週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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防衛施設庁の談合。ニッポンはアングラ国家なのだろうか――?
★追記、2日9:45/防衛施設庁は談合、工事の割り振りに、
OBのポスト、給与など、待遇を数値化し、差をつけていた――とのニュース。
いくらなんでも、ここまで露骨にやるのかね、と、呆れてしまう。ひどいもんだ。
さらに、施設庁は談合を、全国の出先で主導していた疑いも濃厚になっている。
施設庁は公僕意識が欠如しているらしい。そして、他の官庁にも疑念を抱いてしまう。
まず、官側に鉄槌(てっつい)を下さないと、事態は改善しないだろう。
また、現行の天下り規制では完全に甘いのだろう。……日本はアングラ国家なのだろうか。
・毎日→<防衛施設庁談合>天下り先優遇度で「配分表」に差 [ 02月02日 03時00分 ]

・日経→防衛施設庁、全国で建設工事談合か・岩国飛行場など [ 02月02日 07時01分 ]

                ◇◆

<本文、ココから>
●防衛施設庁の談合。建設業界には「企業倫理」の言葉、ないの?
         ―――もちろん、官側が襟を正すのが先だけれど、ね。


いま、ちょうど1日正午。――NHKのニュース、トップで防衛施設庁、官製談合のニュース。
超大手建設会社、鹿島、大成建設で、東京地検特捜部の捜索が行われた、と。

鹿島、大成建設とも業界のリーダー的な存在で、スーパーゼネコンとも称される。
談合事件など、しょっちゅう、日常茶飯事に起きるニュースで、
隣のネコが交通事故に遭った、というほどの刺激でしかないが、
それにしても、今回の事件は、きれいに談合事件の要素を満たしているようで、
改めて、建設業界の用語から「企業倫理」が欠落していることを、思い知らされる。

                ※※

筆者も、過去、建設業界に関係する仕事をした経験があり、
そのときに、さまざま話をうかがった。

業界は中央(大手ゼネコン)、地方(地元ゼネコン)と大きく2つに別れ、
それぞれに組織化、系列化されており、さらに土木系、建築系、鉄道系、
港湾系、道路建設系、農業基盤整備系などなど、さまざまな分野に細分化され、
あるいは逆にからまりあい、無数と言ってよいほどの団体が存在する。

各団体は、もちろん、正当な団体であることがほとんどだが、
そこで培われる人間関係が、グレーな領域に発展したりするのではないかと、
疑われもしてきたし、なかには、談合は「必要悪」と、
半ば公然と主張する人も、少なからずいた。

また、営業は普通、お客、市場に対して行うものであるはずだが、
建設業界には“業界内営業”というのがあり、それをうまくやらないと、
生きていけない、などと解説してくれる方もいた。

ほんとうに、閉鎖的な世界だな、と感じないわけにはいかなかった。

                ※※

建設工事は、公共事業であれば、最初から予算と言う大枠があり、
したがって、発注案件も限られたものとなってしまう。
つまり、最初から大きさの決まったパイを取り合わなければならない。

また、災害復旧など、短い期間に実施される工事もあるが、
ちょっとした案件ともなれば、計画段階を含め、長い長い準備期間を要し、
自然、情報も交錯し、多くの企業が受注をねらうことにならざるを得ない。

そこに群がる企業を、官側が調整する、と言う構図が、
そこに、どうしても“必要悪”として、はびこってしまうのだろう。
その調整には、官側のメリットが不当な部分も含めて基準となり、――たとえば、
ワイロでなくとも、天下りの受け入れの待遇、多寡などがからんできたりする。

                ※※

建設工事では、実は標準の積算価格が公表されており、
各社は入札に際して、それを基に積算(見積もり)する。

また、何よりも姉歯事件ではないが、設計図があり、
その設計図の具体化、施工が基本なので、建設業を
アッセンブリー(組み立て)産業と言う人もいる。

工程、作業ごとの資材、人員なども標準的なレベルははっきりしており、
使用する技術、工法も設計段階で規定されてしまったりもする。
だから、各社は技術を競い、省力化、コストダウンに努力もするが、
それは、他の業界とは、たしかに趣を異にした世界なのだろう。

※注/公共事業、建設業のシステムは複雑で、この程度の記述で
描けるものではないが、上記、とりあえず。また、談合に
無縁の建設会社が多数を占めているとも信じたい。

※注/スーパーゼネコンと称されるのは、鹿島、大成建設のほか、
大林組、清水建設、竹中工務店をあわせた5社。ちなみに、建設業者数
(会社、登録業者)は、全国で60万社近くあるとされ、関連会社を含めれば、
国内の会社の1割を占めているとも言われるほどの、巨大産業。

                ※※

それらを承知しつつ、もし、建設業に携わる方々が、
こうした、繰り返される談合事件から逃れ、旧弊から脱皮するには、
もはや、建設業の特殊性など、言ってよいことでないはず。
言い訳もしてほしくない、弁明も不要と思われる。

また、今回のように、官側が関与しているのは、
少し前の日本道路公団の橋梁談合事件、先頃の新東京国際空港公団
(現・成田国際空港会社)の設備工事談合事件と同じく、典型的なケース。
官側には、逮捕された当事者だけでなく、組織的、歴史的に関与が
続けられてきた、との疑いが極めて強い。

だから、ある意味、逮捕された防衛施設庁の当事者たちは、
組織、とくに技術官僚という身内のなかでは、犠牲者と見られがちではないのか。
そこを糾すのは、最後、政治の力以外にない。

                ※※

建設業は、コイズミ政権で抑制されたとは言え、公共事業を担う代表格。
米国のニューディール政策以来の伝統があり、
ときに、社会の下支えとして、輝かしい成果も残してきた。

時代は、たしかに厳しくなってきているが、
そうであればこそ、襟を正されたい。

多くの友人を持つがゆえに、言わずもがなの内容だったかもしれないが、
ちょっと書き留めた次第。――失礼。


                ※※
<追記、12:45>
東京地検特捜部――、百数十人の体制と聞く。
ライブドア事件でてんてこ舞いだと思っていたら、こちらも。

特捜部は「日本一忙しい公務員」とも言われているようだけれど、
傍目(はため)にも大変そうだ。でも、その一方で、誤りのない捜査を
行ってほしいなどとも、ちょっと考えてしまった。

完璧な組織など、ないはずなのだから。


                ※※
<追記、12:53>
ニュースサイトを開いたところ、毎日に次の記事。
・毎日→<談合疑惑>清水建設など捜索 東京地検特捜部 [ 02月01日 11時02分 ]

すでに捜索の行われた鹿島、大成建設に加えて、清水建設、五洋建設、
東亜建設工業などを捜索した――とのこと。かつての埼玉土曜会事件、
宮城ゼネコン汚職事件のように発展したりするのではないか?


※今日はちょっと、固いこと、書いちゃったかナ。――さ、お昼食べよっと。^^
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by yodaway2 | 2006-02-01 12:37 | 社会の問題、世相さまざま