週刊!Tomorrow's Way
tomorrows.exblog.jp

テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
・→関連エントリー
・→ブロガーズ・マナー
・→ステイタス&プロフィール
◆22万アクセスを突破!記事数644本(2007.3.16現在)

★★人気Blogランキング
よろしければ、ぜひクリックを!
カテゴリはニュース全般です。

・→BlogRanking

★厳選!情報ソース
※ニュースサイト、シンクタンクなどのリンク集。すごく便利ですよ!
(Seesaaに移転しました。)
★ブログ・リンク(excite以外)
※外部の相互リンクのページです。exciteブログはこのフレーム、下の方にあります。  
★中国古典の名言
※生き抜く知恵を古典に学ぶ。
以前の記事
カテゴリ
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2005年 09月 ( 21 )   > この月の画像一覧
速報!楽天、新監督に野村氏。オーナー、正式発表。
午後6時18分、NHK、地方ニュースにて、「いま入ってきたニュースです」と報道。
夕方、楽天オーナーの三木谷氏が会見し、元ヤクルト監督、野村克也氏に、
監督就任を要請すると、正式に明らかにした。就任は確定的に。
シダックスに対しても、野村氏の退団をお願いするとのこと。

いろいろあるけれど、先を見るしかない。
選手たちもいろいろ考えているだろうけれど、
チーム自体、誕生して1年。――勝負はこれから。

気持ちを一新して、戦えばよし!

                    ※※

田尾前監督への感謝の気持ちは、前エントリーのとおり。
・→楽天、監督交替へ。「仙台時間」では、まだ遅刻じゃないのに……。

一方で、地元ファンが田尾監督の解任撤回に、署名を球団に提出したとのこと。
ニュースに心、揺れる。でも、……野村氏にしても、
監督に就任するとすれば、それは並大抵の覚悟ではないはず。

yodaway2としては、事の展開を見守りつつも、変わらず応援し続けたいと思う。
田尾前監督もファンが動揺することまで、望んでいるはずがないわけだから。

ニュースサイトよりも早く――と、とりあえずアップ。
(……とゆーか、阪神優勝にかき消され、仙台以外では、ニュースでなかったりして。^^;)


※この項、短信にて失礼。
よろしければ、今日もクリックを!→ 人気Blogランキング
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-30 18:30 | 新球団&仙台のいろいろ
楽天、監督交替へ。「仙台時間」では、まだ遅刻じゃないのに……。
●球団は初年度から黒字。
   ……でも、赤字になるくらい、なにかしてほしかった。


★28日の楽天、最終戦(対ソフトバンク)について、末尾に追記。

今季、プロ野球に参入した楽天イーグルスの監督交代について。
既定路線となりつつある、野村克也氏の新監督就任を、決して
歓迎しないわけではないが、やはり、すっきりしない。

球団オーナー、三木谷氏は、“仙台人”の気質を、
よくご存知でないのではないか……、と思ってしまった。
私、yodaway2は仙台に在住しており、地元、“仙台人”の視点から、
あえてひと言、書き留める次第。

                    ※※

“仙台人”と言っても、その言葉が一般的に通じるかどうかは、
実は疑わしい。仙台の人口はおよそ100万人だけれど、
けっこう、かなり高い割合が、他都市、他地域からの転入人口なはず。
なんでも語尾に「ちゃ」をつけてしまう、仙台弁も、日常の生活では、
あまり聞かなくなってきた。

しかし、どこの都市もそうであるように、仙台にも、
仙台ならではの気風、フンイキがあり、それが、
意識するとしないとにかかわらず、移り住んできた人々にも、
やはり伝播してしまうものだと思う。

それが、土地の“遺伝子”、というものだと思う。

                    ※※

で、それは、どんなものなのか、と言えば、
最も特徴的なのが時間の感覚。

もともと「仙台時間」という言い方があって、約束の時間に10分、15分遅れるとしても、
それで怒る、というような人はいなかった。それどころか、30分……、あるいは
それ以上遅れてしまっても、けっこう、笑って許しを請い、かつ許してしまう。

まあ、最近は、とくにビジネスではそうもいかなくなってきているけれど、
そこかしこに、寛容なところがある。つまり、お互いのルーズさに、
独特の気遣いを見せる。

また、気質としては、東北にやや共通している印象があるけれど、粘り強い。
和辻哲郎の「風土」のとおり、歴史的に厳しい冬を乗り越えてきたことと
関係すると考えられなくもない。

