週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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救命ボートの船上パーティ。――危機に現れる、ほんとうの勇気。
非常にすがすがしい気分になったニュース――、
先ごろ、大型船に衝突され、沈没、72時間漂流ののちに
救出されたマグロ漁船の船長たち3人の話。

船長と甲板員のお2人が退院し、15日記者会見した。
2人は、沈没から救出されるまでのようすを、笑顔を見せながら話し、
ぶつかった大型貨物フェリーについては、多くを語らなかったという。
・<マグロ漁船衝突>船長ら「フェリー会社に言うことない」 [ 02月16日 00時27分 ]

                ※※

多くを語らなかった――のは、もちろん、海保による取調べや
係争になるかもしれないなどの事情かもしれないが、
それにしても、たとえば、「怒り」のようなものが口をついて出ても、
決しておかしくはないはず。……それが、まあ、それはいいでしょう、
みたいな感じだったと受け取った。

ニュースで伝えられたのは断片だが、
なかなか、太っ腹だなあ……と思い、感服!した。

                ※※

彼らが乗った救命ボートは、大人3人では、
それぞれが膝を抱えなければならないほどの大きさしかなかった。
そのなかで彼らは72時間、海水をかき出し、体を寄せ合い、救助を待った。

救命ボートに備えてあった、たった18枚の乾パン、それにわずかな水――。
それを3人で分け合い、乾パンは1日に1、2枚ずつ食べるだけで、救助を待つことにした。

「絶対に、仲間の船が助けにきてくれる」――、船長が言った。
船は沈んだが、船長はゴムボートでも船長であり、
甲板員はやはり甲板員として、海と格闘した。

乗船していたカメラマンは、弱気にもなったようだが、
2人に叱咤され、力をあわせたのだという。

                ※※

漂流中、漁船や船舶が7回も、近くを通った。
手を振ったり、発炎筒で合図したが、気付いてくれなかった。

遭難から3日目……、海原の遠くからヘリの音が近づいてくる!
救命ボートから乗り出すようにして、手を振る、叫ぶ……、
ヘリがライトを点滅させて合図してきた!
ついに発見された!

爆音、スピーカーからの呼びかけ、
がんばれッ、がんばれッ!――と、声を聞いたはずだ。

                ※※

発見されて、また、船長が言った。
「せっかくだから、残ってるもん、みんな食べようや!」

巡視船が現場に到着するまでの時間、
ボートの中は、にわかのパーティになった!

粋(イキ)だ――!!!
そして、船長には、ユーモアがありそうだ。

                ※※

人間、危機のときにこそ、ほんとうの判断力、決断力、行動力、
勇気、知恵、粘り……もろもろ、が現れる。
そして、そんな切羽詰った、生きるか死ぬかになれば、
美しい姿でばかりいられないかもしれない。

しかし、彼らは、危機に直面しても汚れなかった。
それが、救出されたあとの、彼らの笑顔、言葉から伝わってくる。


                ※※

悲惨な、あるいは凄惨な、わけのわからない事件のニュースも
多いのだけれど、一方で、私たちに勇気を呼び覚ましてくれるニュースがある。

東武東上線で自殺を図ろうとする女性を救出し、
自らは跳ねられ、殉職した警察官のニュースも同じと思う。
警察官の方は、ほんとうに、あまりにお気の毒であったが、
その方が見せてくれた勇気は、長く人々の心にのこるに違いない。

もちろん、転覆漁船のニュースと殉職した警察官のニュースは、
明暗がまったく異なるわけだが、何か、勇気――ということでは、
通じているのではないか。

2つのニュースは、私たちの社会が、そうした
市井の勇気ある人々に、まだまだ支えられているのだと、
そう、気付かせてくれたように思う。


※営業・宣伝目的のTBについて/1年ぶりにブログを再開し、まだ2週間余りですが、
営業・宣伝のみを目的にしていると思われるTBが瞬時に入ってくるのに驚いています。
記事と関連性のない、営業・宣伝だけのTBは削除しますので、ご了解のほどを。

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by yodaway2 | 2007-02-16 15:32 | 社会の問題、世相さまざま