週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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コイズミ政権はすでに失速した!――いかに軌道修正できるかが、争点になる。
下記、「zaraの当方見聞録」(by zaraさん)が2月3日のエントリーで紹介なさっている、
次の記事に関連して、yodaway2なりに、付け加えてひと言。――と言うのも、
ライブドア事件は、今後の政局の流れに重大な影響を与えると思うので。
・ロイター→政治潮流に急速な変化、「スーパー・キング・メーカー小泉」も夢か=立花隆氏

                ※※

記事は評論家の立花隆氏が外国人記者クラブで講演した内容を伝えたもの。
立花氏がライブドア事件についてふれた内容は、次のように伝えられた。
(※上記、ロイターの記事から抜粋)

>また、ライブドア問題について、「米国産牛肉輸入再開問題や耐震強度偽装問題は
>政治的に大きな問題にならないが、ライブドア問題は違う」と指摘した。
>戦後最大級の汚職事件となったロッキード事件を究明したジャーナリストとしても
>知られる立花氏は、ライブドア事件に東京地検特捜部が>100人態勢で
>捜査を進めているとの報道を挙げ、「100人の特捜の検事が動く事件は、日本では、
>10年に1度あるかないか。ほとんど30年前のロッキード事件以来と言っていいくらいの
>規模の捜査態勢が敷かれている」と語り、大きな事件になるとの認識を示した。

                ※※

ひょっとすると、立花氏は、なぜ大事件かについて、捜査態勢以外の点についても
話しているのかもしれないが、yodaway2なりに、ちょっと付け足したい。

ライブドア事件が政権を揺さぶっているのは、この事件が、
これまでの人々の価値観、生活意識のずぼらさに、冷や水を浴びせているから。

いま、隣国、中国では、極めて高い経済成長率(10%近い)のなかで、
拝金主義がはびこっているとされるが、それを笑えないほど、日本人も、
経済至上、お金万能に走っており、少し前に大流行語であった、
「勝ち組」「負け組」などの、うすっぺらな言葉はその象徴だった。
あるいは女性の間で流行った「負け犬」なども、その変形とみてよい。

ライブドア前社長、堀江貴文氏(容疑者)は、ある意味、
そうした時代の精神を映す究極であり、一方で、突然変異でもあった。
そして、その影響は、たしかにマスコミの宣伝も効いて、
無視できないほどになっていた。

彼の行動パターン、特異な価値観、拝金主義の肯定、開き直りは、
破天荒そのものだったし、あまりに、ホンネずばりでもあった。

                ※※

問題なのは、やはり、自民党が彼を、広島6区から立候補させたこと――。
立候補自体は、堀江氏も、もともとライブドアの顔として、
イベントをつくりたがっていたので、興味を示していたのだろうけれど、
小泉首相、武部幹事長らは、ちょっと見誤った。

ちょっと脱線するが、当時、候補者擁立に責任者となっていた武部氏は、
郵政民営化法案に反対した議員への対抗馬、すなわち刺客の人選に、
四苦八苦しており、しかも、有力反対議員の選挙区は、
なかなか決まらず、官邸、首相からの圧力にあえいでいた。

結果的に、総選挙は史上例のない、自民党の大勝に終わったが、
そうなるとは、解散前、ほとんど誰も読んではいなかった。
事実、民主党、岡田前代表は「政権準備政党」と標榜していたほど。
そうした状況のなかで、堀江氏の立候補が決まった。

                ※※

なんのかんのと言っても、政治の本質は“思想”であり“主義主張”――。
これは、いかなる時代状況であっても、動かしがたいほどに重い。
食うや食わずの時代であっても、政治は、やはり思想、主義主張で争う。

その、政治の場における、主義主張、思想は、
人々の、一人ひとりの人生まで、左右し、変えていく。
――それが政治というものなのだ。

ところが、堀江氏は、それがまったくの空洞になっている人物。
だから、彼にのこるものが、カネしかない。

それを、コイズミ首相、タケベ幹事長は、結果として、
政治の場で是認してしまった。

                ※※

政治の神様がいるとすれば、こうした所業は、
決して許してはくれないだろう……。

ライブドア事件の核心について、筆者の考えは、
当ブログ、下記、エントリーをご覧いただきたいが、この事件こそが、
政局の流れを変える可能性がある。その点で、立花氏に共感したい。

ライブドア事件は、他の問題、――米国産牛肉、耐震偽装事件、
防衛施設庁汚職事件などに、比べようもないほど重大。
政権の中枢は、政治の本質にふれる危うさを秘めていたのに、
それを見過ごしたか、あるいは無造作にないがしろにしてしまった。

・参考/当ブログ関連記事(1月25日UP)
  →ライブドア、これ以上、野放しにできなかった。
            ……ラ社は偽札を作っていたようなもの?


                ※※

ライブドア事件によって、コイズミ政権は、やはり任期満了を待たずに、
完全に威信を失った、と言い切ってよいと思われる。


いま、皇室典範問題などで、自民党内が再び大きく軋みだしているけれど、
それもこれも、コイズミ政権が、ライブドア事件で信用力を
まったく失くしてしまったことと無関係ではない。

この、威信低下について、まだ、世論は目立った反応を見せていないが、
それはいくぶんの、タイムラグであるように思われる。

コイズミ政権は過去にも、たとえば田中真紀子氏の外相更迭、
自衛隊のイラク派遣決定などで支持率を急降下させたことがあったが、
今回はわけが違う。……仮に、支持率をそこそこ維持するとしても、
何ごと、まじめに考える人間も決して少なくなく、
まず、そうした人々が、くるりと背を向け始めた。

紆余曲折はあるだろうが、結論部分は立花隆氏に共感し、
コイズミ政権は、すでに失速していると断じたい。

過去、筆者もコイズミ首相に期待した部分があった。
少なくとも、内政の改革については、大いに賛成もした。
しかしいまは、筆者自身、冷や水を浴びた心境でいる。


                ※※

コイズミ首相は、過去の権力者同様に、自分のコピー、ダミーを
後継指名しようと、いまも考えている。しかし、環境は
首相の意に反して、急速に変わりつつある。

むしろ、コイズミ首相のコピー、ダミーは、
ゆくゆく、拒絶されるようになるかもしれない。

それを感じているからこそ、たとえば、前述、皇室典範問題で、
ポスト小泉候補から、閣内から、異論が出る事態となってもいる。

また、無派閥だった新人が、先を争うように、
派閥入りが始まっているのも、同様の背景かもしれない。

                ※※

いかに軌道修正できるか――が、ポスト小泉の、
最大のものさしになるはずだ。


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by yodaway2 | 2006-02-05 23:27 | 風雲急!政局と選挙