週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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カテゴリ:中国と、どう付き合う( 62 )
日本人は我慢している。だから、気付いてほしい。
日中外相会談から一夜明けて、朝、出掛けにテレビをつけた。
上海、日本総領事館の映像……、敷地内に、
ほんとうに、ものすごい量のペットボトル、石、リンゴ、生卵、残飯などのゴミ、
赤、黄、黒など色とりどりのペンキ、果てはイスなどの家具――が散乱し、
窓ガラスは破損、壁も汚され、無残……としか言いようのない姿だった。

デモ隊が行進するなか、日本製の車を運転していた女性が、
群集から車体を蹴飛ばされ、ガラスを叩かれ、ヒビが入るさまに、
車のなかで恐怖に震え、号泣するさまも映像に映っていた。

女性は日本人ではなかったかもしれない。
日本車を運転していただけの中国人だったかもしれない。
日本車というだけで、群集は取り囲み、揺すり、足蹴にしていた。

結局、昨日までに、中国の10都市で反日デモが行われたとのこと――。(毎日)
もっとも規模の大きかった上海について、日本では2万人規模――と伝えられたが、
ロイター、韓国のメディアは「10万人」と報じた。
韓国KBSは深センのデモについても「3万人」としている。

                    ※※

できるだけ落ち着いて、ニュースを聞きたいと思う。
背景について、これからどうなるかについて、私なりに考えたいとも思う。

しかし、映像はウソではないように思う。
作りようが、捏造しようがないように思う。

デモの惨状をテレビで見て、感情を抑えるのに、苦しい。

上海では、日本料理店への放火まで起きている。
一歩間違えば、生命の危険にもさらされかねない状況だった。

そして、こうした混乱に、日本人が、
この先も怯えなければならないとしたら、
それを座視してよいとは、どうしても思えない。

                    ※※

昨日の外相会談において、町村外相はこらえたと理解する。
感情的にならずに、中国側に謝罪と事態収拾への決意を促したのだと思う。
しかし中国は、その場では、あべこべの態度を表明した。

それは中国なりに、政治的なねらい、事情のないことではないが、
中国政府自身、対応を誤れば、中国自体の、
深く、大きな混乱が始まるのではないか。

わからないのだろうか。

                    ※※

昨日の外相会談を、いま伝えられているだけの、
表面上の、あるいは公式発表上の内容とばかりは思わないが、
事態を改善するだけの、よい兆しまで、感じ取ることはできなかった。

隣国よ、日本人も我慢している――。
それに気付いて欲しいと思わずにはいられない。


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by yodaway2 | 2005-04-18 16:42 | 中国と、どう付き合う
外相会談、破壊行為を謝罪しない中国外相――。(速報+加筆)
日中外相会談について――。
共同のサイト、20:07のニュース速報で、
「町村信孝外相と李肇星中国外相との会談は17日夜、終了した」――と。
それで、とりあえずのエントリー。これを書いているうちに、
詳報が入れば、書き足していきたい。

北京市、釣魚台迎賓館が会場となった、
日中の外相会談は日本時間、午後6時前に始まり、約2時間で終わった。
NHKは午後7時のニュースで、「午後9時ごろまで続く見通し」と伝えていた。
報道陣に公開されたのは冒頭の部分で、双方、最初の発言まで――。

日本、町村外相。(NHKの映像、音声)
「3週間連続してですね、大使館等への破壊活動や、あるいは邦人に対する
暴力行為等がありまして、大変遺憾な状態だと思っておりまして、
大変、深く憂慮すべき常態だと受け止めております。
中国政府は、ぜひ、国際ルールにのっとって、
誠実かつ迅速に対応していただきたいと、こう考えております」

中国、李肇星外相。(NHKの字幕)
「今、大事な問題は日本政府が台湾問題、人権問題――、特に歴史問題で
中国国民の感情を傷つけていることだ。
中国で起きたデモについては、私からも話したいことがあり、
じっくり意見交換したい」。

                    ※※

NHKのサイト、日経のサイト、共同のニュース速報の記事によれば、
町村外相の発言を受けての、李肇星外相の冒頭発言では、
上記のほかに、次のような部分があった。

「これに対し李外相は『中国はこれまで、一度も日本国民に
申し訳ないことをしたことはない』と述べ、謝罪を拒否したうえで……」と。
また、「中国政府はいかなることを処理するにも法律に基づいて行う」とも述べた。

中国は外相会談においても、少なくとも公開の場では、
謝罪、補償を拒絶したことになった。

                    ※※

李肇星外相の発言中にある、日本の「人権問題」とは、いったい、何を意味するのか?
理解しかねる。――私には聞いていて(見ていて)わからなかった。

                    ※※

町村外相の発言は、このような状況にあっても、
面子(メンツ)の国、中国を立てて、柔らかな言い方だった。
しかし、中国、李肇星外相は、日本に詫びる姿を示すことなど、
やはり出来ないと見えて、突っぱねるような姿勢を取った。

13日に、「(デモの)責任はすべて日本側にある」――とした
外交部報道官の言い方と、同じ調子に近い。

                    ※※

反日デモは五・四運動に向けて、止まらないのではないか。
インターネット(反日サイト)、チェーン・メールによって、
拡大したデモの波が引くようには思えない。

当然にして、じわりじわりと、投資、貿易、中国関連株、民間人の交流などに、
影響が出るのは避けようがない。

                    ※※

デモの暴徒の襲撃を受けた日本人経営者がテレビのインタビューに答えていた。
「朝、中国国旗を買いに(店員を)走らせたんです」
お店の入り口には、大きな中国国旗が掲げられていた。

中国各地の日本企業では、看板に布をかけたり、シートで覆ったりして、
日本のメーカー名、「日本」という文字、日本語などを隠し始めているという。

また、進出企業では日本人に外出を控えるよう、みな、指示したとのことだけれど、
それが一時的な措置で済むのであればよし。しかし、そうでなければ……。

                    ※※

結論的に、「日本の企業名」を必要以上に隠したり、
日本人であることを隠したり、お店の看板から「日本」の国名、文字を覆ったり……、
そんなにしてまで、中国で経済活動を続けなければならないのだろうか。

中国で、生活権をかけて経済活動をしている方々の立場は痛いほどわかる。
また、日本の対中貿易が米国を抜いて輸出入第1位になっていることも承知している。
にもかかわらず、いまは、そんなにしてまでして、――つまり国名を隠してまで、
中国と取り引きしたり進出したりしなくともよいのではないかと、
ふと、そんなふうにも考えたくなってしまった。

メンツだかなんだか知らないけれど、
謝罪すべきは謝罪してもらわないと、こっちから願い下げだね。
(ちょっと、キツイ書き方になったかナ?)


