週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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耐震偽装、姉歯氏の動機に虚偽?――“事実”を見極めたい。
姉歯元建築士による耐震偽装事件で、共同の配信で、極めて気になる報道があった。
筆者の購読紙では今朝の朝刊、1面に次の見出しで記事が掲載されていた。
「姉歯元建築士、木村からの大規模受注なし、98年以前、国会で虚偽証言か」(河北新報)
・共同→偽装動機で虚偽証言か 国会喚問で姉歯元建築士(01月11日 18時12分)

                ※※

姉歯元建築士は国会の証人喚問に対して、
最初の耐震偽装が98年のグランドステージ池上(東京大田区)であり、
そのときに木村建設、篠塚明元東京支店長から鉄筋を減らすよう強い圧力を受け、
一連の耐震偽装の発端になったと証言していた。

姉歯氏は「9割以上を木村建設で請け負っており、断ると収入がなくなる」などと証言し、
篠塚元支店長の圧力に抗し切れなかった事情を話した。

また、その後も執拗な圧力を受け続けたなか、止めよう、止めようと思いつつも、
偽装を重ねてしまったことについて、「弱い自分がいた」などとも話していた。

別の報道で、姉歯氏には木村建設からの受注が始まる以前に、
すでに耐震偽装を行っていた――との疑惑(ソース検索中)も浮上しており、
そうなってくると、事件の構図が変わってくる。

                ※※

さらに、木村建設施工の物件の中には、姉歯氏以外の設計事務所が
構造設計を担当し、平米あたりの鉄筋量が姉歯氏担当と同等もしくは以下、
という建物のあることも、すでに明らかにされているが、
しかし、それらでは耐震基準がクリアされていた、との報道もあったはず。

たしか、そのとき、別の設計会社は耐震偽装などしていない、として、
「勉強していない設計事務所がうわべを真似ようとしただけ」――などの
見解を表したと記憶している。

これらは直視しないといけないし、視点を誤りたくもない。
そういう気持ちになってきた。

                ※※

現在、多くの報道で総合経営研究所、ヒューザー、木村建設らが、
ホテルルート、マンションルートの2つのルートで、かつ、それぞれにおいて、
姉歯氏が関わる形で、一連の偽装が行われた――と見なされつつある雰囲気。

つまり、総研黒幕説、木村建設主犯説、など。
それらの説に、ニュースの消費者は乗せられるつつある雰囲気。

こうした、現在流布されている構図を、決定的に揺るがすかどうかはともかく、
また、施主(ヒューザーら)、施工主(木村建設)、コンサルタント(総研)らから、
直接、間接、常態的に姉歯氏が圧力を受けていたとしても、
冒頭の記事が事実であれば、偽装そのものは、
姉歯氏が自ら引き起こした割合が増すことになる。

                ※※

この事件に、マンション業界、建設業界、審査機関と建築確認システムに
構造的な悪弊、欠陥があることは明らかなことだが、今回のような
悪質さを一般論化するのは早計かもしれない。

また、もちろんのこととして、限定された個人や会社を“犯人”にしたてあげ、
責任を押し付けてしまっては、事件を矮小化してしまい、再発も防げない。

しかし、そうであっても、姉歯元建築士をまず、徹底的に、
洗わなければならないのではないか。

                ※※

紙の上の数字を、ある人間がいじったがゆえに、
多くの人々が命の危険にさらされ、
人生の夢や希望を奪われ、重荷を背負わされてしまった。

社会的にも公金が支出されることとなり、建築の信用を揺るがし、
一歩間違えれば、社会不安につながりかねないほど、
影響が広がってしまった。

                ※※

このニュース、年が明け、次第に報道される機会が少なくなってきた。
けれども、それをよし――とは、絶対にしたくないと思うのだけれど。



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by yodaway2 | 2006-01-12 12:20 | 社会の問題、世相さまざま