週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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<   2008年 01月 ( 34 )   > この月の画像一覧
冷凍ギョーザの恐怖。……事件の深淵はどこにある?
昨日、明らかになった、中国製、冷凍ギョーザの食中毒事件について、
中国大使館HPに、中国政府による談話がアップされた。

・中華人民共和国駐日本大使館→中国国家品質監督検査検疫総局、
日本での中国製冷凍餃子中毒事件について談話(1月31日)


下記に抜粋。
>中国側はこれを非常に重視し、直ちに関係企業の生産と輸出を中止させ、
>その製品の抜き取り検査を行っている。結果は近く公表される。
>中国の警察当局はこれを立件し、捜査を行っている。……中略。
>中国側は消費者を大事にする精神にのっとり、直ちに日本の輸入業者と連絡をとって、
>関係ロットの製品を自主的に店頭から引き揚げ、回収するよう勧告(し)た。

中国は、その「消費者を大事にする精神」こそに、世界から、
強い疑いの目を向けられており、そして、日本の消費者も、
ついに危うい目にあった。

                ※※

日本で相次いだ食に関わる偽装事件もひどい話だったが、
今回の冷凍ギョーザの事件に比べれば、まだ、日本のそれは
呆れて済むレベルに思われてくる。

今回の食中毒事件では、一時、患者が意識不明になるほどの、
毒性の強い殺虫剤が、食品に混入していた。

もし、命に万一のことがあれば、輸入、販売した企業だけでなく、
政府も強く責任を問われる事態になったかもしれない。

                ※※

中国大使館のHPには談話が発表されたが、
人民日報、新華社などのHP(日本版及び中国のサイト)では、
筆者はそれを確認できていない。(17:00頃)

・人民日報  ・新華社

少なくとも、上記2つの中国におけるサイトのトップからは見つからなかった。
中国政府は、この事件を国内では伏せている可能性がある。
そうした、情報に閉ざされた環境から、食料、工業製品が、日本に届いている。

今回の事件の原因と責任は、第一に製造元企業と中国政府にあるけれど、
日本政府も、もちろん関係する企業も、これまでにもまして自衛せざるを得ない。
企業も政府も、なんらかの対策を取り、制度、仕組みの見直しを行うに違いないが、
それら、制度や仕組みの欠陥から事件が起きたとばかり言えないのではないか。

                ※※

日本は食糧の輸入元、そして工業製品の生産、製造基地として、
中国を抜きにすることなどできない。また、市場としても、
世界各国がシェアを競っており、それからはずれることもできない。

日本にとって、中国は06年、すでに米国を抜き、
世界第1位の貿易相手国になっている。

もはや、日本人は自分の国でモノも作れず、
そして自分の国の中ではモノも売れなくなってしまった。
しかも、それが加速しており、後戻りしそうにない。

今回の事件に、何か、にぶい不安を抱く。
それは中国という貿易相手国に、そしてそれ以上に、
自分たち自身の国に、自分たち自身の生き方に――。

そのあたりが、今回の事件の深淵と言えるようにも感じる。


※冷凍ギョーザの製造元→天洋食品HP(中国河北省)
中国の食品製造大手であり、優良企業としての地位を得ているようす。

<追記、18:10>このエントリーを書いている最中に、中国政府の
記者会見が行われたもよう。しかし、それがどのように、中国国内において
報道されるか、未確認。記事本文は書き直しせず、趣旨にご理解のほどを。

<追記、その2>ほんの小さな記事として、人民日報電子版に掲載あり。
2月1日朝に確認。ただし、中国国内向けには、ほとんど伝えられていないようす。
ネット上で広まっているのだという。


<注意!>悪質なスパムTBあり。【殺人ギョーザ動画】ギョーザを食べた…のタイトル。
決してクリックしないでください。当方ではTB拒絶の設定を行いましたが、しつこいので、
防げるかどうか、わかりません。万一クリックしても、そこに現れるメッセージは無視し、
ページを閉じてください。そんなの、関係ありませんから。


