週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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カテゴリ:社会の問題、世相さまざま( 168 )
天を仰ぐ石破大臣の絶体絶命。……漂流する福田内閣はどこへ?
イージス艦衝突事故について、その後の報道から。
結論――、事故直後から防衛省の発表は二転三転、四転、五転……。
どこからか情報が漏れ、あるいはどこからか情報に迫られ、
発表内容を変えてきた、としか受け取りようがない。

たとえば、事故当日の事情聴取について、
防衛相は海上保安庁と事前連絡を取ったとしたが、
海保は報道機関に対し、その事実確認ができないとしたため、
発表内容を翻したかのごときである。

石破大臣にせよ、増田次官にせよ、もう少し、
ましな人たちかと思っていたが、失望せざるを得ない。
また制服組のトップ、統合幕僚監部、海上幕僚監部も然り。

あきれるべきは、すでに、さんざん批判された報告遅れ、
漁船視認時刻の不透明な変更、事情聴取隠し、さらに、
前述、海保への連絡云々、聴取メモ存在否定のウソなどと数々ある。

しかし、それらを超えて問題なのが、事故直後、
全力で2人の捜索にあたるべきときに、現場海域に投入された
ヘリ4機のうち、2機を、統幕、海幕、本省、――つまりは
大臣からの事情聴取に対応するため、航海長などの
移送に使われた点ではないか。

このことも、今日になって判明した。

ある週刊誌が、イージス艦が2人の救助を十分に行わなかった、
との疑いを記事にしたが、たしかに、そのように
受け取られても、これでは仕方がない。

すべての時間ではないにせよ、事故から半日と経たないなかで、
ヘリ4機のうち2機が現場を離れたということは、人命救助に
すべてを投入すべきときに、その半分を組織内の対応に
振り向けていたとも言えるわけで、どれだけ真剣に
2人を救おうとしたのか……と、疑われても仕方ないのである。

石破大臣は22日の、社民党、辻元清美氏への国会答弁で、
「(辞任すべきとの)認識はある。情報操作が行われていれば、
大臣として責任を取るべきだ」(2月22日13時43分配信
サンケイ)と述べており、その言葉を守るべき時が来ている。

むしろ、問題は、石破氏の後任がどうなるのか……になるが、
福田首相は、国会答弁の様子を見ている限り、今回の事故をめぐる
答弁では涙ぐみ、目はうつろ、疲労困憊のてい。

いまや、誰も話題にしなくなったが、前国会最大の懸案は
テロ対策新法だったのであり、福田政権は国会がねじれたなかで、
それを乗り切っただけでも、実はへとへとになっていた。

そこに宙に浮いた年金記録問題、公約違反が勃発、途中、
薬害肝炎問題で揺れ、中国産ギョーザ事件に割り込まれ、
そして、これから先、予算案成立問題、暫定税率問題、
日銀総裁人事の問題が、最低でも待ち受けている。

そのほかもろもろあって、ぼろぼろの状態。

すでに、FNNの世論調査では、内閣支持率が3割を
割り込んだとの結果が出ており、ほかの
調査も危ぶまれる状況。

本来であれば、福田首相の立場からすれば、
防衛相の更迭は、早く決断してよかったはず。
更迭してもしなくても、支持率はどん底に向かうだろうけれど、
禍根を断ったほうが、反転の機会の訪れを、いくらか期待できる。

このままであれば、KY安倍前政権と同じく壊死する道をたどる。

防衛相を更迭し、あるいは、30日経過に伴う予算成立後、
電撃的に内閣改造を行うなどの手も、理屈では考えられるが、
政治は、リーダーの気迫が欠ければ、なに一つ形にならない。

また、石破大臣の辞任、更迭が、もはや
避けられないとしても、後任人事は、ほんとうに難しいに違いなく、
福田首相の、人事に疎すぎる面が暴かれそうでもある。

小沢民主党代表は、実はいま、内閣を攻めるのに、
十分な環境とは見ていないふしがある。それでも、
相手が迷走している以上、追い込む姿勢を取るしかない。

しかし小沢氏にも、その先の政治のイメージは
描ききれていないのではないか。

ほんとうに、奇妙な空気になってきた。


この先、政治の混乱が、“天下中乱”くらいには
発展する恐れもあり、浮かれて誰かを批判するだけの
気分には、ちょっとなれないでいる。

当ブログはテキスト中心が身上だが、今回、サンケイの
報道から写真を一枚お借りし、小加工のうえ、張り付ける。
この写真、天を仰いでいるようで、これが石破大臣の、
そして福田政権の、いまの気分ではないかと感じた。

