週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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自民党が陥っている、組織のデフレスパイラル
選挙の話題が続いて恐縮だが、気持ちとして、続けざるを得ない。

今回の選挙結果について、3つ前のトピックで、私は「微妙」とした。
もともと、コイズミ首相、政府、自民党からすれば、
いかに答えても正解になりにくい政策課題を抱えての選挙だったので、
それをハンデに考えれば、「善戦」かもしれないとも書いた。


●選挙結果――見方が少し変わってきた。

しかしその評価は、12日朝の新聞各紙、サイトの論調――と言うよりも、
「自民敗北、民主躍進」との見出しに対する疑義の意味合いがあった。
そんな単純なハナシじゃないでしょう、と。

少し時間が経った。そして、このブログにも
さまざまなご意見、分析をいただいた。

改めて考えると、どうだったか――。
私自身は、見方が少し変化してきつつある。

今回の選挙結果は、自民党にとって痛撃であり、
これまでの日本の政治の権力構造を揺るがす変化の予兆……。
自民党の衰退は、よほどのことがなければ、この先、止まりそうにない、と。


●2議席減らしただけ――では、あまりに悠長。

終盤、自民党の青木参院幹事長が創価学会の会長を訪ね、
いわゆる「学会票」によるテコ入れを要請した。
選挙区選挙を戦っていた候補者、陣営のレベルでも、
各地で、それは同じように行われた。

そんなことまでしても、自民党は1人区で14勝しかできなかった。
民主党は1人区の選挙で、98年は0勝、01年は2勝していたに過ぎない。

加えて今回、民主党は比例第1党であり、かつ改選議席第1党――。
選挙区での自民対民主は34対31だったけれど、無所属の当選5人は、
いずれも野党共闘候補であり、推薦に民主党が含まれている。

自民党からすれば、改選議席から2つ減らしただけなどと、
悠長なことは、とても言っていられない状況だ。


●あたかも”デフレスパイラル”のように……、ずるずると。

自民党の組織が弱体化していることは、いろいろ言われすぎているけれど、
とにかく抜き差しならないところまで来ているのかもしれない。

企業、団体等の組織票対策についても、それは自民党にとって
お家芸だったが、人々の生活様式の変化、不況による支持離れ、
リストラによるロイヤリティの低下、圧力団体との軋轢……などが重なってしまった。

自民党には組織弱体化へと向かう、デフレスパイラルが起きている。

昨日、コイズミ首相が党本部で開いた会見で、無党派層対策を口にした。
これには2つの意味があると感じた。


●「組織対策」と「無党派対策」と、……定まらない振り子。

ひとつは終盤で、党選対の分析に基づいて取った、自民支持層に的を絞っての
巻き返し策について、それが必ずしも有効な結果とならなかったことへの後悔。
もともとコイズミ首相は、曽我さんの家族再会についても、
選挙目当てなどという謗りを受けるようなことはしたくなかったのだ。

もうひとつは、旧来からの組織の建て直しに固執しても、
展望は開けないと、彼なりに確信していること。

政治の底流と表現すればよいのか、潮流と言えばよいのか……、
それが違った流れに向かいつつあることを、案外、よく感じ取っているのではないか。

コイズミ首相からすれば、そして自民党からすれば、
こうした流れを見極め、それになおも乗っていくことは至難の業。
抗おうとするのは、なお難しい。

この流れ――、コイズミ首相がつくったとまでは言えないだろうが、
しかし、自ら政策課題を果敢に引っ張り出し、挑んだ結果として、
世論の反発、批判に合い、自民離れの流れを加速してしまっているのだ。

だからこれは、コイズミ首相にとって、恐ろしく皮肉なことのように見える。


                    ※※

●9月の内閣改造に、暗闘始まる中で。

今朝の新聞――。内閣支持率38・9%とあった。
共同通信による調査で、5月調査の54・9%から16ポイントも下降している。
もちろん、首相就任以来、最低の数字。逆に不支持は51・0%と、
はじめて50%を超えた。

コイズミ首相は苦闘しつつも、やはり力を失ってゆくのだろうか……。

数々の課題を自ら引っ張り出して挑もうとしているのに、
結局はそのことで非難を浴びてしまう。

それでも彼には、まだ、政権を投げ出す気配がない。
9月の内閣改造に起死回生の想を練りつつも、すでに舞台裏では
暗闘が始まっていることだろう。

                    ※※

●「いま、辞めるわけにはいかない」……と、コイズミ首相。

たしか選挙の中盤で、コイズミ首相は
「いま辞めるわけには、いかないんだよ」と、そう言った。
私はこれを権力に対する固執とは見ていない。
去来するものがあるのではないか。

火の粉をかぶってでも駆け抜ける――選挙結果に「むしろよく闘った」と
強弁する姿から、そんなつもりでいるようにも見えた。


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by yodaway2 | 2004-07-14 18:15 | 風雲急!政局と選挙