                    ※※

こうした気質が特徴的に現れているのが、
最下位が決まったあとでの観客動員数――。
いっこうに減らなかった、のだという。

「前売り券完売につき、当日券の販売はありません」
新聞に、この広告が、ホームグラウンドでの試合のたびに出続けた。

また、応援方法についても、周辺への配慮から、鳴り物禁止の措置がとられたが、
観客はこれに従い、独特の調和を見せた。実は楽天のホームグラウンド、
フルキャストスタジアムのまっ隣に、国立病院があり、そのことが
一番の理由なのだが、地元ファンから、文句や不平が聞こえたことはない。
これもまた、気遣いの気質だと思う。

田尾監督の采配については、いろいろ議論はあるが、
それは縁台将棋の観戦と同じような心理。
楽天の負けっぷりに、田尾監督の責任は小さくはないが、
それを責めはしない――というのが、ようするに、
仙台の、許容の気質、ではないのかと、私としては考えていた。

                    ※※

田尾監督の更迭が、地元紙、河北新報で最初に報じられたのは、9月25日。
一面、中央、黒の地紋に白抜きの文字、5段抜き、
「田尾楽天監督交代へ」との見出しだった。

>球団内では田尾監督の人気を高く買っているものの、その手腕については
>①統率力②選手起用③采配(さいはい)④選手育成――などに
>疑問を呈する意見が支配的になっている」と、記事に。

さらに、続けて次のように。
>一方、最近になりファンからも監督交代を望む声が
>球団に多く寄せられるようになった。

                    ※※

前段の、評価の基準、4点については、一般論としては、そのとおり。
むしろ、あたり前に問われることだと思う。
しかし、ならば球団は、どれほどのことをしたのだろうか、と思ってしまう。

また、楽天は球界刷新を旗印に誕生したはずだが、
セ・パの他球団の経営者は、結局のところ、改革らしい改革には手をつけず、
選手契約、ドラフト制度などでも、自分のチームの利益ばかりを優先した。
その矛盾が、ただでさえ、戦力、態勢の不十分な新チームにのしかかった。

また後段の、「交替を望む声」については、
少なくとも、仙台に住む、私、yodaway2の周りでは、そんなの、ひとつもなかった。
いったい、どこの誰が言ったんだい、というカンジ。

                    ※※

田尾監督の更迭が正式に決まった、フルキャストスタジアムの最終戦。
観客席からは「田尾、田尾、田尾」――と、コールが沸き起こった。
本来であれば、仙台人の気質としては、
さらにしばらく、がまんを続けるはずだった。

「仙台時間」であれば、今季程度の“遅刻”は、
明らかに、許容の範囲もいいところだった。


                    ※※

今朝の地元紙、河北新報、朝刊。
>プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスを運営する楽天野球団の
>新規参入1年目の決算が、5000万円以上の黒字見通しであることが27日分かった。
>チームは最下位だったが、入場料、グッズ販売収入などが
>シーズン終盤まで好調に推移した。当初は15億円の赤字を見込んでいた。
・河北新報(28日付) → 楽天球団5000万円黒字 初年度見通し

ふうん、黒字かあ……、と。
でも次に、なにかヘンだ、イヤだと思った。

逆に、赤字になるくらい、なにか、試みてほしかった。



                    ※※
<追記>
なお、勝負ごとについて、「最後に勝つ」――というのが、
自然の厳しさと戦って生き抜いてきた場所に共通の、気質と考えている。

                    ※※

<追記、29日午前>
28日に楽天、最終戦が終わった。福岡ドーム、対ソフトバンク戦、6-5で惜敗。
試合終了後、選手たちが田尾監督を胴上げ。観客席から田尾コール。ありがとう、と。
“福岡人”の方々よ、かたじけない。



よろしければ、今日もクリックを!→ 人気Blogランキング
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-28 12:49 | 新球団&仙台のいろいろ
「どうしたら買ってくれるのか」、けっこう、おもしろかった。^^
今夜(25日)、食事をしながら、NHKスペシャル、
「どうしたら買ってくれるのか~巨大スーパーの模索」を見た。
スーパー業界、第2位のイトーヨーカ堂の差別化戦略の舞台裏をルポした番組。
あまりのおもしろさに、少し時間を割き、書き留めてしまいたいと思った。
・NHKスペシャル → 「どうしたら買ってくれるのか~巨大スーパーの模索」

