週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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歌舞伎に涙する、コイズミ首相の背中……。
夏休み中のコイズミ首相が、昨日(16日)、歌舞伎を鑑賞したとのニュースを読んだ。
首相が鑑賞した演目は「元禄忠臣蔵」のなかの一つ、
「御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)」など。

首相はクライマックスシーン、主人公の赤穂藩浪士が宿敵・吉良上野介を
不意打ちしようとしたのを、将軍徳川綱吉のおい、綱豊(後の第六代将軍家宣)に
いさめられるという場面で、涙を流したという。
・共同→http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2004081601002301

                    ※※

実は私は、歌舞伎など、いわゆる伝統芸能にはうといのだけれど、
それでも一度だけ、友人に連れられて歌舞伎座に足を運んだことがあった。
30歳になる前だったように思う。

よくお正月などに、NHKで歌舞伎が放映されるけれど、
テレビで観ていると、「ろーろーろー」「おんおんおん」と、
何を言っているのかもよくわからず、
ふうん……とは思うものの、チャンネルを変えてしまっていた。

私が観た演目は「俊寛」だった。
実際に歌舞伎座に行って、幕が上がって、まず驚いたのは、
舞台自体の、その壮麗さ――。

テレビ中継などでも”注意”して見ていれば、それはわかるのだろうけれど――、
そこに配置される多くの役者の配置、動き、それに気圧された。

場面が主人公らに集中するときには、ほかの役者たちが、
舞台上のままピタリと動きをとめ、かつ舞台を支えるさまに、息をのまずにいられなかった。

やはり、「ろーろーろー」「おんおんおん」と聞こえてしまう部分が多かったのだけれど、
よく言われる「様式美」とは、これのことか……、と思った。

                    ※※

「俊寛」のクライマックスシーン――、遠ざかる船を、追いすがるようにして見送る
俊寛の姿だったのだけれど、そのとき、隣の友人氏を見た。

泣いていた。

私ははじめて観た歌舞伎自体にも圧倒はされていたけれど、
その話をすべて理解しながら、涙していた友人氏に尊敬の念を抱いてしまった。

                    ※※

しかしそのあとの私は、またいつもの、ふだんの私に戻ってしまい、歌舞伎座に赴くこともなく、
一日一日を生きるのに、ただそれだけに汲々としながら時を過ごしてきてしまった。

激闘に次ぐ激闘で、自分の人生も二転三転した。
限られた世界でのことではあったけれど、賞賛も浴びた。裏切られ、失意の日々も送った。
いろいろ学びたいこともあったのだけれど、楽しみたいこともあったのだけれど、
余裕が持てなかった。それに耐えるだけで、いまになってしまった。

またいつか、歌舞伎座に行ってみたいな――と、柄にもなく、ふとそんなことを
思い描いていたところの、首相のニュースだった。

                    ※※

コイズミ首相の生まれは1942(昭和17)年1月8日。いま、62歳。
還暦――という年齢の区切りがあるけれど、それを過ぎて、なお、ことに感動し、涙する。

まだまだ私の生きてきた時間は足りないけれど、
これまで出会った方々を振り返ると、多くの人間をひっぱる人物は例外なく、
そして何ごとかを成し遂げる人物も例外なく、「感動」――する。
つまり、するどく感受性を発露するのだ。

とくに、切った張ったの世界のリーダーは、みな、そうだった。

政治の場面は、先々、ますます不透明だし、首相の世評もはかばかしくない。
でも、今日は、コイズミ首相が、歌舞伎に涙を流したとのニュースに、
彼は彼なりに、なおも、ファイテンィングスピリットを維持しているのだろう――と、そう思った。



※コイズミ首相がお好きでない方には失礼。次は他の方を取り上げますので。^^
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by yodaway2 | 2004-08-17 09:32 | 風雲急!政局と選挙