週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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女児殺害事件、原因はネットの書き込みだった。
長崎県佐世保市の小学校6年生女児による殺害事件で、
原因となったのはインターネット上の掲示板への書き込みであったことが、
ニュースで伝えられている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/
20040602k0000e040050000c.html


ドキリ――とした。

女児――とはいえ、小学校6年生であれば、もう、りっぱに自我にめざめ、
まるっきり大人と変わりなくモノを言ったりもする年齢だと思う。

2人は、もともと大の仲良しで、お互いに自分のホームページを持ち、
日記をネットで交換するなどしていたという。
だいぶオマセでもあったようだ。

その2人に、インターネットを間にして、トラブルが起きた――。

実はこう書く私も、ふだんは仕事でもなんでも、ほとんどメールでやりとりしているし、
そしてけっこう、インターネット上の記述内容、とくにメールの内容をめぐって、
トラブルを引き起こしてしまった経験がある。

それで……、ドキリとした。

実際に相手と会い、直接、声を出して話す場合には、
相手の表情に心の中を想像しつつ、つまり相手の本心、反応を確かめつつ、
話を進める――。これは誰だってそうだろう。

つまり世のなかにあって、自分が主張したいこと、同調してもらいたいことが、
必ずしも相手からうまく受け入れてもらえない――、
こんなことは日常茶飯事、ごくごく当たり前のこと。

そこのところを、相手の表情、しぐさ、声の調子――などを、私たちは
ものすごいスピードで判断し、自分の話す内容や表現を修正しながら、
相手とのコミュニケーションを成立させていく。

ところがインターネット上になると、
たとえチャット(あまり経験はないのですが)と言えども、
瞬間、一方通行になり、相手の反応を見失ってしまう危険が増すのではないか。

メールも同様で、内容が時空を超えて伝わり、保存もされるという便利さに引き換え、
うまく真意、感情が伝わらないものだし、あるいは伝えた結果に対して
修正が難しくなってしまう傾向が強いのではないか。

ヤバイことを言ってしまっても、うまいことごまかす、
ホンネを見透かされても言い繕う、
ウソとバレても阿吽の呼吸で、気が付かないふりをしてもらう、
失言して相手を傷つけても、その場で謝って事なきを得る――、
こんなことも、ダイレクトなコミュニケーションならなんとかできそうだが、
それが相手に考え込む時間を与えてしまうネット上の会話だと難しくなってしまう。

口は災いのもと――と言うけれど、そうでもない。なんとかやりくりついた。
ネットは災いのもと――、こちらのほうが、私自身の経験ではシンコクだった。

かくして会話は行き違いになり、諍いになり、人間関係はもろくも崩れ去る。
――そんな経験を、私は実際にしてしまったことが、
一度ならず……実は二度も三度もある。

幸い、私の場合は時を置いて、仲直りさせていただき、
なんとか今日においてもお友だちに加えてはもらっているのだけれど、
子供は脆弱であるかもしれない。……否、ずっと脆弱に違いない。

トラブルのもとになった会話の内容は、いまのところ
ニュースにはなっていないけれど、たぶん、私たち「大人」が聞けば、
なんでこんなことで――と思うようなことなのかもしれない。

でも、ひょっとするとそれは何も、今回の事件の当事者となってしまった、
2人の女児に特殊な問題ではなく、それどころか、インターネット時代において、
誰しもが遭遇しかねない問題ではないのか――。

話を大きくとらえすぎているだろうか…………。

不快な思いをしても殺傷事件などに、それは普通は至らないだろう。
しかし、ネット上のコミュニケーションでは、私たち自身が
ダイレクトにそれを試みる以上に、相手を思いやり、自分の言葉の影響に
想像力を働かせるよう、一人ひとりが注意しないと、こうした問題は、
またきっと、どこかで起きてしまう。

被害に遭われた女児、そしてご家族はほんとうに痛ましいい。
そしてたぶん、加害者となった女児もその家族も、
一生、重い頚木を背負って生きていのだろうと思う。

社会全体への、私たち自身(私自身?)への、大きな警告であると受け止めたい。
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by yodaway2 | 2004-06-02 14:13 | 社会の問題、世相さまざま