週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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<   2006年 01月 ( 29 )   > この月の画像一覧
ライブドア事件。コイズミ政権はひょっとすると、これで終わったかも?
●金融相、タケベ発言に「教育が必要」と痛烈に!

今日のニュースで、ちょっと面白いと思ったのは、
ANNが伝えた、『与謝野大臣、ぶ然と「武部幹事長には教育が必要だ」』――。
・→ANN/テレビ朝日オンザウェブ トップページ

                ※※

放送系の記事は、とりわけ消失が早いので、以下に一部抜粋。
>ライブドア事件をめぐって、自民党の武部幹事長が証券取引等監視委員会を
>批判したことについて、与謝野金融担当大臣は、武部幹事長には
>「教育が必要だ」と戒めました。――中略。

>与謝野金融担当大臣:「(Q.武部幹事長が30日の講演で、
>証券取引等監視委員会は>どうなっていると批判したが)
>(武部幹事長の)教育が必要だということです」。

                ※※

問題としているライブドア事件は深刻なのだが、
このやりとり、「教育が必要だ」には、タケベさんには悪いけれど、
ちょっと吹き出しそうになった。

テレビではラ社への強制捜査以降、昨年の総選挙で、
タケベ幹事長が堀江貴文氏(容疑者)を応援している、アノ場面が、
何度も何度も映像になった。――「わが弟です!、わが息子です!」と。

野党からも、コイズミ首相共々、攻撃の的になり、
最初、問題は別と開き直ろうとしてみせたりしたが、
世論の反発にたまらず、「深く反省」と軌道修正した。

そのストレス、欲求不満からだろうか、タケベ氏は矛先を
与謝野金融相が所管する証券取引等監視委員会に向けたのだが、
与謝野氏の返り討ちにあった格好となった。

                ※※

事件の捜査は東京地検特捜部の主導と見るより他ないのだが、
過程では証取監視委からの情報提供、協力、カタチの上での告発もあったわけで、
実際、16日夕からの強制捜査は特捜部と証取監視委の合同で行われた。

与謝野氏は早くから証取監視委がコミットしていたことを、
改めて強調し、タケベ氏に、最大級の侮蔑を込めて、
「教育が必要だ」とかました。

                ※※

タケベ氏が自民党のナンバー2、幹事長に就任したのは、
2004年9月。――コイズミ首相のサプライズ人事の最たるものであり、
完全なダークホース、大穴もいいところで、誰一人、
タケベ氏の幹事長就任など予想できなかった。

タケベ氏にとっても、それはそのとおりで、自身を普通の
国会議員と言い、就任には晴天の霹靂(へきれき)との言葉を使った。
そして、その後のタケベ氏は、完全にコイズミ首相の手下となって汗を流し、
「私は総理のイエスマンじゃない。偉大なイエスマンだ」――などの名セリフも残した。

しかし、もともとが実力を伴わずに役職を得てしまっただけに、
いちいち記憶しているわけではないが、ハテナマークのつく発言は、
これまでも1度や2度のハナシではなかったはず。

人情味もあり、おちゃめで、人柄はよいのかもしれないが、
いかんせん、中身がなく、馬脚がときとして見え隠れもしてきた。

                ※※

コイズミ首相にしても、タケベ幹事長にしても、強運の人だった。
しかし、どうも、このところ、アゲンストの、強い風に見舞われ、
コントロール力が急に失せつつある。

コイズミ政権への支持率は、まだ、それでも高いかもしれないが、
それはいくぶん、世論の動きが遅れているから。
今回のライブドア事件によって、コイズミ政権は、実は、
終わってしまった、と言えるのかもしれない。


<当ブログ・関連エントリー>
・01月 16日/ライブドアに強制捜査!――因果応報なのか、乗り切るのか?
・01月 18日/東証、すべて売買停止に!――結局、ホリエ氏はドロボーだったのか?
・01月 19日/堀江社長の側近が自殺!――異様な空気が立ち込めてきた。
・01月 22日/ライブドア、会社喰いの手口……、買収された会社の元役員が話した!
・01月 23日/堀江氏、ついに逮捕、絶体絶命!――砂上の楼閣、崩壊に向うのか?

★01月 25日/ライブドア、これ以上、野放しにできなかった。
                   ……ラ社は偽札を作っていたようなもの?



※今月、このエントリーで30本目。できればあと1本、書きたかったナ。 そうなると、
 1日1本の勘定になったのに、ちょっと心残り。まだ時間あるけれど、眠ぅ~。^^

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by yodaway2 | 2006-01-31 22:37 | 風雲急!政局と選挙
陸自、イラクから撤退へ!――徒然草、過ちは安きところにあり、と。
★追記、2月4日/柳沢協二官房副長官補が4日、都内で行った講演のなかで、
イラクに駐留する陸上自衛隊の撤退に関し「いずれにしても数カ月のうちに
陸自は引いてくる」と明言。政府高官が公の場で撤退時期を示したのは初めて、とのこと。

・共同→イラク陸自、数カ月で撤退 柳沢副長官補が明言 [ 02月04日 16時30分 ]

                ◇◆

今朝の朝刊、1面に、「サマワ陸自、3月撤退」――の見出し。
同じように、イラク南部サマワで活動している英豪両軍も撤退する方針。
今月23日、ロンドンで日英豪の3カ国と米国が秘密会合を開き、
イラク南部からの撤退について英国が提案、米国が了承し、決まったらしい。
・共同→陸自と英豪軍3月撤退 サマワ治安をイラク移譲 [ 01月31日 02時00分 ]

ただし、英国は現在、イラク国内に8000人ほども部隊を展開しており、
撤退するのはこのうちの約半数、4000人ほど。しかも、
隣国、アフガニスタンには増派の方向。

また、日本についても、陸上自衛隊は撤退するものの、
航空自衛隊はなお残留し、派遣しているC130輸送機の
任務拡大の可能性がある。――米側がバグダッドや中部バラドなど、
米軍拠点への輸送任務に期待を示しているためだという。