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by yodaway2 | 2008-01-31 17:28 | 中国と、どう付き合う
速報!ガソリン国会、爆発を回避。――与党、「つなぎ法案」取り下げ。
ガソリン国会は、危ういところで爆発を免れた。

与党――、自民党、公明党は、暫定税率の期間延長を図る、
「つなぎ法案」について、今日午後、河野衆院議長の調停案を受け入れ、
同法案を取り下げる方向になった、とのこと。15:14のANN報道による。

与党は今日午前、同法案を財務金融、総務の2つの委員会で採決し、
午後1時に予定された本会議での採決に備えていた。

午前中、与野党の幹事長、書記長会談が行われ、
野党側が同法案の取り下げを求めたが、
与党側は年度内採決の確約がいるとして、受け入れなかった。

野党側は河野衆院議長を訪ね、再度、調停を要請、
与党側との接点を探る動きが続いた。

時計の針が進んでも、本会議のベルは押されず、衆院TVも、
中継画面に「開会され次第、中継します」のテロップが入り、
青いベタのままだった。

詳しい報道はこれからだが、伝えられる限りにおいて、
自民党が野党側に求めていた年度内の採決の確約などは、
「徹底した審議を行ったうえで、年度内に一定の結論を得るものとする」
の一文となり、「一定の結論」を、野党側が呑む形になった。

また、「税法について各党間で合意が得られたものについては、
立法府において修正する」――と続き、国会審議の結果としての
修正を、与党側への交換条件とした。

これらは、もともとあるべき姿であり、本来、あたり前のこと。

ずいぶん、時間を浪費したものだと思うが、破局に至らず、
政府、与党、野党の別なく、ホンネではすべて、
ほっと胸をなでおろしたのではないか。

自民党、伊吹幹事長らは、ひょっとすると、概ね、
結論を読み切っていた可能性があるが、
不測の事態というのは、十分にあり得た。

玉虫色、足して二で割る、落としどころ、けんか両成敗、
痛みわけ……などの言葉は、あまりよい使われ方がされないが、
現実の政治の場では、そうした「兼ね合い」がけっこう、
重要なセンスであって、破局を救う場合がある。
今回の調停も、それらに近い。

政治とは「最善の策」であるよりも、実は、よりましな
「次善の策」である場合がほとんどなのだ。

暫定税率の問題が、これからどこまで掘り下げられるか、
予断は許されないが、背広を引っ張り合ったり、
鬼ごっこなどせずに、歳費に見合う議論が交わされると、よい。

無駄な道路というのもあるが、
無駄な議員歳費――というのも、あるわけだ。


<追記>両院議長による「あっせん」(原文・PDF)
民主党HPに同文書がアップされている。こうした文書を、
生の形で見られるのは、非常にめずらしい。実に簡単な記述だが、
1次資料に接することのできる、貴重な機会。このようなペラ1枚で、
国の姿が違ってくることだってあり得る。

・民主党HP→http://www.dpj.or.jp/news/files/bunsho.pdf

<追記の追記>上記、両院議長あっせんの文書(合意書)について、
1、2、3の文章の下(余白)に、各党幹事長、書記長が署名、捺印した。
民主党のアップした文書は署名のないもの。どうせなら、
署名ありの文書をアップしてほしいよネ。


・当ブログ関連記事(ひとつ前のエントリー/2008年 01月 30日)
→国会紛糾!知恵を出し合えない政党政治、、、これがねじれ国会の現実なの?


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by yodaway2 | 2008-01-30 15:36
国会紛糾!知恵を出し合えない政党政治、、、これがねじれ国会の現実なの?
正午のNHKニュースを見た。
与野党は今日午前、つなぎ法案の取り扱いについて、協議。しかし、
打開の道は開けなかった。そして、財務金融、総務の両委員会で可決に。

自民党の伊吹幹事長は、暫定税率の関連法案について、
野党が年度内の、参院における採決を確約しなければ、
つなぎ法案の採決に、午後1時の、本会議開会が譲れない、としている。

野党は再度、河野衆院議長に仲裁を要請しており、
その結果はもたらされていない。午後1時に、河野議長が
本会議のベルを押すかどうか、ギリギリの状況。

暫定税率にはひずみがあり、一方で、新年度の予算執行が迫るなか、
国、地方の歳入欠陥を招けば、社会全体が混乱する。
そして、与野党、共に内部に異論を抱えている。

だから、与野党はお互い歩み寄れるはず。

それが出来ないのであれば、この国で2大政党制など、
無意味で有害。自民党も民主党も、頭がどうかしてしまっている。
国会の攻防と言うけれど、子どもの戦争ごっこより、こっけいに見えてくる。

この国で、2大政党制とは、知恵を出し合えない仕組みなのか?


