週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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総選挙、非情のメロディ。……勝者も敗者もロンリー、だ。
開票から1日経っても、今夜のニュース番組は選挙、選挙、選挙、だった。
ニュースから気になった場面、気になる場面を、いくつか、拾ってみたい。

今朝の新聞、3面、政治面に、民主党、岡田代表の写真。
都内ホテルに設けられた民主党の開票センターで、報道各社のインタビューに答える姿。
(12日付、河北新報から、午後10時29分撮影とのこと。後ほど削除予定)


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岡田氏の、後ろの大きな候補者名が貼られたボードが痛々しい。
写真が撮影された時間に、当選の花が付けられた候補者名は数えるほどしかなかった。
その、名前だけのボードに、一瞬、岡田氏が押しつぶされてしまいそうだった。

岡田氏は演壇の中央に、一人、ポツンと座り、
口元にこぶしをあて、下をうつむき、なかなか口を開こうとしなかった。
額には汗がにじみ、昨日までの疲れも出ているのだろうか、
目の下には隈ができているのもわかった。

当ブログの筆者は、今回の選挙で郵政民営化を支持する立場を取ったけれど、
岡田氏については、もう、これ以上、言うまい。
再起に期待したいと思う。


                    ※※

午前0時を回っていたのではないかと思う。
社民党、近畿ブロックの比例代表で名簿順位5位だった、
土井たか子氏の会見のようすを見た。

やはりうつむいて、さみしそうな顔だった。
「国会には36年間お世話になり、感無量です。これからは
若い人に期待したいと思います……」(記憶の範囲)

かつて「山、動く」――のキャッチフレーズのもと、マドンナブームを巻き起こし、
社会党の党首として136名もの国会議員を率いた日々があった。
「おたかさん」の愛称で親しまれ、「やるっきゃない」のセリフは流行語となった。
その後、社会党は分裂、離合集散……。多くは、今日の民主党へと流れているが、
土井氏は社民党を結成、一ケタ台に議員数は減ったが、孤塁を守り抜いてきた。

社民党の、現在の党勢からすれば、名簿順位5位は必敗だった。
その順位を、土井氏は自分で決めたのだという。
名簿の発表前に、福島党首が土井氏に電話を掛け、何度も何度も念押しした。
「5位でいいんですか、ほんとうに、それでいいんですか」
「それでいいんです」

土井氏の会見の前、社民党で近畿ブロックで比例1位だった辻元清美氏が、
小選挙区では落選したが、復活当選。テレビから万歳の声が響いた。
土井氏はそれと行き違いに落選の辞を述べた。


                    ※※

歴史的大勝利を納めたコイズミ首相――。
昨夜のテレビでは、まったく笑顔を見せなかった。
報道カメラからVサインを求められても、応じなかった。
そして、今日午後の自民党総裁としての会見でも、硬い表情だった。

総裁任期延長論についても、来年9月まで、と重ねて表明。
ただ、次の内閣改造では、ポスト小泉をうかがう人材を
積極的に登用したい、との意向を示した。

会見に際しては、総理の立つ演壇の脇、出入り口側に、自民党幹部が着席していた。
武部幹事長、久間総務会長、与謝野政調会長、青木参院会長、片山同幹事長……。

コイズミ首相(総裁)が会見を終えて、演壇から降り、退出するときに、
幹部たちが一斉に立ち上がり、深く礼をした。
チラッとだったが、それがテレビの画面の端に映った。

かなり以前、2年ほど前だっただろうか、内閣改造を前にして、
ときの青木参院幹事長が森前首相と共に、都内料亭に首相を呼び出したことがあった。
その席で、青木氏は経済対策(財政出動)を求め、竹中金融財政担当相の更迭など、
閣僚人事に関わる要望を伝えたとされる。

コイズミ首相は黙って聞くだけで、反応を返さなかった。
青木氏は苛立ちを込めて、首相に聞こえるようにつぶやいた。
「あんたも子どもだわな」

それから、ずいぶん、時間が経った。
結局、コイズミ首相はその後も、事あるごとに自分の考えを押し通し、
とくに閣僚人事については、派閥や実力者の意向をほとんど受け入れなかった。

にもかかわらず、いま、青木氏らは、
前を通る首相に深く礼をすることになった。


                    ※※

政治に戦いはつきもの――。
さかのぼって8月8日、参院の郵政法案否決を受けて、
解散を決定するための臨時閣議。

閣僚の発言が一巡し、首相が話したあとで、細田官房長官が発言した。
「この時点で解散に反対される方はおりますか。おりましたら手を挙げてください」

麻生総務大臣、中川経産省、島村農水相(→罷免)の3人が手を挙げる。
「総理が別室で話されたいとのことでございますので、順にお願いいたします」

別室、麻生総務大臣に首相が言った。
「麻生さん、まさか、明智光秀にはならんだろうね。
いいかい、これは反対派をぶっつぶす絶好の機会なんだ」
(新聞報道、背景記事、ソース消失、たしかサンケイ、記憶の範囲)

島村農水相のみが最後まで反対し、首相は同相を罷免、解散を決めた。
そして……、1ヵ月後、首相、コイズミは反対派をぶっつぶした。


                    ※※

今回の選挙で、事前の世論調査によれば、
郵政民営化法案に対する有権者の関心は必ずしも高くなかった。
なのに、郵政民営化の是か否かを問うとした自民党が大勝。

有権者は、コイズミ首相の“覚悟”に期待し、風が起きた。
そして、その風は最後まで止まなかった。

首相の、自民党総裁としての任期はあと1年足らず。
ひょっとして……だけれど、この1年は、
いまの日本、これからの日本にとって、けっこう、かなり
大きな意味を持つ時間になるかもしれない。

危うさはある。しかし、ひょっとしてだけれど、
この国の、最後の、逃してはならないチャンスになるかもしれない。

首相、コイズミには、いまも、退路がない。


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by yodaway2 | 2005-09-13 01:26 | 風雲急!政局と選挙