週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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安倍内閣、学級崩壊??――中川発言が意識したもの。
近年、教育現場で話題になるひとつに、「学級崩壊」――、がある。

小学校などで、子どもたちが教室内で勝手に席を立って歩き回ったり、
私語を慎まなかったりしているうちに、授業が成立せず、
学級が機能停止してしまう状況を差して使われている言葉のよう。

※参考/文部科学省・学級経営研究会の報告(PDF)

18日、自民党幹事長の中川秀直氏が、仙台市内で行った講演のなかで、
安倍内閣の閣僚たちに苦言を呈したが、その内容に、「学級崩壊」を連想した。

中川氏の発言は次のようだった。
「内閣総理大臣が入室したときに起立できない政治家、
あるいは私語を慎めない政治家、それは美しい国づくり内閣に
ふさわしくないと思います」(TV各局報道の映像による)

さらに、こうも、話したという。
「自分が目立つことを最優先にする政治家は
内閣官邸から去らねばならない」

「閣僚、官僚のスタッフには首相に対して絶対的な忠誠、
自己犠牲の精神が求められる。首相の当選回数や、
かつて仲良しグループだったかどうかは関係ない」

いやはや……、激しい。

・<中川自民幹事長>「忠誠心なき閣僚は去れ」講演で苦言呈す(毎日)

                ※※

非常に異例であり、異様な発言だった。

この発言、中川氏は何か準備してのぞんだふうでもあり、
少なくとも、柳沢厚労相のような、うっかり失言ではなさそうだ。

なぜ、中川氏がマスコミが注視し、衆人環視のなかで、
こうした発言をしたのか……、理由はわからないが、
幾人かの発言、行動を目に余る、と見たことは確かだ。

発言が意識したのは、おそらく麻生外相、久間防衛相、
伊吹文科相らであり、気の緩みということでは、
柳沢厚労相も当然、含めたに違いない。

麻生外相、久間防衛相は、たしかに、安部首相よりも自分が
格上と思っているかもしれない。……だから、内閣での立場にびくびくせず、
あっけらかんと対米批判など、口を滑らせた。

伊吹文科相も、官邸の意向よりも省優先で、
渡辺規制改革担当相との間で、ちぐはぐなやりとりをした。

柳沢厚労相は安部首相誕生に多大な貢献をしたが、
件(くだん)の「産む機会」発言は、いまも尾を引いており、
それも、そもそも気の緩みから出たものだったのだろう。

他にも、尾身財務相ら主要閣僚級であっても、
首相を甘く見ている大臣がいそうだ。

                ※※

少し前、中川氏と似た発言をした人物がいた。
否――、中川氏の発言は、その人物の発言をなぞったに等しい。
その人物は、中川氏が側近として長く仕えてきた森元首相――。

森元首相は発言のなかで、はっきりと名前も述べた。
「ベテランも若手も、首相を尊敬していない。まず安倍氏に忠誠を誓い、
安倍氏を尊敬すべきだ。政策的には何も間違っていない。……特に、
首相より当選回数や年齢が上の久間防衛相、麻生外相、尾身財務相も
首相を立てる姿勢がにじみ出ていない。だからすぐに問題を起こす」
(2月13日、インド訪問中、記者団に語った。)

                ※※

実は、自民党内には、柳沢厚労相の発言によるダメージで、
このままでは参議院選を戦えない――とする不満がくすぶっている。
そして、7月の参議院選前に内閣改造を断行すべきだ、という声もある。

当然、安部首相は「そのような考えは一切ない」と話す。
が、古来、政治の場では「一寸先は闇」と言われてきており、
いつ、どのように状況が変わるかわからない。

                ※※

今回の中川発言は、うがった見方かもしれないが、
「内閣改造もありうるんだぞ」――と、不良閣僚を脅し、
さらに、実際に改造劇に発展する場合に、その意図を予め
明らかにすることによって、党内のタガを、ここで、
締めようとしたのではないか……などと考えてみた。

政権政党たる自民党は、当然、来る統一地方選挙を通過点にして、
7月、参院選があり、野党と議席を奪い合わなければならないが、
主流派、執行部からすれば、その前に、党内の不満、不平、不良の
勝手な発言、勝手な行動を封じておく必要がある。

いちばんの劇薬は、これも、古来からの習いどおり、
やはり閣僚の椅子――なのだ。

中川氏は、若葉マークの新任教師の学級経営にやきもきし、
それをちらつかせ、すごんでみせたのだろう。

ただし、今回の中川発言が吉とであるか、さにあらざるかは、
まったく別の話である。


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※校正はあとで。誤字脱字、あったら許されたし。^_^;
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by yodaway2 | 2007-02-20 17:25 | 風雲急!政局と選挙