                    ※※

番組は最初の15分か20分は見逃した。
大宮店が格闘技の大会にあわせ、お弁当700食を
売ろうとしているあたりからだった。

チーフの社員が、調理、販売を担当するスタッフに檄を飛ばす。
「若い独身、男性がターゲットです。××、○○を
重点的に品揃えします。力をあわせて700食、売り切りましょう!」
皆、メモ帳片手に耳を傾け、持ち場に散る。
チラシを撒くスタッフ、売り場で声をからすおばさんたち――。

衣料品部門、ヘッドハンティングされた“カリスマ・バイヤー”が意識改革を仕掛ける。
全国のバイヤーを集めた会議で、商品だったシャツを掲げ、
「これを買いたい人は手をあげて?買いたくない人は?――自分たちが、
買いたくないものがどうして売れるんですかッ?」

靴の商品開発を担当する社員。
デザイン性の高い靴をつくるため、メーカーと掛け合う。
スーパーで売れる価格では難しいと、メーカーの担当者。
どこに接点を見つけるか、やり合いが続いた。

大宮店の店長――。高度成長時代、「商品は並べるだけで売れたんですよね」と。
それが不況、消費の低迷の時代に。さらに市場は成熟し、
店長は、どうしたら買ってくれるのか、と悩む。

経営幹部の会議で、イトーヨーカ堂グループの総帥、鈴木敏文氏の叱声が飛んだ。
「過去の成功体験にこだわるな、顧客を見ろ」

                    ※※

番組は巨大流通の現場を取材したもの。ただし、情報は
企業秘密にも触れるはずなので、十分に演出、コントロールされていたはず。
それはわかっている。が、登場する人々の熱気には、大いに刺激を受けた。

景気は回復基調にあり、株式もどんどん持ち直しつつある。
しかし、全体としては少子高齢化の問題が覆いかぶさり、
かつ、他国の追い上げにあい、国際競争の厳しさは増す一方――。

昨日と同じ今日であってはいけないし、今日と同じ明日であってもいけない。
時代の流れを読み、その変化に対応していくしかない。
それはいかなる産業、いかなる仕事、いかなる立場であっても同じ。
もちろん、経済だけでなく政治もまた然り。
さらに企業、組織だけでなく、個人や家族だって、また、然り。

                    ※※

ぼやぼやしていられない。
季節も変わったことだし、私も気持ちを入れ替えて、
シャンとしなくっちゃ――ネ、と思った次第。



※セリフは不正確、28日深夜に再放送があるので、後日、修正します。
よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-25 23:51 | 経済を、ちょっと考えてみる
記事、500本達成!――ブログ開設から527日。ふう。
今日は9月23日、お彼岸の中日――。
いつのまにか、朝晩、ほんとうに、ひんやりする季節になった。

今朝、飼い犬の散歩を終えて、庭のプランターに水をやろうと思った。
すると、プランターの陰に、朝顔が一輪、咲いていた。
季節はずれの咲き方……、しかも、小さな咲き方。

花の大きさときたら、4、5センチほどしかない。
ほんとうは紫色の濃い種なのだけれど、淡く、ピンクに近い色。
やっと場所を見つけて、懸命に花を開いたようだった。

a0014163_22343156.jpg










                    ※※

今朝咲いた朝顔は、ほんとうであれば、もっと早く、
他の花といっしょに、群れて咲くはずだった。

なぜか、他の花たちとは離れた場所だったし、
季節遅れで、小さな咲き方だったが、
それを私は見つけることができた。

                    ※※

実は2つ前のエントリーで、心ひそかにめざしていた、
エントリー(記事)、500本を達成した。
・→500エントリー達成の画面キャプチャ

昨年、4月14日にこのブログを開設してから、今日で1年5ヶ月、527日目。
ちなみに、管理画面によるアクセス数は120,838ヒット。(23日午後10時30分)
我ながら、よく、ここまで辛抱強く、続けることができた。

                    ※※

小さな朝顔は、私が見つけた。

このブログは、あなたに見つけていただき、
お読みいただくことができた。それを、幸せだと思う。



<追伸>

●友人がブログをはじめた!