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by yodaway2 | 2008-03-01 17:45 | 社会の問題、世相さまざま
ロス疑惑、再び。時計の針を戻す、米国司法の執念――。
数日来、テレビ、とりわけ民放のワイドショーでは、
27年前の事件、ロス疑惑の劇中人物、三浦和義元社長の、
米国司法当局による逮捕――で、もちきりになっている。

                ※※

たしか……、27年前の夏、銃撃事件の直後、
三浦元社長は病院のベッドに、ぐるぐる巻きの包帯姿で横たわり、
涙で顔をくしゃくしゃにして、頭を撃たれ意識不明の妻、
一美さんを案じる発言を、テレビカメラの前で繰り返した。

グリーンの、緑の車が近づいてきて、ぼ、ぼくらを、と、突然……などと、
たぶん、そんなふうに事件の現場を証言してみせたとも記憶している。

しかし、まもなくして、それがお芝居ではないか、
三浦元社長こそが黒幕、事件の真犯人ではないか、との
週刊誌報道があり、疑惑に火が付いた。……そして、逮捕、裁判に。

その疑惑は、日本で最高裁でまで争われたが、
立証に不十分として、2003年に無罪となった。

                ※※

それにしても、いままで、粘り強く、逮捕の機会を
待ち続けた米国の司法当局には驚嘆せざるを得ない。

米国からすれば、米国で起きたとは言え、米国市民でない、
外国人がその妻に対して危害を加え、結果、死に至らしめたとの疑惑……、
米国人による事件でもないと言うのに、なんという執念なのだろう。

比較して、私たち日本人の方が、健忘症の
傾向が強いのかもしれない。

27年前、テレビに映し出される三浦元社長の、
病院のベッドで泣きじゃくる顔に、多くの人々が、いったんは
被害者と信じ込み、次に、週刊誌の報道があって一転、
疑惑の念を募らせたが、長引く裁判に報道も少なくなり、
いつしか、話題から遠のいた。

その陰で、真の被害者、当時の妻、
一美さんは、完全に置き去りにされてしまった。

しかし、いま、日米にまたがる司法の正当性の
論議はさておき、疑惑の念は再び呼び覚まされざるを得ない。
27年前の夏の日、めそめそ泣き、無力を訴えた三浦社長の、
表情は仮面であったのではないか、――と。

                ※※

いちおう、一般論としておくけれど、
表情だけで、言葉だけで、人を信用することはできない。

続いて、一般論としたいが、
悪い人間ほど、言葉巧みであるかもしれないし、
演技に命がけであるかもしれない。


                ※※

<追記>三浦元社長の不自然さは、日本で無罪を勝ち得、
自身を報道被害者と主張しても、その後、亡くなった元妻、一美さんに
かける言葉は少なく、真犯人への怒りや逮捕への想いが
発せられないことにあったと思うのだが、、、。


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by yodaway2 | 2008-02-29 16:24 | 社会の問題、世相さまざま
平和ボケは国民なのか、自衛隊の側なのか?――イージス艦事故で考えるべきこと。
※文末に追記あり。

イージス艦事故について、その後の報道をもとに。
海上保安庁による事故調査が進むなか、
専門家の間では原因に対するだいたいの見方、方向が
固まってきたとの印象を受ける。

たとえば、下記の毎日の記事――。
・毎日→<イージス艦事故>「常識外」自動航行 悪条件重なり衝突か
[ 02月22日 12時03分 ]


見出し、「悪条件重なり……」が、今回の事故の実情なのだろう。
往々にして、この世で起こる事故、事件では、
突然の自然災害を除き、いくつかの不運が重なっておきるもの。
個人の人生においても、そう。

                ※※

今回、衝突を起こしたあたごは、イージス艦の中でも最新鋭で、
昨年3月に就航したばかり。今回、ハワイ沖での対空ミサイルの試験を終えて、
4ヶ月ぶりに帰国、母港舞鶴基地への途中、横須賀基地に寄港する直前だった。

事故がなければ、おそらく、横須賀では、大役を終えての帰還に、
賞賛を以って迎えられるはずだった。

午前4時7分……、事態は一転、、、ずしん、、、
漁船と衝突した衝撃が、艦内に、にぶく伝わった。

緊急事態、非常召集、強いサーチライトでの洋上照射、救難艇の出動、
艦橋に集まる幹部たち、本省、海上幕僚監部とのやりとり……。

衝突した漁船は二つに割れた、無残な姿を浮かび上がらせ、
生存者らしき影を見つけることができない。……焦り、おののき、動転し、
艦内には怒声が飛び交ったのではないか。

                ※※

なぜ事故が起きたのか、避けることができなかったのか……。
筆者の見方は、報道直後の記述ながら、
前のエントリーに述べたとおり。

付け加える代わりに、毎日の記事から下記の部分を引用したい。

>海保関係者は「一般的に漁場に向かう漁船は準備などで忙しく、
>乗組員の注意が行き届かなくなることもある。
>大型船の方が接近しないように気を付けるものだ」と話す。

