージを、口頭で預かって帰ってきましたが。 (ソースはお探しください。ブックマークまでしていませんので) そんなにご立派なのかな……やっぱり自分勝手な人たち、 家族だったのではないか。
by yodaway2
| 2004-04-21 12:19
| 日本とイラク、どうなる
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