週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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カテゴリ:風雲急!政局と選挙( 220 )
福田総理、辞意表明。――だらしねえな、と街の声。
午後11時頃、TVをつけて、福田総理の辞意表明を知った。
ほんとうに驚いた。……が、なんとなくだが、内閣改造をしたというのに、
このごろ、なにか急に、ますます、総理の影が細っているように感じていた。

新聞には、一面ではないけれど、2面、政治面に、
自民党内に福田下ろしの気配がくすぶっていることを伝え始めていた。
内閣改造後の臨時国会については、招集日、会期について、
連立相手の公明党が硬い姿勢に転じ、結果、
首相のリーダーシップは封じられた事態となっていた。

福田総理に対して、国民が最大に失望したのは、その没主体性にあった。
政治を、ことあろう、総理大臣その人が、他人事のように
語っていると、多くの人が受け取っていた。
だからこその、内閣支持率低迷だった。

政治家としては権力に、妙に恬淡としており、
ときに、シニカルにものを言う首相は、異なる世界であれば、
良識人として通ったかもしれないが、政治の、
それもトップをつとめる立場としては、まるで通用しなかった。



                ※※

いま、11時半を過ぎたところ、テレビに街の声が。
タクシーの運転手さんが言った。

「だらしねえな」



けだし、同感。

                ◆◇

ブログ、お休みしてごめんなさい。
なかなか再開できません。お詫びします。(-_-)


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by yodaway2 | 2008-09-01 23:43 | 風雲急!政局と選挙
佐藤ゆかり氏、野田氏と握手――。魔法の杖は、再び探せるのか?
このニュースに…と言うよりも、野田聖子氏と佐藤ゆかり氏とが
笑顔で握手している、その写真に、「茶番劇」――の言葉が頭をよぎった。

・毎日→衆院選 野田、佐藤氏が共同会見、選挙区受け入れを表明
(2月9日10時33分配信)


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いかがわしくもまがまがしい、見え透いた握手だな、、、と。
でも、この2人だって、心の中ではお互いに、
そう思っているかもしれない。

まさしくとんだ茶番劇の印象なのだが、それでもこの2人には、
この場面がどうしても必要であり、さまざまな感情を
飲み込んで、お互いに手を差しのべあうシーンを、
テレビカメラの前で見せた。

                ※※

茶番劇……、ネットで検索、以下、
三省堂WebDictionary、日常語の語源から。

>底の見えすいたばかげた出来事、すぐばれてしまう狂言芝居のたとえ。
>語源は江戸時代に歌舞伎(か‐ぶ‐き)の大部屋役者が大入りのご祝儀で
>茶菓子をふるまったことに由来するという。茶を煎(せん)じる役の意で、
>茶をふるまうだけではなく、その場にある品物を手にして、
>身振りで滑稽(こっ‐けい)な仕草を演じたことから。

語源は歌舞伎に由来し、日常に転じて、
見え透いた、下手なお芝居、ばかげた振る舞い、
の意で使われるようになった。

                ※※

05年9月の“郵政解散”以来、2人は岐阜1区というリングで、
しのぎを削ってきた。……野田聖子氏は兄事していた古賀誠氏が、
郵政民営化について沈黙に転じたのを横目に、最後まで平沼赳夫氏らと
行動を共にし、反対を貫いた。

ときの宰相、小泉純一郎氏、同幹事長、武部勤氏は
全国の造反議員の選挙区に、ひとつのこらず“刺客”を擁立、
そして岐阜1区に送り込まれたのが佐藤ゆかり氏だった。

公認決定を受ける前に、自民党本部において、
小泉首相(総裁)と面談、スポットライトを浴びての出馬会見……、
振り返れば、あのときほど、彼女にとって晴れがましい舞台は
なかったのではないか。

そのときこそ、最高――、だったはず。

                ※※

彼女が果たして、いつから、どのような動機で政治家を
志したのかについて、筆者は深く知らない。
ただ、米国に留学中に自民党に入党願いを出した、とのことであるし、
郵政選挙の前にも、異なる地区で自民党の候補者公募に
応募したこともあったという。