前のエントリーに対して、自分から避けるべきなのは、
小回りの効く小さな船――とする見方をいただいたが、
筆者としては、上記の引用と同じ感想を持つ。

                ※※

あたごは、ミサイル試射という重大任務を無事に成功させた。
イージスシステムの運用なども、選ばれた隊員によって、
プロフェッショナルとして挑み、成果を挙げて帰国の途についたはずだった。

しかし、通常の、海の航行については、
およそ、プロフェッショナルとしてのレベルからは程遠い、
むごい姿をさらしてしまった。

結果として、最新鋭イージス艦の弱点をさらし、さらには、
自衛隊組織の欠陥、情報伝達における、幹部自衛官の、
通達を理解していないなどの怠慢――などなどをあからさまにしてしまった。

ちまたには、マスコミや国民が自衛隊叩きをしているとして、
国民の平和ボケを指摘する意見もあるが、
平和ボケなのは、自衛隊組織そのものではないか。

結果の結果として、イージス艦事故は、
この国の安全保障にも、危うさを招いてしまったのだ。

                ※※

沈没した清徳丸にも、不運が重なった。
仲間の船が、巨大船の影に気付き、大慌てで対処するなか、
遅れを取ったと思われる。僚船が無線で交信するなか、
清徳丸は加わってこなかったという。

清徳丸は自動操舵で運航し、乗組員の親子は
漁具の点検などで操舵室を離れていたのかもしれない。

鳴り響くエンジン音、そして波濤の響きにかき消され、
無線の交信は2人に届かなかったのだろう。

ただ、他の僚船に促されて気付いたとしても、
すぐ後ろを進んでいた船が、右、左と急舵を切って、寸前のところで
難を逃れた状況からすれば、あたご側からの対処がない以上、
先行していた清徳丸が衝突をまぬがれたとは限らない。

それほどまで、現場は切羽詰っていたのではないか。

                ※※

事故の数分前……、巨大な自衛艦の接近に気付いた清徳丸の2人、
操舵室で舵にしがみつき、おそらく父親の側が叫んだ!

右だ、右、面舵(おもかじ)に切るんだッ!
ぶつかる、ぶつかる……!馬鹿!右に決まってるんだ、
右に切るしかないんだッ、右、右だ!わああ…、うわああ……。


清徳丸は自衛艦も自分たちの船に気付いていて、
右に、面舵に切ると信じて、自分たちも右に切れば
ぶつからないと考えたに違いない。

それで、必死に右に舵を切った。

ところが、あたごは直前で、後進をかけたものの、
進行方向は変えず、あるいは変えようがなく、
結果として、清徳丸は、まさにあたごの、
進行方向のどまん前に、直角に入ってしまった。

それも、あろうことか、ちょうど船体のど真ん中……、
だるまお落としで間のコマを抜くように、左舷側から、
清徳丸の操舵室の部分がまるごとくり抜かれ、飛ばされた。

あたご側からすれば、衝突の直前、もはや、
その時に至ってしまっては、どうすることもできなかった。

                ※※

不明のお2人の、一刻もも早い発見を願いたいと思う。


<追記、23日20:41>直近の報道によれば、あたごは見張り員が清徳丸の
灯火を視認しても、衝突の危険なしと思い込んでいた。
すなわち判断ミスがあり、漫然と引継ぎを行ってしまった。

当直仕官は当直仕官でレーダーによる追跡をまったく怠り、船影特定作業も
行っていなかった。衝突直前、安全確認を決定的に怠った状態で、
当直全員の交替が行われ、交替した当直仕官、当直員たちは危険が
迫っているとは、つゆ、考えていなかった。

このようなことが、あたご乗組員からの事情聴取で
はっきりしてきたとのこと。

見張り員は、本来、人形やかかしではなく、
レーダーはアクセサリーでもおもちゃでもないはず。

このようなていたらくの末に、今回の事故が起きた。非常にむごい。


<追記、24日11:17>ネット上で目立つととらえているのだけれど、
漁船側の過失に言及しないのは片手落ち、そもそも漁船側が的確に
回避すれば今回の事故はなかった――との意見が、けっこうある。

このブログにもコメント、TBで入っている。筆者の意見はすでに
述べているとおりだが、結論として、イージス艦側の見張り員がきちんと見張り、
レーダー員がきちんとレーダーを見ていただけでも、今回の事故は防げたはず。

