週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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都知事選;浅野氏、出馬へ。――“太陽の季節”に陰りはないのか?
前宮城県知事、浅野史朗氏が、4月に行われる東京都知事選挙に
立候補の意思を固めたもよう――とのニュース。
今朝、テレビ出演し、「覚悟を決めなくちゃいけないという気が、
かなり強くしている」と話し、出馬の意思を隠さなかった。
・毎日→<都知事選>浅野氏出馬の意思固める 朝のテレビ番組で表明
[ 03月02日 12時29分 ]


                ※※

都知事に限らず、県以上の知事選挙となると、
組織抜きには、まず、戦えない。

まず、選挙区が大きい。
参議院も全県1区や比例区があるが、
衆議院議員や他の首長選挙、議員選挙よりも大きい。
選挙期間も参議院と同じ17日間で、他に比較して長い。

それが都知事選挙では、さらに桁違いだ。
有権者の数も、他の選挙と比較にならない。

ゆえに、政党や何かの組織の支援がなければ、
期間中に公営掲示板(公営ポスター掲示場)に
選挙ポスターを貼ることすらおぼつかない。

東京都知事選挙で何ヶ所の公営掲示板が設置されるのか、
いまは、ちょっと調べられなかったが、3000や4000箇所では済まないはず。
(ご存知の方がいれば教えてほしい。^^)

有権者への選挙ビラだって行き届かないし、
たぶん、大きくクローズアップされてくるマニフェストも
手に渡らないことになる。

そして、選挙区が大きく、選挙期間も長い――となれば、
幾度かの法改正で、選挙が公営化の割合を増してきたとはいえ、
何よりも、何よりも、お金がかかる。

                ※※

1993年10月に、ゼネコン汚職で、当時の宮城県知事、本間俊太郎氏が
辞職したあと、自民党が当時の副知事を候補者に据えたところ、
無党派層を中心に反発が広がった。――それを見て、浅野氏は、
告示日ギリギリのタイミング、告示3日前に立候補を表明した。

仙台出身だったが、当時、厚生省の課長であり、
いわゆる、落下傘候補となった。

それが、追い風を受けた。

しかし、急ごしらえの選対であり、しがらみを断ち切ると
うたったので、表向き、政党の関与も限定されたものとなった。
それで、選挙期間、日にちが進んでも、選挙ポスターの
貼られていない公営掲示板がいくつもあった。

選挙事務所には「あそこにポスターが貼られていない」
「ここの掲示板にない」と、次々に電話が入ったはずで、
それだけでもてんてこ舞いだったのではないか。

                ※※

議員は複数だが、首長は一人。
それで「一分の一選挙」などという、言われ方もする。

それだけ権限も重く、国会議員も首相や主要閣僚級であれば別だが、
衆参の国会議員も束にならないと、知事職とつり合わないのが通常。
だから、知事選挙では、しばしば現職の国会議員が候補者になったりする。

今回の東京知事選でも、石原知事は国会議員出身であるし、
民主党の候補者選考で名前のあがった菅直人氏、
海江田万里氏(落選中)らも、みな、国会議員であったのだ。


ことに、東京知事――となると、その事情たるや極限になる。
首都ゆえ、政治経済の機能のほとんどが集中し、皇居もある。
東京都のGDPは83兆6000億円、韓国の70兆5000億円よりも大きい。
国家級も国家級、東京都を各国のGDPと比較すると、
順位は10位、トップ10に入ってしまうのだ。
(参照;社会実情データ図録→主要国と都道府県のGDP規模順位 2003年)

                ※※

東京都知事選挙は告示日が3月22日。
つまり……、あと18日しかない。

それまで選挙ポスターをつくり、選挙ビラを印刷し、
マニフェストもまとめ、印刷し終えなければならない。
事務所、机やイス、事務機、電話の手配もしないといけない。
次には選挙カーをつくり、ウグイスも手配しないといけない、
さらに、選挙期間中に行う集会も視野に、
会場も探し始めないと間に合わない。

そして何よりも、基礎票を読まないといけない。
次に無党派層への対策を練ることになるし、
反対票の切り崩しを考えることになる。

これらは、もちろん、候補者本人の仕事というよりも、
スタッフの仕事になるし、票がからむ問題では、
いわゆる“参謀”が仕切り役になる。

浅野氏の出馬は、もう、寸分も疑う余地がなく、
舞台裏では、選挙準備や支援組織の糾合など、てんやわんやだろう。

                ※※

対して、石原知事はかねてより3選をめざすとしてきたので、
いまのところ、準備に漏れがあるはずがない。

どこをどうみても、浅野氏の側に勝ち目は見つけにくい。

石原知事は、巨大な“太陽”……、だ。
しかし、もし、浅野氏に、ほんの少しでも
チャンスが生まれるとすれば、それは、ひとえに、
石原氏という太陽が、真っ盛りの季節を過ぎようとしていること。

公費の個人的政治活動への流用を疑われたり、
子息の公務請負に疑念が抱かれたり……というようなことが、
このところ、いくつも起きている。

「太陽の季節」に、ほんのちょっとだが、かげりが感じられる。

                ※※

都知事選の情勢を語るには、まだまだ早過ぎるかもしれないが、
常識的には石原氏の圧倒的勝利――ということになりそう。

たとえて言えば、浅野氏側が勝利するのは
最弱の楽天がリーグ優勝を果たすのと同じほどに難しそうだ。

しかし……、浅野氏本人もそうだろうが、
舞台裏で動き始めている参謀氏がいるとすれば、
次のようにうそぶくのではないかと、ちょっと想像してみた。

「けっこうおもしろいところはあるよ、案外、やれるかもしれない。
だいたい、戦いというのは、守る側よりも攻める側に利があるものなのさ。
見ていろ、最後の3日間で票が動く選挙になるぞ」

人々は、逆転劇にこそ興奮するもの。
今回の都知事選がそうなるとは、まったく限らないが、
古来、選挙には魔物が潜むとも言われている。

面白くなる要素は、けっこう、ありそうだ。


<追記、3日19:02>
毎日の次の記事で、海江田氏が出馬に前向きな意思を
1日に民主党都連幹部に伝えていた――とのこと。
ほんの一瞬だが、決定的にタイミングがはずれている。
たぶん、出馬まで至らないだろう。
・毎日→<都知事選>海江田氏出馬に意欲 民主、浅野氏支援派と調整
[ 03月02日 03時06分 ]


<追記、4日18:06>
上記の追記について、海江田氏はNNNの単独取材に次のように答えた。
「私が民主党の東京都連の幹部に(出馬の)意向を表明したということですが、
そんなことはありません。都知事選について、民主党の東京都連から
以前、打診はあったが、お断りして、その気持ちは今も変わっていません」

報道を鵜呑みにはできない――ということなのだろうが、
海江田氏の出馬はない、ということが、事実として、はっきりした。

・当ブログ・次の記事/2007年 03月 03日
  → 都知事選;浅野氏の勝算は?――小が大を倒せるのかどうか。


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by yodaway2 | 2007-03-02 18:43 | 風雲急!政局と選挙