週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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参議院選挙、明日公示――パチン、パチンと火花散る!一局の碁
参議院選挙の公示が明日に迫ったなか、コイズミ自民党にとっては、
たぶん、嫌な風が吹き始めているのではないか。

コイズミ首相、そして自民党にとっては年金改革も
自衛隊のイラク派遣――とくに政権移譲後の多国籍軍参加も、
止むを得ない政治判断であって、もともと選挙の争点になどしたくなかったはず。

それが21日の5党による党首討論後の報道に見るとおり、
そのどちらも今回の選挙の争点としてクローズアップされそうだ。

コイズミ首相も、ある程度は覚悟していたと思う。
しかしそれにしてもだ、どこか「読み」と違ってきていないか……、
微妙に歯車が噛みあわなくなってきている……と、そう感じているのではないか。


●かつて出会った賭け事好きの先輩

私事ながら、ニュースを聞いていて思い出したことがある。

私のかつての職場の先輩に、無類の賭け事好きがいた。
その先輩氏は、もともと賭けマージャン、賭けゴルフに夢中だったのだけれど、
基本的に賭け事ならなんでも来い――というふうだった。

ところが、あるとき囲碁に目覚めてしまい、明けても暮れても
碁ばかり打つようになった。それで皆から逃げられ、
相手に窮し、ついに私にまで誘いの手を伸ばしてきた。

始業前、昼休み、仕事のあとと、寸暇を惜しむように碁盤を持ち出し、
「な、一局、付き合えよ」と、私をその前に座らせた。

あらゆる賭け事に精通しているような方だったのだが、
それまで夢中だったマージャンと比較して、囲碁についてこんなふうに話した。

「マージャンはずいぶんやった。今も好きだけれど囲碁の方が病みつきになる。
マージャンには偶然があるけれど、囲碁にはそれがない。
しかも、たったの一手で、形勢がまるで変わってしまうんだ」


●好き好んで不興を買いたい政治家はいないはず……

選挙のあることが分かりきったタイミングで、わざわざリスクを冒したり、
有権者の不興を買いたいと思う政治家や政党はいない。

なのに、コイズミ首相、政府、自民党は年金改革法案であれ、
自衛隊の多国籍軍参加であれ、中央突破を試みた。なぜなのだろうか……。

年金改革法案については、結局、改正しなければ、来年度だけでも
4兆7000億円もの財政赤字が出る予測に、
それを少しでも回避しようとだけ考えて、強行したのではないか。
21日の5党の党首討論で、このことは公明党の神崎代表が言ったことだけれど、
聞いていて、そう思えた。

だから「100年大丈夫な制度」なんて、与党の議員だって信じていないはず。

自衛隊のイラク派遣については、日本は自国の安全保障を米国に委ねている以上、
国会や世論に配慮してぐずったところで、これも結局、米国には逆らえない。
言われる前に自分から申し出る方が、ずっといい。そうでも考えたに違いない。

少なくとも、国連で新たな決議がなされるタイミングで、
いま、自衛隊を撤退などさせられない。民主党だって自分が政権を担っていれば、
同じことになるよ――と、そうも言いたいのだろう。

党首討論でコイズミ首相が岡田氏に反撃した場面があった。
「民主党も国連決議があれば自衛隊の多国籍軍参加もあり得ると
言っていたんじゃないですか」「ならばイラク復興に、他にどんなやり方が
あるというんですか」――こんな言い方だったと思う。


●福田氏辞任からあと、緊張感を失くしたコイズミ内閣

コイズミ首相は無類の「政局好き」と言うけれど、実際に賭け事をするかどうか、
囲碁を打つかどうかまでは知らない。
でも、政治、ことに選挙は、ちょっと囲碁に通じていると思う。
どちらも自軍の石の数、陣地の広さで勝敗を決めるからだ

一連の政治判断の是非はさておくとしても、コイズミ首相は碁盤を前にして、
集中力をしっかり働かせているのだろうか。

前の福田官房長官が辞任してから、首相はどこか緊張感を欠いているように見える。
それが一連の政治判断に響いているのではないか。
サミットでの変な浮かれ方を見ていても、そう思った。

政治こそ、たったの一手で、形勢はがらりと変わる。
たった一手で、自分の石、自分の陣地と思っていたのが、
そっくり相手側の石、陣地になってしまったりする。

選挙の結果は予測できないと言う。それはそうなのだけれど……、
決して偶然などない――と、私は考えている。


                    ※※

●各種選挙のなかでもっとも長い17日間の戦い……

参議院選挙は知事選挙と並んで、各種選挙のなかで一番期間が長く17日間もある。

二転三転の末に誕生した民主党の岡田代表は、結果的に
菅直人氏が代表のままであったり、小沢一郎氏がそれに就いたより、
かえって清新な印象を与えている。

コイズミ首相、自民党が勝敗ラインを、公明党への配慮もあってか、
「51議席」などと低く設定しているのに比べて、
岡田氏は「自民党よりも上回るのが目標」と、きっぱり言い切っている。
そして「私は次の衆議院選挙では政権を獲るつもりでいますから」とも。

岡田民主党はけっこう、善戦するかもしれない。

石の打ち合いはは、まだまだこれからが本番。どう変わるかもわからない。
それでも、候補者調整を着々と進め、早くから態勢を整えてきたはずの
自民党にとって、思いのほか難しい選挙になりそうだ。
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by yodaway2 | 2004-06-23 14:10 | 風雲急!政局と選挙