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by yodaway2 | 2005-04-17 21:24 | 中国と、どう付き合う
「ソフトな戦争」が始まっている?―上海の反日デモ、20,000人に。
≪追記≫
共同、16日17:14の記事。中国・上海の反日デモの参加者数は
延べ約2万人に達したもよう――とのこと。
日本総領事館では石やペットボトルなどが投げられ、窓ガラス10数枚が破損、
ペンキで外壁などが汚された。日系店舗も10軒が壊されるなど、
9日に起きた北京の反日デモを上回る、最大規模の被害となった――と。

砲火なき戦争――、ではないか。
どちらも傷を負いかねない。

明日行われるマチムラ外相、中国・李肇星外相の会談で、
日本と中国、双方の「知恵」が交わされると、いい。

・共同→上海反日デモが最大被害 2万人、窓ガラス割る
(※速報と追記の順序を逆にしてあります。以下、速報。)

------------------------------※------------------------------

≪速報/14:32UP≫
午後4時ごろ、何気なくテレビをつけたところ、NHK、BS-1でニュース。
上海の反日デモのようすが伝えられていた。
1万人規模に膨れ上がった――とのこと。
日本で言えば、ちょうどメーデーのような雰囲気で、
かつ、野次馬を巻き込み、行進の列が続いているよう……。

                    ※※

●警察はほんとうに防ごうとしたのだろうか……。

またも、日本総領事館に向かってペットボトルを投げつける人々の姿も映った。
NHKの現地特派員は電話で、「警察は制止しているんでしょうか」の問いに、
「ええ、制止する様子は見られたと思います」と。歯切れはよくなかった。

実際はどうなのか……。
警察官は日本総領事館の前をふさいでいたが、
しかし、人々は、少しの”勇気”を奮えば、自由に、何かモノを
投げることができているように見えた。
誰かがモノを投げるたびに、歓声の湧くようすがわかった。

人々の表情は嬉嬉としており、
デモをうれしがっているようにも見えた。

日本総領事館の壁、窓にはペットボトルだけではなく、
石、ペンキ、生卵なども投げつけられ、赤や黄色、黒に汚れていた。

日経、14:06の記事によれば、窓ガラスも破損しているとのこと。
以下のように伝えていて、NHKとニュアンスが、やや違う。
>上海の日本総領事館への投石は16日正午を過ぎても続いている。
>投石の回数は時間がたつごとに増えていき、ガラスが次々と破損した。
>領事館の周囲にいる警察は一切、投石行為を制止していない。

さらに各紙、新しい記事では、天津市、浙江省杭州市でも
反日デモが起きたことを伝えている。

中国政府は反日デモに対して規制の動きを見せていたが、
結局は止まらなかった。……ひどい状況に思える。

                    ※※

●反日デモ、韓国と中国の違い……。

中国よりも先に、韓国においても反日デモが起きたけれど、
政治的な意図は中国と、やや異なるように思われる。

韓国の反日デモは、「竹島の日」と「教科書問題」がきっかけにはなったけれど、
その背景には、やはり、盧武鉉政権が強硬な対日姿勢を打ち出すことによって、
求心力を回復しようとの思惑を潜めたとの見方がある。
そのフシは、たしかにうかがえるし、韓国内の識者からも
そうした意見は発表されている。
(――その識者は韓国における政治学の泰斗であったが、
すべての公職から追われることになった。)

しかし、中国はもっと積極的に、国家戦略として、
日本を抑制しようと、今回の反日デモを容認したような気がする。
それがうまくいくかどうかは、もちろん、全く別の問題ではあるけれど。

                    ※※

●中国の、デモの背後に潜む意図……。

中国の反日デモは、時間こそ歴史教科書の検定と重なるが、
そもそも今回の教科書検定に対しては、中国政府の反応は遅く、
反発の内容としても、「恒例」のレベルのようだった。

だから……、今回のデモは、教科書問題とは別のところにある、
政治的な意図を背景とする「仕掛け」と、疑ってしまうのも止むを得ない。

国連常任理事国入り阻止――をねらって
仕掛けられたのではないかと、考えざるを得ない。

ゆえに中国政府こそが、反日デモの黒幕ではないか……と。

                    ※※

●反日デモは諸刃の剣。振るえば、自分にも向かう……。

もっとも、これまでも書いてきたことだけれど、
また、ブログを含めほうぼうで指摘のあることだけれど、
こうした反日デモは、中国政府への不満に転じる恐れはある。

つまりも諸刃の剣……。だから、
中国政府としても野放しにできるかと言えば、
それはできないだろう。

                    ※※

●北京オリンピックを控え、強権は発動できっこない。ゆえに……。

そう考えてもこのデモが、すぐに沈静化するとは考えにくい。
いったん火がついたとなると、人口が多く、経済格差や官僚の腐敗など、
人々の不満が隠れているだけに、ごちゃまぜの常態になって、
引きずるのではないか……。

否、国連改革問題について、いま少し迷走しかかっているが、
これが規定の路線に戻っていくとすると、反日デモは収まりようがなくなる。
やはり過少に見ることができなくなった。