<追記>年金はどうなった?防衛省の疑惑は?
新テロ対策特措法は過去のこと?もう、国際貢献のことは
議論も話し合いもしないのか?拉致問題は?北朝鮮の核問題は?
対アジア外交、どうする気?米国のサブプライム、対策ないの?
子どもたちは?学校は?医療は?介護は?
ほかにもいろいろ……、みんな、いったいどうなった?


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by yodaway2 | 2008-01-30 12:47 | 風雲急!政局と選挙
つなぎ法案、ついに提出。――国会は明日からお休み??
今日、午後8時からの衆院本会議で、平成19年度の補正予算案が可決され、
参院に送付された。それを終えて、自民党は租税特措法、揮発油税などにかかる
暫定税率の日切れに備える、つなぎ法案(ブリッジ法案)を提出した。

・共同→与党、つなぎ法案を提出 30日にも衆院通過
[ 01月29日 21時36分 ]


本会議直前まで、与野党の話し合いが行われ、河野衆院議長も
仲裁に動いたが、これまでのところ、打開できていない。
ただし、明日午前9時から、野党呼びかけによる、与野党の
幹事長、書記長の会談が予定され、つなぎ法案の
取り扱いについて、話し合われることになっている。

                ※※

法案を提出した与党、自民党も、実は苦しい。
民主党が抵抗したとしても、つなぎ法案を1月中に
参院へ送付できれば、再可決して成立させることができるが、
予算案審議、他の法案審議が暗礁に乗り上げてしまう。

また、租税特措法の改正案そのものについても、
再可決しなければ成立させられない可能性が高く、
その場合、つなぎ法案と共に2度の再可決を行う事態になる。

自民党内にも、そうなった場合の、国民の反発を恐れる声がある。

                ※※

民主党もやはり苦しい。
つなぎ法案を阻止するために、平成20年度予算案審議に
応じないで済むのかどうか、、、次の総選挙で
政権交替を仕掛けるというのに、予算審議を空転させるだけでは、
やはり国民から非難を集めてしまうリスクが大きすぎる。

党内には暫定税率の維持には反対しない異論があり、
一部で署名も集められているという。
いざ総選挙となったときに、動くはずの地方議員、地方組織が、
この問題に及び腰であることも、無視できるかどうか。

また、解散総選挙に追い込む――と息巻いても、
解散権は首相にあり、首相が応じない場合のシナリオが
描ききれない。決定打、と呼べるほどの手が見つからない。

参院の問責決議については、福田首相は警戒を強めており、
今回の、つなぎ法案が議員立法の体裁を取っているのも、そのため。

しかし、そもそも、参院の問責決議など、よく言われるように、
法的な拘束力がなく、首相は辞めたくなければ辞めなくてかまわない。
伝家の宝刀ではなく、伝家の竹光(たけみつ)――との言い方もあるのだという。

そして何よりも、強権的な小沢代表の発言、行動に、
中堅、若手などで、不満がくすぶりはじめている。

与党、自民党と野党、民主党はにらみ合っているが、
そのどちらも、どこかですくんでいる。

                ※※

国も自治体も大きなシステムで、とりわけ年度末へと向かういま、
歳入不安を抱えにくい状況。……しかし、現在の道路整備計画では、
たしかに無駄や不合理が多そうで見直す余地は十分ある。

