週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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冷凍ギョーザ;中国指導部、収拾への思いにじます?
<追記、3月1日>中国が態度を一変、中国国内での毒物混入の可能性は、
極めて低いと、検疫当局、捜査当局が表明。その裏では、当然のことながら、日本の
世論の動向、そして政治の対応を見ている。中国の国内事情もある。日本の食料自給率の
低さも見ているし、国際社会の反応も見ている。首相は苛立ち、国会答弁のなかで、
「両国民が対立することになる」と警告を発した。
胡錦濤国家主席来日の延期もあり得るほどで、ここが文字通り、正念場。


<追記、2>……と書いて、ニュースサイトを開いたら、胡主席来日について、
やはり、政府内から延期論が出ているとのこと。
めずらしくも、日本側から発した「警告」であり、不快感の表明でもある。


(本文)やや報道が下火になりつつある、中国製
冷凍ギョーザ事件について、少し、整理がてらに。
あわせて、中国の要人の一人、唐家セン国務委員の来日について。

唐国務委員は明日から24日までの日程で、
日本に滞在、福田首相、高村外相らと会談し、
4月に予定されている胡錦濤国家主席の来日に向けて、
日本側と協議するのがねらい。――当然、そのなかで、
東シナ海ガス田の問題や冷凍ギョーザの中毒事件について話し合われる。

                ※※

中国製冷凍ギョーザ事件については、
製造元の天洋食品に、中国の捜査関係者が連日、
出入りする姿が伝えられており、地元検疫当局や工場長らが
毒物混入の可能性を否定していても、中国の中央政府は
それと一致した行動を取っていないと受け取れる。

むしろ、日中間で言えば、胡錦濤国家主席の来日を
控えているだけに、明らかに、解決を急いでいると見てよさそう。

地元検疫当局や工場が、再度、毒物混入の可能性を
否定し、自分たちこそ被害者と言い、どこを相手に考えているのか、
損害賠償の可能性にまで言及した。

日本ではメディアもネットも、だいたいが呆れ、いぶかしがり、
中国への不信を募らせているが、彼らの立場に立てば、
いかに自分たちの責任を少なくするか、の考えにしか立てないのだろう。

しかし、それは「末端」での、発言や考えにすぎない。

                ※※

日本では、比較的話題になっていないと思うが、
中国駐日大使館のHPに、中国外交部(外務省)の報道官による
記者会見の記事が次の内容で掲載されている。以下、一部引用。

・中国駐日大使館HP→2008年2月14日の中国外交部
劉建超報道官の定例記者会見(2008/02/15)


>問 最近のギョーザ事件は日中経済関係と中国食品の
>安全性に対する日本国民の見方に影響を与えていると思うが、
>この事件の影響をどうみるか。

>答 いくつかの点を述べたい。第1に中国はこの事件の情報を得た後、
>非常に責任ある態度で直ちに調査に入った。中国は独自調査だけでなく、
>日本側と互いに協力して調査している
。中国政府と中国の関係企業の
>責任ある態度は日本の政府、消費者の理解が得られるはずだ。

>第2に国家品質監督検査検疫総局の基本的判断からみて、
>これは食品の安全性にかかわるシステム上の問題ではなく、
>個別の事件である。われわれは中日双方の検査機関、公安機関が
>合同調査チームを編成し、事件についてさらに調査するよう希望している。


>これは重大な問題であり、問題を解明することは中国製品に対する
>日本の消費者の信頼を回復するうえで非常に重要であり、
>中日間の経済・貿易分野の正常な協力にとっても非常に重要である。
>前回も言ったように、中国はこの問題を徹底的に調査する。
>日本側の積極的協力も希望している。


実際に中国が、この先、どのような行動を取るのか、
予断は許されないが、中国の中央政府では、たとえば
アンダーラインのように、まず日本との調査協力に言及し、
後段では捜査協力の必要性を表明もした。

また、「第2に……」以降の部分で、「(中国食品の)安全性にかかわる
システム上の問題ではなく」と述べて、今回の事件を
「個別の事件」との表現で、事件はあくまで特異なものと限定した。

日本からすれば、それは甘さのある話なのだが、
それでも、全体の文脈からすると、「個別の事件」と限定しつつも、
中国側の責任を認めていると受け取れる。

もし、そのような意図がないと言うのであれば、
すなわち天洋食品の工場長のように、
自分たちこそ被害者だ、とでも言いたいとしたら、
危うさだらけの発言となってしまう。

追いかけて18日、中国の国家品質監督検査検疫総局は、
輸出食品の生産・加工企業に対する一斉検査に着手する方針を明らかにした。
これもまた、今回の事件について、中国側が責任を認めないのであれば、
全国規模の検査など必要ないわけで、そこからも、
中国側の収拾への思いがにじむ。

・時事→食品輸出企業を一斉検査=「安全性」再確認へ-中国検疫総局
(2008/02/18-14:24)


胡主席の来日もそうだが、それ以上に、北京オリンピックが
迫っているわけだし、他国に波及すると経済に撥ね返る事態になる。
だから、この問題で尾を引きたくないはず。

                ※※

明日からの唐家セン国務委員の来日において、
何が話されるか……、結局は、政治の判断に
ゆだねられた格好になった。

中国は10年以上、二桁に近いか、それを超えるかの成長が続いている。
しかし、それは、かつての日本もくぐり抜けてきた、
粗製濫造で、公害問題で苦しみ、地方の荒廃を招いた時代と
似ていて(――地方の疲弊は今もあるけれど)、社会全体が
練れていない。拝金主義に傾き、すさんでもいる。

その程度が、国土が広く、人口の多い分、すさまじい。

冷凍ギョーザ事件は、中国のいまを象徴する事件のようでもあり、
日本と中国の行方にも示唆を与えそうにも感じる。

以上、整理がてらに、ちょっとまとめてみた。


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※以上、走り書きにて仮アップ、誤字脱字、許されたし。^_^;

 
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by yodaway2 | 2008-02-19 17:29 | 中国と、どう付き合う