一方、オリンピック、万博を控える中国にあって、
間違っても、天安門事件のごとく強権発動はできない。
それだけに、これから先は規制に苦しむことになるだろう。

                    ※※

●日本にも打撃。中国には、もっと打撃……。

日本からの、中国旅行にキャンセルが相次いでいるとのこと。
就学旅行なども取りやめになったりしている。

経済投資や企業進出については、契約の内容、段階によってだが、
そう簡単には舵がきれない。また、市場としての中国を、
世界と争っている図式も、すぐには変化させられない。

が、新規の計画については様子見、もしくはリスクありと判断され、
企業によっては、中止を決断するものも出てくるに違いない。
そうなれば、日本にとっても痛手だけれど、
中国にとってこそ、打撃になる。

                    ※※

●砲火なき戦争……、火は消せるのだろうか。

今回の反日デモが、中国政府によって容認されたものであれば、
それは中国政府の発動した、日本を抑制するための
「作戦」と言い換えることができる。

反日デモの発火ぶりは、たとえばミサイル、戦闘機の出動する戦争、
つまり「ハードな戦争」ではないけれど、戦争に近い心理状態に
転がっていくことだってあり得る。

否、すでにもう、砲火なき、「ソフトな戦争」――が、
始まっているのかもしれない。


早とちりだろうか。


でも、火は――、
早く消せるなら、消した方がいいに決まっている。


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by yodaway2 | 2005-04-16 16:32 | 中国と、どう付き合う
歴史問題と反日デモ。英・経済紙のコラムに、なるほど!
お昼を食べながら、片手でPCをカチカチ……。
韓国紙・朝鮮日報のサイトに、今回の中国、韓国の反日デモについて、
英国・ファイナンシャルタイムズ(FT)のコラムを紹介する記事あり。
サイトの記事は15日付、ソースのコラムは14日付。

日本専門家で米ニューヨーク・バードカレッジ教授のイアン・ブルマ氏が執筆。
朝鮮日報の見出しは、
「米教授;韓中の反日デモ、自国の失敗から目をそらす目的」。
・→http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/
2005/04/15/20050415000005.html


元のファイナンシャルタイムズの見出しは、
「China's persistent Japan syndrome」
(中国の執拗なジャパン・シンドローム)。
・→http://news.ft.com/cms/s/df81015e-ac80-11d9-bb67-00000e2511c8.html

                    ※※

今回は、ちょっと以前の「英・TIMESの苦言……(11日アップ)」
懲りたので、拙訳しません。(笑)
それで、朝鮮日報(日本語サイト)の記事からかいつまんで。

記事冒頭は次のよう。
>韓国と中国で起きている激しい反日感情は、
>韓国と中国が自国の失敗に対する憤りをそらすため、
>国民を煽り立てたためだという米国人教授の寄稿が
>英紙ファイナンシャルタイムズ(FT)に掲載され、論争が予想される。

ブルマ氏の主張については、次のように紹介。
>「日本政府が第2次世界大戦中アジアで行なわれたすべての残虐行為に対し、
>無条件的に謝罪し、日本の全ての教科書がこの残虐行為を記述したとしても、
>中国の反日デモは中断しないだろう。

                    ※※

朝鮮日報は「論争が予想される」としながらも、
外国メディアの論調として、この問題を客観的に伝えようとしているのかもしれない。

                    ※※

コラムと同じように感じていた。(――ホンネ。)
中国、韓国は、国内に政治不満が高まるたびに、
反日ムードを煽っているのではないか……と。

もちろん、無用の対立は避けたいところだけれど、
ブルマ氏の見方にあるとおり、国内の政治不安、社会不満を、
そのたびごとに日本に振り向けられるとしたら、たまったもんじゃない。

                    ※※

たしか……、竹島問題について、盧武鉉大統領自身が反発の談話を行い、
対日政策の見直しを言い出したときに、
日本政府、コイズミ首相が「(韓国政府の声明などは)
国内事情もあるでしょうから……」とコメントした。

そのとおりだと思うのだが、そのことは盧大統領、韓国政府にとって、
よほど痛いところを突いてしまったのだと思う。

韓国政府は顔を赤らめるようにして憤慨し、
「コイズミ首相の発言が盧武鉉大統領を怒らせた」――とする、
韓国紙の報道もあった。

もっとも、コイズミ首相からすれば、シャトル外交の場で「未来志向」を言い合ったのに、
竹島問題はかねてからの主張と変わらないのに――と、不満に思い、苛立ち、
「国内事情もあるでしょうから……」と、思わず発言したのだったけれど。

いずれにしても、韓国政府の強硬な姿勢が呼び水となって、反日デモに火がついた。

そのころの盧武鉉政権の支持率は、たしか3割にも満たない状況で、過去最低。
4月30日に、日本と同じように補欠選挙を控えるなか、
政権の求心力維持に苦しんでいた。

                    ※※

さて、中国のことに話を戻して。

中国、韓国から繰り返される歴史認識の問題について、
マチムラ外相が国会で次のように反論した――とのニュースがあった。
「(日本の)歴史認識がおかしいんではないかという(中国などの)発言は、
私は政府の一員として、全く認めるわけにはいかない。
日中外相会談等の場でも今後日本の考え方というのは非常に明確なわけですから……」
(TBS、ニュース、テキストの一部。)

「日本は村山総理の談話以来、政府の姿勢は変わっていない。
深く反省もしている」などとも。(……テレビの記憶。)

                    ※※

やはり、もちろんのこととして、日本の立場は言わなければならない。
でも、それが、ゆえもなく「反日カード」として、相手に、
政治利用されないようにしなければならない――というだけのこと。

マチムラ外相は週末、北京へ向かい、17日に中国の李肇星外相と会談する。
いま、歴史問題だけではなく、東シナ海ガス田開発でもぶつかっている。
もちろん国連改革の問題についてのやりとりも、必ずある。その他、もろもろある。