また、漁船側に瑕疵があったとしても、海上衝突予防法の
定めからすれば、直前の回避行動は法に則していたとしか受け取れない。
イージス艦、自衛艦だからと言って、それらの法律を守らなくて
よいとする根拠、法令は、いかに探しても見つかりそうにない。

やはり、2人乗りの漁船が沈没した――という、小さな事件ではなさそうだ。

なお、あたごの、この国の防衛、ミサイル防衛に果たすべき使命は、
今回の事故と切り離して考えるべきであり、事故原因の究明を急いだうえで、
体制が刷新され、任務に復帰するのは当然と考えてもいる。
 

※一部の記述は報道記事をもとにしての、筆者の構成による記述です。
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※資料/面舵と取り舵について(図)
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by yodaway2 | 2008-02-22 15:45 | 社会の問題、世相さまざま
イージス艦、衝突!親子2人の船、真っ二つに。――イージス艦に、いったい、何が守れるのと言うのか?
春浅い季節、夜明けを待つ房総の海――、
マグロを追う親子2人の船に、巨大な船影が覆いかぶさった。
海が揺れ、おそらく、一瞬にして船は真っ二つに。

海上自衛隊のイージス艦「あたご」が、今日午前4時過ぎ、
千葉県房総沖で、マグロ漁に出ていた漁船と衝突した。

・読売→海自イージス艦と漁船が衝突…千葉・野島崎沖
(2月19日7時28分配信)


                ※※

衝突事故を起こした「あたご」は
日本の保有するイージス艦のうち5隻目。

イージス艦は周知のとおり、ミサイル迎撃に最新鋭のシステムを誇り、
世界最高の捕捉、攻撃能力を持つとされるが、今回の事故では
小さな漁船をとらえることができず、漁船の乗組員2名が不明――。

「あたご」の全長は165メートル、幅21メートル、基準排水量は
7750トンで定員300人、甲板に要塞が築かれているよう。

一方、漁船は千葉県勝浦市の新勝浦市漁協に所属する「清徳丸」で、
全長12メートル、7.3トン、乗組員2名はマグロ漁をする親子だった。

漁船はイージス艦に比べればちっぽけな大きさ、
トン数では1000分の一。

午前8時半、NHKニュースによると、
親子2人の消息はまだわかっていない、とのこと。

                ※※

イージス艦がとらえることのできなかったのは、
音速で飛行するミサイルではない、
親子2人で漁をする、小さな漁船だった。



<追記、12:20>報告が石破防衛大臣に届くまでに
90分を要したとのこと、2度驚く。とんでもないこと。


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by yodaway2 | 2008-02-19 08:47 | 社会の問題、世相さまざま
沖縄、女子中学生暴行事件…、沖縄の人々の、心の怒りを恐れよ。
沖縄県で起きた、米海兵隊員による女子中学生への暴行事件について――。

・毎日→<女子中学生暴行>またも米兵事件…沖縄に抗議の声渦巻く
[ 02月12日 11時23分 ]


不幸中の幸いと表現するには気後れしすぎるが、
沖縄県警によって逮捕できたのは、容疑者を取調べするにも、
また、事件の再発防止を図るうえでも、不利ではない。

                ※※

これが、もし、容疑者の男が基地内に逃げ込みでもした後となり、
米軍によって拘束されたとしたら、日米地位協定によって、
男は、日本側が起訴するまで、日本へは引き渡されないことになる。

そうなっては、男の取調べもできず、起訴しようにも、
かなりの障害が生じてしまう。

今回は、最初、女子中学生が男に誘われた現場で友人といっしょだったこと、
携帯電話で、男の隙をみて連絡が取れたこと、友人とその家族らが
沖縄県警に通報し、県警もすぐに動き出したこと、
保護された女子中学生が男の車の特徴などを覚えていて、
時間をおかずに容疑者の割り出しに成功したこと……などにより、
女子中学生は被害に遭ったが、間一髪、身柄を日本側で拘束できた。

・外務省→日米地位協定

・ウィキペディア(Wikipedia)→日米地位協定(検索エンジンから移動を)
>第17条3により、米軍基地内における犯罪や米軍関係者間の犯罪は
>アメリカが優先的な裁判権を持つ。また、第17条5(C)により、
>日本で裁判を受けるべき被疑者であっても、アメリカが先に
>その身柄を拘束した場合、身柄が引き渡されるのは検察により
>起訴がなされた後である。このため、起訴までの間に充分な捜査ができない。
>更には重罪にも拘らず身内の行為として不当に寛大な処分がされる恐れさえある。


                ※※

この事件について、政府はどの段階で情報を得ていたのだろうか。

沖縄県では95年にも海兵隊員が小学生女児3人に対する暴行事件を
起こしており、このとき、県民の怒りは頂点に達し、大規模な
抗議集会(県民総決起大会)が開かれ、基地の
整理・縮小を求める運動に発展、翌96年の
普天間飛行場の返還合意につながった経緯がある。