私の、古くからの友人からメールがあった。――ブログを始めた、と。
彼とは20年来の付き合いになる。30歳になったかならないかで、起業し、
会社が15周年を迎えたとのメールも、少し前にあった。

学生時代には米国などを放浪した経歴もあり、
今でいうベンチャーで、社員教育の会社を興した。
年齢の若い頃は、自分が社長であると、お客に言えず、名刺にも、
チーフ・ディレクターなどの肩書きを使っていたが、いまや、その世界では、
ひとかどの会社として認められるまでになった。

ブログのジャンルは「お笑い」、おちゃらけ系、とのことだが、
けっこう、時事ネタをテーマにしている。
下記にアドレスを貼るので、ご用とお急ぎでなければ、ご訪問いただけると、うれしい。^^
・なんとなくシルビア栗捨てる → http://ameblo.jp/nanntonaku/


よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-23 22:40 | なぜ私はブログに書くのか
後藤田正晴氏、逝く。……カミソリと言うけれど、おちゃめな印象だった。
昨日、国会の召集、第3次コイズミ内閣発足の日に、
「政界のご意見番」と例えられた後藤田正晴氏が逝去した。
後藤田氏のことを、何か、多く知るわけでもないのだけれど、
ほんの少しだけ、書き留めておきたくなった。

                    ※※

後藤田氏は、いくつかの著作をのこし、また、けっこうな数の
関連書籍もあるはずだが、それを私は読んだことがない。

私の学生時代は、ちょうどロッキード事件の起きたあとで、
田中金脈問題が追求されているさなかでもあった。
田中角栄氏は退陣に追い込まれたあとも、「闇将軍」として、
不当に権勢を振るっているようで、それが、青年だった私には、
この国の政治をひどくゆがめているようにしか思えなかった。

後藤田氏は、もともと、田中角栄氏の懐刀(ふところがたな)として、
政界に登場した人物だった。1974年の参院選で、政敵・三木武夫氏のお膝元、
徳島県地方区に、三木派の現職がいたが、田中派から後藤田氏が送り込まれ、
現職が非公認、新人の後藤田氏が公認候補となり、田中、三木の代理戦争となった。
その後、後藤田氏は衆院に転じ、三木氏と同じ選挙区で鎬(しのぎ)を削ることになった。

いまふうに言えば、元祖「刺客」、となるわけで、それが、当時の私には、
金権腐敗の象徴であった角栄氏の手先――、と映った。

しかし、その後の、後藤田氏の政治家としての歩み、発言には重みがあった。
なのに、私は……、いつも最初の印象から抜け出せず、
長く、彼の発言に耳を傾けなかったかもしれない。

                    ※※

政界を引退しても、節目節目にする発言は、世間の耳目を集めた。
新聞にも、インタビュー記事や論壇(寄稿)のような形でしばしば登場した。
私心のない意見を述べているようで、コイズミ首相にも苦言が多かった。

内務省時代から能吏の評価が高く、「カミソリ後藤田」の異名があった。
けれど、いつも、「あのねえ……、それはねえ……、そのねえ……、
アタシはねえ……」と、もごもご語りかけてくるイメージがあり、
けっこう、おちゃめな人物だったのかもしれない。

呵呵、大笑いする表情も忘れがたい。

後藤田氏は中曽根内閣で長く官房長官をつとめており、
一見、中曽根氏のイメージに引っ張られて、多くの人から、
ハト派の論客とは思われていないのではないか。
彼は憲法改正には慎重であって、宮沢喜一氏と近い立場だった。

宮沢氏が後藤田氏の逝去をいたんだ。
「がっかりした。後藤田さんとは憲法でも安全保障の問題でも
ほとんど話さなくても考えが共通だと分かっていたから、
それだけ頼みにしていた」(サンスポ、21日付)――と。

                    ※※

何ごと、一つの方向から見ては、正しくその形をつかめない。
その点、後藤田氏は、たしかに、複眼の視点をもたらしてくれる方だった。

いまからでも遅くないかもしれない。
彼は何を言い残したかったのか……、これから少し、
後藤田サンの書き残したものも、読んでみようかと思う。

≪参考≫
・JANJAN→いま何を考えるか 戦後60年の夏~後藤田正晴氏は語る(動画)

                    ※※
<追記、23日>

●後藤田五訓――ナンバー2の、凄み

テレビで「後藤田五訓」――というのを、見た。ネットで探してみたところ、
ブログ、「研修コーディネーターの本棚」(reirei326さん)で見つけた。
「危機管理のノウハウ」シリーズの著者、佐々淳行氏の、
「わが上司 後藤田正晴」(文芸春秋)で紹介されているとのこと。

後藤田五訓――は次のとおり。

一、省益を忘れ、国益を想え。
二、悪い、本当の事実を報告せよ。
三、勇気をもって意見具申せよ。
四、自分の仕事でないという勿(なか)れ。
五、決定が下ったら従い、命令は実行せよ。