また、使い道については、自民党も小泉内閣、そして安倍内閣において、
道路特定財源の一般化をめざす、との方向を打ち出したはず。

民主党も値下げいっぺんとうではなく、一般化で
応じるべきだとする意見は多いのだが、実は、執行部も
一般財源化に重点を置く方針に比重を移したがっていた。

いずれにしても、これから先、10年間も
「暫定」を続けるのは、いまのようなドッグイヤー、マウスイヤーに
ふさわしくなく、ちょっとひどい話かもしれない。

ゆえに、難しいが、話し合いの余地は残っている、と感じる。
      ・
      ・
      ・
今夜は、双方の執行部にとって、長い夜になりそうだ。


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by yodaway2 | 2008-01-29 23:10 | 風雲急!政局と選挙
暫定税率に「つなぎ法案」、――攻めているのは自民か民主か?
<追記>29日午後2時過ぎに衆院予算委員会審議に民主党が復帰し、再開。
つなぎ法案については平行線だが、与党は法案を提出する構え。
・読売→衆院予算委、民主が審議に復帰…補正予算案の成立優先
(2008年1月29日14時57分 読売新聞)


<追記、その2>与党、「つなぎ法案」、提出へ。提出後、民主はすべての
委員会審議に応じない方針で、国会は全面対決に。
・共同→つなぎ法案で全面対決 民主、審議拒否で抗戦 [ 01月29日 15時05分 ]


                ◆◇
<本文、ココから>
日付が変わって29日になった。――与党は今日、暫定税率維持のため、
年度内に改正案が成立しない事態にそなえ、現行法を5月末まで延長する、
いわゆる「つなぎ(ブリッジ)法案」を国会に提出する。

1月31日まで衆院で可決、参院送付すれば、参院で
採決されない場合にも、60日経過による見なし否決が適用となり、
3月31日に再可決できる。否決されても、もちろん、同日まで再可決でき、
暫定税率は継続され、その間に改正法案の処理が可能となる。

                ※※

民主党はこの、「つなぎ法案」に猛反発しているが、
それだけに、民主党の急所、弱点中の弱点を突いているし、
民主党の、一瞬の隙を突いた、とも言える。

民主党は、衆院での改正法案の採決を引き延ばし、参院で否決し、
もしくは採決せず、年度内成立を阻むシナリオを描いていた。

ただ、その先の、解散にまで追い込むかどうかとなると、
アナウンスほどに魂はこもっていないかもしれない。
それは候補者調整などが、まだ、済んでいなから。
もちろん、自民党も、それは同じ。

しかし、それでも改正法案の年度内成立を阻み、
いったんなりとも、ガソリン価格の引き下げを実現できれば、
所期の目的達成とばかりに、有権者にアピールできるところだった。

それが、「つなぎ法案」が通れば、あべこべに、
そのシナリオが阻まれてしまうのだ。

                ※※

昨日、国会では与野党の幹事長会談、国会対策委員長による
会談が行われ、それに並行して、民主党本部でも
小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長らによる鳩首会議が開かれた。
そして、「つなぎ法案」提出の時点から審議拒否に入るとの、
徹底抗戦の方針を確認したとのこと。

参院における問責決議案についても、ふたたび、
ちらつかせはじめている。

                ※※

一方で、与党、自民党は民主党の切り崩しにもかかっている。

民主党が昨年9月の参院選に大勝できたのは、
いわゆる地方の1人区での勝利が大きかった。

民主党は農家への所得補償など、自民党が言ってもよさそうな
バラマキ公約を掲げ、それら1人区の地域で議席をもぎ取った。

ところが、今回の暫定税率問題では、まさに攻守が入れ替わっている。
そうした1人区では、ことごとく財政力が弱く、かつ、インフラ、道路についての
充足感も十分と言えず、加えて、インフラ整備に関わる建設業などが
地域経済を支えているという実情も、いまだに濃い。

この暫定税率問題では、昨年の参院選のときと正反対になっており、
民主党でも、よほどの都市でもないかぎり、地方選出の国会議員、地方議員、
地方組織は、実はこの暫定税率問題では及び腰なのだ。