このほか、陸自部隊が撤退しても、その後の、米国を中心とする、
復興チームへの人員派遣を求められているとのことで、
すべてがクリアされるというわけでもなさそうだ。

しかし、そうであっても、一番のボリュームゾーンが、
いよいよ撤退となるのは、歓迎すべきことのように思われる。

撤退は3月に始まり、5月までかかるとのことだけれど、
ああ、やっと、“西域の守り”から帰って来る。

                ※※

吉田兼好、徒然草に次の一節あり。

第百九段
>高名の木のぼりといひし男(をのこ)、人を掟(おき)てて、
>高き木にのぼせて梢をきらせしに、いと危く見えしほどはいふこともなくて、
>おるゝ時に、軒だけばかりになりて、「あやまちすな。心しておりよ。」と言葉をかけ侍りしを、
>「かばかりになりては、飛び降るゝともおりなむ。如何にかくいふぞ。」と申し侍りしかば、
>「その事に候。目くるめき枝危きほどは、おのれがおそれ侍れば申さず。
>あやまちは安き所になりて、必ず仕ることに候。
」といふ。
>あやしき下臈(げろう)なれども、聖人のいましめにかなへり。
>鞠(まり)もかたき所を蹴出して後、やすくおもへば、必ずおつと侍るやらむ。
※日本古典文学テキスト→徒然草(校註日本文學大系3 國民圖書株式會社1924)から。


以下、私訳(yodaway2、意訳)にて。

木登り名人と言われている男が、手下の者に命令して、背の高い木に登らせ、
枝を切らせているときに、見るからに危険なところでは何も言わなかったのに、
手下の者が降りるときになって、それも軒丈ほどの高さになったところで、
「過ちを冒すな、慎重に降りよ」と言葉をかけた。

手下の者はいぶかしく思い、「このくらいの高さであれば、
もう飛び降りたって平気じゃないですか。どうして、こんな低いところに来てから、
そんなことを言うのですか」と聞いた。

名人が答えた。「そこが大事なところなのだ。目まいがするくらい、
危ない枝にいるときは自分で危ないと注意しているので、
何も敢えて、気をつけなさい、などと言わなくともよいだろう。
過ちは簡単だ、もう大丈夫だ、と思うところで起きるものなのだ
」――と。

木登りの“名人”とは言え、身分の低い者。しかし、
その言葉は聖人の戒めにかなっている。
鞠(まり)も蹴りにくいところをうまく蹴っても、その後で、
案外、簡単そうに思ったとたん、落としてしまうものなのだ。

                ※※

自衛隊のイラク派遣に関わる、いわゆるイラク特措法が国会を通過し、
施行されたのが平成15年8月――。

ときの米国、アーミテージ国務副長官に
「お茶会をやっているんじゃない、ブーツ・オン・ザ・グラウンド!」、
いつまでもぐずぐずしてるんじゃない、カネだけじゃなく、自分の靴で、
イラクの土を踏め、と迫られての決断だった。

翌、平成16年1月には先遣隊が、そして第1次派遣部隊が。
その後しばらく、来る日も来る日も、マスコミの報道は
イラク関連で埋め尽くされた。

それから今日まで、陸自だけで9次の派遣があり、
1回の派遣・交替で、およそ500人が入れ替わっているので、
延べ、5000人ほどもの自衛官が、ブーツ・オン・ザ・グラウンド、
イラクの土を踏んだ計算になる。

宿営地にはそうとうな工夫が施され、中にいる限り、
かなり心配はいらなさそうとも言われているが、
そうであっても、迫撃砲が打ち込まれたこともあったし、
自衛隊の車列を狙って爆弾が仕掛けられたこともあった。

しかし、運も良かったのだと思うが、さしたる被害、損害を受けずに、
ここまで来た。――そして、それは空自、また海上で
補給などにあたっている海上自衛隊、海自についても同様だった。

                ※※

いま、少なくとも、陸自については、ようやく軒丈が見えてきた。
でも、過ちに心しなければいけないのは、これから。
兼好、徒然草、木登りの名人の戒めのとおりと思う。

あと少し……、無事を祈ろうじゃないか!^^


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by yodaway2 | 2006-01-31 15:13 | 日本とイラク、どうなる
東横イン問題。温泉場の人々のたおやかさに、ふと、考えた……。
★追記、2月2日09:54/東横インの不正改築などの件数が74件になった。
これで終わりかどうかはわからない。東横インのホテル数は全国に120余り。
と、言うことは、3分の2が、なんらかの不正を、長期にわたって行ってきたことになる。
呆れてモノも言えないが、こんなアタマの壊れかた、東横インに限った問題なのか。
他ではどうなのか……、たとえば姉歯事件の総合経営研究所物件とか?さらに、ほかの
建築物ではないのか?いずれにも建築士が介在しており、それも気になる。

・共同→違法改造で容積率を超過 東横イン、問題ホテル74件 [ 02月01日 18時31分 ]

★追記、31日15:29/東横インの不正件数が52件、54件、56件……と、
刻々と増えている。まだ、止まっていないようだ。不正は15年以上も続いてきているらしく、
常態化してもいれば、会社ぐるみであることも明々白々。驚くばかりだ。
耐震偽装事件も悪質極まりないが、今回もひどい。筆者だってキレイなばかりの
人間ではないけれど、それでも、今回の事件の知恵は浅く、おまけに品もなく、
ニッポンとはこんな程度の国だったのかい?――と、思ってしまう。

・共同→東横イン問題、全国57件に 「違反が常態化」 [ 01月31日 13時57分 ]

                ※※
<本文、ココから>
私事、1週間ほど前、家族そろって、仙台市近郊の温泉へ、日帰りで出かけた。

その温泉街公営の共同浴場が目的地で、そこは、遠方より
温泉好きの人、マニアもやって来るが、多くは地元の人々、温泉街で働く人たちが
利用していて、ちょっとした穴場にもなっている。――もちろん、かけ流しの
正真正銘の源泉であることは、疑いがない。

のっけから、話が脱線してしまったけれど、
東横インのバリアフリー偽装のニュースに、そこで出会った、
ごくごく小さなエピソードが重なり、書き留めてみたいと思った。

                ※※

その共同浴場の湯船は、実はそれほど大きくない。
大人が5人も入ればいっぱいになるほどしかなく、しかも、
その日は少し混んでいて、客たちはお互いに譲り合い、
湯船につかっても、それぞれが手足を縮めたりしていた。

からりと戸が開いた。片足が不自由な、初老の男性が入ってきた。
歩けず、手も使って湯船までやって来た。……みな、体をさらに縮こませ、
自然、その男性も入れるように、場所を空けた。

あとは何ごともないように時間が過ぎた。
私は私で、女湯に入っていた家族との約束の時間になり、あがった。
それで身支度をしていたら、その、片足の不自由な男性もあがってきた。