きわめて早くから、政治家となることを、夢見ていたのだろう。

だから、彼女にとって、小泉元首相の郵政解散は、
いわば「魔法の杖」になった。

それまで、どうしてもこじ開けることのできなかった扉が、一瞬、開いた。
その隙間(すきま)に、彼女はするりと、すべりこんだ。

そして、選挙が近づく05年8月――、新幹線岐阜駅に降り立ち、
テレビカメラに向かって、こう話した。

「岐阜へ嫁(とつ)ぐつもりでやって参りました」

                ※※

あれから2年半、政治情勢は一変した。
政権は2代替わり、郵政民営化に造反した議員の多くが復党を遂げた。
何よりも、昨年7月の参院選で自民党は大敗を喫しもした。

党内では、かつて郵政民営化に反対の意向を持ちながら、
屈従した古賀誠氏が盛り返し、選対委員長として
執行部の一角を占めるに至った。

郵政民営化の波に乗って当選を果たした“小泉チルドレン”たちは、
一様にして形勢が悪化、すでに多くが派閥入りし、生き残り策を探っているが、
造反組との間でもめている選挙区は、全国にちらばっている。

佐藤氏だって、ぼやぼやしていれば、東京5区も、
その手からこぼれてしまう。だから、瞬時の迷いが
命取りになることも。……受諾は是非もなかったし、幸いだった。

                ※※

激しくしのぎを削った相手と握手したときの、
手の感触とは、いったいどのようなものなのだろう?

一般人なら、多くが嫌だ、と感じるかもしれない。
そして、手を振り払いもするかもしれない。

しかし、政治の場で生き残るためには、
好き嫌いなど言っていられず、それどころか、石ころが
混じっているご飯とわかっていても、胃袋まで、
ぐいとのどを通さなければならないことだってある。

佐藤ゆかり氏は、これから東京5区で、まず、
民主党候補予定者としのぎを削ることになる。

自分の生家に近い場所ではあるが、政治的には、
またもゼロからやりなおさなくてはならない。

来る日も来る日も見ず知らずの人の手を握り、
宴席に呼ばれては、同じコップでのビールの返杯にも
応じなければならない。

馬鹿げていると言えば馬鹿げている、
見え透いていると言えば見え透いてもいる……、でも、
そのようなことができるかできないかは、
当選できるかどうかの以前にある、悲しくも、厳しい、
政治の場における、戦いの現実なのだ。


※BGM=非情ののメロディ or 仁義なき戦いテーマ 
……ご推せんがあればお教えください。^^


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by yodaway2 | 2008-02-09 14:28 | 風雲急!政局と選挙
補正予算、衆院の優越により成立。――しゅくしゅくと進んだねじれの儀式。
07年度の補正予算案が、昨日6日、成立した。
参院否決により、憲法の規定によって、衆院の議決が
優先されたことによる。……と、ひと言で片付くのだけれど、
報道などで細かく時間を追うと、それでもけっこう
手間がかかったように見えてしかたない。

・毎日→<07年度補正予算>衆院の議決優先で成立 [ 02月06日 16時08分 ]

                ※※

6日の一連の流れは、両院協議会の開催を含め、
すべてシナリオに落とせるもので、波乱も不測の事態もなかったが、
すべてが儀式めいていて、放送やベルが鳴るたびごとに、
国会議員たちが議事堂と向かいの議員会館とを、地下道を通じて行ったり来たりし、
あるいは会派ごとの議員控室と本会議場の間を押し合いへし合いしながら
進んだり戻ったりするさまを想像すると、何か、とても、
無駄なことをしているように見えてしまう。

                ※※

それにしても、今回の補正予算案には、災害対策や
原油高対策など差し迫った議案も含まれており、
参院で否決することに、民主党の議員たちから
異論は出なかったのだろうか?