それで、民主党も地方では猛烈な風圧にさらされており、
その背後には自民党の存在が見え隠れしている。

                ※※

追い込まれるのは福田政権、自民党のはずだった。
しかし、気がついてみると、いつの間にか攻守が逆さまになっていて、
民主党が守勢に立たされているではないか。

実におかしな、こっけいな事態との感想を持たざるを得ない。

一見、恬淡とし、無個性に映る福田政権だが、
ただ手をこまねき、座して滅ぶというわけではないようだ。
また、執行部のコンビネーションも、民主党のそれに比べれば、
はるかに足並みが揃い、はるかに結束しているように見える。

いま繰り広げられている、国会の攻防は、筆者には
実に多種多様、多彩な戦術、技が組み合わされているように見え、
それはもう、秘術、奥義の限りを尽くしているかも知れず、
それらについて書き始めると、いつ終わるかわからなくなりそうなほど。

租税特措法の合体変身(一括提案)の術、大阪府知事選での雲隠れ(推薦隠し)の術、
薬害肝炎、サリン被害者の救済、原爆認定基準の見直しでの変わり身の術、
地方自治体首長、地方議員を動員して揺さぶる分身の術、民主党内部に
造反を仕掛ける水遁(すいとん)の術、野党共闘を分断する離間の計、
そして今回の、「つなぎ法案」による奇襲戦法……、と。

実は前回の臨時国会も、大連立構想が飛び出すなど、
驚きの場面があったけれど、今国会も、早くも
技という技、計略という計略のオンパレードになってきた。

今回は時間の都合でニュース・ソースにリンクなし、ご容赦を。


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by yodaway2 | 2008-01-29 00:26 | 風雲急!政局と選挙
08年は橋下イヤー?――大阪府知事選、橋下氏が当選。
※本文に続いて、開票結果など追記しました。

夕食後、子供とトランプに興じていたうちに、
大阪府知事選挙で橋下徹氏(はしもと・とおる)の当確が出ていた。
午後8時の、投票の締め切りを待つようにして、報道各局が当確をつけた。

・読売→大阪府知事選、橋下氏の初当選確実に(1月27日20時9分配信)
・サンケイ(iza!)→橋下氏が当選確実に 大阪府知事選(20:08更新)

橋下氏は38歳、タレントで弁護士、自民党大阪府連推薦、公明党大阪府本部支持。
読売によれば、38歳の知事は現職で全国最年少、30代の知事誕生は
57年ぶり、戦後4人目、大阪府では初めて、とのこと。

自民党本部からの応援演説はなく、政党色を薄める演出が行われ、
政治関係者の応援演説は、唯一、宮崎県の東国原英夫知事のみ。

東国原知事の応援は橋下氏が直接、依頼したとのことだけれど、
同知事は先ごろ、新たな運動組織「せんたく」の立ち上げに、
中心メンバーの一人として加わっており、当選後の
橋下氏の参加、連携が予定されていると理解できる。

民主党の熊谷氏には、小沢代表が新テロ対策法の
採決を欠席してまで街頭キャンペーンに駆けつけたが、
パンチ力に欠けるキャラクターと知名度不足は補いようがなかった。
熊谷氏の敗北は民主党にとって痛手。

2007年は宮崎県の東国原知事の年だった。
2008年は大阪府の橋下知事がマスコミの寵児となり、
橋下イヤーになるかもしれない。

以上、短信にて失礼。


<追記>
開票結果は次のとおり。(NHK大阪より)

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当選した橋下氏は昨夜以降、一睡もせず、テレビに出まくり、
マスコミの取材を受け続けているらしい。昼前に見た映像では、
選挙戦の途中以上に声枯れしつつも、エネルギーが
体内からあふれ出していた。

結局、テレビによって作り出された選挙結果のように感じる部分があり、
少々、すっきりしない部分もあるのだけれど、当選したばかりであるし、
同氏の当選が大阪と、この国の政治に吉と出るよう、祈りたい。

橋下氏は民主党、熊谷氏の2倍の得票となった。
これが逆であれば、自民党は暫定税率のつなぎ法案など、
恐くて提出できなかったはず。

民主党にとって、この、選挙結果がもたらす影響は、小さくない。

伊吹幹事長は「謙虚に喜び、組織の充実を図る」とコメントしたが、
勝利はわかっていたものの、改めて胸をなでおろしているにちがいない。
民主党は大阪市長選で勝利した余韻が残っているはずなのに、
候補者選びの段階から後手に回りつづけ、小沢氏の国会退席応援も、
結果として有権者の批判を呼び、マイナスに作用したのではないか。