情報が届いた瞬間、このときのことが頭をよぎったはず。

基地問題では、先ごろ、岩国市の市長選挙で、危ういところ、
米空母艦載機の移転容認派の市長(前衆議院議員)が
当選したばかりであるし、だいいち、沖縄県のなかで滑走路延長、
基地移転、基地再編などの問題が積み重なっており、
微妙でありするぎる情勢――、だからこそ、今回の事件で、
政府は情報入手後、極めてランクの高い危機管理の態勢を取った。

関係閣僚会議が開かれ、首相自身が国会で遺憾の意を表明、
官房長官が会見、外務省、防衛省それぞれに事件の抗議を行い、
再発防止を要請、一方、米国国務省報道官も時を置かずに
遺憾の意を表明……と、対応の足跡をたどることができる。

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※図/内閣府 沖縄総合事務局>内閣府「沖縄の振興」より

沖縄県は総面積2,275.28km2、国土面積の
約0.6%を占めるに過ぎないが、そこに、在日米軍基地の、
実に78%が集中している。(面積費、共用の横須賀基地を含まず。)

施設の数は37あり、第2位の北海道、18施設、
第3位の神奈川県、15施設よりも、大きく勝っている。

地図を広げてみる。……地図のなかでは、沖縄県は
小さな点の集まりにも見えてしまうが、中国本土の出入り口となる
黄海を前方にし、朝鮮半島と台湾とに、ほぼ等距離の位置にある。

さらに、日中間で領土問題となっている尖閣諸島があり、
ガス田開発で対立する東シナ海の縁(ふち)をふさぐように位置する。

軍事技術の発達は著しく、それゆえ、基地再編なども進められているが、
こうして地図を広げてみると、軍事力の役割を国家的な野心の
「抑制」に置くとすれば、沖縄の地政学的重要性は減じていないのだ。

                ※※

沖縄県はつねに、微妙な心理にある。語弊をかえりみず話せば、
沖縄県の人々にがまんしていただいているからこそ、
現実の問題として、日米の同盟関係が維持できており、
この国、日本の安全保障もなんとか成り立っている。

もちろん、反面では、米国の対アジア戦略も成り立っている。

そこで、人々の心を痛めたり、不安を募らせる事件、事故など、
起きてほしくないし、防げるものは防ぐのがあたり前。

どこまで、政府が踏み込むかわからないが、
諸事、弱気にも見える福田内閣へ……、このような事件、
どうか、米国政府、米軍には、気合を入れてお立ち向かいくださるように。


※沖縄県関係、当ブログ・過去のエントリーから。
ただし、今回の件とは異なるテーマです。
        ↓
・沖縄、6月23日が終戦の日。――ひめゆり部隊の悲劇。
(2005年 06月 23日)

>とくに下をうつむきたい気持ちになったのは、
>犠牲になった(ひめゆり部隊の)女学生たちの、動員前の学園生活の写真だった。
>笑顔が並び、肩を組み、歌い、はしゃいでいるようす。
>いまの時代となんら変わらない、夢や希望、明るさに満ちているふうだった。
>その彼女たちが、あっという間に戦争に呑み込まれてしまった。

※お時間があれば、ぜひ、お読みいただければと思います。

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by yodaway2 | 2008-02-12 14:22 | 社会の問題、世相さまざま
前時津風親方、逮捕に。――転落の運命、あわれ。
7日午後6時6分、NHKニュースの途中で、大相撲、時津風部屋の
前親方について、17歳の力士死亡事件で、愛知県警が
傷害致死の疑いで逮捕状を取った――と、速報。
(※追記=7日20:30頃、逮捕の続報あり。)