……さて、見守ろう。


※あ、またエントリー、書いちゃった。打ち合わせ、遅刻だ。。。
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by yodaway2 | 2005-04-15 13:10 | 中国と、どう付き合う
東シナ海、日本も動く。+ヒグマの血を引く、中川経産相のこと――。
毎日毎日、次から次へと、気になるニュースが飛び込んでくる――。
中国、韓国についての話題が続いてしまうのだけれど、
今日は東シナ海、ガス田開発について。

個人的な思い出も含めて書き留めたいと思うので、
ちょっと、ごちゃまぜになってしまうかもしれない。
(※少し長いです。お時間のない方は見出しで追っていただければと。^^)

                    ※※

●経産省、反日デモを意に介せず、試掘権設定の手続入りに――。

日本の国連常任理事国入り、歴史教科書の検定をめぐって、
反日デモに揺れたなかで、経済産業省が13日、
民間業者に試掘権を与える手続に入った――とのニュース。

中国は1995年以降、日本側が主張する日中境界線を脅かす形で、
付近の資源調査に着手、99年に平湖ガス油田プラント建設、
2004年に、いま一番問題になっている、春暁ガス油田プラントを建設し、
すでに試掘が始まっているとされている。

                    ※※

●エネルギー確保に焦る中国指導部――。

春暁ガス油田は尖閣諸島にも近く、さすがに日本としても、
事態を穏やかに見ることができなくなった。

昨年来、日本は中国側に、それらのガス油田開発の中止、
データの提供を求めたが、なんら実のある回答を得られなかった。

中国側からすれば、なりふり構っていられない――。
年9%という、日本のかつての高度経済成長(日本は10%超だった)にも匹敵する、
極めて急速な経済成長を続ける中国にあって、エネルギー源の確保は、
文字通り国家存亡につながる喫緊の課題で、余裕がない。

たとえば、電力需要は7年間で、現在の2倍に膨れ上がるとも試算されており、
中国指導部には焦りがある。中国はいま、アフリカ諸国はじめ世界各地で、
採算を度外視して、油田開発権の取得に血眼になっている。

石油消費について見ると、国際エネルギー機関(IEA)の2003年分の
推計値によれば、中国は従来第2位だった日本を抜いて、
米国に次いで世界第2位の消費国になったとされている。

もちろん、エネルギー源、油田開発は中国政府のみが取り組んでいるテーマではなく、
日本も世界各国としのぎを削っているし、インドも力を入れている。

                    ※※

●中川氏、コップのジュースをストローで吸って……。

経産省、中川昭一大臣は、かねてから、対中強硬論の持ち主――。
東シナ海の海底資源について、中国が日本に対してダンマリを決め込む一方で、
着々と開発を進め、既得権化しようとしていることに、業を煮やしていた。

昨年6月、マニラで行われた中国国家発展改革委員会、張国宝副主任との会談。
中川経産相はテーブルの上のジュースをストローで吸って、
低く抑えた調子ながら、相手を射すくめるようにして、こう切り出した。
「コップの真ん中を日中中間線とする。片側からストローで吸うとジュースは均等に減る。
中国の開発が日本側の資源も吸い取る恐れがある」。
(発言部分;河北新報、4月14日解説記事による)

そして中川氏は今月1日、、中国からデータ提供がなければ、
対抗手段、すなわち試掘権設定の手続を取らざるを得ないと「最後通告」した。

で、今回、そのとおりにした。

反日デモにいじいじひるまず、政府内調整を済ませ、
対抗手段をスケジュール通りに打ち出したのは、中川氏ならではだった。

                    ※※

●またも秦剛報道官。試掘権設定は「重大な挑発」――と。

中国側、中国外交部が早速、強い反発を見せてきた。
発言は今回の反日暴動――、あ、まちがい、反日デモについて、
「責任は日本側にある」と居直った秦剛(しんごう)報道官から。

「日本政府の行為は、中国の権益及び国際ルールに対する重大な挑発だ」。
プラスして、「中国は、一貫して外交ルートを通じての話し合いにより、
問題を解決するよう主張してきた。だが、日本政府は中国側の正当な主張を無視し、
一方的に『中間線』を押し付けようとしている」。
(発言部分は中国情報局から)

                    ※※

●日中境界線、中国は日本側主張を拒絶。沖縄の際まで自分たちのところ――と。

そもそも、中国は日本の主張する日中境界線を、まったく認めようとしていない。
沖縄トラフと呼ばれる、南西諸島沿いの深い海溝の際まで
中国の大陸棚が伸びており、そこが境界だと主張している。

ちなみに中川氏は、このことについても繰り返し反発している。
「そうであるならば大陸棚の上に乗る、世界中の島国は領海を持てないことになる」と。
(※ずいぶん以前の新聞記事、ソース消失にて記憶から、失礼)

なお、今回の措置について、経産省は民間業者の申請を改めて受けるとしており、
このまま手続を進めても、実際の試掘開始は今夏以降になるとのこと。
紆余曲折もあるかもしれない。

                    ※※

●モスクワで、中川氏と隣り合わせに座ったことがあった――。

実は、私は中川氏とある席で隣合わせに座ったことがある。
ずいぶん前の話……。

中川氏はその頃、まだ若手――。当選回数も少なかった。
中川氏は「北海のヒグマ」と称された中川一郎氏の長男。
日本興業銀行のサラリーマンからの転進だった。

父・一郎氏は総理総裁の呼び声も高かったが、
激しい政争のなかで心身が耗弱、自殺した。
昭一氏は、一郎氏の第一秘書(当時)、鈴木宗男氏と争いつつも、
選挙に勝ち残り、父の跡を継いだ。