採決自体に党議拘束がかかるとしても、その前段では、
補正予算否決への異論が聞こえてきてもおかしくない。
それが、執行部の指示に行儀よく従い、整然と
行進したようにだけ見え、何か、すっきりしない。

こうした、ねじれ国会ゆえに起きる現象にも、
そのうち、慣れてしまうのだろうか……。

以上、短信にて失礼。


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by yodaway2 | 2008-02-07 02:27 | 風雲急!政局と選挙
国会紛糾!知恵を出し合えない政党政治、、、これがねじれ国会の現実なの?
正午のNHKニュースを見た。
与野党は今日午前、つなぎ法案の取り扱いについて、協議。しかし、
打開の道は開けなかった。そして、財務金融、総務の両委員会で可決に。

自民党の伊吹幹事長は、暫定税率の関連法案について、
野党が年度内の、参院における採決を確約しなければ、
つなぎ法案の採決に、午後1時の、本会議開会が譲れない、としている。

野党は再度、河野衆院議長に仲裁を要請しており、
その結果はもたらされていない。午後1時に、河野議長が
本会議のベルを押すかどうか、ギリギリの状況。

暫定税率にはひずみがあり、一方で、新年度の予算執行が迫るなか、
国、地方の歳入欠陥を招けば、社会全体が混乱する。
そして、与野党、共に内部に異論を抱えている。

だから、与野党はお互い歩み寄れるはず。

それが出来ないのであれば、この国で2大政党制など、
無意味で有害。自民党も民主党も、頭がどうかしてしまっている。
国会の攻防と言うけれど、子どもの戦争ごっこより、こっけいに見えてくる。

この国で、2大政党制とは、知恵を出し合えない仕組みなのか?


<追記>年金はどうなった?防衛省の疑惑は?
新テロ対策特措法は過去のこと?もう、国際貢献のことは
議論も話し合いもしないのか?拉致問題は?北朝鮮の核問題は?
対アジア外交、どうする気?米国のサブプライム、対策ないの?
子どもたちは?学校は?医療は?介護は?
ほかにもいろいろ……、みんな、いったいどうなった?


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by yodaway2 | 2008-01-30 12:47 | 風雲急!政局と選挙
つなぎ法案、ついに提出。――国会は明日からお休み??
今日、午後8時からの衆院本会議で、平成19年度の補正予算案が可決され、
参院に送付された。それを終えて、自民党は租税特措法、揮発油税などにかかる
暫定税率の日切れに備える、つなぎ法案(ブリッジ法案)を提出した。

・共同→与党、つなぎ法案を提出 30日にも衆院通過
[ 01月29日 21時36分 ]


本会議直前まで、与野党の話し合いが行われ、河野衆院議長も
仲裁に動いたが、これまでのところ、打開できていない。
ただし、明日午前9時から、野党呼びかけによる、与野党の
幹事長、書記長の会談が予定され、つなぎ法案の
取り扱いについて、話し合われることになっている。

                ※※

法案を提出した与党、自民党も、実は苦しい。
民主党が抵抗したとしても、つなぎ法案を1月中に
参院へ送付できれば、再可決して成立させることができるが、
予算案審議、他の法案審議が暗礁に乗り上げてしまう。

また、租税特措法の改正案そのものについても、
再可決しなければ成立させられない可能性が高く、
その場合、つなぎ法案と共に2度の再可決を行う事態になる。

自民党内にも、そうなった場合の、国民の反発を恐れる声がある。

                ※※

民主党もやはり苦しい。
つなぎ法案を阻止するために、平成20年度予算案審議に
応じないで済むのかどうか、、、次の総選挙で
政権交替を仕掛けるというのに、予算審議を空転させるだけでは、
やはり国民から非難を集めてしまうリスクが大きすぎる。

党内には暫定税率の維持には反対しない異論があり、
一部で署名も集められているという。
いざ総選挙となったときに、動くはずの地方議員、地方組織が、
この問題に及び腰であることも、無視できるかどうか。

また、解散総選挙に追い込む――と息巻いても、
解散権は首相にあり、首相が応じない場合のシナリオが
描ききれない。決定打、と呼べるほどの手が見つからない。

参院の問責決議については、福田首相は警戒を強めており、
今回の、つなぎ法案が議員立法の体裁を取っているのも、そのため。

しかし、そもそも、参院の問責決議など、よく言われるように、
法的な拘束力がなく、首相は辞めたくなければ辞めなくてかまわない。
伝家の宝刀ではなく、伝家の竹光(たけみつ)――との言い方もあるのだという。