脱衣場には数人の男性がいたのだが、1人の初老の男性が、
隅にあった椅子を、すすっと抱えてきて、
その足の不自由な男性にすすめ、手も差し伸べた。
「これに掛けてけさいん(ください)、楽ですよ」
「あ、どうもどうも」

その瞬間、周りにいた人たちは、にっこり。

あとはまた、誰も何も言わずに、もくもくと着替えをし、
1人、2人と、外へ出て行った。――私も出た。

                ※※

湯船で、先に入っていた者が、さらに手足を縮めたのは、
まあ、自然な話で、誰が入ってきても、それは同じようにそうなった。

次の脱衣場での話。これは、ちょっとその場にいないと
わからない“呼吸”があったかもしれない。
(私の表現力の不足で、伝わらないだけかもしれませんが。^_^;)

足の不自由な男性に、すすっ、と椅子をすべらせ、
手も貸そうとした初老の男性――。たぶん、地元の方に違いなさそうだったのだが、
もったいぶったところも、また逆に、照れもなかった。

実は、私も何か、手でも貸そうかな、と思わないわけでもなかったのだけれど、
その初老の方ときたら、そんな迷いもなく、すすっと動いていらっしゃった。
たおやかだな、と思った。

                ※※

さて、とんでもないエントリーになってしまった。
東横インの、バリアフリー偽装を問題にするはずだった……。
ただ、ご来訪の諸兄には、どうか、筆者の表現の足らざるところを補い、
趣旨、お汲み取りいただきたい。

ビジネスホテルとは言え、もてなしのプロの方々が、
平気のへいで、身障者向けの駐車場を、部屋をつぶし、
会議室に変えたり、PCを置いたり、喫煙所にしてしまったり……。
なかには、それでどれほどの利益になるのか……、
一度つけた点字ブロックをわざわざはがしてしまったホテルもあった。

ハートビル法の精神にも反すれば、各自治体の条例にも違反し、
さらに建築基準法を犯すケースも少なくなさそうだ。

それに比べ、温泉場に集った、市井の人々はすがすがしく思えた。

                ※※

東横インの社長の会見のようすは、繰り返し繰り返し、
テレビに放映された。――あまりに、あっけらかんとしていて、
何か、肩透かしでもくらいそうなほどだった。

いわく「身障者の客室はつぶさなくとも、いつも倉庫や物入れになってしまう……。
60キロで走らなければならないところ、67キロか68キロで走ったって、
まあいいかと思ったのは事実なんで。60キロ(制限)のところは
60キロで走らなければ走らなければならないと……」などなど。

                ※※

くだんの社長、いまは、窮地にも立っているだろうけれど、
事業の才覚、お金儲けの才能はゆたかであったらしく、
これまで全国に120ものホテルを建て、その半生についての著書もあるらしい。

今回のバリアフリー偽装、違法改築の発覚がなければ、
ひとかどの成功者として、賞賛される人生だった。

                ※※

しかし、椅子をすすめるセンスは、くだんの社長が
もてなしを商いにしているにもかかわらず、市井の温泉場で
出会った人々に、たぶん、はるかに及びそうにない。

それゆえ、最後、椅子ごと、脚(足)を
すくわれることになった……、のかもしれない。


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by yodaway2 | 2006-01-30 23:08 | 社会の問題、世相さまざま
ライブドア、これ以上、野放しにできなかった。……ラ社は偽札を作っていたようなもの?
ライブドア事件をめぐる議論のなかで、かつて、堀江貴文氏を
囃し立てていたはずのマスコミや政治家が、手のひらを返したように、
一転して彼を声高に非難したり、もともと関係が薄かったなどと弁明しているのを、
見苦しいとする意見が出ている。……たしかに、その通りだと思う。

けれども、次第に暴かれつつある、堀江氏の負の面は、これまで、
小説でならともかく、現実の世界では、ほんとうに見たこともないような、
超越した感覚で“暴走”を繰り返してきた結果、としか言いようがない。

結局、彼や彼の取り巻きを――、少なくとも今回逮捕された人物らを、
野放しにしておくことは、ちょっと許されなかったのではないか。

また、その一方、こうした錬金術経営は、いつしか破綻する可能性が、
もともとあったわけで、そのときを待てば、今よりも、もっとすさまじい形で、
社会的に大きな被害をこうむることになったのかもしれない。

それは、ライブドアのM&Aは、簡単に言えばインチキの種のようなもので、
さらにかれらが「標的に手ごろ」と思う企業だって、無限ではないわけだから………。

                ※※

いま、時間がずれてしまったが、録画で、ライブドア事件をテーマにした、
NHK、今日放送のクローズアップ現代、その1を見た。
その中で、ライブドアを辞めた元役員の証言があり、
次のひと言が、耳に響いた……。

ニッポン放送株をめぐっての攻防が終わり、
フジテレビに440億円を出資させ、ライブドアに資本参加させたあとで、
宮内亮治前取締役が、その元役員に言ったのだという。

「私の横に来て、いつものように横柄な態度で、
(フジテレビを)カツアゲしたよ…、ま、こんなもんでしょ、と、
(宮内は)そう言っていました」

                ※※

もう何度も書いているし、もはや周知の事実となったが、
宮内氏は堀江氏の片腕、ナンバー2であって、ライブドアの、
実務を仕切っていたともされる人物。

その人物がニッポン放送、フジテレビと和解に至り、
フジのラ社への資本参加という、大金をせしめた成果を、
カ・ツ・ア・ゲ、と言った。

やりたい放題、だったのだ。

                ※※

ライブドアをかくも成長させた錬金術のからくりについては、
もう、洪水のように情報が出ているので、くわしく書かないが、
要するに、でっち上げの情報を流したり、法の盲点をつくやり方、さらには
違法行為を巧妙に隠すやり方、そして常識外の株式分割などをで、
自社の株価を自由自在に吊り上げていった。

そして自社の新株を、好きなだけ、まるでお札の輪転機でも手にしているように、
じゃんじゃん刷り増しして、社会に垂れ流し、それを換金、還流させた。

ほんとうの偽札づくり、すなわ通貨偽造・行使罪であれば、
最高刑は無期懲役というほどの重罪なのだ――。
殺人や内乱首謀、内乱謀議参与、外患誘致、外患援助、放火、
電汽車転覆、船舶転覆などと、ほぼ同じ重罪、なのだ。

・法庫→「刑法第2編・罪、第16章・通貨偽造の罪」
>(通貨偽造及び行使等)第148条 行使の目的で、通用する貨幣、紙幣又は銀行券を
>偽造し、又は変造した者は、無期又は3年以上の懲役に処する。