終盤、熊谷陣営は橋下氏を攻撃する、どぎついビラを配布した。
いわゆるネガティブキャンペーンだったのだが、それはむしろ、
熊谷陣営の醜態をさらすことになり、橋下氏との差が開いた。

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by yodaway2 | 2008-01-27 21:26 | 風雲急!政局と選挙
蜃気楼が起こした砂漠の戦争。――フセイン元大統領、FBIへの独白。
イラクのフセイン元大統領が生前、「米軍が本格的に
攻め込んできたことは誤算だった」――と、FBIの捜査官に
語っていたとのニュース。

さらに、その中で、フセイン元大統領は、イラク戦争に
大義名分を与えた大量破壊兵器疑惑について、
「強いサダム」を演出するため、実際には持っていなかったのに、
持っているとの誤解されるままにしていた、と。

・読売→「アメリカの進攻、予期せず」フセイン元大統領が供述
(2008年1月27日01時23分)


いったい、イラク戦争でどれほどの町が火に焼かれ、
どれほどの人々の命が失われたというのか……。
イラクの人々、兵士、米英軍の兵士、
他の国々の人々、兵士……。

日本人では外交官2人が亡くなり、軍事会社と契約した元自衛官、
冒険旅行にとバグダッドに潜入した若者も殺害された。

米国がイラク戦争の大義名分としたのは、
大量破壊兵器の隠匿。……ときのパウエル国務長官は、
政権内でネオコングループ(保守派)が発言力を強めるなか、
穏健派、協調派と見られ、開戦に慎重だったが、皮肉にも、
イラクの大量破壊兵器保有の証拠があると、国連の
安全保障理事会で演説、同国侵攻に端を開いた。

しかし、フセイン政権崩壊後、砂漠の砂を
いくらかきわけても、それは見つからなかった。
そして、さしもの米国も、いつの間にか、大量破壊兵器が
存在すると言い続けるのを止めた。

結果として、虚偽の証拠をつかまされたか、虚偽の証拠を
作ったかして、戦争を急いだ米国も米国なのだが、
自分を強く見せるために、ありもしない兵器を、
持っているように装った元大統領も、愚者だった。

大量破壊兵器は砂漠の蜃気楼だった……、でも、その蜃気楼が
戦争を呼び、その渦中に町や村が壊され、人々の命も奪われた。
そして、いまも自爆テロがしばしば発生、混乱が続いている。

                ※※

<追記>1月9日、世界保健機関(WHO)は、3年間のイラク戦争で
自爆テロや宗派対立による抗争、米軍攻撃などで死亡したイラク人が
推計15万1000人に達したとする調査結果を発表、しかも
大半が非戦闘員、民間人とのこと。

・共同→イラク人死者15万人超 市民の被害大きさ浮き彫り
(2008年1月10日10:59 )



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by yodaway2 | 2008-01-27 15:59 | 日本とイラク、どうなる
NYタイムズ、ヒラリー氏支持を打ち出す。――日本のメディアはタテマエ、不偏不党だけれど。
米国を代表するオピニオン紙のひとつ、ニューヨークタイムズが、
今回の大統領選挙において、民主党ではヒラリー・クリントン氏の、
共和党ではマケイン氏の支持を、それぞれ打ち出した、とのニュース。
25日に報じられており、ちょっと遅ればせながらのエントリー。^_^;

●ニューヨークタイムズ(The New York Times)

・NY Times→Primary Choices: Hillary Clinton (January 25, 2008)
>Hearing her talk about the presidency, her policies and answers
>for America’s big problems, we are hugely impressed
>by the depth of her knowledge, by the force of her intellect
>and by the breadth of, yes, her experience.
(下記、共同記事の引用に該当部分あり)