そして何よりも、強権的な小沢代表の発言、行動に、
中堅、若手などで、不満がくすぶりはじめている。

与党、自民党と野党、民主党はにらみ合っているが、
そのどちらも、どこかですくんでいる。

                ※※

国も自治体も大きなシステムで、とりわけ年度末へと向かういま、
歳入不安を抱えにくい状況。……しかし、現在の道路整備計画では、
たしかに無駄や不合理が多そうで見直す余地は十分ある。

また、使い道については、自民党も小泉内閣、そして安倍内閣において、
道路特定財源の一般化をめざす、との方向を打ち出したはず。

民主党も値下げいっぺんとうではなく、一般化で
応じるべきだとする意見は多いのだが、実は、執行部も
一般財源化に重点を置く方針に比重を移したがっていた。

いずれにしても、これから先、10年間も
「暫定」を続けるのは、いまのようなドッグイヤー、マウスイヤーに
ふさわしくなく、ちょっとひどい話かもしれない。

ゆえに、難しいが、話し合いの余地は残っている、と感じる。
      ・
      ・
      ・
今夜は、双方の執行部にとって、長い夜になりそうだ。


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by yodaway2 | 2008-01-29 23:10 | 風雲急!政局と選挙
暫定税率に「つなぎ法案」、――攻めているのは自民か民主か?
<追記>29日午後2時過ぎに衆院予算委員会審議に民主党が復帰し、再開。
つなぎ法案については平行線だが、与党は法案を提出する構え。
・読売→衆院予算委、民主が審議に復帰…補正予算案の成立優先
(2008年1月29日14時57分 読売新聞)


<追記、その2>与党、「つなぎ法案」、提出へ。提出後、民主はすべての
委員会審議に応じない方針で、国会は全面対決に。
・共同→つなぎ法案で全面対決 民主、審議拒否で抗戦 [ 01月29日 15時05分 ]


                ◆◇
<本文、ココから>
日付が変わって29日になった。――与党は今日、暫定税率維持のため、
年度内に改正案が成立しない事態にそなえ、現行法を5月末まで延長する、
いわゆる「つなぎ(ブリッジ)法案」を国会に提出する。

1月31日まで衆院で可決、参院送付すれば、参院で
採決されない場合にも、60日経過による見なし否決が適用となり、
3月31日に再可決できる。否決されても、もちろん、同日まで再可決でき、
暫定税率は継続され、その間に改正法案の処理が可能となる。

                ※※

民主党はこの、「つなぎ法案」に猛反発しているが、
それだけに、民主党の急所、弱点中の弱点を突いているし、
民主党の、一瞬の隙を突いた、とも言える。

民主党は、衆院での改正法案の採決を引き延ばし、参院で否決し、
もしくは採決せず、年度内成立を阻むシナリオを描いていた。

ただ、その先の、解散にまで追い込むかどうかとなると、
アナウンスほどに魂はこもっていないかもしれない。
それは候補者調整などが、まだ、済んでいなから。
もちろん、自民党も、それは同じ。

しかし、それでも改正法案の年度内成立を阻み、
いったんなりとも、ガソリン価格の引き下げを実現できれば、
所期の目的達成とばかりに、有権者にアピールできるところだった。

それが、「つなぎ法案」が通れば、あべこべに、
そのシナリオが阻まれてしまうのだ。

                ※※

昨日、国会では与野党の幹事長会談、国会対策委員長による
会談が行われ、それに並行して、民主党本部でも
小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長らによる鳩首会議が開かれた。
そして、「つなぎ法案」提出の時点から審議拒否に入るとの、
徹底抗戦の方針を確認したとのこと。