・当ブログ→ニセ札事件と国家の「主権」について、ふと思い出したこと。(05年02月08日)

しかし、彼らはアタマが良いらしく、直接的に偽札を作ったのではなく、
いったん、株券と言う印刷物で発行した。――それをお金に換えた。

                ※※

やはり、これ以上、彼らを野放しにすることなど、できなかった。

東京地検特捜部の捜査は昨年秋に始まっていたらしいが、
東京地検が内部通報者と信じ、密かに事情聴取を行った人物が、
そのことを会社側にも伝えていたのだという。

だから、タイミングの問題はあるが、
必ずしも強制捜査が及んだこと自体は、寝耳に水とも言えなかった。
会社側は“内部通報者”から事情聴取について告白を受け、
その時点から、メールの消去なども行った、と特捜部はみているようだ。

そして、こうした地検の動きを知ってと思われるが、
宮内前取締役は「来るなら来い!」と豪語していたとも。
・毎日→<ライブドア>関係者から詳細資料 堀江社長追い詰める(1月24日5時42分)
・ZAKZAK→堀江支えた3容疑者…宮内「捜査来るなら来い!!」 (1月24日)

捜査を進めていた東京地検は、ライブドア側に気付かれ、
証拠が隠滅されてしまうことを恐れて、むしろじりじりしていたのだろう。
そして、実務を執り仕切っていた宮内前取締役が海外出張に出かけた、
その日、1月16日を狙って、強制捜査に踏み切った。

東京地検特捜部は堀江前社長よりも、実質においての“主犯”……、
宮内前取締役の動きを注視し、不在、留守を衝き、急襲した。

16日、テレビカメラは六本木ヒルズに集中したが、当然……、
ライブドアのサーバーが置かれている新宿のビルも家宅捜索が行われ、
削除されたものもあったが、10万件とも報道されている、
メールのデータが押収された。

                ※※

上記紹介の毎日の記事のなかで、気になったのは、
端緒となった情報をもたらした、とされた「マスコミ」。また、
どうしてもひっかかるのは、「内部通報者」は誰か……、ということ。

「マスコミ」については、いろいろ考えてしまう。……が、敢えて書かない。
「内部通報者」も、意外な人物ではないか、と考えてしまったが、想像の範囲。
よって、書けない。……が、非常に気になる。

                ※※

ライブドア事件の全容がわかるのは、これから。しかし、少なくとも、
50年先くらいまでは、たぶん、きっと、確実に語り継がれる事件となりそうだ。


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・01月 22日/ライブドア、会社喰いの手口……、買収された会社の元役員が話した!
・01月 23日/堀江氏、ついに逮捕、絶体絶命!――砂上の楼閣、崩壊に向うのか?

1月23日UP、「堀江氏、ついに逮捕、絶体絶命!――砂上の楼閣、崩壊に向うのか?」
エントリーに対して、当ブログとしては、信じられないことに99件のトラックバックを
いただきました。ちょっとびっくりしました。たぶん、こんなこと、この先、もう、ないでしょう。
感謝したいと思います。(TB件数は25日22時40分現在)

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by yodaway2 | 2006-01-25 22:42 | 社会の問題、世相さまざま
無人ヘリ不正輸出。――中国、ヤマハの技術盗用し、独自開発!<`ヘ´>
昨日の、ヤマハ発動機による対中国、無人ヘリの不正輸出について、続報。
毎日に次の記事あり。――ヤマハの技術土台に、中国が無人ヘリを独自開発、と。
・毎日→<ヤマハ発動機>不正輸出のヘリ基に、中国が無人ヘリを開発
[ 01月24日 19時04分 ]

                ※※

昨日のエントリー、「ヤマハ、中国に無人ヘリを不正輸出、のニュース。強制捜査に」にて、
>しかし、1機輸出されれば、技術がコピーされるとの心配を、せざるを得ない。
>それは確かなことだと思われる。
……と記述。しかし、それは、もはや心配、ではなく、すでに現実になってしまっていた。

開発の事実は、中国国営の新華社通信(電子版)が02年5月付で報じており、
「科学研究や映像、軍事上で高い価値がある」との評価も与えていた。

                ※※

記事を読み、だから言わんこっちゃない!!――と、
思わずにはいられなかった。

捜査当局に厳正なる捜査を望まざるを得ない。
司法当局にも、厳しい判断を望まざるを得ない。

誰でも知っている、一流と言われる企業が、こんな怪しげな、
そして馬鹿げた、さらには危険な行為をしでかした。

                ※※

ヤマハ発動機はきちんと、説明せよ!<`ヘ´>


                ※※
<追記、24日23:07>
不安のある情報、技術は、厳格に管理されて当然。
それが、無用の争いを未然に防ぐ道というもの。
情報こそが、国家国民の死生を分かつ――と言っても過言ではない。
実はこれらのことは、2000年前に書かれた中国の兵法書(軍事思想書)、
「孫子」の教えに通じたことでもある。


<関連エントリー>
・1月23日UP→ヤマハ、中国に無人ヘリを不正輸出、のニュース。今朝、強制捜査に。
・1月24日UP→朝鮮総連にミサイル資料流出!――ぬくぬくと安全をむさぼれない。

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by yodaway2 | 2006-01-24 20:33 | 中国と、どう付き合う
朝鮮総連にミサイル資料流出!――ぬくぬくと安全をむさぼれない。
※お時間があれば、下記関連エントリーとあわせてお読みください。
・1月23日UP→ヤマハ、中国に無人ヘリを不正輸出、のニュース。今朝、強制捜査に。

             …………※…………

マル秘扱いされている、陸上自衛隊の地対空ミサイル(SAM)の資料が、
朝鮮総連傘下の在日本朝鮮人科学技術協会(科協)に流出していた、とのニュース。
・共同→陸自資料が総連団体に流出 最新型ミサイルシステム(01月24日 12時48分)
・東京新聞→陸自資料が総連団体に流出、最新型ミサイルシステム(1月24日)

流出した資料の機密レベルは、上から3番目の「秘」。
しかし、地対空ミサイルでは最新型機種に関わるものでもあるらしい。
朝鮮総連がこうした軍事機密にまで、いまなお(――ある意味、
当然にして考えなければならないが)、スパイ活動を続けている実態が、
改めて浮かび上がった、と言えるのではないか。