・NY Times→Primary Choices: John McCain (January 25, 2008)
>Senator John McCain of Arizona is the only Republican
>who promises to end the George Bush style of governing
>from and on behalf of a small, angry fringe. With a record
>of working across the aisle to develop sound bipartisan legislation,
>he would offer a choice to a broader range of Americans
>than the rest of the Republican field.
(下記、毎日記事の引用に該当部分あり)

上記についての、日本の報道記事は下記のとおり。

・共同→クリントン氏支持を表明 NYタイムズ、共和マケイン氏 [ 01月25日 19時08分 ]
>【ワシントン25日共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は24日、
>米大統領選党指名を争っている候補者のうち、民主党では
>ヒラリー・クリントン上院議員、共和党ではマケイン上院議員を支持すると表明。
>同紙は民主党の指名争いで、クリントン氏とオバマ上院議員という
>「2人の力強い有力候補者が生まれた」と指摘した上で「クリントン氏の
>知識の深さや知性の力、経験の広さに強い感銘を受けた」と述べた。

・毎日→<米大統領選>NYタイムズがクリントン、マケイン氏を支持
[ 01月25日 18時32分 ]

>一方、共和党ではマケイン氏を「ブッシュ(大統領)の政治スタイルを
>終わらせると約束した唯一の候補」と評価した。


日本の新聞はタテマエとしてかもしれないが、一般に
公正中立、不偏不党をうたい、特定候補への肩入れなどしないが、
米国ではNYタイムズのように、特定候補の支持を明らかにする場合が少なくない。

他紙まで見ていないが、2月5日のスーパーチューズデー
(メガチューズデー)、日本語で言えば天王山に向けて、選挙戦が
熾烈を極めているなか、おもしろいと思い、クリップしてみた次第。


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by yodaway2 | 2008-01-27 13:51 | 米国はどうする、どうなる
オバマ氏、黒人票集め圧勝、2勝2敗に。――米大統領予備選、サウスカロライナ州。
26日に行われた米国大統領選挙、民主党の
サウスカロライナ州における予備選挙で、初の黒人大統領をめざす
バラク・オバマ氏が勝利を確実にした、――とのニュース。
ABC、CNN、ロイターなどが、午前10時頃から相次いで報道。

オバマ氏の勝因は黒人層の、80パーセントにも達する、
圧倒的な支持で、2位のクリントン氏、3位のエドワーズ氏を突き放した。
ABCはそれを人種の分極化と評しているが、白人票も予想外の
得票を得ているとのこと、雪崩現象が起きた。

・ロイター→米大統領選サウスカロライナ州予備選、民主はオバマ候補が大勝
(1月27日11時20分配信)

>出口調査によると、オバマ候補は同州の投票総数の
>約半分を占めるとみられる黒人票の5分の4を獲得。白人票も
>大方の予想を上回る4分の1を獲得した。

・ABC news → Barack Obama Wins South Carolina Primary
Large African-American Turnout Carries
Sen.Barack Obama to Victory in S.C.

・CNN → Barack Obama wins South Carolina, CNN projects
The Illinois senator earned more than twice the vote
that rival Sen. Hillary Clinton did, 55 percent to 27 percent,
unofficial returns showed.

オバマ氏とクリントン氏は、今回の結果で共に2勝2敗。
全米20州以上が同時に予備選・党員集会を行う、2月5日の
スーパーチューズデーに向けて、直線あり、ヘアピンカーブありの、
文字通り、抜きつ抜かれつのレースになっている。

                ※※

米大統領選はもはや、共和党VS民主党――というよりも、
民主党の中の指名争いこそが、次期大統領を決定しそうな雰囲気。

共和党は外交や軍事では日本に負担を強いてくるが、
経済面では、米国産牛肉の輸入問題などもあったが、
あまり難しいことは言ってこない傾向がある。

民主党政権はそうはいかないかもしれない。

また、中国に対しては、共和党政権は警戒を解かないが、
比較して、民主党政権では中国重視の傾向が強く、
そのあたりも気になる。

以上、短信にて失礼、取り急ぎアップする次第。


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by yodaway2 | 2008-01-27 11:42 | 米国はどうする、どうなる
暫定税率;民主党、それとなく戦術転換しているかも。……菅氏、街頭演説で廃止を強調せず?
繰り返しのテーマとなって恐縮だが、民主党の
暫定税率に対する姿勢について――。

