週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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ヒューザー社長、「何言ってんだよ、ふざけんじゃねえ!」と、不規則発言。……かくも異様な登場人物たち。
すさまじいほどの更新空白をつくってしまい、恐縮。
いろいろ立て込んでしまい、ツライ日々(^^)を送っています。
さて、とは言っても、これはちょっと書き留めないといけないと思い、
久しぶりにログインし、キーボードをたたく次第。

それは……、連日報じられている、ヒューザー、姉歯設計などの
マンション構造設計書偽造の問題。

                ※※

今日の夕方、テレビをつけてみたところ、ちょうど衆議院、
国土交通委員会の国会中継の最中で、
民間の建築審査機関・イーホームズの藤田社長、
売主(建て主)・ヒューザーの小嶋社長らが、
参考人として質疑に答えていた。

議員がイーホームズ・藤田社長に質した。
「会社として、大事だと考えていることは何ですか?」

藤田社長が右手を挙げ、文書ファイルを抱えながら、マイクの前に。
「私どもは民間審査機関で唯一、独立系の会社。それだけに、
公正中立であることを心がけております。それゆえ、今回の件でも
内部監査で不正が判明した以上、それを公表しないわけにはいかないと考えました。
もし、そうしないとしたら、会社のミッションを失ってしまうことになります」

肩書きをしらずに、もし、どこかの街角ですれ違いでもしたとすれば、
ごく普通に、地味に暮らしていそうなサラリーマンか、公務員然とした雰囲気。
今回の事件に責任の一角を負うべき立場ながらも、44歳の年齢にはそぐわないほどに、
落ち着いたふうで、はったりもなさそうに思われた。

                ※※

午後10時、NHKのニュース10で改めて参考人質疑の場面を見た。

藤田社長が不正を認識し、ヒューザー・小嶋社長らと会った経緯について
「呼ばれたのではなく、こちらから乗り込んで(事実関係を)質さなければならないという、
そういう意識だったんです。(ヒューザーの)社長にちゃんと伝わってないんじゃないか、
この事件の重大性が。そういう気持ちで行ったんです……」と話したときに、
後ろの席から小嶋社長が、いきなり怒鳴った。

「何言ってんだよッ、このやろう!ふざけんじゃねえ!ほんとに」
(バンッと、書類でテーブルをたたく音)

これには委員長から「参考人は不規則発言を控えてください」との、注意が続いた。

小嶋社長は高校卒業後、職を転々とし、28歳で不動産会社を興したという。
その世界では風雲児として鳴らした人物の一人であったらしい。
声を荒げて自己の正当性を主張するかと思えば、目を細め、ときに三白眼となり、
相手を射すくめようとするかのような顔つきを見せた。
怒声もおそらく、この人物にとって、交渉ごとの場などでは常なのだろう。

その怒声に、イーホームズ・藤田社長は、あろうことか、
テレビ放映されている国会の場で、さらされた。

                ※※

中心人物、姉歯建築設計事務所代表の姉歯秀次建築士は
「怖くて外出できない」などとして、この日の参考人質疑には欠席した。
精神的に不安定な状態に陥っているのだという。

この、一連の事件では、すでに、姉歯事務所に構造設計を
下請け発注した設計事務所の代表が自殺してしまった。
また、何よりも、マンションを購入した住民などが動揺しているわけで、
姉歯氏が精神不安定に陥ったからと言って、同情する人などは、
なかなかいないに違いない。

まだ、事件全体の構図、構造がはっきりしているとは言い難いし、
今日の参考人質疑においても日本ERIなる会社の名が飛び出したが、
事件がどこまで広がるかもわかっていない。

さらに、他の異なる発注者、設計者、施工者では、
同種同様の不正はないのか……、疑わないわけにはいかない。

                ※※

姉歯氏に同情の余地はないのだが、
この事件が明るみに出たときから、姉歯氏の妙に
淡々とした態度が気になっている。

自分が悪魔に魂を売り渡したことを自覚しており、
その報いを、きっと必ず受ける――とでも覚悟しているようでもあった。

夫人が病弱なのだという。家族を抱え、数年前には
お金に困っていたとの話も、どこかに報道されていた。
ひょっとすると、そのなかで、悪魔からの誘いを受けてしまったのだろうか……。

姉歯氏の自宅は何度もテレビで見た。
建築家――の肩書きには似つかわしくない、飾り気のない住居。
荒れた感じですらあった。

しかし、風貌はと言えば温厚そうで、カラーのワイシャツにネクタイ、
ダブルのスーツをきちんと着こなし、所有する2台の車はどちらも外車という。
外見と私生活の著しい乖離(かいり)が、この人物の内実を物語るようだ。

                ※※

その他の登場人物まで言及すると長くなりそうなので割愛したいが、もう一人だけ。
施工の木村建設の元東京支店長だが、もっとワルな顔つきなのかと
想像していたところ、線が細そうで意外に思えたし、神経質そうな感じも受けた。

姉歯建築士に鉄筋を減らすよう圧力をかけ、従わなければ会社を変えると脅し、
さらにリベートを要求し、それを個人口座に振り込ませる……などの言動が、
姉歯氏の口から明かされていたがゆえ、相当なヤクザ顔かと思っていた。

一方で、答弁は官僚のようによどみがなく、不必要なことも
しゃべっていない印象があり、それにも少し驚いた。

しかし、外見に騙されてはいけなさそうな人物の典型なのかもしれない。
また、元支店長の背後、背景も気になる。

今日の参考人質疑では、姉歯氏が欠席したがために、
命拾いしたということなのだろうか。――もちろん、
今日は、の話としてだが。

                ※※

この事件、果たして姉歯設計の手がけた物件に限った話なのだろうか。
他にはないのだろうか……、そうした考えが思い過ごしだとよい。


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by yodaway2 | 2005-11-29 22:48 | 社会の問題、世相さまざま