このニュースを読んで、ヒヤリともしたし、ドキリともした。

                ※※

そもそも、この流出情報は、警視庁公安部が昨年10月14日、
薬事法違反の疑いで、エムジー製薬(兵庫県芦屋市)、西新井病院(足立区)、
科協(文京区)など総連関係、11箇所を家宅捜索したことによって発見された。

警視庁公安部はおそらく、流出情報の存在には、捜索後、早い段階で
気付いたはずだが、それを今のタイミングまで待って、公表したのではないか。
先に、拉致被害者の実行犯を公表したが、それと軌を一にしていると思われる。
目前に再開の迫った日朝政府間協議、そして6カ国協議をも、にらんでいるに違いない。

                ※※

それにしても、安全保障上、明確に脅威と位置づけざるを得ない北朝鮮に、
こうした軍事にかかわる情報まで、いともたやすく手に入れられて
しまいかねないというのは、いったい、どういうことなのだろう。

                ※※

ライブドアのニュースにやや隠れてしまったけれど、
昨日早朝、国内大手発動機メーカー、ヤマハ発動機に対して、
無人ヘリコプターの不正輸出の容疑で強制捜査が行われたが、
そのときも似たような感想、不安がもたげた。

昨日の無人ヘリコプターは、これまで、容疑の対象とされた機種1機と、
ほぼ同型の機種が10機ほども、中国へ向けて輸出されており、
かつ、それが人民解放軍に渡ってしまったとの続報があった。

最初、薬剤散布に使われる機種との報道に、実際に、どれほどの
危険性があるのかと疑ったが、陸上自衛隊がイラクで使用しているなど、
偵察ロボットへの転用も可能なほどの性能とも伝えられた。

また、輸出に介在した中国人ブローカー、商社も素人、民間人とは思えない。
もし、情報機関につながりでもあれば、だが、昨日の捜索は、
それらへの警告も兼ねていたに違いない。

                ※※

日本人は、ぬくぬくと安全をむさぼっているけれど、
その裏側では、私たちの常識などあざ笑い、手段を選ばずに、
生き延びようとしている人々の世界がある。

とにかく昨日、今日と、無人ヘリと言い、ミサイル資料と言い、
どうも、日本、そして日本人の甘さを、思い知らされるような気分になった。


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by yodaway2 | 2006-01-24 17:42 | 北朝鮮問題、どうする
堀江氏、ついに逮捕、絶体絶命!――砂上の楼閣、崩壊に向うのか?
★追記、最新、24日16:04/昨日、逮捕され東京拘置所の人となった堀江貴文氏……。
取調べに対して、容疑を全面否認、調書への署名もかたくなに拒否しているのだという。
それは何ゆえか……、と、思いを馳せた。なりふり構わず、法廷闘争に
持ち込もうというのだろうか、プライドなのだろうか……。

・毎日→<ライブドア>堀江容疑者、署名を拒否 東京地検の調べに(01月24日 15時00分)

                ※※

★追記、23日23:15/東証がライブドア、ライブドアマーケティングの株について、
明日から、上場廃止の恐れのある管理ポストに移すことを決定した――、とのニュース。
ライブドアは、想定外の株式分割を繰り返し、いまや発行済み株数、1,049,420,045株。
ラ社が世界一にするとしていた時価総額は、強制捜査前、7000億円にも膨らんでいた。
しかし……、それらがすべて、紙くずになる恐れすら、出てきた。

ニュースの映像、逮捕状を執行された堀江社長らを乗せた、東京地検のワゴン車が、
前後を何台ものパトカーにはさまれ、サイレンがけたたましく響き渡るなか、
東京拘置所に吸い込まれていった。……因果応報、有為転変、盛者必衰、
おごれる者、久しからず、とは言うものの、イキナリの急降下だ。


                ※※
<ココから本文>
速報、たったいま、19:50、ライブドア、堀江貴文社長が、
証券取引法違反の容疑で逮捕された――と、NHKがニュース速報。

16日夕に、東京地検特捜部がライブドア本社などへ強制捜査に入ってから、
わずか1週間、堀江氏側近の宮内亮治取締役らが事情聴取を受けていたが、
いま、いきなり、トップの逮捕まで事態が進んだ。

しかし、この1週間の間には、堀江氏の元側近で、
エイチ・エス証券会社副社長の男性(38)が、沖縄で、
不可解な死を遂げてしまってもいる。

                ※※

19:55、いま、画面がニュースに切り替わった。
逮捕されたのは堀江社長(33)、グループ財務責任者の宮内取締役(38)、
バリュークリックジャパン(現ライブドアマーケティング)の岡本文人社長(38)、
ライブドアファイナンスの中村長也社長(38)――の4人。
全員30代、堀江社長以外の3人は同じ38歳。

容疑は一昨年の企業買収、マネーライフへの買収にからむもの。
強制捜査以降のニュース、報道で、ライブドアがM&A、企業買収の陰で、
情報を好き勝手に操り、株価を吊り上げ、巨額のカネを手に入れてきた……。

ちょうど、容疑の企業買収が行われたころ、
堀江氏は近鉄の買収に名乗りをあげ、一躍、時代の寵児として、
まつりあげられた。……そして、仙台への新球団設立、
フジテレビ(ニッポン放送)買収、衆議院選挙への立候補――と、
次々と話題をつくり続けてきた。

昨年の流行語大賞では、“フジテレビ買収”との攻防で、
彼が口癖のように話した「想定外(内)」のコトバが選ばれた。

堀江氏はライブドアの時価総額を世界一にしたいと公言し、
事実、時価総額は、強制捜査以前だが、7000億円にまで膨らんだ。
堀江氏がいまから10年前、平成8年、東大在学中に、前
身の、ホームページ制作会社、オン・ザ・エッジを設立したときには、
資本金600万円の有限会社であったというのに。

魔法の力を用いたかのごときだった。
悪魔の力を借りたようでもあった。

                ※※

堀江氏が学生起業し、最初に、マザーズに上場したオン・ザ・エッジ。
社名のオン・ザ・エッジ……、この言葉、もともとはアタマに
リビングがついているとのことで(living on the edge)、その意味が
成句としては「賭けに出る」らしい(他のブログで読んだ。^^)。
しかし、直訳で、危なっかしい人生を生きる、崖っぷちの上に生きる、
くらいに読んだほうが伝わってくる。

堀江氏は崖っぷちの上を、ギリギリで生きてきたが、
今度という今度は、断崖絶壁から谷底に、まっさかさまに転がり始めた。

ライブドアグループ(およそ50社)も、強制捜査以降、
値がつかない状態、ストップ安が続いてきたが、崩壊は時間の問題――、
「砂上の楼閣」であるに違いない。

堀江氏が這い上がるのは、どうも、容易ではなさそうだ。
株の格言に、山高ければ谷深し、というのがある。

極めて短い時間に、駆け上がってきただけに、
彼が転がり落ちようとしている谷は、とりわけ深そうだ。

もう、こうなると……、魔法も使えなさそうだし、
悪魔だって、手の貸しようがなくなるかもしれない。

まだ、ニュースは終わっていないが、取り急ぎ、速報として、以上、アップする次第!