五訓は、後藤田氏が中曾根内閣、内閣官房長官のとき、
内閣官房6室制度の発足に際して、佐々淳行氏(当時、内閣安全保障室長)ら
部下に訓示したものだった。

前記、本文の「おちゃめ」な印象とは異なる、
内務省、警察官僚トップから政界に転じ、生涯をナンバー2として貫いた、
後藤田氏らしさのある、ポリシーだと思われる。


よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-22 16:54 | 風雲急!政局と選挙
総選挙のすさまじさ、首班指名でまざまざ……。(速報+α)
今日、9月21日に召集された特別国会――。
たったいま、午後2時38分、衆議院の本会議で、
午後2時50分に参議院本会議で、それぞれ内閣総理大臣の
指名選挙の開票が終わり、両院ともコイズミ首相(小泉純一郎氏)が
指名を受け、再選された。

両院とも記名投票で、いずれも20分ほどで投票が済んだ。
つい、1ヶ月前には郵政法案の採決があった議場……、
今回はどよめきも、投票時のアピールもなかった。

衆議院本会議。開票を終えて、事務総長から結果の読み上げが。
続いて、河野衆議院議長の声が響いた。
「右の結果、小泉純一郎君を、衆議院規則第18条第2項によって、
本院は、内閣総理大臣に指名することに決しました。
本日はこれにて散会します」――。
10分少々遅れて、参議院においても、同様に決した。

                    ※※

衆議院の開票結果。投票総数、479票。無効2票。
コイズミ首相(小泉首相)、340票。民主党の前原誠司氏は114票。
共産党、志位委員長、9票。社民党、福島代表、7票。
国民党、綿貫代表は6票。徳田毅氏、1票。

コイズミ首相の得票数は自民党、公明党の所属議員数より13票多く、
無効票を計算しても、堀内光雄氏、平沼赳夫氏、野田聖子氏ら、
先の国会で郵政民営化に反対した無所属議員からも、
10人以上がコイズミ首相に投票したことになった。

議場の端、無所属議員の列では、野田氏が、
片手で後ろ髪をかくようなしぐさをしながら、投票用紙(厚紙の札)に
かぶさるようにして、名前を書くようすもあった。
野田氏としては、無念であったに違いない。

開票の結果、コイズミ首相と前原代表の票差には、
今回の選挙結果のすさまじさが、改めて反映された。

                    ※※

参議院の開票結果。
投票総数 236票。無効票、なし。
コイズミ首相、134票、前原氏、84票、志位氏、9票、福島氏、6票、綿貫氏、3票。
参院の反乱は、一転、陰をひそめた。

まもなく組閣があり、今夕には皇居で認証式の予定。
ただし、伝えられているように、内閣は全員が再選され、
特別国会後に行われる内閣改造こそが、政局の焦点になる。

                    ※※
<追記、1>
日経によれば、郵政法案反対派で無所属の13人の議員のうち、
野呂田芳成氏をのぞく12人がコイズミ首相に投票したとのこと。
野呂田氏は国民党、綿貫代表に投票すると明言していた。

<追記、2>
第3次コイズミ内閣が今夕、発足した。17人の、全閣僚が再任されたが、
ひょっとすると、史上、もっとも“短命内閣”に終わる???
・官邸HP → 第3次小泉内閣、内閣総理大臣記者会見


※この項、短信にて失礼。
よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-21 15:10 | 風雲急!政局と選挙
6カ国協議、合意なき合意。――この先も、会議は踊り続ける?
★21:07、日朝、政府間協議再開について、末尾に追記。

昨日、決裂の可能性も取り沙汰されながら、急転、共同声明に“合意”した、
北朝鮮の核をめぐる6カ国協議について、ひと言。

結論、共同声明は合意無き合意――。
共同声明は、関係国のいずれもが、6カ国協議を、
実質的に継続させたい、との思惑のあらわれでしかない。

今回の協議で成果が得られなければ、いよいよもって、
6カ国協議が終焉しかねない事態に追い込まれそうだった。
それを、いずれの関係国も避けたいと考えた。――それだけのことだった。