                    ※※

隣合わせとなったのは1990年の9月か10月。
場所はモスクワ、日本大使館で開かれたパーティでのことだった。

数年前、「ロシアではじめての日本週間が開催された」――との
ニュースがあったのだけれど、実はそれは必ずしも正確ではない。
91年のソ連邦崩壊の直前に、まだソ連邦だったロシア、モスクワで
第1回の日本週間が実施され、私はその催しに事務局員(民間)として参加していた。

私は当時、30歳そこそこ。そのパーティには、エライ方々の
かばん持ちとして参加したのだが、会場はぎゅうぎゅうで、席もいっぱいだった。

日本からも、経済団体関係者のほか、亡くなった小渕恵三氏、三塚博氏はじめ
多数の国会議員が乗り込んできていて、若手であった中川氏は、
会場のなかで終始遠慮がちに見えた。

全然、政治家らしくなかった。

                    ※※

●父・一郎、ヒグマに似てきた中川氏――。

その中川氏がすみっこの、私の座っていたテーブルに来て腰掛けた。
そこしか、席が空いていなかったのかもしれない。

中川氏は最初、黙々とグラスを傾け、料理を食べていたけれど、
そのうち隣の私に、あれこれと話しかけてきた。
けっこう小声で、ぼそぼそとした話し方だったような印象がある。

どんな話をしたのかは、よく覚えていない。
でも、私のような下っ端にも、気さくであった。

結局、中川氏は会場を歩き回ることなどせず、
私や同じテーブルに座っていた日本大使館の
若い職員と終わりまで話し続けた。ぼそぼそと。

その中川氏が、この頃は父・中川一郎氏に、とても似てきた。
ときに、ギョロっと睨むような表情を見せる。
週刊誌には「酒グセが悪く、酔うとからんでくる」などとも書かれる。

低く構えて、相手を逃さないヒグマの風貌になってきたように思う。

                    ※※

●日本と中国、席替えができない――。

日本と中国――。

揉め出しているが、そうであっても同じテーブルに隣同士で
座っているようなもの。お互い、隣国の位置を席替えできない。
周囲も関係を注視している。

テーブルの下で蹴飛ばしあうとも、
ケンカするには程度もある。

結局は、知略を持って戦うしかない。
知略でなら、相手をねじ伏せても構わないわけだ。


                    ※※
≪追記≫

中国の一連の動きには、かなり中・長期にわたる戦略が潜んでいると感じている。
また、当座の狙いとしては、共同開発という美名のもとに、
ジャパンマネーを引き出そうとしているのかもしれない。

しかしそうなると、日本からすれば、みすみす中国に
資源が飲み込まれていく事態を許しかねず、気を許せない。

三国志の国ゆえ、計略に長けている。
華僑のふるさとゆえ、駆け引きもうまい。

相手を怒らせてみたり、脅かそうとしてみたり、
不意を突いてきたり、猛烈な主張をぶつけてきたり、
かと思えば、あっさり引いてみたり、わけしりに寛容な姿勢を示してみたり……。

だから、ニッポンも一本調子の攻めでは、
相手に読まれるのがオチだ。

中国と韓国を比べれば、同じように反日デモが行われたけれど、
レベルは著しく異なる。中国の方が、より気を許すことが
難しい相手だと考えざるを得ない。

                    ※※
≪オマケ≫

反日サイト、愛国同盟ネットなどで、デモの自制を呼びかけるメッセージ。
「目を覚ませ!」(中国情報局)――と。歓迎したいのだけれど、
ようするに、”マッチポンプ(自分で火をつけて自分で消しに回る)”だね。

世界の耳目を集めたのだから、中国にマイナスにならないうちに、
いったん引け、ということなのだろうか。

ふう、ツカレル。

                    ※※
≪追記、その2≫

●マチムラ外相に「あっぱれ!」

16:32、exciteニュースを開いたら、トップに
「あたかも日本に責任あるとの発言、断じて認められない=反日デモで町村外相」の記事。
午後1時51分、ロイターの配信。

記事の冒頭、「町村外相は、中国の反日デモ拡大で、中国外務省スポークスマンが
日本に責任があるかのごとく発言していることは、
断じて認めるわけにはいかない、と語った」 (参院外務委員会答弁)――と。

トーゼン、トーゼン。
中川経産相のことでエントリーしたけれど、
マチムラ外相も、なかなか良いネ!

オオサワ監督調、あっぱれ!!
相手をキリキリ舞いにさせてやれ!


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by yodaway2 | 2005-04-14 16:57 | 中国と、どう付き合う
居直る中国。あからさまに日本の常任理入りを妨害――。( `Д´)
中国、温家宝首相が12日、訪問先のインドで、日本の国連常任理事国入りについて、
あからさまな反対の意を表明した――とのニュース。
NHKニュース10を見ながら書いている。

                    ※※

NHKサイト、ニュース、国際――をチェックしてみた。
記事の見出しは「中国が日本の真剣な反省促す」と。
カチンと来ないわけにはいかない。

記事中にある温家宝首相の発言は次のよう。

まず、中国、韓国で起きた反日デモについて。
「アジアの人々からの強い反応(中国、韓国で起きた反日デモ)を見て、
日本政府は深く反省すべきだ」。

そして、日本の国連常任理事国入りに対して。
「歴史を尊重しアジアの人々の信頼を勝ち取れる国だけが
国際社会でより大きな責任を担うことができる」。

歴史問題については、決まり文句のように。
「日中関係で最も大切なことは、日本が過去の歴史ときちんと対じすることだ」。

しかし、その一方で、インドの常任理事国入りについては
「発展途上国の発言力を強化すべきだ」として、支持の姿勢を言明した。

以上、NHKサイトのニュースの翻案に過ぎないのだけれど、
NHKのニュースはすぐに消えてしまうので、悪しからず。

                    ※※

それにしても、なんという居直りなのだろう。
世界中から中国政府の意図が見透かされ、いくらか、へこむと思っていた。
それが全然、悪びれていないではないか。

多くの方が同じような感想だと思われるが、盗人猛々しい。
デモは中国政府が黒幕――。それを日本の責任とは驚くばかり。
「木の葉沈み、石流れるがごとき」ではないか。

しかし、これを裏から見れば、日本の国連常任理事国入りについて、
それほどまでに危機感を抱き、是が非でも阻止したい――という、
極めて強い意志を持っているということでもあるのだろう。

