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週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。

by yodaway2
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「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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そういえば、李承晩大統領も対日ナショナリズムを煽った……。
Excite エキサイト : 政治ニュース
指導要領に日本領明記を 竹島、尖閣で中山文科相


うーん、このニュース、韓国に伝われば、波紋、呼びそうだな……と。
結局、韓国とは、当分、うまくいきそうにない。
もう、それを覚悟しつつ、それでいて淡々とやっていくしかない。

こと領土問題に限っては、いったん、相手の言いなりになってしまったら、
なかなか取り返しがつかない。

中山文科相の発言は論議を呼ぶものとなるとしても、
それは従来からの日本の主張に沿うものであって、正当な内容。
騒がず、淡々と訴えていくしかない。

                    ※※

昨日、テレビで竹島を61人のの韓国人が観光に訪れた――とのニュースを見た。
船のなかで、そして上陸して、人々が万歳をする様子が映った。
独島は韓国の領土――とこぶしを振り上げてもいた。

島根県による「竹島の日」制定をめぐっては、
韓国の人々によって、日本国旗が焼かれた。
道路に敷かれた日本国旗を踏み潰して歩く人々、そして車両……。

ばからしいとも思える光景なのだが、だからと言って、
愉快になれようはずもなし。

                    ※※

韓国の盧武鉉政権は、よく言われるように、国内の不人気、社会への不満を
外交問題、竹島問題に転化しようとしている――との見方がある。
対日外交の新たな”ドクトリン”を発表するなどしてから、
実際に、盧武鉉政権の支持率は上昇してもいるらしい。

                    ※※

もともと、竹島問題の発端となったのは、いわゆる李承晩ライン。
朝鮮戦争の真っ只中、52年に韓国の初代大統領、李承晩氏(1875-1965)が、
突如として、一方的に韓国の海洋権を設定し、
竹島をラインの中に取り込んでしまった。

この、李承晩ラインの設定には、当時、政権に高まっていた不満を、
やはり対外問題に転化させようとしたものだった、とする見方がある。

李承晩氏は、竹島を韓国に返還すべき島しょとしなかった
サンフランシスコ条約の発効直前に、李承晩ラインを宣言し、
ナショナリズムを煽ったというのだが、概ね、そのように思われる。

                    ※※

しかし、李承晩大統領は独裁色を強めていき、憲法を改正、
大統領を間接選挙から直接選挙で選ぶ制度に変えてしまう。

朝鮮戦争前に与党は選挙で負けており、議員による間接選挙では、
再選の見込みがなかった。直接選挙となれば、
操作、不正が可能と踏んでの措置だった。

そして一方では、朝鮮戦争を戦いながら、
李承晩ラインによって、外に危機をつくり出した。

ちなみに、その後の李承晩大統領なのだが、
結局は国民の不正、腐敗、独裁に対する怒りをかわすことができす、
60年に、手荷物4個を持っただけで、米国に亡命。
65年、90歳で死去するまでハワイに居住した。

                    ※※

今日の盧武鉉政権が李承晩と異なるのに、妙な話を書いてしまった。
しかし、韓国の「恨」のメンタリティは政治的に
利用されやすいのではないか――などと考えたりもしている。

また、対外的な危機を演出して、権力の延命を図るやり方は、
古来、枚挙に暇がない。

                    ※※

戻って。韓国、盧武鉉大統領が、今後の日韓首脳会談の日程について、
変更しない――と表明した。たしか次回は6月に韓国で開催される予定。
が、現状の雰囲気のままでは、その場が、韓国のナショナリズム発揚の
場となりかねないのではないか。

韓国とどう付き合っていくか……、北朝鮮問題、
国連常任理事国入りの問題などもからみ、けっこう、難しいには難しい。

日本は「静」の構えながら、主張を揺るがせず――が
よいと思われるのだけれど、ね。

※関連エントリー → 「李承晩ラインに始まった竹島問題」(http://tomorrows.exblog.jp/1753784/)


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by yodaway2 | 2005-03-29 19:34 | 北朝鮮問題、どうする