参院における問責決議案についても、ふたたび、
ちらつかせはじめている。

                ※※

一方で、与党、自民党は民主党の切り崩しにもかかっている。

民主党が昨年9月の参院選に大勝できたのは、
いわゆる地方の1人区での勝利が大きかった。

民主党は農家への所得補償など、自民党が言ってもよさそうな
バラマキ公約を掲げ、それら1人区の地域で議席をもぎ取った。

ところが、今回の暫定税率問題では、まさに攻守が入れ替わっている。
そうした1人区では、ことごとく財政力が弱く、かつ、インフラ、道路についての
充足感も十分と言えず、加えて、インフラ整備に関わる建設業などが
地域経済を支えているという実情も、いまだに濃い。

この暫定税率問題では、昨年の参院選のときと正反対になっており、
民主党でも、よほどの都市でもないかぎり、地方選出の国会議員、地方議員、
地方組織は、実はこの暫定税率問題では及び腰なのだ。

それで、民主党も地方では猛烈な風圧にさらされており、
その背後には自民党の存在が見え隠れしている。

                ※※

追い込まれるのは福田政権、自民党のはずだった。
しかし、気がついてみると、いつの間にか攻守が逆さまになっていて、
民主党が守勢に立たされているではないか。

実におかしな、こっけいな事態との感想を持たざるを得ない。

一見、恬淡とし、無個性に映る福田政権だが、
ただ手をこまねき、座して滅ぶというわけではないようだ。
また、執行部のコンビネーションも、民主党のそれに比べれば、
はるかに足並みが揃い、はるかに結束しているように見える。

いま繰り広げられている、国会の攻防は、筆者には
実に多種多様、多彩な戦術、技が組み合わされているように見え、
それはもう、秘術、奥義の限りを尽くしているかも知れず、
それらについて書き始めると、いつ終わるかわからなくなりそうなほど。

租税特措法の合体変身(一括提案)の術、大阪府知事選での雲隠れ(推薦隠し)の術、
薬害肝炎、サリン被害者の救済、原爆認定基準の見直しでの変わり身の術、
地方自治体首長、地方議員を動員して揺さぶる分身の術、民主党内部に
造反を仕掛ける水遁(すいとん)の術、野党共闘を分断する離間の計、
そして今回の、「つなぎ法案」による奇襲戦法……、と。

実は前回の臨時国会も、大連立構想が飛び出すなど、
驚きの場面があったけれど、今国会も、早くも
技という技、計略という計略のオンパレードになってきた。

今回は時間の都合でニュース・ソースにリンクなし、ご容赦を。


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by yodaway2 | 2008-01-29 00:26 | 風雲急!政局と選挙
08年は橋下イヤー?――大阪府知事選、橋下氏が当選。
※本文に続いて、開票結果など追記しました。

夕食後、子供とトランプに興じていたうちに、
大阪府知事選挙で橋下徹氏(はしもと・とおる)の当確が出ていた。
午後8時の、投票の締め切りを待つようにして、報道各局が当確をつけた。

・読売→大阪府知事選、橋下氏の初当選確実に(1月27日20時9分配信)
・サンケイ(iza!)→橋下氏が当選確実に 大阪府知事選(20:08更新)

橋下氏は38歳、タレントで弁護士、自民党大阪府連推薦、公明党大阪府本部支持。
読売によれば、38歳の知事は現職で全国最年少、30代の知事誕生は
57年ぶり、戦後4人目、大阪府では初めて、とのこと。

自民党本部からの応援演説はなく、政党色を薄める演出が行われ、
政治関係者の応援演説は、唯一、宮崎県の東国原英夫知事のみ。

東国原知事の応援は橋下氏が直接、依頼したとのことだけれど、
同知事は先ごろ、新たな運動組織「せんたく」の立ち上げに、
中心メンバーの一人として加わっており、当選後の
橋下氏の参加、連携が予定されていると理解できる。

民主党の熊谷氏には、小沢代表が新テロ対策法の
採決を欠席してまで街頭キャンペーンに駆けつけたが、
パンチ力に欠けるキャラクターと知名度不足は補いようがなかった。
熊谷氏の敗北は民主党にとって痛手。

2007年は宮崎県の東国原知事の年だった。
2008年は大阪府の橋下知事がマスコミの寵児となり、
橋下イヤーになるかもしれない。

以上、短信にて失礼。


<追記>
開票結果は次のとおり。(NHK大阪より)