この事件をきっかけに、大相撲の閉鎖的で、
古い体質が問われており、ひとつの部屋に留まらず、
大相撲全体を揺るがしている。

力士は何度か部屋を抜け出した過去があり、
事件の日の前日も、巡業先の宿舎でそれを繰り返した。
彼は部屋のすべてに耐えることができなくなっていた。

が、その日もまた、兄弟子たちに連れ戻されてしまう。
夜、前親方が食事をしながらビール瓶で、頭をごつんとぶった。
酔ってもいた、怒ってもいた。

「なんだッ、その面(ツラ)はッ。俺も、長いこと、
角界でやってきたが、おまえのような根性なし、初めてだッ!」

その後、兄弟子たちの「かわいがり」が続いた。

あくる日の稽古では、通常、5分ほどで切り上げるぶつかり稽古を
30分以上にもわたって続け、意識を失うことに。

水をかけたり、風呂に入れたりしたが、蘇生しなかった。

おそらく、前親方も弟子たちも動転したに違いない。
経過としては、事件を隠すような行動に出てしまい、
さらに、遺族からの追求にも言い逃れを図ろうとした。

人間としての弱さゆえ、と思う。

一方で、そのときの愛知県警も、対応が甘く、
事態を正確に把握せず、事件性を見過ごした。

この事件が明るみに出たのは、ご遺族が声をあげたから。
そして、それにマスコミが飛びついたから。

しかし……、実は、逮捕されることになった前の時津風親方は、
角界では弟子思いの、温厚な人柄として知られていた。
自身が苦労人であり、先代親方からも、その人柄を見込まれて、
名門とうたわれる時津部屋の後継者に指名されたのだという。

進んで過ちを犯そうとしたのではなかったのではないか。
少なくとも、弟子が死亡するなどとは想像もしなかったのではないか。
自分も、そのくらいのしごき、若いころは受けたものだと、高をくくったのではないか。

「かわいがり」「しごき」の度が過ぎたのは明らか。
それどころか、前親方は兄弟子たちの暴走を止めることもなく、
むしろそれを促したかもしれず、さらに、死亡したその日の稽古でも、
目の前で、無理な稽古を延々と続けさせた。

前親方は責任を免れ得ない。

けれども、何か、他の凶悪な事件とはちょっと異なり、
どこかに悲しさがあり、愚かしさがあり、どこかで手を止めていれば、
このような結果を招かずに済んだように思われてならない。

運命の落とし穴に転げ落ち、前親方も
すべてを失うことになった。……哀(あわ)れ、と思う。

もっとも、それでも、亡くなった17歳の命は戻らない。
文末ながら、亡くなった力士のご冥福を祈りたい。



※急いで書きましたので、資料を確認していません。
誤謬、誤植があるかもしれません。ご容赦を。

※追記/続報で伝えられる暴行の実情、実態……、凄惨。
前親方は、その咎を受けるしかない。ただ、一方で、メディアの
善玉、悪玉の単純分割法には、引っかかりを感じる。


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by yodaway2 | 2008-02-07 18:32 | 社会の問題、世相さまざま
赤福、再開!老舗再生の希望が照らすものは何か?
相次いだ、食品偽装事件のなかでも、とりわけ驚いた赤福餅――、
それが今朝から、販売が再開された。

・共同→赤福が4カ月ぶり営業再開 本店に徹夜組など長い行列
[ 02月06日 09時54分 ]


午前5時、夜明け前、ぴんと凍りついた空気が、
詰め掛けた客たちにもまれ、そして報道陣のライトに照らされ、
ぱっと融けるようだった。

店の板戸を男性の店員たちが一斉に引き上げ、
その前に社長が立ち、少し、うわずった声であいさつした。

「たいへんながらくご不自由をおかけしました。
ただいまより、赤福本店、再開させていただきます」

集まった客たちを熱心なファン…と、どこかの記事に書いてあった。
映像でみると、もう、それは群集にも近い。
社長のあいさつに呼応するように、「ばんざーい」の声まで挙がった。
買った赤福餅の箱を両手でつきあげ、小躍りする人もいた。

                ※※

創業301年の老舗。江戸時代から続くその味も、
守り抜くのに困難な時代があった。終戦が近づくなかで、
食料、物資が不足し、国家統制が強まった、そのために、
さすがの赤福でも、原料の米や小豆、砂糖が思い通りに
手に入らない事態となった。

闇市に行けば、手に入らないでもなかったが、
それでは赤福の、もともとの味と違ってしまう――、
ときの当主、濱田ます(現社長の祖母)は、そう考え、
再び納得のできる材料が手に入るまでとして、店を閉じる決断をした。

物資が枯渇していたのだから、たとえ味が落ちようとも、
人々に言い訳ができそうなものだったが、
赤福は、そうはしなかった。

店の休業は5年にも及んだ。

しかし、人々は赤福の味を忘れず、再びのれんがかかったときに、
歓呼の声でそれを迎え、もとのように長い列をつくった。

かつて、赤福はたしかに、混濁の世に抗(あらが)った。

                ※※

赤福の偽装が発覚し、営業停止の処分が下されたのは、昨年10月。
それから4ヶ月……、赤福は今日未明、営業を再開した。

短い時間に再開できたのは、それでも赤福であれば、
店の信用を取り戻すのに、全身全霊を尽くしてくれるに違いないと、
人々が信じたからこそ。赤福は徳を積んできた店だと、人々が慕ったからこそ。