                    ※※

前後して、中国外交部、秦剛報道官の会見時の発言も届いている。
これもNHKニュース(サイト)からセリフ部分のみカット。

「デモで発生した個別の過激な行為について我々は賛成しない」
(――詫びていない。テレビでは「警察は迅速に対応した。その努力も認めてほしい」とも。)

「日中関係がこのような局面に至った根本的原因について、
日本はよくわかっているはずであり、真剣に反省すべきだ」
(――温家宝首相発言と、ほぼ同じ内容、トーン。)

                    ※※

国連常任理事国入りの問題については、反対グループ(コンセンサスグループ)が
今日、集会を開き、100カ国以上が参加した――とのニュースも流れてきている。
当然、中国、韓国も参加しており、発言したようだ。
加えて米国も、もともと賛成ではなかっただけに、注意が必要になっている。

                    ※※

日本の常任理事国入りは予断を許されない状況。
ことのほか、熾烈な戦いになってしまった。
残された時間にどれだけ詰めていけるか……。

                    ※※

≪追記≫ 言い足りない(書き足りない)。
オコッタ。……いまに見てろよ!

                    ※※

≪追記≫ 言い足りない(書き足りない)、その2。
温家宝首相って、慇懃無礼(インギンブレイ)な感じだね。
秦剛報道官って、傲慢でナマイキそうな顔してるね。
――なんてこと書いたら、品がないかナ。やば。


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by yodaway2 | 2005-04-12 22:20 | 中国と、どう付き合う
英・TIMESの苦言。そして国際政治の駆け引きと方程式――。
一つ前、REDistさんからのコメントにもありましたが、
共同の報じた英・タイムズ紙の、今日11日の社説について。

ロンドン・共同→日経の記事は下記のとおり。
・→反日デモの陰に中国政府・英紙が指摘 (http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050411AT2M1100K11042005.html)

タイムズ(TIMES)の元ソースは次のとおり。
・→Unleashing the mob/China and Japan must learn the art of rapprochement
(http://www.timesonline.co.uk/article/0,,542-1563883,00.html)


                    ※※

共同の記事は上記、リンクのとおり、日経で読んだ。
英紙、タイムズが中国政府に苦言を呈しているような見出しだが、
内容としては、中国、日本の双方に、関係改善への新たな取り組みを求めているもの。
記事中では言及しているのだけれど、ちょっと誤解を招きかねない。

ただ、「反日デモの陰に中国政府」と分析しているのは、そのとおり。
実際に、そうに違いない。

                    ※※

共同→日経の記事を読んで、すぐにTIMESの元記事へ。
ふだん開かないサイトなので、ちょっと迷ったけれど、
左のフレームのCommentのなかにあった。

見出しは上記のとおりで、こちらはちゃんと、もともとの趣旨を反映。
「暴徒を解き放った中国政府/中国と日本は友好の術を学ぶべきだ」。

論旨としては、たしかに中国に厳しい割合が強いと思うが、
日本にも苦言を呈している。

コイズミさんにとっては、盟友であるブレアさんの国からのメッセージ。
耳を傾けてよい内容を含んでいるように思われる。

                    ※※

できれば全訳したいのだけれど(著作権上、問題あり――カナ?)、
英語力の不足+時間の不足で、ただいまの状況としてはごかんべんを。
どなたか、英語のご堪能な方にご協力いただけると幸い。

さて、かいつまんで。
TIMESの記事では、週末に中国、北京ほか2都市で起きた
反日デモのようすを記述し、大意、以下のように述べる。

>北京、南部の2都市の反日デモは、過去6年間の間で最も猛烈なものであったが、
>それが、中国政府が暗黙のうちに了解したものであったことは明白だ。
>これに対して東京は激怒し、中国政府は当惑さえしたのだが、
>その責任は日本側にあると言わんばかりだった。

>それは、日本の、来年度に使用される、中学校の歴史教科書において、
>過去の歴史が体裁よく記述されており、日本政府は、
>過去の歴史に心から謝罪していない。
>その証拠が、小泉首相の靖国参拝問題だ……。(少し飛ばして……。)

>中国政府が、今回のデモを容認した背景には、
>米国の、台湾への軍事的な影響力を強めようとする中国に対する牽制に、
>日本が支持していることなどがある。(……飛ばして。)

>日本は中国に対して、もはや卑屈ではない。
>中国への援助も終了したし(注;まだ終了はしていない)、自民党タカ派の
>突き上げを受けて、小泉首相が北京訪問を急いでいるわけでもなさそうだ。
>そして、北京で(反日が)吹きすさんでいても、日本の対中投資も貿易も盛ん。

>しかしコイズミ首相は、戦死者の慰霊(靖国問題)と
>毎年繰り返される歴史教科書問題に終止符を打つよう、
>新たな工夫を探し出すことによって、真の改革者であることを証明すべきだ。

>一方、中国は暴徒化する反日デモを抑制できない場合、
>中国自身が、最終の敗者となることを胆に銘じなければならない。

最後の部分のみ原文も。意訳なので。
>Mr Koizumi must prove that he is a genuine reformer
>by finding a different ceremony to honour the nation’s war dead
>and to ensure that the annual ritual of textbook tension
>is brought to an end.

>Meanwhile, China’s leaders must understand
>that they will be the ltimate losers
>if they encourage a marauding mob mentality.

