週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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参議院選挙、私はこう考えた。――選挙のパラドクス。
一つ前にいただいたコメントへの返信を書き始めたのですが、
それが長くなってしまったので、新しいトピックにしました。

今回の選挙について、いま、ひと通り新聞を読みました。
サイトも飛び飛びですが、あちこち開いてみました。
自民敗北、自民敗退、自民伸びず――みな、そう書いていますけれど、
私は若干、異なる感想を抱いています。


●自民は敗北したのか……?

まず、今回の結果が「与党敗退、民主躍進」――というのは
そもそも間違いのように思います。これは泰讃さんと同じ理屈です。
自民敗退、民主躍進――とするのも、民主はたしかに躍進したけれど、
自民は2議席減らしても公明にその分、1議席回しているから、
けっこう、なかなか渋いかもしれません。

落ち着いて見てみると、「微妙」な結果のような気がします。
民主党の「勝ち」は、割合、はっきりしていますけれど、
自民党はどうなのでしょうか。負けは負けなのでしょうが、微妙な負け方です。

ひょっとすると……なのですが、政府による、このところの政策選択には、
それがマスコミ、野党が争点としたイラク問題であれ、年金改革であれ、
正解が見つけにくい性質をもともと帯びていたものであって、
それにゴルフのようなハンデを与えてみると、今回の選挙結果は、
そう負けてもいないかもしれません。

ひょっとすると、実質的には善戦だったのかもしれません。


●「確信犯」であったがゆえに、……傷は覚悟の範囲内?

コイズミ首相が説明責任を果たさなかったことが、自民の「敗退」の理由に
言われていますが、もしそうだとしても、自民党は、
どこをどのようにしても批判は目に見えている政策課題に果敢に挑み、
国民にリスクや負担を強いる選択をしてきたと言えるかもしれないのです。

説明責任と言われても、説明しても、もともとキリがない話のように、
考えてしまっていたのでしょうし、泥沼にはまるだけと思ったのでしょう。
結果的に、それは誤りと言えば誤りとなりましたが。

つまり確信犯的にそうしていた可能性もあるので、今回の選挙結果は、
自民党にとって意外でもなんでもなく、むしろこのくらいで済んだのであれば……と、
考えているかもしれません。

昨日、森前首相、安倍幹事長、青木参議院幹事長が食事をいっしょにしたようです。
つまり幹部中の幹部による鳩首会談だったわけですが、
その席でたぶん、対外的な発表の仕方に歩調をあわせたのだとと思います。
それを受けて、青木幹事長も選挙結果を「政局にしない」と発言したのです。


●これからどうなるか……は、民主党の「攻め方」いかんに。

これからどうなるか……は、ひとえに民主党の「攻め方」によります。
たしかに、自民から政権を奪える可能性は高まりました。
民主党の方々にとっては、それはもう、自然の流れと感じているでしょう。

ちなみに、いまの民主党は、人材の厚みでみれば、玉石混交だと思います。
けれども、政権政党に流れが向かっているわけですから、これからは、
もっともっと、どんどん優れた人材が集まってくるでしょうね。

自民党支持層が弱体化していることについては、いまさらの話になりそうなので
割愛したいのですが、とくに支持者が高齢化していることが、何よりの問題です。
組織の新陳代謝、再生産が滞ってしまっているのです。

選挙中盤の情勢が、自民党に極めて厳しいものであることが判明し、
青木参議院幹事長は、公明党の支持母体、創価学会に赴き、
会長に頭を下げたと言います。

これも、組織の弱体化、支持層の流出を補いたいための、
止むを得ざる、負の選択でした。


●「ポピュリズム」の言葉は正しく使われていたのだろうか?

民主党には――、それにしてもです、これから、国民に厳しい話もしながら
政治を切り盛りしていくだけの器量はあるのでしょうか。

繰り返してしまいますが、コイズミ首相は「ポピュリズム」と
マスコミから評されましたが、ほんとうにそうなのでしょうか。
「ポピュリズム」……、マスコミは「大衆迎合主義」「人気取り政治」くらいの意味で、
この言葉を使っていると思います。

しかし、コイズミ政権の実態、政策選択は、全然あべこべに、
国民から嫌われそうなことを敢て持ち出し、実行しようとしている事柄も、
けっこうあるのです。 

年金問題だって、歴代政権、歴代野党のように、無用の議論とばかりに
頬かむりして、しらばっくれることだってできないことではなかったのです。
それに果敢に挑み、批判を浴びる――これがコイズミ首相の良いところであり、
うまくないところでもあるわけです。

北朝鮮問題だって、概ね同じように言うことができます。
歴代政権もそうですが、民主党に参加している旧社会党系の勢力、
社民党なども、振り返ってみれば、北朝鮮問題の解明、解決を遅らせてきた、
何よりの存在だったわけですから。


●それでも……、これからどうなっていくのだろう?

これから、この国の政治ってどうなっていくのだろう…………。
コイズミ首相に、かつての細川首相のように、自ら政権を投げ出す気持ちは、
いまのところ、なさそうです。

自民党も、意外なことにまとまってしまうことだってあり得ます。
コイズミ政権は、こうなっては――これが、選挙の逆説(パラドクス)だと思うのですが、
まず、解散などしないでしょう。この先も続くのです。


これから、この国の政治ってどうなっていくのだろう……。

いま、私にできる、唯一のことは、こうしてブログに書くことだけなのですが。


                     ※※

はっきり言い過ぎたかもしれません。ご意見の異なる方は、どうぞご容赦を。
なお、自民党についてやや詳述していますが、私自身の投票内容とは
一線を画していますし、どこかに肩入れするのが文章の趣旨ではありません。


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by yodaway2 | 2004-07-12 10:19 | 風雲急!政局と選挙