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当選した橋下氏は昨夜以降、一睡もせず、テレビに出まくり、
マスコミの取材を受け続けているらしい。昼前に見た映像では、
選挙戦の途中以上に声枯れしつつも、エネルギーが
体内からあふれ出していた。

結局、テレビによって作り出された選挙結果のように感じる部分があり、
少々、すっきりしない部分もあるのだけれど、当選したばかりであるし、
同氏の当選が大阪と、この国の政治に吉と出るよう、祈りたい。

橋下氏は民主党、熊谷氏の2倍の得票となった。
これが逆であれば、自民党は暫定税率のつなぎ法案など、
恐くて提出できなかったはず。

民主党にとって、この、選挙結果がもたらす影響は、小さくない。

伊吹幹事長は「謙虚に喜び、組織の充実を図る」とコメントしたが、
勝利はわかっていたものの、改めて胸をなでおろしているにちがいない。
民主党は大阪市長選で勝利した余韻が残っているはずなのに、
候補者選びの段階から後手に回りつづけ、小沢氏の国会退席応援も、
結果として有権者の批判を呼び、マイナスに作用したのではないか。

終盤、熊谷陣営は橋下氏を攻撃する、どぎついビラを配布した。
いわゆるネガティブキャンペーンだったのだが、それはむしろ、
熊谷陣営の醜態をさらすことになり、橋下氏との差が開いた。

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by yodaway2 | 2008-01-27 21:26 | 風雲急!政局と選挙
暫定税率;民主党議員が「わが党はKY」――と。このまま突き進むのか、否か?
<追記、25日>民主党、菅直人代表代行が、暫定税率問題で党の方針に
従わない姿勢を見せている、大江康弘議員に、造反なら議席返上を――と。
自民党は自民党で、若手などが道路特定財源の一般化を、と。
賛成か反対かの、2元論以外にないの?どちらも、内部に異論を抱えているのだから、
本来であれば、こういうときこそ、修正協議の出番じゃないのかナ?


                ◆◇
<以下本文>
昨日、23日に、今国会の焦点となる、揮発油税の暫定税率延長法案が
衆院に提出された、――とのニュース。さらに、その日、国会近くの
憲政記念館で道路特定財源堅持を求める都道府県議総決起大会が開かれ、
民主党からも15人の“造反議員”が出席した。

・朝日→世論争奪「ガソリン国会」 自・民、非難ヒートアップ
(2008年01月24日03時03分)


まず、「世論争奪」――とは、けっこう、切れ味がいい見出しと感じた。
その決起大会で注目を浴びた民主党の議員たちが、
自民党、伊吹幹事長から水を向けられ、次のように話したとのこと。

「この場の空気や熱意が伝わらないようであれば、わが党は
KY(空気が読めない)だ。地方に住む我々にとって、
生活とは道路なんだ」(大江康弘参議院議員=民主党全国比例区)

                ※※

大江氏は元和歌山県議会議員で、平成13年に
自由党から出馬して当選、現在2期目。
かつては小沢代表と行動を共にしてきた。

その大江氏の「わが党はKYだ」――とは、けっこう、
民主党幹部、小沢代表らにとって、耳に痛いのではないか。

                ※※

昨年9月の参院選で、民主党は大勝、参院第1党となり、
野党が過半数を制したことによって、衆院とのねじれ状況を生んだ。

そのときの、参院選の勝因に、小沢氏が全国行脚を続け、
格差問題や1次産業衰退の問題に突き刺さり、地方選挙区の中でも
本来、自民党の金城湯池とされた1人区で勝ったことによると分析されている。

道路問題は、実はその1人区に、抜き差しならない問題でもあるのだ。

                ※※

いくつか前のエントリーで、民主党の戦術転換、すなわち廃案ではなく、
道路特定財源の一般化をめざす方向――と報道した、サンケイの記事を取り上げた。
・当ブログ→え?民主党、暫定税率廃止を転換??――ぜったい通すもンかって、
あんなに言ってたじゃないか?(2008年 01月 23日)