                    ※※

あ~あ、やめときゃよかった。――読み返して、ハチャメチャナ日本語。
前置きしたように、どなたか訳して下さる方がいればありがたい。
(かえって大意の翻訳が必要かもね。かさねてご勘弁を。^^)

                    ※※

日本は、この問題に限らず、戦略眼を持たなければならないと思う。
国際政治、国際交渉では、主張すべきことを主張するより、
主張すべきことを実現することの方が優先されて然るべきだと思われる。

だから、パーツとしては理にかない、非のないことであるとしても、
全体としてみると、相手に利用されてしまったり、
付け入るスキを与えてしまうことがある。

パソコンの操作でも手順――というものがあって、
それをまちがえると、コマンドが有効にならない場合がある。
それと同じく、手順こそ大事なときがある。

野球であれば、ストライクばかり考えずに、ツリ球も必要――。
コーナーをついたり、変化球をまぜたり、打たせて取ることも。
胸のすく直球勝負とばかりいかない。

足し算、引き算ではなく、掛け算、割り算だけでもなし。
方程式、それも多元方程式なのだと、つくづく思われる。

                    ※※

国連常任理事国入りについては、雲行きが怪しくなってきていて、
心配せざるを得ないが、これがうまく行けば、
日本は、非常に大きなカードを手にすることになる。

もろもろのことは、それから後にしても、いまは止むを得ない。

一つ前のエントリー、「反日デモ、続報。中国こそ自滅しかねないぞ!」でも書いたが、
反日デモの容認(演出)は中国政府にとって、明らかに悪手となっている。
これを打っ手返しにできると、良いのだけれど。


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by yodaway2 | 2005-04-11 16:35 | 中国と、どう付き合う
反日デモ、続報。中国こそ、自滅しかねないぞ!
反日デモが中国各地に飛び火しはじめている。
続いてのエントリーとなるので、今日は、さらに手短に。

広東省、深セン、上海などでもデモが行われ、
日本総領事館、日系スーパー、日本料理店などへの投石が相次いだ。
さらに、日本人留学生に対する暴行事件も起きたとの報道。
デモの参加人数は、報道によってマチマチ。
数千人とするものから、広東省全体で30000人とするものまであり。

中国外交部の秦剛・副報道局長は、これらの事態に遺憾の意を表せず、
かつ「(反日デモなど)今日の中日関係の局面についての責任は
中国側にはない」」(読売11日、この部分再送)――と居直るがごとき発言。驚くばかり。

2つ前のエントリー、「反日デモ、過少に見ないほうがいい」で書いたとおり、
日本の国連常任理事国入りは、中国からすれば死活問題であり、
その阻止のために反日デモを容認し、利用しようとしたと疑わざるを得ない。

                    ※※

マチムラ外相は今日が日曜日であるのもかまわず、
外務省に王毅駐日中国大使を呼び、握手もせずに、
中国政府は陳謝し損害について賠償せよ、と厳重抗議――。

今後は中国政府も、一転、反日デモが暴徒化する前に、
対応せざるを得ない状況に追い込まれるには違いない。

                    ※※

昨年のアジアサッカー、日本対中国戦の騒ぎのときに、
テレビのニュースで、中国人の一人が「オレたちは、
ただウサをはらしたいだけなんだ」――と言っていたのを思い出した。

そして今回も、デモの参加者たちが、嬉々として、
水の入ったペットボトル、石を、警察官の頭越しに、
日本大使館(昨日)めがけて投げつける映像を、テレビで見た。

群集は、デモが、当局から容認されているらしいと嗅ぎ取っており、
お祭り気分なのだろう……。

水の入ったペットボトルは、デモの”主催者”が予め用意し、
参加者に手渡したもののようだ。参加者たちが、次々と、
ためらいもなく受け取る場面を、映像はとらえていた。
(NHK、10日午後7時のニュース)

誰かがペットボトルを投げると、回りから歓声があがり、
興奮して道路からアスファルトをはがし、投石する者も出た。

広東省の日本総領事館の入ったビルには、
突進して、正面の扉を足蹴りするようすが映った――。

                    ※※

そもそも、周知のとおり、中国には経済格差などによる不満が渦巻き、
拝金主義と腐敗がはびこっており、反日デモが
社会不安につながる恐れは、ある。
それを中国政府が考えないわけがない。

野放しにすれば、中国こそ自失点を被り、
悪くすれば自滅することだって、ありえない話――ではない。

中国政府が今回のデモを容認したとすれば、
それは中国政府にとって、明らかに「悪手」であったと思われる。

                    ※※

ただ、それにしても、日本の国連常任理事国入りについては、
実は楽観を許されない情勢であるらしい。

微妙……らしい。

日本が国連の常任理事国入りを果たせば、
北朝鮮問題、中国、韓国、ロシアとの領土問題、資源問題についても、
非常に重要な布石となるに違いない。

「正念場」とは、こういうときに使う言葉なのだろうと思われる。


今日は走り書き、以上にてアップ、
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by yodaway2 | 2005-04-10 23:51 | 中国と、どう付き合う
反日デモ、過少に見ない方がいい。
午後7時のNHKニュースを見ながら。
中国・北京で行われた反日デモ、について。

新聞各社のサイトを見たところ、
デモの参加者数は、2000人、数千人から1万人とまちまち。
しかし、これを過少に見てはいけないような気がする。
もちろん、韓国も同様――のこと。

                    ※※

日本の国連常任理事国入りの問題については、
日を改めてエントリーしたいと思うのだが、
これは領土問題、資源問題、北朝鮮核問題、拉致問題……などをにらんでも、
重要な布石となるテーマ。

