週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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福田首相の訪中、キャッチボールをしつつ、台湾問題でピリリ、、と。
27日からの福田首相の訪中、そして日中首脳会談について。
今回の訪中は特筆事項もないかわりに、対立も摩擦も少ない“旅(たび)”になった。

・サーチナ・中国情報局→温首相・福田会談で「戦略的互恵関係強化」野球の話も
(12月28日14時46分配信)


                ※※

29日午前には、福田首相から誘ったという、温家宝首相との
キャッチボールも実現し、少々、無理(ム、リ、、)のある雰囲気ながら、
友好ムードが精一杯、演出された。

・時事→日中首相がキャッチボール=親密ぶり演出-北京(12月29日13時1分配信)

そのプレイぶりを、年齢の割りにお見事!と見たか、
危なっかしい、とハラハラしたかは、意見の
分かれるところかもしれない。

また、今回のキャッチボールは、お互い、
あくまで肩ならしで、力を込めての投球、プレイは
これから、ということでもあるよう。

                ※※

中国は、実は日本にとって、けっして心許せる相手とは言えない。
経済の面ではめいっぱい交流が進み、いまや米国を抜いて、
輸出入とも1位の相手国だが、政治、安全保障の面では、
お互いに牽制し合い、ときに食い違い、摩擦が生じ、対立もする。

経済、経済と言っても、結局は政治に規定されるわけだから、
いろいろあっても、政治の面での交流が安定しているにこしたことはない。

争うかもしれない相手とは、あるいは、争っている相手とは、
日ごろの関係を良くする、争いを限定し、その他の面では関係を改善しておく――、
こんなところが定石と言えば定石になり、おそらく、両国の政府も、
同じように相手を見ている、ということなのだろう。

                ※※

かくも友好ムードに満ちた今回の訪中なのだが、
一場面だけ、ピリリとした空気になったらしい。

それは、福田首相が温家宝首相との共同会見で、
台湾問題についての日本語訳の間違いを訂正、念押ししたということ――。

・サンケイ→台湾問題で神経戦 首相、“誤訳”正す 日中首脳会談
(12月29日8時1分配信)


記事はその場面を次のように伝える。
日中首脳による初の共同記者会見は予定の20分間を25分もオーバーする熱の入ったものになった。両国友好の大切さを訴える温首相。だが、それまでの温和な笑顔を引き締め、台湾問題を切り出した。そして会場に通訳の日本語が響いた。

 「福田首相は台湾独立に反対するとの立場を順守、厳守していくことを表明した」

 その声に、温首相の右隣に座っていた福田首相が凍り付いた。温首相に気付かれないように右手の人さし指で、目の前の記者席にいた外務省の藪中三十二外務審議官に「資料をよこして」とサイン。福田首相の手元に資料が滑り込んだ。

 中国側メディアの質問に一通り応えた福田首相は、最後に「台湾についても、私から日本の立場を申す」と切り出した。受け取った資料に目を落としながら、慎重に「2つの中国という立場はとっていないし、台湾の独立も支持していない」と語り、「独立反対」という表現を「支持しない」に修正してみせた。


「反対」と「支持しない」は、日本語として明らかに違っているのだが、
そのことをその場でとらえ、間髪入れずに対処した、
というのはなかなかの反射神経だった。

福田首相がすかさず藪中審議官を手招きし、資料を持ってこさせた、
そして温家宝首相のあとに発言を継いだ、顔はにこやかに、、、
政治の場では「言葉」こそが最大の武器になり、脅威になる、、、。

まして、外交の場ともなれば、ひと言であっても、
それが国家間のレベルにおいて、後々、大きな禍根となることだってある。
時間が過ぎてからでは、言い直しがきかないこともある。

福田首相が機を逸せず、自分で判断し、説明しなおしたのは、
かつて、在任が歴代最長であった官房長官時代に
培われたセンスかもしれない。――けっこう、あっぱれ!だった。

今回、東シナ海ガス田問題は先送りされたが、願わくば、
同問題にも注意を怠らず、対処していただきたいもの。

                ※※

帰国すれば年が改まり、ねじれ国会が再開になる。
いよいよ、テロ対策新法(インド洋給油法案)にも参院での採決が迫る。

今回の「中国旅行」は、首相にとって、けっこう、
呼吸を整えるのに、よい機会になったと思われる。


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by yodaway2 | 2007-12-29 16:52 | 中国と、どう付き合う