週刊!Tomorrow's Way
tomorrows.exblog.jp

テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
・→関連エントリー
・→ブロガーズ・マナー
・→ステイタス&プロフィール
◆22万アクセスを突破!記事数644本(2007.3.16現在)

★★人気Blogランキング
よろしければ、ぜひクリックを!
カテゴリはニュース全般です。

・→BlogRanking

★厳選!情報ソース
※ニュースサイト、シンクタンクなどのリンク集。すごく便利ですよ!
(Seesaaに移転しました。)
★ブログ・リンク(excite以外)
※外部の相互リンクのページです。exciteブログはこのフレーム、下の方にあります。  
★中国古典の名言
※生き抜く知恵を古典に学ぶ。
以前の記事
カテゴリ
最新のトラックバック
お気に入りブログ
検索
タグ
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
堀江メール、あっけない幕切れ。――そして首相、コイズミの“強運”。
★★追記、25日00:12/そう言えば永田議員、入院したとのこと。
何か、やり方が見え透いているような……?辞職するにせよ、そうしないにせよ、
永田氏は自分の言葉で、きちんと説明すべきなのだ。多少、不安定だろうがなんだろうが、
そのくらい、耐えてしかるべきではないのか。民主党も、もう少ししっかりしてもらわないと。。


                ※※
<本文、ココから>
それにしても、これほど明確な形で勝敗がついてしまうとは、
改めて、驚かざるを得ない。――2月16日の予算委員会で、
民主党、永田寿康議員が放った爆弾質問、堀江メールは、結局、
ホンモノではないことが、事実上、結論付けられた。

永田氏が議員辞職の意向を党幹部に伝え、すなわち非を認め、
その扱いが鳩山由紀夫幹事長に一任されたことによる。

                ※※

爆弾発言の主、永田氏は16日の最初の質問を行った翌日、17日に
再度、予算委員会で質問に立った。しかし、もう、その時点で
トーンダウンし始めていた。

「どのような情報をお出しすれば、メールがホンモノであると
認識していただけるのか、総理からもお知恵を拝借したい」

たしか…、そんな珍妙なことを、質問に織り交ぜていた。

                ※※

代わって、野田佳彦国対委員長が、次には前原誠司代表自身が、
矢面に立ち、「情報は確度の高いもの」「確証を持っている」
「具体的な金融機関名を明らかにする用意がある」と強気を演じ、
さらには「(22日の党首討論を)お楽しみに」などとまで、吹かしてしまった。

ところが、その、肝心の22日の党首討論………、何も出なかった。

前原代表がライブドア問題の質問に移ったのは、
45分の質問時間で、残り9分になってから。
時間をオーバーして、質問時間は実質、11分となったが、
それは、小学生が聞いても、裏切りにも等しい、寒々とした内容だった。

                ※※

質問を終えたあと、前原代表は、テレビカメラに取り囲まれた。
記者たちが口々に言い募る。……何か、新事実を
明らかにするはずではなかったのか?、と。

汗をにじませるようにして、口をややゆがめ、しかし、
それでも、野党第1党の矜持を捨てまいと、言い返した。
「我々は二の矢、三の矢を放つ用意がある……」

                ※※

永田議員が辞職の意向を漏らしている、とのニュースは、
昨夜遅く、日付が変わるころから出回ったらしい。
民主党が、メールの信憑性について証明することを
断念した、との情報とほぼいっしょになって。

今日、午前10時から始まった、民主党の代議士会で、
そのことが、伝えられた。

                ※※

永田議員が最初の質問をした直後から、
報道関係者の間では、永田氏への情報提供者は誰か、について、
推理、調査が始まり、どうやら、この人物だ――と、判明していたようだ。

また、その一方で、自民党の平沢勝栄議員が、
民主党提示よりも、黒塗りされた部分の少ない堀江メールを手に入れ、
マスコミに公表した。……民主党は火だるまに近い状態に陥ってしまった。

                ※※

前原代表が「お楽しみに」などと口を滑らせてしまったのは、
取り返しのつかかない失言――、結果として、自ら信用を失くすことになった。

日曜日、テレビ番組に出演していた状況下では、
なおも、前原氏は野田国対委員長や永田氏を信じていたのではないか。
だから、少なくとも、金融機関名は、党首討論の場でぶつけようと考えていた。

それが、いつになっても、肝心の確証、裏付けが届かない。
直前、質問の組み立てを変更し、ライブドア問題について、
最後に、自民党側が応じるはずのない、国政調査権の
発動を求めたのが、精いっぱいだった。

                ※※

振り返って、東京地検が即座に、把握していない、と
事実上、堀江メールの存在を否定したのは、この案件で、
今後の裁判に提出する「メール」の証拠能力そのものについて、
信用に傷がつくのを避けたいと判断したからではないか。

