週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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東横イン問題。温泉場の人々のたおやかさに、ふと、考えた……。
★追記、2月2日09:54/東横インの不正改築などの件数が74件になった。
これで終わりかどうかはわからない。東横インのホテル数は全国に120余り。
と、言うことは、3分の2が、なんらかの不正を、長期にわたって行ってきたことになる。
呆れてモノも言えないが、こんなアタマの壊れかた、東横インに限った問題なのか。
他ではどうなのか……、たとえば姉歯事件の総合経営研究所物件とか?さらに、ほかの
建築物ではないのか?いずれにも建築士が介在しており、それも気になる。

・共同→違法改造で容積率を超過 東横イン、問題ホテル74件 [ 02月01日 18時31分 ]

★追記、31日15:29/東横インの不正件数が52件、54件、56件……と、
刻々と増えている。まだ、止まっていないようだ。不正は15年以上も続いてきているらしく、
常態化してもいれば、会社ぐるみであることも明々白々。驚くばかりだ。
耐震偽装事件も悪質極まりないが、今回もひどい。筆者だってキレイなばかりの
人間ではないけれど、それでも、今回の事件の知恵は浅く、おまけに品もなく、
ニッポンとはこんな程度の国だったのかい?――と、思ってしまう。

・共同→東横イン問題、全国57件に 「違反が常態化」 [ 01月31日 13時57分 ]

                ※※
<本文、ココから>
私事、1週間ほど前、家族そろって、仙台市近郊の温泉へ、日帰りで出かけた。

その温泉街公営の共同浴場が目的地で、そこは、遠方より
温泉好きの人、マニアもやって来るが、多くは地元の人々、温泉街で働く人たちが
利用していて、ちょっとした穴場にもなっている。――もちろん、かけ流しの
正真正銘の源泉であることは、疑いがない。

のっけから、話が脱線してしまったけれど、
東横インのバリアフリー偽装のニュースに、そこで出会った、
ごくごく小さなエピソードが重なり、書き留めてみたいと思った。

                ※※

その共同浴場の湯船は、実はそれほど大きくない。
大人が5人も入ればいっぱいになるほどしかなく、しかも、
その日は少し混んでいて、客たちはお互いに譲り合い、
湯船につかっても、それぞれが手足を縮めたりしていた。

からりと戸が開いた。片足が不自由な、初老の男性が入ってきた。
歩けず、手も使って湯船までやって来た。……みな、体をさらに縮こませ、
自然、その男性も入れるように、場所を空けた。

あとは何ごともないように時間が過ぎた。
私は私で、女湯に入っていた家族との約束の時間になり、あがった。
それで身支度をしていたら、その、片足の不自由な男性もあがってきた。

脱衣場には数人の男性がいたのだが、1人の初老の男性が、
隅にあった椅子を、すすっと抱えてきて、
その足の不自由な男性にすすめ、手も差し伸べた。
「これに掛けてけさいん(ください)、楽ですよ」
「あ、どうもどうも」

その瞬間、周りにいた人たちは、にっこり。

あとはまた、誰も何も言わずに、もくもくと着替えをし、
1人、2人と、外へ出て行った。――私も出た。

                ※※

湯船で、先に入っていた者が、さらに手足を縮めたのは、
まあ、自然な話で、誰が入ってきても、それは同じようにそうなった。

次の脱衣場での話。これは、ちょっとその場にいないと
わからない“呼吸”があったかもしれない。
(私の表現力の不足で、伝わらないだけかもしれませんが。^_^;)

足の不自由な男性に、すすっ、と椅子をすべらせ、
手も貸そうとした初老の男性――。たぶん、地元の方に違いなさそうだったのだが、
もったいぶったところも、また逆に、照れもなかった。

実は、私も何か、手でも貸そうかな、と思わないわけでもなかったのだけれど、
その初老の方ときたら、そんな迷いもなく、すすっと動いていらっしゃった。
たおやかだな、と思った。

                ※※

さて、とんでもないエントリーになってしまった。
東横インの、バリアフリー偽装を問題にするはずだった……。
ただ、ご来訪の諸兄には、どうか、筆者の表現の足らざるところを補い、
趣旨、お汲み取りいただきたい。

ビジネスホテルとは言え、もてなしのプロの方々が、
平気のへいで、身障者向けの駐車場を、部屋をつぶし、
会議室に変えたり、PCを置いたり、喫煙所にしてしまったり……。
なかには、それでどれほどの利益になるのか……、
一度つけた点字ブロックをわざわざはがしてしまったホテルもあった。

ハートビル法の精神にも反すれば、各自治体の条例にも違反し、
さらに建築基準法を犯すケースも少なくなさそうだ。

それに比べ、温泉場に集った、市井の人々はすがすがしく思えた。

                ※※

東横インの社長の会見のようすは、繰り返し繰り返し、
テレビに放映された。――あまりに、あっけらかんとしていて、
何か、肩透かしでもくらいそうなほどだった。

いわく「身障者の客室はつぶさなくとも、いつも倉庫や物入れになってしまう……。
60キロで走らなければならないところ、67キロか68キロで走ったって、
まあいいかと思ったのは事実なんで。60キロ(制限)のところは
60キロで走らなければ走らなければならないと……」などなど。

                ※※

くだんの社長、いまは、窮地にも立っているだろうけれど、
事業の才覚、お金儲けの才能はゆたかであったらしく、
これまで全国に120ものホテルを建て、その半生についての著書もあるらしい。

今回のバリアフリー偽装、違法改築の発覚がなければ、
ひとかどの成功者として、賞賛される人生だった。

                ※※

しかし、椅子をすすめるセンスは、くだんの社長が
もてなしを商いにしているにもかかわらず、市井の温泉場で
出会った人々に、たぶん、はるかに及びそうにない。

それゆえ、最後、椅子ごと、脚(足)を
すくわれることになった……、のかもしれない。


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by yodaway2 | 2006-01-30 23:08 | 社会の問題、世相さまざま