週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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自民党憲法草案……、前文、心に響かないのだけれど。
一昨日に決定、発表された、自民党の新・憲法草案について、ひと言だけ――。
新聞の記事を読んだ限りでは、実は好印象を抱いていた。
それで、いまになってだけれど、やっと自民党のHPにアクセスし、
決定したとされる、「憲法草案」を開いてみた。
・自民党HP→憲法制定推進本部→憲法草案(PDF)

これが、50年も侃々諤々やった末の成果なのだろうか……、と。
読み始めて、なぜかそんな印象に変わってしまった。

前文の書き出しが、私の印象としては、非常にさみしい。
>日本国民は、自らの意思と決意に基づき、主権者として、
>ここに新しい憲法を制定する。
>象徴天皇制はこれを維持する。また、国民主権と民主主義、
>自由主義と基本的人権の尊重及び平和主義と国際協調主義の基本原則は
>不変の価値として継承する。
(※手打ち、間違いがあればご指摘を。以下同)

「象徴天皇制は……」も、いきなりの登場。明示するのは、
もちろん望ましいと考えるが、まるっきりの「ワンフレーズ」。
次の「また、国民主権と……」以降も、6つの概念(単語)をズラズラつなげただけで、
まったく、心に響いてこない。

現憲法、9条の扱いが焦点になっているが、それ以前に、
何か精神の高潔さとでも言えばいいのだろうか、そうした、
日本人としてのバックボーンが浮かび上がってこないのだ。

                    ※※

これまで、現憲法に対する、大きな批判のひとつに、
それがGHQ(占領軍)により、事実上、起草された翻訳憲法で、
日本語の体をなしていない――、などの言い方があったと思う。
とくにそれは、憲法前文に対して、指摘されていた(る)のではないか。

現憲法の前文について、同じように、書き出しの2パラグラフを比べてみる。
>日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、
>われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、
>わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、
>政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、
>ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
>そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、
>その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。

たしかに、いつ途切れるともわからないほど、言葉が折り重なり、
読みにくいと言えば読みにくいのだろうが、2パラだけでも理念はうかがえる。
慣れ親しんできたこともあるにはあるのかもしれないが、
こちらのほうが、はるかに格調も高く、“翻訳者”のご苦労が偲ばれる。

                    ※※

私は、GHQによって起草された――については、やはり、
国の基本法である以上、いずれ、改めるときは迎えざるを得ないと思っていた。
積極的ではないにせよ、是が非でも改憲拒絶では、決してなかった。

ただ、変えるならば、現憲法に比較して明らかに良いと、
国民を説得できるものでなければならないはず。

紹介した冒頭部分以外でも、?マークのつく日本語は、
けっこうありそうで、私は、ちょっと、かなりがっかりしている。
考えすぎだろうか、どうなのだろう……、皆さまは?

                    ※※

なお、今回の改正で焦点は、やはり9条――。
自民党の草案では、いわゆる第1項を、そっくりそのまま残してしまい、
第2項以降に、「自衛軍」として戦力の保持を明記した。

国の安全保障を、軍事力の介在なしに論じるのは、現実的ではなく
よほどの楽観主義者でもないかぎり、異論は少ないと思われる。

それゆえ、「自衛隊」が合憲であるように、条文を改めるのはよいと思うのだが、
それを「自衛軍」と改めるのには、もう少し説明が聞きたいところ。
「自衛隊」のままでは、やはり不都合なのだろうか。

第1項が、そっくりそのままのこされてはいるけれど、
海外での武力行使についても、どのように歯止めをかけるのか、
それがはっきりしないと、国民の理解は得がたいのではないか。

そもそも、1955年以降、自民党がほぼ一貫して、
政権政党でありえたのは、国民を戦争に巻き込まなかったから。
自民党の立場としても、それを忘れてはならないはず。

どうも、釈然としない部分が残る。

                    ※※

とにかく、翻訳憲法から脱却するならするで、新しい憲法案を、
もう少し、日本という国のありよう、バックボーンが浮かび上がってくるような、
品格、風格のある日本語で書けないものなのだろうか…………。


※校正していません、仮アップです。できれば、加筆したいと思います。^^; 
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by yodaway2 | 2005-10-30 13:26 | 風雲急!政局と選挙