赤福の堕落は、ある意味、濁世に流された結果だった。
それが、赤福ほどの企業でも起きた。

事件で赤福の名は地にまみれたが、それでも、
人々の赤福餅への愛着は消えなかった。

                ※※

株式会社赤福は三重県伊勢市の、ひとつの企業。

一企業の話ではあるけれど、私たちがその再生を確認できるとすれば、
ちょっとおおげさかもしれないが、この国のそこかしこにも、
まだ幸せを取り戻すチャンスが、のこされているのではないかと、
そんなふうにも、感じた。


                ◆◇

<追記>同社が足を踏みはずしたのには、すでに指摘されているとおり、
過度な成長志向、拡大路線が背景となったのは否定できない。
同社は良質なミッションを有していたはずだが、企業規模が
大きくなるにつれて形骸化した。

今後の信頼回復は、実は本文に書いたほど、簡単でないかもしれない。
また、企業としての体力は残っているかもしれないが、大規模な工場設備、
再開していない営業店、縮小による余剰人員などをどうするか等、課題は山積。
同属経営による閉鎖的体質への批判もある。

けっこうきつい道のりになると思われる。
社長は若く、可能性のある人物。奮闘を祈りたい。


※お時間があれば、あせてお読みください。企業の危機管理について、です。
・当ブログ→三菱自事件とタイレノール事件(2004年 06月 12日)



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by yodaway2 | 2008-02-06 11:56 | 社会の問題、世相さまざま
中国製ギョーザ、パッケージに穴が開いていた?――では、毒物はどこで混入したのか??
一昨日から情報の洪水となっている、中国産冷凍ギョーザの
食中毒事件で、いま、ニュースサイトを開いたところ、
兵庫県警が問題のギョーザのパッケージに、小さな穴が
開いていたことを発見した――との記事。ちょっと、見過ごせないと感じた。

(02月01日 13時27分の記事)
・毎日→ <中国製ギョーザ>パッケージに穴…兵庫の中毒
>兵庫県高砂市で1月、中国製冷凍ギョーザを食べた親子3人が中毒になった事件で、
ギョーザのパッケージに小さな穴があいていたことが兵庫県警の調べで分かった。
>捜査当局は人為的に穴があけられ有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が
>注入された可能性があるとみて、殺人未遂容疑も視野に捜査を始めた。
>県警は、中国での製造段階か国内の流通過程であけられたのかは不明としている。


当初、パッケージに穴は開いていなかったと報道されたが、
今回の記事は、真実であれば、以前の報道を覆すことになる。

(01月31日 02時25分の記事)
・毎日→<中国産ギョーザ>どこで殺虫剤混入? 中国での包装段階か
>中国産ギョーザによる中毒事件で、有機リン系殺虫剤のメタミドホスは、
>どこで混入したのか。10人の被害者が出た千葉、兵庫両県警の調べでは、
>問題のギョーザの包装紙には穴などはなかった。
商品の外側から
>注射針などを使って混入した可能性は低く、中国での生産段階で
>入ったと考えるのが自然だ。

                ※※

事件が明るみになって以来、原因は中国における、
製造、流通の過程にあると疑われているが、いまの段階では、
必ずしもそうだと、断定できないようだ。――すなわち、いまはまだ、
どこで、毒物が混入したのか、決して判明していない。

仮に、兵庫県警が発見した穴が、今回の事件に
重大な関わりがあるとしても、他でも見つからなければ、
食中毒被害の報告は、すでに全国に広がっており、
説明しにくい状況となっている。

また、その穴が、どこで開いたのか、開けられたのかも、
事件究明の大きなポイントになる。

だからいまは、捜査当局、関係機関の
原因究明を待ちつつ、消費者は自衛するしかない。

                ※※

中国産製品は、たとえば米国のペットフード事件、
おもちゃへの水銀混入塗料の使用、あるいは日本でも
土鍋に水銀が混ぜられていた事件など、ここ数年累積しており、
信用度の低い状態にある。……それゆえ、そこに何か事件が加わると、
人々の疑念に歯止めがかからず、パニックになる。

千葉、兵庫の食中毒は年末年始に発生しており、事件の
公表まで1ヶ月かかった。……そのように時間がかかったことは
批判されるべきかもしれないが、感情だけでモノを見て、
真実、真相を取り違えてしまうことは、避けなければならない。

かつての、松本サリン事件を思い出さないといけない。

                ※※

中国における製造、流通過程に原因があるのか、
それとも、日本に輸入されたあとになんらかの原因が生じたのか、
そのいずれをも疑い、調査、捜索する必要があるのではないか。

関係機関は予断を排し、気になることに蓋をせず、
原因究明を進めてほしいもの。

筆者自身も、小ブログのオーナーに過ぎないけれど、
頭を冷やして、この事件を見ていくつもりでいる。

                ◆◇

<続報>15:0UPの下記記事にて、千葉県警はギョーザの皮から
有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出していたとのこと。同県警は
包装紙から不着した可能性もあると見ている。