<当ブログ・関連エントリー>
・01月 16日/ライブドアに強制捜査!――因果応報なのか、乗り切るのか?
・01月 18日/東証、すべて売買停止に!――結局、ホリエ氏はドロボーだったのか?
・01月 19日/堀江社長の側近が自殺!――異様な空気が立ち込めてきた。
・01月 22日/ライブドア、会社喰いの手口……、買収された会社の元役員が話した!


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by yodaway2 | 2006-01-23 20:20 | 社会の問題、世相さまざま
ヤマハ、中国に無人ヘリを不正輸出、のニュース。強制捜査に。
●君子は危うきに近づかないほうが、よかった――。

<速報>JNN(TBS系)、テレビの記者が息を切らして、現場からリポートした。
「こちら静岡県、磐田市の、ヤマハ発動機本社前です。1時間ほど前から、
ふく…、福岡県警、名古屋税関などが、家宅捜索に、入りました。
捜査陣は8時20分頃に到着、30分に本社ビルに、続々と、入っていきました」
・JNN(Yahoo!)→ヤマハ発動機に家宅捜索、ヘリ不正輸出(23日09:44)
・共同→ヤマハ発動機本社を捜索 中国に無人ヘリ不正輸出か(01月23日 09時37分)
・ヤマハ発動機(株)のホームページ

                ※※

中国の軍事的脅威が増していると、政権幹部、野党党首などからの発言が
相次ぐなかで、国内、大手発動機メーカーのヤマハ発動機が、
軍事転用も可能な無人ヘリコプターを、中国に不正輸出した、というのだ。

現在、ヤマハ発動機側の記者会見が開かれているもよう。
反論、弁明も聞かなければならないが、国内の代表メーカーは、
いわば「君子」であり、君子であれば、危うきに近づかないほうがよかった。

輸出したヘリコプターは、いま現在の報道では1機らしい。
また、軍事転用と言うが、仮に転用されるとしても、どれほどの危険があるのかも、
いまの時点では、筆者には確認できなかった。

しかし、1機輸出されれば、技術がコピーされるとの心配を、せざるを得ない。
それは確かなことだと思われる。

                ※※

中国は脅威――などと、実は分かりきったことを、いまさら声高に
言いたいとは思わない。脅威と感じれば、むしろこちら側の気配を隠して、
相手の手足を封じ、うまく抑制していくことこそ、政治の場で、
最初にめざさなければならない、態度であると考えているからだ。

だが、この事件……、昨年末に報道された、上海領事館員の自殺事件から、
文脈としては続いているようにも感じられ、日中間の緊張が、
これからも緩みそうにない。

中国の人口増に歯止めがかからず、一方で9%を超える、
極めて高い経済成長が続くなかで、資源、食料、エネルギーのひっぱく迫、
環境悪化に拍車がかけられようとしている。

このまま進めば、世界は資源、食料、エネルギーを、
力ずくで奪い合う事態にならないとも、限らない。

そうした情勢のなかで、中国の影響力は増大しつつあり、
軍事力の強化が図られている。

今回の摘発が、中国側に自制を求める、
きっかけとなればよいのだが………。


                ※※
<追記、23日11:43>
今回の強制捜査は経済産業省の告発を受けてのものだった。
経済産業省は昨年末、この件で、すでに立ち入り調査も行っていた。

現在の経済産業大臣は二階俊博氏。二階氏は、対立する東シナ海の
ガス田開発について、日本側も対抗的に試掘に出る、などの措置は取らないとも
表明していた。――いわく、「日本も出て行って景気よく
試掘をやったらいいという人もいるが、私はその道は取らない」と。
・読売新聞→東シナ海ガス田問題、二階経産相「試掘の道取らない」(1月14日19時57分)

その二階氏の経産省からの告発で、今回の強制捜査が行われていることが、
また、深い意味を帯びているようにも思われてくる。
二階氏は、案外、巧者かもしれない。

                ※※
<追記、その2>
今回の摘発の動機、理由、ねらいは下記の記事のとおりかもしれない。
・毎日→<不正輸出疑惑>無人ヘリ、人民解放軍に渡った可能性も(01月23日 12時15分)

                ※※
<追記、関連エントリー>
地球の資源、食料、エネルギーの奪い合い、環境悪化について、
過去に下記のエントリーあり。お時間があれば、ぜひ、お読みください。
・当ブログ→地球環境;イースター島が警告する、人類の未来とは――?(05年06月15日)

<追記2、関連エントリー、その2>
1月24日、朝鮮総連にミサイル資料流出――のニュース。下記エントリーで。
・朝鮮総連にミサイル資料流出!――ぬくぬくと安全をむさぼれない。


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by yodaway2 | 2006-01-23 11:04 | 中国と、どう付き合う
靖国問題、ブッシュ氏の要請、はねつけた!?――総裁選は外交が軸になりそう。。
共同の配信で、次の記事――。
・共同→米要請でも靖国参拝やめず=大統領に首相明言(01月22日 02時00分)

米国、ブッシュ大統領の言いなりになること、はなはだしい、と
批判されるコイズミ首相なのだが、どうも、靖国問題では、そのブッシュ氏からの
忠告、仲介、助言もはねつけていたらしい。

すさまじい、な――と思った。コイズミ首相が。

                ※※

靖国神社の参拝について、1週間ほど前、17日に、
谷垣財務相が日本記者クラブでの会見で次のように話した。

>日本人として参らなくていいという考え方は言いにくい面がある。
>中国、韓国との関係を壊してはならないということと、どう比較考量して
>トップリーダーとしての判断をするかということになるだろう。
・毎日→<谷垣財務相>靖国参拝、首相とは一線を画す立場示す(01月17日23時17分)

谷垣財務相の発言について、端的に言えば、まあ、常識的なセンではないかと思えた。
もちろん、筆者がそう感じたのは、筆者自身の考え方に近いからであって、
異なる考え方の方からすると、常識でもなんでもないかもしれない。
が、とにかく、そう感じた。

