週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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中川氏の中国脅威論。――中身は間違っていないゾ!
自民党、中川昭一政調会長が、激しい「中国脅威論」を口にした。
いわく「台湾がおかしくなったら、20年ぐらいの間に、
ここ(日本)は中国の何番目かの省になるかもしれない」――。

26日に名古屋市での講演した中での発言。
毎日、共同の記事は書きのとおり。
・毎日→<中川政調会長>「中国の省になるかも」軍事費増大懸念示す [26日19時25分 ]
・共同→「日本が中国勢力下に」 中川政調会長、関係改善に波紋も [26日21時08分 ]

前後の発言はなく、いまのところ、文脈は記事により推察するしかない。
毎日の記事では、前段において、発言が「党三役の刺激的な中国脅威論は
影を落としそうだ」とし、後段で、次のように続けた。

>防衛白書によると、中国が公表している国防費は
>18年連続で2けたの伸びを示している。
>中川氏は「核の費用や研究開発、武器輸入の予算は入っていないから、
>合算すればどれだけの軍事力を増強しているか。とても大事な状況だ」と指摘。

                ※※

中国の軍事費増大については、中川氏の主張するように、
実態が明らかになっておらず、非常な脅威とする見方が強まっている。
もちろん、そうでもない、とする見方も、ある。

しかし、それがはっきりしていないとしても、現実に
中国の海洋調査船が東シナ海を脅かしているし、
近宇宙開発(宇宙軍拡)では、近年、有人飛行を成功させ、
さらに、人工衛星の爆破実験も行った。

                ※※

小泉政権下、少なくとも政治の分野で冷え込んだ日中関係について、
安倍政権は現実路線を取り、今月16日には、安倍首相が
来日した中国、李肇星外相と会談、4月の温家宝首相来日に向けて、
双方で地ならしを行った。

懸案の東シナ海ガス田開発についても、
日中共同開発の方向で前進しそうなのだという。

中川氏が小泉政権下、農水相の前に経産相だったころは、
中国側に、極めて厳しい態度で接していた。
たしかインドネシアで、ASEANか何か会議の際に、
中川氏が中国側と会談したことを記憶している。

中国側が日中境界線(日本側主張の中間線)ぎりぎりのところで、
いくつものガス田開発をすすめていることについて、
中国側は、開発場所が中間線より中国側であり、
問題ないとしたところ、中川氏はテーブルの上にあった、
ジュースのコップを手に取り、ぐいと、引き寄せた。

そして、次のように言った。
「いま、コップにストローが1本、入っている。ここへ、もう1本入れる。
あなた方は、この1本が自分たちのものだと言うが、
それで吸えば、結局はこちらの分も吸ってしまうことになる」

たとえ、日中の中間線より中国側で採掘したとしても、
ガス田は地下でつながっており、日本側の権益を脅かすものだ、と、
例え話にして、つよく反発してみせたのだ。

                ※※

今回の中川氏の発言は、非常にあけすけな表現だが、
中身は、けっこう多くの人々が、気にしていること。

もちろん、隣国とはうまくやりたいが、
気を許しているだけでは、あるいは気を遣いすぎていては、
いつのまにか相手のペース巻き込まれ、抜け出せなくなる。

表現はともかく、政治の場では、性善説だけでは生き残れない。

                ※※

中川氏の言うように、そう簡単に属国になどならないとは思うが、
意図することまで否定できないのではないか。

とは言え……、安倍首相にとっては、温家宝首相来日や
北朝鮮問題が差し迫っているだけに、けっこう、
タイミングが微妙すぎて、聞かないフリをしたいに違いない。


<追記、23:40>
いま、iza!の記事を読んだら、けっこう、かなりカゲキ。
・iza!→「日本が中国勢力下に」中川政調会長が脅威論展開(26日21:48)

ただ、ひとつ考えなければならないのは、いま現在は、日本は
日米関係によって守られる、と多くの人々が考えるかもしれないが、
米国の政権が変わっても同じとは限らない。

つまり、ブッシュ政権は中国に距離を置いているけれど、
他の政権になれば、それが変化することも、十分にあり得る。

やっぱり、うかうかしていられないかもしれない。


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by yodaway2 | 2007-02-26 23:09 | 中国と、どう付き合う