果たしてそのように展開するのかどうか、
いまの時点で、はっきりとした続報はもたらされていない。

しかし、上記の記事中でも最後の部分、鳩山幹事長の話の部分は
注意すべきだと思われる。鳩山幹事長は次のように話したのだという。

「冷静な議論が必要だ。特定財源ができて54年、
まだ道路が最優先なのか。まず一般財源化という発想もある


たしかに、少し、トーンが違ってきている。


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by yodaway2 | 2008-01-24 15:25 | 風雲急!政局と選挙
え?民主党、暫定税率廃止を転換??――ぜったい通すもンかって、あんなに言ってたじゃないか?
※1月24日11:51/当記事、方針転換の真偽について、未だ確認できず。
後続の報道も未確認。記事のとおりに展開すれば、実は民主党にとって自殺行為。
ただし、こうした議論が生まれていることは、ほぼ間違いなく(別記事で記述予定)、
民主党内は揺れていると見られる。ご来訪の皆さまには、いちおう、
おふくみおきのうえ、お読みいただければ幸いです。

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ほんとうに、驚いたことにも、民主党が揮発油税などへの暫定税率問題で、
戦術変更、すなわち方針転換する方向、とのニュース。
サンケイが先行して報道、スクープのよう。――内容は、これまで主張してきた、
暫定税率の廃止ではなく、道路特定財源の一般化をめざすのだという。

・iza!(サンケイ)→ガソリン税暫定税率、民主が戦術変更へ 道路一般財源化
(1月23日05:15更新)

>民主党は22日、ガソリンを含む揮発油税の暫定税率廃止問題で戦術を変更し、
>「ガソリン代値下げ」の代わりに、道路特定財源の一般財源化などの
>制度改革に重点を置いて訴えていく方針を固めた。同党は、暫定税率廃止で
>ガソリン1リットルあたり約25円の値下げをするキャンペーンに力を入れてきたが、
>人気取りとの批判に押され、「逆効果となってきた」(幹部)と判断した。

報道はいまの時点でサンケイにしかなく、スクープなのだろうけれど、
その記事が誤りでなければ、以下の感想を持たざるを得ない。

                ※※

21日には衆院で鳩山幹事長が、22日には参院で輿石参院会長が、
それぞれ税率廃止を強烈に迫ったばかりではなかったのか?

「朝令暮改」と言えばよいのか、「君子豹変」と言えばよいのか、
「舌の根も乾かぬうちに」と言えばよいのか、、、、筆者は
道路特定財源の一般化であれば、自民党内にも、かねてから
その意見はあり、与野党協議の可能性も生まれるわけで、
方針変更の内容自体は誤りでないと受け取る。

                ※※

しかし、、、次の総選挙にて政権交替を迫る野党第一党が、
衆参それぞれの代表質問で打ち出した中心政策が、一夜にして
ひっくりかえる事態というのは、あまりに滑稽(こっけい)であり、
あまりに愚かしく、あまりに浅はかであり、あまりに軽挙であり、
この世の出来事とは思えないほどだ。

自民党は細川政権の一時期を除いて、他党との連立はあっても、
結党以来、一貫して政権を担い続け、そのために硬直化し、
矛盾が蓄積され、制度疲労が進んだ、とよく言われる。

民主党は、それに変わる政党であるはずなのだが、
あまりに頼りなく、あまりに無知蒙昧で、あまりに幼稚で、
あまりにお粗末ではないか。

                ※※

民主党の戦術変更、すなわち方針転換は、記事によれば、
政府・与党の「どうやって財源確保するのか?」などの反撃を受け、
「世論の風向きが変わる恐れもある」(同党ベテラン)との判断が
働いた結果とのことだが、そのようなこと、いまさらの話にしか聞こえない。

昨年末、年金問題で「選挙だから簡略化した……」などと、
言い逃れを図った政府も、そのときにぶざまな姿をさらしたが、
今回の民主党も、それに匹敵するほどと感じてしまう。

福田政権は機首を持ち直すことに必死だが、
ひょっとすると、敵失により、墜落だけは免れるかもしれない。


<追記>ガソリン値下げ隊の隊員、すなわち議員の方々は、
この戦術変更、方針転換に、唯々諾々(いいだくだく)、
ヒツジの群れのごとく、素直に従うのだろうか?

