週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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民主党、渡部発言の波紋!――前原体制はレームダックに。
民主党の新しい国会対策委員長、渡部恒三氏の発言を伝えるニュースから。
共同の記事、渡部氏は今日午前、9月に予定されている、
民主党の代表選挙が前倒しになる可能性に言及した――、とのこと。
・共同→民主代表選前倒しも 渡部国対委員長が言及(3月5日13時11分更新)
・時事→代表選前倒し、あり得る=渡部民主国対委員長(3月5日14時0分更新)

                ※※

渡部氏は3つ前のエントリー、
「堀江メール、国会から緊張感を奪い去った。――2大政党は蜃気楼?」
の追記に記したとおり民主党の最長老。

いわば、別格になっている人物なのだが、それが通常は裏方であり、
党幹事長、党代表へのステップともなるはずの、
国会対策委員長に登板することになった。

コイズミ首相のサプライズ人事の向こうを張るような、
実に大きな手と見てよいと思われる。

                ※※

ところで、この民主党版サプライズ人事だけれど、
これが、前原代表のイニシアチブによって決まったものとは言えなかった。
そのことから、堀江メール政変、第2幕を呼びそうな気配が感じられる。

前原代表は当初、野田佳彦国対委員長の辞任について、強く慰留しようとした。
しかし野田氏は、それを振り切って、辞任した。
もともと前原氏と野田氏とは共に松下政経塾の出身で、かつライバルだったが、
前原体制のスタートにおいて、野田氏は“女房役”となった。

本来、代表の女房役は幹事長なのだが、幹事長の鳩山由紀夫氏は
党代表の経験者であり、先輩であり、格上。
しかし、小沢一郎氏、菅直人氏らとの意思疎通を演出するために、
異例の、サプライズ人事を受けてもらった経緯があった。

が、やはり格上――、前原氏は代表就任以来、
小沢氏や菅氏どころか、鳩山幹事長とのコミュニケーションもうまくいかなかった。

だから、今回の堀江メール事件の勃発は、
ある意味、それ見たことか、の空気を充満させた。

                ※※

国対委員長の後任人事について、前原氏は、
当初、鳩山幹事長にはことさら相談したふうがなかった。
これは、まったくもって、前原氏の政治技術の未熟さを露見させることになった。

前原氏は“経験者”の人選を考え、
当選回数の多い幾人か、つまり先輩たちに電話攻勢した。
しかし、それはすべて、不発、空回りに終わった。
先輩たちは、前原氏の意に反して、冷たかったのだ。

声をかけられた一人、菅直人氏は、働きかけがあったことを隠さず、
「受けるはずのない自分に、なぜ、頼んでくるのか」と、
不快感と言うよりは、もう、怒りを露にした。

窮地に立って、ついに、前原氏は、本来の女房役、鳩山氏に頭を下げた。
「すべてお任せします」――、と。

その鳩山氏が、渡部氏を引っ張り出した。

                ※※

すでに多数、報道されているとおり、
渡部氏は自民党時代、国対委員長を経験しており、
そのときの副委員長がコイズミ氏、また、ときの幹事長が、
安部晋三官房長官の父、安部晋太郎氏だった。

今回の堀江メール問題で、前原氏自身が40代前半であり、党の再生に
どしどし若手を起用し、国会の質問においても、今回の永田寿康氏ら
若手を前面に出してきた、前原式党運営は完全に、挫折した。

渡部氏の国対委員長就任は、その、象徴ともなる人事であり、
冒頭紹介の発言は唐突にも見えるし、はしゃいでいるふうでもあるけれど、
すでに死に体となった前原氏に代わって、時と場合によっては、
代表以上の発言力を行使するぞと、ギラついて見せたのかもしれない。

渡部氏は、踏み込んで言えば、事実上の、“代表代行”のようなもの。
そして、その目的は「危機管理」の一点に集約される。

                ※※

久しぶりに、会津弁丸出しの、渡部氏の声を聞いた。
こんなに元気だったんだ、と、ちょっと驚いた。

その渡部氏が、今日のフジテレビで、冒頭の記事のように発言した。
「国民の雰囲気が『早く代わった方がいい』ということだったら、
そういう場合もあり得る」(時事、14時0分)
「できれば残任期間はしっかり務めてもらいたい(が)、
……国民の気持ちが一番大事だ」(共同、13時11分)

フジテレビ、報道2001のなかでは、もっとはっきりと。
>渡部氏は「場合によっては、通常国会終わったあと、
>ちょっと前倒しということもあり得ます。

>それまで、『おれが今度、党首になりたい』と言って動いたりする人は
>絶対させません」と述べ、通常国会が終わる6月以降、
>前原代表の9月の任期切れを待たず、代表選を前倒しして行う可能性も
>あり得るとの考えを示した。

>渡部氏はさらに、次の代表について「今回、菅元代表が国対委員長を
>引き受けていれば、文句なしだった」と述べたうえで、現時点では
>鳩山幹事長が最有力との認識を示した。一方、小沢前副代表については、
>「これからじっとしていれば、小沢さんという声も出てくる」と述べた。
・FNN→民主・渡部国対委員長、「偽メール」問題の混乱を受け
「党代表選前倒しもあり得る」 フジテレビの「報道2001」で(5日13時7分更新)


老いてなお、天真爛漫に見える渡部氏だが、その裏側では、
いまなお枯れておらず、なかなかの策士であるのかもしれない。

                ※※

さて、これからの民主党版・政局、渡部氏の読み、思惑通りに進むのかどうか、
渡部氏は民主党版のキングメーカーになれるかどうか、
自民党のポスト小泉政局の対極として、おかしな絡まりかたになってきた。

                ※※

<追記>

●前原氏……、できれば失敗してほしくなかった。

コイズミ政権が今年9月の任期切れへと向かうなかで、
昨年末から耐震偽装、牛肉輸入再開、ライブドア事件、防衛庁談合事件――と、
いわゆる4点セットに見舞われ、政権は失速、死に体、レームダック化するとも
見られていた。事実、今国会の序盤は、民主党から激しく攻撃を受け、ふらついた。

それが2月16日以降、永田寿康議員の持ち出した「堀江メール」により、
その潮目は一変してしまった。コイズミ政権は墜落を免れ、
機首を持ち直しつつあるように見える。

その一方で、野党第1党、民主党、前原誠司代表は、
あっという間にバランスを失い、あべこべに急降下、死に体に向かっている。

政界は、一寸先は闇――と、長く言われてきているけれど、
その“公式”どおり、民主党にとって、予測のできない展開が
待ち受けていたことになる。

ただし……、どうやら、これは自然災害ではなく、
やはり前原氏の操縦桿の切り間違いと見ないわけにはいかない。

前原氏は、やはり一党の、それも政権を狙うはずの政党の――となると、
その領袖となるには、やはり準備不足だったのだろうか……。
40代の政治リーダーなど、欧米、先進国であっても、
それほど探すのが難しいとも思われない。

できれば、前原氏には失敗してほしくなかった。


※今回も書きっ放しで、仮アップ。誤字脱字、お許しを。あとで直します。^^
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by yodaway2 | 2006-03-05 14:48 | 風雲急!政局と選挙