したがって、11月上旬に再開の見通しとされる次回(第5回)協議に、
議題のほとんどが、実質的に先送りされた。

                    ※※

共同文書採択後に、北朝鮮の核兵器の放棄、核の平和利用、
関係国からの軽水炉提供について、北朝鮮、米国の双方が、
真っ向から反対の解釈をしている。

すなわち、北朝鮮が核の放棄は軽水炉提供の後と言えば、
米国は北朝鮮の核放棄がすべての前提と言い返す、という具合。

こうした核心部分でさえも、不一致であるのに、
「共同声明に合意」などと言うのだから、おかしくなる。

                    ※※

各国の事情は各種報道があるので、くわしく触れない。

ひと言ずつ言えば、中国はメンツ最優先、かつ、地政学上の変化を望まず、
ロシアは大国の見栄だけで、現状維持切望、そして何か金儲けをたくらんでいる、
韓国(盧武鉉政権)は北朝鮮に魂を売り渡した一方で、米国も恐い、
日本は自分が矢面に立って協議が決裂することは避けたい、
米国は北朝鮮をいまいましいと考えつつも、中国を無視できず、かつ、
手を出すだけの余裕がない、そして北朝鮮は
援助がほしいし、時間稼ぎしたい……、などなど。

                    ※※

今回の協議で、ちょっと意外だったのは、
連日、日朝の2国間協議が行われたこと。

休会前の13日間にわたった協議では、日本側は何度も要請しながら、
北朝鮮は反応らしい反応もみせず、最終日になってやっと、
中国、米国などからの口添えもあって、実現した。
時間も短かったし、北朝鮮側は、例によって例のごとく、
「本国に伝える」――との回答だったと記憶している。

ニュースを聞いていて、ほんとうに不快だった。

それが今回、7日間の協議の間に、5回も2国間協議が行われた。
具体的な内容については、それはもう、報道を通して
発表されていることだけではないはずであり、即断できない。
今度は何かありそうには、ありそうだ。

たしかに、北朝鮮へのエネルギー支援にしても食糧支援にしても、
日本抜きでは成立させ難いのが現実だろうけれど、
たかだか1ヶ月前と、手のひらが返ったような対応になっている。

これを怪しまずにはいられない。

                    ※※

今回の6カ国協議の共同声明は、協議自体を継続するためにだけ、必要な手続だった。
その意味では意義はある。が、内容はすべて先送りされている。
拉致問題については、2国間協議が実施されただけ、マイナスとは受け取れないが、
しょせん、話し合いで解決する問題なのかどうか……。

先に行って展望が開けるとも限らないが、米国は米国で、
いまのいま、動くのは難しそうだし、日本にしても、防衛システム一つをとっても、
体制が整ったとまでは言い難い。

しばらくは会議を躍らせるしかない――、ということだけが、
関係国に、ほぼ共通の認識なのではないか。


                    ※※

6カ国協議の共同声明、2度読み返したが、喜びも悲しみも生まれず。



                    ※※
≪21:07、追記≫

●日朝政府間協議、再開へ――。

昨年11月から途絶えていた日朝の政府間協議を再開することで、
日朝両国が合意した――と、今夕、町村外相が発表した、とのニュース。
再開は、昨日までの6カ国協議の間に、日朝2国間で固まっていた。
2国間協議は、上記本文のとおり、7日間にほぼ連日、5回行われた。
内容が漏れてくるのは、これからだと思われる。

拉致問題が前進するかどうかは、いまはまだ、不明。
すでに、何か、話し合っているはずだが……、それもわからない。

「拉致問題の解決なくして日朝国交正常化はあり得ない」――。
6カ国協議における日本側、首席代表、佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は、
課長時代からこの言葉を用いていたとの経歴を、どこかで読んだ。
彼は北朝鮮問題で強硬派の一人と目されているには、いる。


よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-20 15:38 | 北朝鮮問題、どうする
民主党、新執行部決まる。――体質転換、簡単じゃなさそう?
●ヤクルト、古田選手(選手会長)がかつて言った。
  「野球は戦力が均衡していないとおもしろくない」――と。
  では、政治では……?新・民主党は“戦力均衡”を取り戻せるのか?