                ◆◇
<追記>
政府は23日、暫定税率の10年延長に伴う措置として、
道路整備費財源特例法改正案を閣議決定、とのニュース。
この改正法案には、道路整備費を上回る道路特定財源の余剰を
一般財源化する条項が盛り込まれた。

・iza!(サンケイ)→揮発油税の充当を10年延長 道路整備費法改正案を閣議決定
(1月23に意10:14)

>改正案は、地方の道路整備支援を目的に、揮発油税収の4分の1を
>自治体に配る地方道路整備臨時交付金制度も10年間延長する。
>一方、国の道路特定財源はこれまでは自動車重量税の範囲内でしか
>一般財源化できなかったが、改正案が成立すれば、揮発油税も含め、
>毎年度の予算で道路整備費を上回る道路特定財源の余剰は
>一般財源化できるようになる。

余剰を一般財源化……など、そのくらいあたりまえ。
疑問に思うのは、TVのニュース番組で知ったことなのだけれど、
改正法案を待たずして、現行、国土交通省の役人の宿舎、テニスコートなどの
厚生施設整備に税収が使われているとのこと。事実とすれば、
一般の常識からすれば、それらが道路整備とは、とうてい思えない。

なお、検索してみたところ、次のブログで記事を見つけた。
・金融・商事・法務ブログ→ 『国交省中部地方整備局 北勢国道事務所』の話。


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by yodaway2 | 2008-01-23 12:08 | 風雲急!政局と選挙
2人の議長、動く。――そうだ、ガソリンが引火する前に頭を冷やそう!
22日、衆参の両院議長が会談した、とのニュース。
衆議院の議長は河野洋平氏、参議院の議長は江田五月氏――、
会談は河野議長からの呼びかけで行われ、それぞれの副議長も同席し、
間違いなく、暫定税率問題などを話し合ったもよう。

もよう……とは、会談の内容は明らかにされていないため。
対決姿勢を強めている民主党に配慮してのことと受け取れる。

・毎日→<衆参議長会談>与野党対決エスカレートを懸念
(1月22日21時16分配信)


実は、ほんとうにガソリン問題、暫定税率問題で、民主党、野党は
その廃止について主張を変えず、与党は再可決で法案を
成立させるのかどうか、いぶかしさを感じている。

それは、いまの暫定税率によって集められた税金の
使い道が正しいとは、筆者も考えていない。
道路特定財源のなかからは、国土交通省の職員の
厚生施設の整備などにも出費されているとのことで

不可解極まりないし、納得し難い道路建設もありそうだ。
(※文末に追加補足)

それで、単純な期間の延長は時宜にかなわないと考えている。

しかし、そうは言っても、とくに地方自治体、地方経済にとって、
この暫定税率が消滅することは、大げさに言えば、
社会的混乱、それも大混乱を招くほどの事態になる。

簡単に、予算の穴埋めなどできないし、
代替措置、流用措置なども、現実問題として取りにくい。

また、35年も、この税率が暫定のまま継続されてきたことに
批判があるのはもっともなことだが、実は、筆者は、
継続され続けてきたのにも、それなりの理由があったからで、
矛盾やごまかしはあるものの、それらを無視しても、
正しい議論にならないと考えている。

で、どうするか――、を考えることこそ政治なはず。
こぶしを振り上げているだけでは、政治じゃない。


やっぱり、与野党は対決するだけでなく、話し合いの
チャンネルも持つべきなのだ。

それが、2人の議長が話し合ったことによる、
メッセージであると理解した。

おばかな対立劇を続けているうちに、
この国が沈んでしまうかもしれない、、、などと、
けっこう、まじめに心配している今日この頃なのだ。。。(-_-;)


<追加補足>上記本文中頃、「道路特定財源のなかからは、
国土交通省の職員の>厚生施設の整備などにも出費されている
とのことで」とした箇所で、「厚生」の2字を「更生」と誤って記述、
一晩そのままだった。……でも、直さなかったほうが良かった??w



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by yodaway2 | 2008-01-23 02:46 | 風雲急!政局と選挙