                ※※

この問題……、何度も、このブログでも書いてきて、
まあ、穏便に、冷静に、あまりストロングスタイルにならずに、
柔よく剛を制す、の精神で行きましょう、などと書くと、
すわ、ご批判のコメントが集まってきたりもした。

谷垣氏と同じく、靖国参拝することがいけない、などと言うつもりは毛頭ない。
ただ、それを外交の場で考えた場合、どうなのか……、
この国の政治に、最終的な責任をおうはずの首相が行うとなると、どうなのか……と、
いろいろ考えてしまう、ということだけは言いたい。

                ※※

それにしても、コイズミ首相の、この固い信念は、
とうとう、何者を以ってしてもかえることはできなかった。
盟友・ブッシュ氏がコイズミ氏に、間接的ながらも翻意を促したのに、
それをも跳ねつけてしまったのだから。

任期切れ、退陣の迫る、今年の夏も、きっと参拝するだろう。
そして、あと少しの任期にもかかわらず、中国、韓国からは
お定まりの反発に見舞われるだろう。

                ※※

さて、ちょっとだけ、政局について、話を転じたい。

折りしも、コイズミ首相にとって、最後の通常国会が開会した。
そして、その舞台裏では、9月の総裁選挙に向けて、
自民党内は激しい駆け引き、探りあい、派閥間の合従連衡、
新人・無派閥議員の取り込みなどが、日夜、行われている、真っ最中に違いない。

「麻垣康三(あさがきこうぞう)」と言われる、麻生外相、谷垣財務相、
福田元官房長官、安部官房長官の4氏に、どうしたわけか、
首相の盟友であったはずの山崎拓氏までも名乗りをあげた。

最後の山崎氏は、どこまで本気かわからないが――、と言うよりも、
何か、ひとつの構図を作り出すための布石、仕掛けと読み取れるが、
もともと有力とされた4氏は、地元で墓参りをして決意をにじませたり、
訪米して人脈を強めたりなどと、動きが活発になってきた。

                ※※

コイズミ首相は年頭の会見から、自分の後継者、次期首相について、
名前こそ言わないが、実は、きわめてはっきりとした基準を打ち出している。

構造改革路線の継承は、どの人であっても異論があるはずがない。
また、国民の人気も基準に打ち出したが、それは人気のある人は歓迎するが、
人気のない人は無視する。……それだけの問題だ。

だから基準は、外交路線……、ということになる。
事実、首相も年頭の会見においても、その後においても、
外交路線の継承にこだわる発言を繰り返している。

                ※※

国民の人気は安部官房長官が有力だが、政治家というのは、
実は、国民が考えている以上にマジメなところがあって、
それは選挙に勝つことは、もちろん考えているが、
いざとなれば、己の理念、主義主張を盾に踏ん張ってしまう
特性を持っていたりする。

マスコミの印象などから、信じてもらえないかもしれないが、
間近に接すると、“意外な面”もわかったりする。

                ※※

この秋の総裁選……、首相が外交路線の継続を望めば望むほど、
それを軸に、対立の構図が決まってくるように思われる。
それも、仕掛け人がうまく動けば、2極化するかもしれない。

外交を軸に……、けっこう、それぞれの陣営が、
死力を尽くす戦いになるのではないか。

やっぱり今回も、目が離せそうにないと思われるし、
時事ネタを取り上げらるブログ、ブログ・オーナーの方々も
盛り上がるのではないかと思ったりしている。^^


                ※※
<追記、23日00:10>
なお、ブッシュ大統領がコイズミ首相に忠告なのか助言なのか、
再考を促したのは、何も日中関係、日韓関係を心配したからじゃない。
また、盟友・コイズミ首相の身を案じたからでも、もちろんない。

このまま、日中、日韓の関係がギクシャクしたまま続けば、やがて米国の
不利益、国益を損なうと考え始めているからだ。よって、米側の
日本外交に対するリクエストも、次期首相に対して継続することになる。

これが、国際政治、外交の現実であり、リアルさなのだと思われる。



※いつものように酩酊、睡魔に勝てず、誤字脱字あるかも。後ほど、校正します。^^
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by yodaway2 | 2006-01-23 00:06 | 風雲急!政局と選挙
ライブドア、会社喰いの手口……、買収された会社の元役員が話した!
★一部、加筆しました。(01.23)/一部、修正しました。(01.25)

★追記、22日13:26/朝刊に、東京地検の事情聴取を受けた、
ライブドア、宮内取締役の供述内容の記事――。次の部分が気になった。

>関係者によると、宮内取締役らはライブドアグループが関連の投資事業組合などを用い、
>株式交換による企業買収を通じて自社株を高値で売却した仕組みや
>経過などについて説明。自殺したエイチ・エス証券の野口英昭副社長(38)が
>主に仕組みを考案したとした上で『提案されるままに実行した。

>適法と思ってやった』との趣旨の主張をしているという。

記事の内容がほんとうであれば、やりきれない。死人に口なしと、責任をかぶせるのか!?
ほんとうであれば、だが、不愉快だ。――卑怯なりッ、と思う。<`ヘ´>

・記事ソース/スポニチ(通信社配信)→宮内取締役 堀江社長の関与を否定

                  ――◇◆――
(本文、ココから)
少し時間が経過してしまったが、3日前、19日のNHK、ニュース10で、
ライブドアに買収された会社で、元役員をしていた男性が、
ライブドアの企業買収の実態について、証言していた。

買収された会社の具体名はもちろん、業種、買収された時期なども
伏せられ、男性は首から下だけの映像だったが、憶測記事の多いなかで、
全体が、見逃すことのできない、極めて重要な証言と思われた。

番組のなかで、キャスターもそのように感想を話していたが、
非常になまなましい話であり、とっさに、ビデオに録画した。
いろいろバタバタしていて、今になってしまったが、資料性が高いと思われるし、
参考にしていただけるかもしれないので、取材した方々、制作した方々に
敬意を表しつつ、文字に起こしてみることにした。

ライブドアによる企業買収の典型例として、非常に重要な点にふれられており、
ひと言で言えば、堀江貴文氏、ナンバー2の宮内亮治取締役らの、
思考パターン、行動パターン、手口が浮かび上がってくる。
(※テニヲハ、音声に従う。なお、当記事の掲出はNHKにもメールで
連絡しています。いまのところ、何ら注意などは受けておりませんが、
一応、念のため、お早めにお読みください。^^)