(02月01日 15時00分の記事)
・毎日→<中国製ギョーザ>皮から殺虫剤検出…包装に断片 千葉県警

<追記、2月3日>昨日、ギョーザの製造元、天洋食品、河北省政府が会見。
中国側が自国内で原因発生とは思いたくないのは当然。ただ、流通ルートなどから、
日本での混入も考えにくい。毒物は濃度が高く、事故で混入したのではなく、
意図的、故意に混入された疑いが強まっている流れ。中国側で混入したのか、
日本で混入したのか、解明は難航しそうな気配。


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by yodaway2 | 2008-02-01 15:51 | 社会の問題、世相さまざま
明けましておめでとうございます!
昨年はいろいろありました。
今年も、いろいろあるに違いありません。

今年も、良心(^^)とインスピレーション(^^)に従い、
ニュースをネタにブログを続けていこうと思います。

いま、私たちの目の前に起きていることに、
目を凝らし、耳を澄まし、今の時代がこれから先の時代に
どのように伝わっていくのか、それを、少しでも
書き留めてみたいと考えています。

できれば、今年中に、記事、1000本を達成できないか、とも、
小さな野心を抱いてもいます。…できるかどうか、わかりませんが。
(現在まで、726本の記事をエントリーしています。)

まずは、新年のごあいさつまで。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

週刊!Tomorrow's Way
亭主、yodaway2、敬白


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※ブログランキングですが、これまでカテゴリーを<ニュース総合>としていましたが、
どうも、そちらでは関心層に若干、ズレが生じてきたように思われ、しばらくの間、
カテゴリーを<社会・経済ニュース>に変更してみることにしました。試行ですが、
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


★2007年12月の記事一覧・42本をUP!
(1ヶ月の投稿数として過去2番目に多い月になりました。)


※恐縮ですが、更新は1月3日までお休みさせていただきます。^^
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by yodaway2 | 2008-01-01 00:07 | 社会の問題、世相さまざま
薬害肝炎、法案で合意。――やればできるじゃないか!
これこそ、政治!――ほんとうにすばらしい。
今日、薬害C型肝炎訴訟の原告団と与党のプロジェクトチームが、
救済法案の内容について合意した。

法案では国の責任と謝罪を前文に盛り込み、
被害者の病状が進行した場合の追加的な補償などに備えて
基金を創設する方針も固めた。

鈴木利広全国弁護団代表は「われわれの意見は
すべての項目について、しっかり入っている」と述べ、評価した。

・毎日→<薬害肝炎>自公が議員立法の骨子を了承 今国会中に成立へ
[ 12月28日 21時50分 ]

・毎日→<薬害肝炎>与党PTが基金創設の方針 追加補償に備え
[ 12月27日 12時02分 ]

・毎日→<薬害肝炎>与党と原告側が法案合意 責任・謝罪を前文に
[ 12月28日 11時26分 ]


                ※※

政府は経過において、国の発生責任を認めようとしなかったが、
それが与党による法案作成であるとしても、一転、すべて
原告側の主張に沿う内容とし、法案の前文に盛り込むことにした。

政府は法案の成立を受け、政府声明の形で謝罪する方針とのこと。

中途半端では、ひょっとするともやもやがのこり、
せっかくの法案も批判の対象になるに違いなかったが、
それを、思い切って、原告側の主張に沿う形にし、決着を図った。

異例と言えば異例であり、これまでの、
官僚の専横を廃したようでもあった。

                ※※

やればできるし、最初からこうすればよかったのに……。

政府は20日の時点で「一律」は認めていなかった。
それが、原告団の政府案拒否で情勢が一変、
政府は世論の厳しい批判にさらされ、
福田首相が判断を変えた。

大阪高裁による和解案を原告側が拒否した事態に、
与謝野馨前官房長が官邸を訪れ、
独自にまとめた法案の骨子を首相に見せた。

福田首相は即座に決断、その場で自民党、
谷垣政調会長に電話、法案作成を指示したのだという。
そして23日午前、祝日というのに記者が集められ、
異例の会見となった。

こうした経緯が、その後の報道で明かされた。

                ※※

窮地に立っても、それであきらめず、状況の突破に
取り組んだ、というのがよい。

法案は年明け、1月11日にも採決が見込めるとのことで、
それによって、全国で訴訟が取り下げとなり、解決に動くことになる。

ただし……、最後になったけれど、治療を受ける
被害者、患者の苦しさはこれからも続く。
いかに補償されようとも、そのことは忘れるべきでない。


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by yodaway2 | 2007-12-29 00:10 | 社会の問題、世相さまざま