週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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補正成立、国会正常化へ――。川中島の戦い、次はいつ?
愛知、福岡の首長選挙が終わり、結果は自民、民主、一勝一敗。
この選挙結果の分析について、だいたいの報道が
一致しているように思われる。

いわく、自民党執行部は最悪の事態が回避されたとして安堵、
ただし安倍政権にとっていばらの道が続く。

愛知で接戦になったのは無党派層の票が
与党候補から逃げたから、無党派層の6割が
野党推薦候補に投票した、やはり柳沢発言は響いた……と。

私もだいたいはそのとおりなのだろうな――とは、思う。
ただ、今回の選挙について、とくに民主党、小沢氏側は、
予想どおりととらえたのではないか。

                ※※

この選挙結果について、与党、自民党、公明党幹部は、
たしかに肝を冷やしただろう。

が、政局の危機管理としては、ぎりぎりの線で、城壁を守れた。
福岡はやはり、相手の「玉」(たま、候補者)がよかった。
知名度もあったし、自陣が官僚出身者というのも、トレンドじゃなかった……。
そんなふうに思っているかもしれない。

                ※※

民主党代表、小沢一郎氏は、前日には、だいたい今回の結果は
予測できていたのではないか。

小沢一郎政治塾で、ちょっとぼやきとも弱気とも取れる発言があった。
「柳沢大臣の発言について、思ったほど女性の怒りが広がっていない」

ホンネに違いなかった。そして、愛知、福岡の選挙を読んだ。
――接戦には持ち込めたが、逃げ切りを許すことになる、と。

複数の幹部が共通の認識を持ち、投票日の朝の、
NHK、日曜討論会ほかで、出席した民主党の幹部が、
国会正常化に向けて、与党との話し合いに応じてもよいと述べた。。

また、小沢氏は愛知、福岡の選挙のあと、
周囲に「潮目が変わることがある」と話したという。
柳沢発言問題に対して、これ以上、審議拒否戦術を継続しては、
逆に世論の反発を呼ぶ、と、それも読みきった。

否――、愛知、福岡で報道機関や自分たちの予想に反して、
野党候補が2勝すれば話はもちろん別だったが、
審議拒否は補正予算の成立まで、と、はっきりと
タイムスケジュールを描いていたのではないか。

とくに、自民党にかなりの未練が残る、国民新党には、
補正予算案までの審議拒否――との“期間限定”を条件に、
付き合わせたのかもしれない。

もともと補正予算は、安倍首相がテレビカメラの前で発言したとおり、
災害対策など緊急の措置にからむもの、だから国会を欠席、
与党のみで成立になったとしても、内容に
さしたる異存はない――というほどのことなのだろう。

                ※※

先週の初めだったと思うが、塩崎官房長官が定例の記者会見で、
小沢氏が代表質問のなかで、日本を世界で最も格差の大きい国――と
述べたことについて、根拠を示すべきだと反発、疑問視した。

さらに「世界に190カ国ほども国があるなかで、
日本が格差世界一、なんていう話は聞いたことがない」、と。

1日の朝刊、05年の政治資金収支報告書に関する記事――。
「領収証不要の『経常経費』、64億円、支出の38%、トップは民主・小沢氏」

また、4日の朝刊には政治団体の不動産所有状況について、
小沢一郎氏の政治団体がずば抜けていることが、報道された。
その見出しは次のようだった。

「9政治団体が不動産所有、小沢氏9割、10億1900万円」

以上の発言や報道が政局にからんでいると断じることもできないが、
タイミングからして、いろいろ考えたくなる。

なにしろ、政治の場の発言や行動には、
柳沢氏のような、まったく間が抜けてしまったというか、
魔が差したというべきか、プロらしからぬ、大きな凡ミスもあるが、
当事者が緊張感を欠いていない場合、だいたいが、何かの思惑を秘め、
計算されているものと受け取ってよい場合が、圧倒的なのだ。

                ※※

今回の、柳沢発言について、世論の関心はいったんは引いていくだろう。
しかし、安倍内閣の支持率低下の傾向は強まった。
それが、民主党、小沢氏からすると、いちばんの成果。

いっぽう、安倍政権は、仮に柳沢厚労相を更迭(こうてつ、クビ)にしたとしても、
結局、内閣の支持率は低下する――と読んだ。
それで、下手な動きをして、小沢氏の術中にはまるより、
篭城(ろうじょう、城にこもって城壁を守る)に出た。

それで、どちらも得るところがあったカタチになり、
双方がいったん兵を引く、すなわち国会正常化の流れになった。

                ※※

歴史の話、武田信玄と上杉謙信が争った川中島の戦い――。
ご存知の方も多いとは思うけれど、それは一度の決戦ではなく、
10年以上、5回に及んだ合戦の総称。

両雄はそれぞれの智恵、戦力のかぎりを尽くし、一歩も譲らなかった。

今回の、柳沢発言を引き金とした政局のなかで、
愛知、福岡の選挙は文字通り局地戦に過ぎない。

それぞれの、自民、民主の知略、戦力が
正面からぶつかるのは、やはり、夏の参院選――。

政局は小康状態に戻るのだろうけれど、
鍋の底から熱はどんどん対流し、圧力が増している。

びんびんと、けっこうそれが、キーボードを打つ指に伝わってくる。




※すみませんが、今回は時間の都合で、各記事へのリンクは割愛させていただきます。
打ちっぱなしでいったんアップします、誤字脱字あるかと思います。
夕方まで読み返し、修正しますので、いまはご容赦のほどを。

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by yodaway2 | 2007-02-06 10:50 | 風雲急!政局と選挙