日本の安保理入りについては、
実は少し前まで慎重論も根強かった。
憲法で制約を受けている集団安全保障の問題が、
重石にもなっていた。

いずれ整理させていただきたいと思うが、
日本は「経済大国」の看板を「政治大国」の看板に替えようとしている。

国内的には、少子高齢化――なども動機になっている。

                    ※※

とりあえず今回は必要最小限、手短に。

中国、韓国から、日本の安保理常任理事国入りを見ると、
彼らが反対したい理屈は明らか。

日本が常任理事国になってしまえば、たとえば、
もめている領土問題について、事態が緊迫したときに、効いてくる――。

このことは日本も意識しているし、
中国、韓国も意識している。

それから、北朝鮮問題――、とくに日本の場合、
世論は核問題よりも拉致問題を優先して考えていると思われるが、
この問題を国際社会の枠組みで動かそうとするにも、
当然のことながら、日本が常任理事国であるかないかは、
かなり違う展開になる。

当然、常任理事国となったあとの、日本の存在は、
北朝鮮にとって恐怖に近いものとなる。

                    ※※

戦略的に考えるなら、歴史問題も沈静化を図る方が得策――。
だから竹島問題についても、実は政府は「竹島の日」制定を回避したかった。
が、影響を過少に分析し、スジ論としてはなんら非がないし、
かつ、自治体への干渉に限度があったため、それが通った。

コイズミ政権は、政治面における中国との関係が冷え込む中で、
韓国とシャトル外交を開始し、ロシアのプーチン大統領も迎えるはずだった。
これらは、常任理事国入りをにらんだ対応でもあった。

                    ※※

島根県の「竹島の日」制定は、全然、間違ってはいないし、
それに、それはもう済んでしまったこと。

ただこれから先は、中国であれ韓国であれ、
少し先を見て、相手をうまくなだめすかし、ときには欺くくらいのことをして、
まず、常任理事国入りを果たしたほうが得策なはず。

ところが今はあべこべに、日本の意図が完全に見抜かれ、
しかも直球ばかりを投げざるを得ない状況に追い込まれている。

                    ※※

NHKニュースで見た中国の反日デモのようす――。
ネットで呼びかけられたというのだが、日本の常任理事国入り反対と
大書された横断幕、プラカードが用意され、
日の丸にスプレーで×印が描かれたりしていた。
日系企業、大使館のガラスも割られたとのこと。

参加者の少女(――たぶん日本なら高校生くらいの年齢)が話した。
「(デモのことを)授業で先生から聞いてきました。
日本の常任理事国入りは断固反対」。

警察の規制も形だけのように見えた。
報道では、中国政府がデモを容認している――との分析もあり、
そう受け取らざるを得ない。

それどころか、今回の一連のデモは中国にとって、
外交戦術として容認され、行われているかもしれない。
それは韓国の反日デモにいても、まったくいっしょ。

                    ※※

とりあえず、近々、日中の外相会談が予定されている。
事態の変化に手をこまねくべきではないし、策も練らねばならない。

中国、韓国を抑制するのに、今、どんな手が打てるのか、
なかなか難しい問題だけれど、放置してはデモが続き、
中国政府、韓国政府がコントロールしきれなくなる恐れもある。

日本の常任理事国入りは、プロ的に見ると、楽観が決して許されない情勢であるらしい。
米国からも9月決着は難しいなどと、おかしなノイズが混じってきている。

とにかく、ここは勝負どき……だ。


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by yodaway2 | 2005-04-09 19:17 | 中国と、どう付き合う
魚釣島灯台:ホソダ長官から、ひと言あった。^^
尖閣諸島・魚釣島に日本の政治団体が建設した灯台を
海上保安庁が保守・管理し、国の管理下に置かれることになった――とのニュース。
外交ルートを通じて、中国側にも伝達したという。
日経、NHK、他各紙にて報道あり。

今日午後の、ホソダ官房長官による定例会見で明らかにされた。
で、――それに伴い、次のようにひと言、ご注意があった。

「(日中関係の影響について)そういうことを報道で提起することが、
先方にも楽しみを投げ掛ける面もあるので、
しっかりと対応していただきたい」(日経)。

先方に楽しみ……、と。楽しみ、ねえ。あはは。^^
ホソダ長官の、この言い回しに、ちょっと気がなごんだ。

                    ※※

まじめそうなホソダ長官なのだけれど、
注意して、そのご発言を聞いていると、けっこう皮肉を込めたり、
意地を張ったり……と、”楽しめる”ことが。

たとえば、次の、以前のエントリー。
・拉致問題。ホソダ長官、怒りの心。――それでも時間が要る、と。
昨日のエントリー、「鬼の霍乱……」なんかもそう。

けっこう、個人的に付き合えば、おもしろいところ、ある人かもね。

                    ※※

各報道で「日本の政治団体」としているのは、日本青年社。
灯台は88年に建設され、その後、石垣島の漁業関係者の所有となっていた。
尖閣諸島、魚釣島には、昨年、中国人が不法に上陸、
沖縄県警が入管難民法違反の現行犯で逮捕、強制送還した。

会見で、官房長官は「尖閣諸島が日本固有の領土であることは
歴史的にも国際法上も疑いはない。まったく問題はない」(サンケイ)と、
いつもの調子で、ひょうひょう、サラリと。

                    ※※

いろいろ書きたいところなのだけれど、実はいま、サッカー観戦中!
それで、大変申し訳ないけれど、外務省、下記のページをリンクします。
今日は、これでカンベンしてくださいね。^^
・外務省→尖閣諸島の領有権についての基本見解
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/index.html

サッカー、後半戦に入るので、短いエントリーになってしまったけれど、
今日はこのまま、アップ。後ほど、また。^^


                    ◇◇
<追記>

尖閣諸島の問題は、ゆるぎない姿勢で、粛々と国が管理すればよいわけです。
これまで、中国(+台湾)に気兼ねして、きちんと対処しなかったことが、
かえって問題を難しくしてきたように思われますね。
今回の措置は、仮に、マスコミなどが言うように、中国側から反発があるとしても、
なんら動じる必要のない問題ですね。
ハーフタイムが、まだ続いているので、ひと言、書き足しました。^^


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by yodaway2 | 2005-02-09 20:25 | 中国と、どう付き合う