堀江被告も、拘置所からメール、送金の事実を否定した。
ライブドアも、社内から報告はないと、否定した。

どうにも、こうにも、民主党にとっては、ひどい状態になっていた。

                ※※

この、堀江メールが世に出るまで、民主党はコイズミ政権、自民党に対して、
4点セット――、すなわち耐震偽装問題、ライブドア事件、米国産牛肉の輸入再開問題、
防衛施設庁談合事件を手に振りかざし、久々に、攻勢に転じた気配があった。

コイズミ政権からすれば、守勢に立たされてしまい、
これまでの政治路線の、マイナス面がクローズアップされたようでもあり、
支持率には急落傾向が現れていた。

ところが、思いもよらない、民主党の大転倒、オウンゴールによって、
コイズミ政権への批判のまなざしがそれてしまうかもしれない。

コイズミ政権は、こんかいの、堀江メール事件によって、
救われるかもしれないのだ。

コイズミ首相は、政権に就いた5年前、まさかの就任、と言われた。
その強運は、いまも、少しだが、続いているのかもしれない。

                ※※

民主党執行部は、永田氏の議員辞職の意向を認めない方針とも伝えられている。
永田氏が辞職しても、党や執行部に対する批判は収まりそうになく、
そのあたりのことを、計算しているのだと思われる。しかし、それでは、
この問題の責任を、永田氏自身がどう取るのか、見えにくくなる。

一方で、小沢一郎氏など、前原氏に距離を置く、党内実力者たちも、
いまのところ、鳴りをひそめている。……すこし、様子を見ようというところなのだろうし、
今、ここで党内政変を仕掛けても、それで、どれだけの実入りがあるか、
わからない、ということなのだろう。

自民党は自民党で、どこまで、民主党を叩くか――、では、
迷いがあるように見受けられる。

叩きすぎて、前原体制が崩れてしまうと、外交・安全保障問題での懸案処理、
さらには憲法改正などの国家基本問題での仕掛けが、かえってめんどうになってしまう。

                ※※

最後に、永田氏に対して――。
政治家としては年齢も若い。まだ、36歳。
奇しくも、ライブドア事件の被告たちと、大体、年齢が似ている。

一敗、地にまみれよ、先はある――、と言いたいところなのだが、
日経の、次の記事が気になった。

・日経→民主党の永田議員が辞意・「送金メール」証拠示せず(23日13:32)>(民主党は)永田氏が議員辞職するとメールの信ぴょう性のなさを
>認めることになるため、状況を見つつ、永田氏に冷静な対応を促していく方向だ。
>永田氏は同日、同僚議員に「自分は辞める。また選挙に出る」と語り、
>午前11時に記者会見を開く意向を示した。しかし急きょキャンセル。
>昼の党代議士会にも姿を見せなかった。 (13:32)

責任の取り方を示しながら、その傍(はた)で、また選挙に出る――、と。
ちょっと、この人、甘い。議席は引き出しじゃないんだ。

それは、先々、選挙に立候補なさると言うのであれば、
公選法違反などではないので、それはご自由ということなのかもしれない。
また、辞めなくったって良いかもしれない、ほかのやり方で責任を取るのであれば。
が、永田氏の言動は、厳しく言えば、そしてたしかに、
「言論の府」でもある国会を傷つけた。

その責任の取り方については、所属する民主党もそうだが、
有権者の目、世論の声をたしかめ、従うことが先決。

血気はやる若モンなんだろうが、そして、東大出、元大蔵官僚と、
オツムは良いのかもしれないが、やっぱり、この人、……軽い。


                ※※
<追記、18:56>

●民主党は馬ショクを斬れない???

三国志、諸葛亮孔明は泣いて馬ショクを斬った……。
でも、それは、孔明の指示を馬ショクが誤ったから。

今回の堀江メール……、民主党・野田国対委員長ら執行部は、
質問の内容を事前に検討し、ゴーサインを出した。

民主党にとって、馬ショクを斬ることは、簡単ではなさそうだ。

※泣いて馬謖(ばしよく)を斬(き)る/
〔三国志(蜀書、諸葛亮伝・馬謖伝)〕情として処分するに惜しい人物であっても、
違反があったときには全体の統制を保つために処分する。(インフォシーク・マルチ辞書

※ばしょく【馬謖】/
(190-228) 中国、三国時代の蜀(しよく)の武将。字(あざな)は幼常。
雲南討伐に活躍、諸葛亮(しよかつりよう)の信任をうけ参軍となる。
街亭の戦いで命令に背いて戦略を誤り魏軍に大敗したため、
軍律により亮は泣いて馬謖を斬ったという。(同辞書


※走り書き、いつものように未校正につき、誤字脱字、許されたし。^_^;
★★よろしければ、今日もクリックを!→人気Blogランキング
[PR]
by yodaway2 | 2006-02-23 17:48 | 風雲急!政局と選挙