民主党の新執行部人事について、手短に。
立て続けに“民主党ネタ”をアップしてしまい、当ブログが民主党びいきと
誤解されかねないのだけれど、気になるので仕方ない。

これまでニュースになった、新執行部の骨格は、
幹事長に元代表の鳩山由紀夫氏(はとやま・ゆきお、58歳、北海道9区、7期)、
政調会長に松本剛明氏(まつもと・たけあき、46歳、兵庫11区、3期)、
国対委員長に野田佳彦氏(のだ・よしひこ、48歳、千葉県4区、4期)。

                    ※※

代表選挙を争った菅氏には、前原代表が直接、執行部入りを要請したとのことだが、
菅氏は「一議員として精いっぱい支える」などと言い、受けなかった。
小沢一郎前副代表に対しては代表代行の就任を要請を考えているらしいが、
小沢氏とは今回の代表選挙でギクシャクしており、受けるかどうか、不透明。

                    ※※

ちょっと戻って、3役の顔ぶれについて。
鳩山由紀夫氏は、よく受けたとは思うが、それは民主党内の融和のため。
この人事、国民、有権者に対してはどうだろうか?
何か、時計の針が戻る――というよりも、
いつまでも針が動かない印象を受けてしまった。

政調会長の松本氏は、たぶん、前原氏がこの人なら、と信頼できるのだろう。
が、あまり、松本氏の名を知る人はいなさそうで、インパクトが弱い。

野田佳彦氏の国体委員長はわかるような気もする。
以前にも民主党の国体委員長をつとめており、同ポストは2度目。
とくに議席を大幅に減らした現状を直視して、今後の対与党折衝にあたる、
というシナリオなのだろうけれど、何か、考えていることがあたり前と言うのか、
公式どおりの人事にも思えてくる。

                    ※※

前原氏の、ほんとうの腹はどうだったのだろう……。
菅氏に、3役入りを持ちかけたのは、どの程度、本気だったのか?

鳩山氏が幹事長を受けたのは、“世代間闘争”を意識して、
若手を押さえるとの意図が働きもして、受けたりしていないか?

野田氏は一歩引いて、次、すなわち
ポスト前原、を狙う位置につけた、ということだろうか?

小沢氏も、いったん、いまはお手並み拝見としたものの、
前原氏など、その気になれば、○×の手をひねるようなもの、と、
陰で高をくくっていたりしないか?

                    ※※

前原氏は民主党を戦う集団に変える、と決意を示したが、
それは当然、与党に向かうエネルギーであるべきなのだが、
どうも、現状では、民主党は内向きにぶつかり合っているように見えてしまう。

選挙前、自民党内も、郵政民営化について賛成か反対かで、
党内で激しく両派が対立した。選挙でも、もちろんぶつかり合い、
挙句、民主党は「埋没」した。

自民党だって内向きの戦いを繰り広げたのだけれど、
それをコイズミ首相は「解散」という、一世一代の大バクチに打って出て、
いきなり外に向かって、そのエネルギーを放出した。

民主党も、それが出来ればいいのだけれど、
ある意味、自民党以上に手強そうな党内実力者の顔も浮かんでくる。

                    ※※

ところで、今回の代表選挙で、20人の推薦人が集まらないとして、
立候補できなかった河村たけし氏(かわむら・たけし、56歳、愛知1区、5期)――。

代表選挙の2日前に開かれた両院議員総会でマイクをにぎり、こう叫んでいた。
「規約を変えて、もっと代表選挙に出やすくしてくださいよ!
いろんな人が出て、意見を戦わせるようにしたほうがいいんじゃないですかッ!」

さらにその前の日、夜のニュース番組で、その河村氏が議員宿舎で、
同僚議員たちに電話をかけまくるようすが映った。
「河村です。……ええ、ええ、そこをなんとか、推薦人になってくれませんか」

そしてテレビカメラに、あぐらをかいた格好で。
「総理になるには、その前に民主党の代表にならんといけんからね」
(※言葉、不正確。記憶の範囲)

結局、河村氏は推薦人が集まらず、代表選挙には立候補できなかった。

民主党にはめずらしく、蛮勇の持ち主そうに見えた。
三国志で言えば、張飛のような感じがして、おもしろそうな人じゃないか――と。
しかし、執行部には入らなかった。

                    ※※

政治ではないのだけれど、昨年のプロ野球騒動のときに、
選手会長の古田敦也選手が、6チームずつの2リーグ制維持が決まったあとで、
新チームの戦力を心配した言葉が思い出される。
「戦力が均衡しないとね、野球はおもしろくありませんから」

