週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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見よ!米大統領候補のスタッフリストを。――濃密なる、政策のツワモノたち。
米国大統領選挙について、非常に参考になる資料あり。

現在、民主党、共和党のそれぞれで指名争いが続いているが、
どちらの党においても、強弱がはっきりしてきた。
民主党は情勢が激変し、昨年末まで、圧倒的に先行していた
ヒラリー・クリントン氏が失速しており、バラク・オバマ氏への流れが止まらない。

共和党では不死鳥のごとくよみがえったマケイン氏の
指名獲得が決定的で、対抗していたロムニー氏は撤退、
ハッカビー氏が残っているものの、番狂わせの可能性はなさそう。

で、今回、ご紹介したい資料は、日本のなかで作られたもの。
東京財団、現代アメリカ研究プロジェクト(プロジェクトリーダー・
久保文明東京大学教授)によるもので、米大統領選に関わる、次の資料。
まず、ご覧いただきたい。

・東京財団→現代アメリカ研究プロジェクト→
「2008年米国大統領選挙主要候補者の選対本部・政策アドバイザー人名録」


その鑑(かがみ)から同資料の意義を抜粋。

>しかし、だれが最後に勝利するとしても、その候補者に
>どのような政策アドバイザーがついているかを知ることは、
>新政権の政策を予測する上で欠かせません。

>なぜなら、彼らの中から閣僚が選ばれる可能性も高く、大統領候補とともに、
>2009年以降の米国の政治・経済・外交・安全保障を動かす人材を含むからです。

>日本では、現時点で、大統領選挙の主要候補の人脈を一覧できる資料は
>皆無であると言えます。また、近年、日米間のパイプが細りつつある現状に鑑み、
>両国の関係強化を図る上で人脈の開拓は重要であり、その意味でも
>この資料の利用価値は大変大きいものと確信いたします。

もちろん、この資料の第1版は昨年11月の時点で公開されているし、
第2版の公開についても、ご存知の方はご存知であったと思う。
ただ、出回っている資料とも思えないし、鑑のとおり、
他に類似の資料がなく、筆者には、このような資料が無料で読めるとは、
心底、ありがたや~と感じた次第であり、ご来訪の各位が、
ご存知でないならば、おすそわけさせていただきたいと思った。

いかがだろう……?
筆者も細かく検討したわけではないが、リストにあげられている
人物の多彩で濃密なること……、濃密なること……。

大日本帝国憲法下、「天皇機関説」なる学説があったけれど、
ぜんぜんかんけいないかもしれないが、とっさに、
米国大統領とは大統領機関説による権力主体かも、との考えが浮かんだ。

すなわちは、米国大統領とは、濃密なる政策スタッフの輔弼(ほひつ)によって、
統治権を行使する存在……というほどのイメージであるのだけれど。

いま、バラク・オバマ氏の鮮烈なメッセージ力に注目が集まっているけれど、
オバマ氏にしてもヒラリー氏にしても、また、共和党のマケイン氏にしても、
そのバックでは、腕に覚えありと自認して止まない剛の者が、
己の知恵と理想をかけて、競い合っている……。
そんなイメージでもある。

日本でも、このごろになって、マニフェストなる言葉が大流行し、
小選挙区制と相まって、政策論争の比重がましているとされるが、
政権のブレーン、政策スタッフなどは黒子も黒子ではっきりしない、
野党第1党もまた然り。

だいたいにして、そもそも、政権を担う、もしくは狙う方々は、
きちんとブレーン、政策スタッフを抱えているのかどうか、疑わしくさえ感じる。

また、そうしたブレーン、スタッフへの評価も、それが判明しても、
世間ではあまり与えていないように思う。

それは、だいいちに、事実上、長く政権交替が行われず、
その役割を官僚が担ってきているからであり、
そこでは行政の継続性こそ錦の御旗であって、
前例踏襲が主でもあり、政策を競う風土が育ってこなかった。

あるいはむしろ、中選挙区制時代の、自民党内の
5大派閥による競い合いの方が、政治の場において、ずっと、
はげしく真剣に、路線や政策を戦わせていたかもしれない。

さて、脱線してしまったけれど、筆者の第一印象は、
かくも整理されてみると、隣の庭がきれいに見えて仕方ない。

もし、日本の選挙でも、このように自分のブレーン、スタッフをずらりと前に出し、
自分ひとりじゃない、自分にはこのような逸材が集まっている、
だからこそ、夢は実現できる!――とでも訴えられたら、オバマ氏の
演説ではないけれど、けっこう、キュンとなってくるのではないか。

米国は問題の多い国かもしれないが、
いかに中国が台頭しようとも、ロシアが盛り返そうとも、
世界の覇権をそうそう簡単に明け渡すはずがない。――その根拠は、
軍事力、人口、資源、国土、基軸通貨、思想……といろいろあるが、
人種、民族が入り混じった社会であっても統一を崩さない、
国家イメージの強さであり
、そしてそれを、
人々の競い合いが支えているのだと思う。

リストをご覧になって、皆さまは、どのようにお思いだろうか?


<過去のエントリーから>
・2004年 05月 02日→米国は嫌われている……けれでも。

※4年も前に書いたエントリーです。お時間があれば、どうぞ。^_^;

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by yodaway2 | 2008-02-24 14:06 | 米国はどうする、どうなる