週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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北陸電力で臨界事故が起きていた!――ほんとうは危機一髪だった?<追記あり>
★追記、12:11/16日正午のNHKニュースで、甘利明経済産業相は、
今日の記者会見で、北陸電力の事故隠しがなければ、3ヵ月後に起きた、
東海村の臨界事故について「(公表されていれば)防げたかもしれないと、
正直、そういう思いはあります」
と述べた。――北陸電力の責任は、ほんとうに重い。


                ◆◇

これも看過し得ない重大なニュースと思う。
北陸電力、志賀原発1号機で、99年6月に臨界事故が発生しており、
それを会社は今日まで、およそ8年、完全に隠蔽してきた。
経済産業省が、電力会社の相次ぐ不祥事隠しに、
一斉調査を命じたなかで判明、今日午前、北陸電力が公表した。

・<北陸電力>制御棒抜け「臨界」 志賀原発事故報告せず  [ 03月15日 12時32分 ]

                ※※

「臨界とは」でググってみたところ、次がわかりやすかった。
※核COMMUNICATION→「臨界とは」、以下に引用。
(http://contest.thinkquest.jp/tqj1999/20283/jco1.html)
<臨界とは>
現在発電に使われている様な「核分裂」は,一度始まると核分裂によって放射された中性子線が次の核燃料原子核に衝突し,これが繰り返されることで連鎖反応が起こる。
この連鎖反応はそのままにしておくと一気にすすみ,大爆発を起こしてしまう。原子力発電などの技術の中核となるのはこの連鎖反応のスピードをいかに遅く制御するかの技術である。この制御がうまくいかないと大爆発事故が起こってしまう。すなわち臨界とは,連鎖反応が起きないための限界のことである。これを超えてしまうと大惨事に発展してしまう。

志賀原発1号機の事故が起きた、その年の9月に、
東海村でJCOによる臨界事故が発生、作業員2名が亡くなった。
事故の発生に近隣住民は避難し、現場周辺の県道、国道は閉鎖、
JR東日本の常磐線は運行見合わせ、陸上自衛隊への
災害派遣要請などの措置もとられた。
・参考/ウィキペディア→東海村JCO臨界事故

科学に疎くとも、あの、JCOの事故を思い出せば、
臨界事故がどれほど恐ろしいものであるのか、想像に難くない。

それどころか……、JCOの事故では作業員が、
バケツに入ったウラン溶液をスコップでかき混ぜて発生したが、
今回明らかになった事故は、電力会社による定期点検作業の中で、
緊張のうえにも緊張し、慎重のうえにも慎重に
事が進められているはずの状況で発生した。

すなわち、徹底的に安全が確保されているはずの状況で、
起きるはずのない状況でその事故が起きた。

関係者はこの事故を、ひた隠しに隠そうとし、所長の日誌にも記載がないという。
それどころか、ほとんど事故の記録が残っていないと伝えられている。
現場では、徹底した証拠の隠滅が図られたのではないか。

                ※※

今日午前、北陸電力の役員が、報道カメラの前で、深々と頭を下げた。
「申し訳ありませんでした」

そして、記者の質問に、この事故による被爆者はいなかった、
放射能漏れもなかった、と答えた。
しかし、事故の記録そのものが残っていない。

隠し通せない事情があったかどうかは知らないが、
また、経済産業省の一斉調査の求めに応じたものにせよ、
8年前のこの事故を発掘し、公表したこと自体は
評価すべき面もあるのだが、結局、とどのつまるところ、
運良く大惨事を免れていたに過ぎない。

                ※※

電力会社は電気事業法によって規制も受けていれば、
守られてもいる。民間企業の体裁にはなっているが、
ところが中身は、お役所以上にお役所的で、つねに、
気の毒なほど所轄官庁の、経済産業省の顔色をうかがい、
事なかれ主義でもある。

相次ぐ事故、不祥事隠しは、悲しむべきことにも、
そうした、徹底してミスを嫌うお役所以上のお役所体質、
事なかれ主義がもたらしたものなのだ。

ゆえに、ほんとうに放射能漏れがなかったのかどうか、
被爆者がいなかったのかどうか、……心配にならざるを得ない。

                ※※

この事故が明るみに出たことによって、
今後の電源立地、原子力発電所の立地計画は、
ひどく影響を受けざるを得ないだろう。

以前の、福知山線脱線事故を起こしたJR西日本もそうだが、
電力会社全体の信用が傷ついており、
信用はぐに戻ってこないだろう。


<追記、16日12:16>
各地の電力会社で、データの改ざん、原子炉の緊急停止隠しなどが続発している。
もしくは、長年にわたって隠蔽され続けてきた。電力業界の不祥事隠しは、まるで
「臨界事故」のように、連続的、連鎖的に起きており、それが収まらない。

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by yodaway2 | 2007-03-15 17:33 | 社会の問題、世相さまざま