野球と政治をいっしょにしてはお叱りをうけそうだけれど、
民主党にも戦力を充実させてもらわないと、政治の場でも、
ゲームが一方的になってはどうかとも思う。

プロ野球がそうであるように、相手が弱くとも、
プロであれば、わざと負けたりはしないのだから。

                    ※※

18日、日曜日朝の報道番組に出演した前原氏が、
国会での論戦について、「胸にドスを入れて、切った張ったの
戦いをするぐらいの気迫が必要」と言った。

国会論戦もそうだが、党の内においても外においても、
ドスをフトコロにしのばせ、ぜひ、しがらみを断ち切るよう、
戦ってほしいなどと、チラッと、今日は考えてみた。


※なんとか日付の変わらないうちにアップ!明日、校正します。^^
よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-18 23:57
民主党、前原氏の静かな発進――。いい勝負、見せてくれよ!
日曜、朝の報道番組を、飛び飛び、見ている。
途中、飼い犬に散歩をせがまれ、30分ほど中断したけれど、いまも見ている。

朝、フジテレビ系、報道2001、NHK、日曜討論で前原誠司氏を見た。
国会質問で激しくコイズミ首相に迫る姿は印象にあるものの、
民主党代表となった前原氏は、どちらかと言えば、
出力をやや絞り、押さえ気味に発進したように見える。

リーダーたる、自分をどうみせるか、難しいところだと思う。

                    ※※

前原誠司氏のホームページ……、
昨日、午後4時頃に、ひとつ前のエントリー、
「民主党代表に前原氏。小沢氏ら、影響力低下は避けられない?」
をアップした時点では、アクセスが集中したとみえ、開かなかった。

今朝、開くことができた。
「前原誠司の基本姿勢」を読んでみた。

最後、「破壊から創造のため、民主党を戦う集団に変える!」――と。

※前原誠司ホームページ → http://www.maehara21.com/
※同、基本政策 → http://www.maehara21.com/kihon.h といtml

                    ※※

今回の選挙で与党は巨大となった。
そして、リーダー、首相、コイズミも巨大にして、手強い相手。

次の解散までどのくらいの期間になるのか……、
それはいまの時点ではわからないが、
ぜひ、コイズミ自民党と、そしてポスト・コイズミ自民党と、
いい「勝負」、見せてほしいと思う。

さあ、これからサンデープロジェクトで、もう1回、マエハラさん、見るぞ!^^
(※次のエントリーに続く。)


よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-18 10:06 | 風雲急!政局と選挙
民主党代表に前原氏。小沢氏ら、影響力低下は避けられない?
【速報】今日午後に行われた、民主党の代表選挙で、
若手統一候補となった前原誠司氏(43歳)が、菅直人氏(58歳)を破り、当選した。
党所属国会議員が無記名で投票し、前原氏96票に対して、
菅氏94票、無効2票――と、票差はわずか2票だった。

                    ※※

投票が無記名であったのは、よかった。
それぞれ、気兼ねなく、投票できたのではないか。

前原氏と菅氏は、民主党内における世代間競争とも見られていた。
話し合いによる後継代表の一本化をめざした小沢一郎氏が、
前原氏に協力を申し出たが、前原氏はそれを断って出馬した。
結果として、前原氏は小沢氏の協力を得ずに、当選した。

前原氏は小沢氏の協力を断り、菅氏を破ったことで、
僅差とは言え、旧世代、党内実力者の影響力排除に、
若手の意思を示した形となった。

                    ※※

そもそも、岡田執行部が今回の衆議院選挙で迷走を続けてしまったのは、
岡田氏自身に側近と言える人材がなく、また、派閥、グループを
抱えていなかったことが、背景として考えられる。
岡田氏は小沢副代表ら党内実力者たちに振り回されすぎたし、
副代表の方が、ややもすれば、真の代表に見えたほどだった。

菅氏は一昨年、国民年金の未納問題で代表を辞任したが、
それは、菅氏からすれば「役所のミス」だった。
それで、今回、再登板をねらったが、かなわなかった。

小沢氏の影響力は、今後、低下する、たぶん。
小沢氏自身が代表選への立候補を迷ったとされるが、
時代の流れのなかでは、「旧世代」にしか映らなかった。

                    ※※

前原氏の経歴は各種報道のとおりだが、以下に手短に。
京都大学法学部卒業。高坂正堯ゼミで国際政治学を学んだ。
卒業後、松下政経塾に。京都府議を経て、平成5年の衆議院選挙で、日本新党から
初当選。民主党ではネクスト防衛庁長官をつとめており、外交、安全保障問題通。
郵政民営化については、小泉純一郎氏が、自民党の総裁になる以前に、
超党派で呼びかけた「郵政民営化研究会」に参加していた経緯がある。
※前原誠司ホームページ → http://www.maehara21.com/

よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
[PR]
by yodaway2 | 2005-09-17 16:08 | 風雲急!政局と選挙