いくつか前のエントリーで、サンケイの記事(スクープ?)を
取り上げ、民主党が暫定税率廃止から、暫定税率の一般財源化へと
戦術転換を図っている旨、記述した。
・週刊!Tomorrow's Way→え?民主党、暫定税率廃止を転換??
――ぜったい通すもンかって、あんなに言ってたじゃないか?(2008-01-23 12:08)


ところが、その後、この記事についてのサンケイ自身の
フォローや、あるいは他紙の後追い記事が見当たらず、
記事は勇み足かとも考えはじめていた。

いまだ、たぶん、戦術転換に関わる続報は、メディアレベルでは、
出ていない。……いないのだが、民主党のHPを見たところ、
こんな見出しの記事があり、内容を読み、ははあん…と、納得した。

・民主党HP(ニュース)→道路特定財源を一般財源化し、地方の自主財源実現へ 
有楽町で緊急街宣を開催(2008/01/25)

>民主党国民運動委員会は25日昼、東京・有楽町で揮発油(ガソリン)税の
>暫定税率廃止と道路特定財源の一般財源化を掲げ、
>ガソリンをめぐる税制の抜本的改革を訴えるため、
>約300人の聴衆が足を止める中、街頭演説を行なった。……中略

>次に鈴木克昌衆議院議員がマイクを受取り、元愛知県蒲郡市長の経験から、
>「今回はガソリン税を25円下げるというだけの話ではなく、日本の国の税金の
>使い道をどう変えていくかである」と、本質に切り込んだ
。……後略。

引用は部分なので、ぜひ、リンク先の記事をご一読願いたい。
記事中、暫定税率の廃止についての主張も出てきてはいて、
完全にそれらが消し去られたわけではない。

しかし、民主党HPの記事は報道記事の形態で書かれており、
報道記事のお約束である、「逆三角形」の構造になっている。
つまり、大事なことが先に書かれている。……暫定税率の
「廃止」そのものについては、登場した回数も少なく、
決して目立つ記述とは、ちょっと受け取りがたい印象。

まして見出しは、内容のキモを伝えるものであり、
そこでは「廃止」の変わりに「一般化」と打ち出された。

同様に、ガソリン値下げ隊についても、華々しく
デビューした割には、登場の場面が小さい。


やはりサンケイの報道のとおり、民主党はそれとなく、
戦術転換を図っていると分析でき、それが、はしなくも
HPの<ニュース>に現れたのではないか。


したがってこの問題について、今後の国会の展開次第で、
与野党が話し合う場面も、けっこう可能性としてありそうだし、
すでに伏線が張られているかもしれない。

自民党は、この3月で法案が切れても、税率を
一定の期間維持できるよう、新たに、議員立法による
「つなぎ法案」について、検討しはじめた。もちろん、
民主党は反発しており、これからどうなるか、まだ、わからない。

ただ、民主党においても地方組織は単純な
暫定税率廃止には納得しないようすで、
真に解散総選挙を考えるならば、冷や冷や
しはじめているのではないか。

先に衆参、2人の議長が会談したように(――この会談の
内容を明らかにした報道記事も見当たらない)、水面下で、
何か、次の展開を探る動きも、あっておかしくない。
・週刊!Tomorrow's Way→2人の議長、動く。――そうだ、ガソリンが
引火する前に頭を冷やそう!(2008年 01月 23日)


以上、ちょっと簡単すぎるかもしれないけれど、すでに何度か
まとめているテーマなので、ご容赦のほどを。……では。^_^;


<追記>菅氏による大江参議院議員(民主党内の暫定税率維持派)への恫喝、
自民党によるつなぎ法案の検討……などなど、筆者には、どれもこれも、
駆け引きに見えてしまう。。(__)

<追記>ガソリン値下げ隊について、民主党の地方組織、とくに一人区の
地域の地方組織には、なかなか受け入られないのではないか。


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by yodaway2 | 2008-01-27 02:58