                    ※※

その会社がライブドアと知り合ったのは3年ほど前のことで、
ライブドアの営業面を仕切る、ライブドアマーケティングの岡本文人社長に、
資金面での支援を仰いだのが始まりだった、という。

しかし、買収の話が始まると、すぐに、ライブドア本社から
宮内取締役が乗り込んできた。買収は、まぎれもなく、本社が主導したのだ。

「(岡本社長に)うちの会社を援助してください、という申し入れしたんですけど、
結局、買収以外にはあり得ない、ということと、やり方については、
こちらがわ(ライブドア側)に任せてというようなことを、いろいろ話したり……、
買収の話が始まると、すぐに宮内取締役がやってきて、わずか数回の話でした

「宮内さんは即断即決で、そうとうな権力を持ってて、それなりに
堀江さんをバックアップしている人なんだろうな、と思いました」

「『このくらいあれば、(株式を)交換できるね』――みたいな話をすぐしまして、
2回目ぐらいには、『もうこれでいきます』といったようなことを、
堀江さんに1回、電話したと記憶しています」

「怒とうのような処理の仕方というのは、たたみ込むような処理の
仕方というのは、はたから見てても、ちょっと圧倒されたという感じがします。
ともかく、もう、強引に進めているな、という印象でした」

(しかし)あまりにも、買う会社に対しての、
事業に執着しなかったことに、非常に不思議に思いました。
仕事の内容とか、お客さんですとか、営業体制ですとか、
そういったことに、ほとんど興味を示さなかった……。


当社の場合、成長はしていましたが、利益が出ているような状態じゃない中で、
ここに、何が魅力があって、まあ、引き取るんだろうと……」

                    ※※

交渉が始まって3ヶ月余り、その会社は、結局、
ライブドアからの買収に応じることになった。

しかし、その、元役員の男性はとまどいを感じていたし、
疑問が大きくなっていた……。買収は株式交換方式で行い、
取得したライブドアの株式は投資事業組合に売却するとの契約が結ばれた。

男性は、不明朗な買収の経緯に疑問をいだき、
その後、その会社を退職した。

「一気に、こういうふうにやるんだ、ということで進んだのと、
株式交換方式とか、やれ、特定組合(投資事業組合)に売るとか、
そういうところが理解できないまま、非常に悩んでおりましたね。
何か、裏があるんじゃないかと……」

ま、結局、ハメられたんだと……。いわゆる、
うちの会社(の魅力、価値)、というよりは、マネーゲームに使われたんだと。
まさしく堀江さんと宮内さんが生み出したマネーゲーム、錬金術みたいなところで、
ま、新しい企業体として成功させる動きを加速させたんじゃないかなと思いますね」

                    ※※

清水一行氏の経済小説、それもピカレスク小説の、主人公、登場人物のごときだ。
私の読んだ小説だと、「冷血集団」(光文社)が思い出される。

・楽天ダウンロード書籍→「冷血集団」(清水一行著、光文社)
>メーカーとしては中堅のタカシマ工業は、資金繰りに窮し、倒産寸前だった。
>36歳の二代目社長・高島正章は、わらをもつかむ思いで、
>〃経営コンサルタント〃志賀乙彦に援助を求める。だが、志賀グループこそ、
>天才的な〃会社喰い〃のプロを集めた〃整理屋集団〃であった。
>苛烈な企業戦争を舞台に、戦慄の経済知能犯罪を描く、
>斯界の第一人者による渾身力作!

                    ※※

ライブドアはM&A(企業の買収・合併)を繰り返し、会社を大きくしてきたとされる。
M&Aの手法、形態はさまざまあるが、しかし、それが買収であれ、合併であれ、
もともと別の“人生”を歩んできた会社がいっしょになるわけだから、
お互いを知る努力もしなければ、ときには迷いが出てあたり前。

実際に、M&Aでは多くの事例で、異なる企業文化を
いかにうまく統合できるかどうかで、成功と失敗が分かれ、
もし、それがうまくいかないと、結局は買収した側にとって負担となっていく。
でも、こんなの、あたり前の話。

ところが……、ライブドアは、およそそのようなことに、
まったく無頓着に見えたわけだけれど、それは、
最初から異文化を統合しようなどという、殊勝な考えは皆無で、
ただ単に、金儲けの道具に使いたかっただけ、と言うことが、
この男性の証言からだけでも、改めてはっきりする。

ライブドアが行ってきたM&Aとは、小説のごとく、“会社喰い”だった。

                    ※※

翌20日、やはりNHK、ニュース10。
ライブドアの元役員の男性が覆面でインタビューに応じていた。

「(堀江氏らは)大型案件を取って、ただの
マネーゲームを繰り返していた。経営じゃないです。
道徳という部分に関しては、抜けていた部分がありますね。
儲かればいい、常識外をやろう、アウトローでいい、俺たちは、と、
そんなふうに言っていました」

堀江氏は儲けを出せない社員は、とことん
追い詰めていった、とも、その元役員氏は語った。

「(堀江氏は)今日は何人切った(クビにした)、今日は何人切った、と、
豪語していましたから」

                    ※※

ライブドアのHPを開く……、会社概要、社員数、2,456名(2005年9月現在) 。
・ライブドア→会社案内・会社概要

よくテレビでも、六本木ヒルズの会社のなかが映像で紹介される。
ワンフロア、一面に机が広がり、大勢の社員がコンピュータと向かい合って、
仕事をしている……、そんなIT企業らしい光景が映し出される。

しかし、ひょっとすると、そんなの、堀江氏らにとっては、
対外的に、うちだってちゃんと仕事していますよ、という、
壮大なる芝居の仕掛け、ポーズにすぎないのかもしれない。

                    ※※

昨夜、堀江氏の元側近で、エイチ・エス証券副社長の
男性の通夜が、東京都内の斎場で行われた。

彼は沖縄で自殺した、とされるが、その死はとても不自然だった。
とにかく、死人も出てしまった。……しかも、これが、
小説ではないのだから、やはり驚く。


<当ブログ・関連エントリー>
・01月 16日/ライブドアに強制捜査!――因果応報なのか、乗り切るのか?
・01月 18日/東証、すべて売買停止に!――結局、ホリエ氏はドロボーだったのか?
・01月 19日/堀江社長の側近が自殺!――異様な空気が立ち込めてきた。

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by yodaway2 | 2006-01-22 00:42 | 社会の問題、世相さまざま