週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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首相、コイズミ、次を睨み始める。――百尺下の水の心はいかに?
昨日、5日の首相動静に、なかなか興味をそそられる。
首相は福島県郡山市(郡山駅前)、仙台市(仙台駅前)、宮城県名取市など
6つの都市をJR、航空機、自動車を乗り継いで移動、
街頭遊説、個人演説会での演説をこなした。
(このうち、仙台市では民主党、岡田代表とニアミスした。)

記録では午後7時39分に、いったん公邸に戻り、たぶん食事、休憩、打ち合わせ。
その後、午後9時11分に自民党本部に入って、臨時役員会、選対本部幹部会議を開く。
続いて武部幹事長、安倍幹事長代理、二階総務局長、中川国対委員長らが残り
鳩首会議を続行。さらに9時55分から竹中平蔵郵政民営化担当相が加わり、
結局、会議は10時46分まで続いた。
・時事(Yhoo!NEWS) → 首相動静(9月5日)

                    ※※

いずれの会議においても、当然、選挙終盤の情勢や対策などが中心だったと見てよいが、
たぶん、いわゆる“分裂選挙区”の対策が話し合われたと推察する。
・毎日 → <衆院選>自民が選対会議 世論調査で優勢も引き締め図る

仮に世論調査どおりに、自民党、公明党の議席が過半数を獲得できたとしても、
分裂選挙区で、反対派の多くが勝利しては、コイズミ政権が
アンシャンレジーム(守旧派)との戦いに勝利したとは言いにくくなる。
その後に、つまり禍根を残すことになる。

ましていわんや、公認候補が比例でも復活できなくなるケースは、絶対に避けたい。
当然、民主党候補に漁夫の利をさらわれることも避けたい。

昨日の日程の最後、竹中郵政担当大臣が会議に加わり、さらにそこから、
1時間近くも会議が続いている。

自民党、政権中枢は、ここまで来てようやく、今回の選挙は勝てる、と、
確信し始めている。前段の会議では、その勝ちを逸しないために、
組織としてどのような対策が必要であるかを話し合った。

後段の側近による会議では、おそらく、激戦区のテコ入れについて、
役割分担、支援要請先(公明党含む)など、具体の対策を突っ込んで話し合った。

竹中大臣を交えてからは、郵政法案成立への手順について、
法案の修正範囲など、具体的に詰めた――ということなのだろう。

一方で、青木幹雄参院会長が参院反対派への説得を開始した、
とのニュースも伝えられている。選挙がどうなるか、で
マスコミはいまだてんてこ舞いだが、プロの碁が50手先、場合によっては、
もっと先を読むのと同様、政権中枢もまた、先の先を読みはじめている。

                    ※※

若い頃、仕事の関係で、さる政治家の自宅を訪ねたことがあった。
その方は、政界の仕掛け人として、一世を風靡してもいたのだが、
通された客間には、作家、吉川英治氏揮毫の、次のような書(横額)が架けてあった。

「波騒は世の常である。
波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚(ざこ)は歌い雑魚は踊る。
けれど、誰が知ろう、百尺下の水の心を。水の深さを」
(※この言葉は『宮本武蔵』の結語でもある)

                    ※※

郵政民営化に賛成か、反対か……、その決着はまだついていない。
いまだ、勝負の渦中にある。

しかし、百尺下では、すでに「次」を考え、動き始めている。
首相の残り任期1年、ポスト小泉もからみ、
郵政法案の成立と、そこから始まる特殊法人改革の扉の開け方、
財政再建、構造改革の手順、選挙中にも情勢が刻々変化した外交の建て直し……。

株式相場、円相場は落ち着き、景気の回復基調も、
やや割り引いて見ることは必要だが、大きくは政府の発表と
ずれていないように思われる。

ドイツの総選挙では政権交替の可能性も高まっているようだし、
韓国の盧武鉉政権も、気が付くと、自分から任期の短縮を言い出すなど、
迷走しはじめているから驚くのだが、しかし日本では、
“予想”に反して、波乱の目が小さくなってきた。

                    ※※

今から1ヵ月前、8月8日より以前には、首相が解散に踏み切るかどうか、
多くの議員、マスコミが疑い、解散すれば自民党は間違いなく劣勢と見ていた。
しかし、「解散」こそは、首相にとって、逆転――、の一手だった。

自ら退路を断ち、死地に飛び込んだ首相は、残り1年という、時間と戦いながら、
あと一歩、もう一歩のところまで、追い詰めつつある。

この勝負、なぞ逸(いっ)せん!と眉を吊り上げている。



                    ※※

≪追記、この解散は民主党にとって避けるべきだった≫

各種、世論調査の結果報道では、いずれも自民党が攻勢――と伝えている。
選挙戦は残り4日となったが、その目減りはあり得る。
が、だからと言って、民主党に政権交替を実現するほどの勢いは感じられない。

公示間際になって、郵政民営化法案の対案(代替政策)を打ち出したりしたが、
それは、いまさら、のタイミングであったし、何よりも民主党内で
十分に議論されたものだったかどうか、強い疑いを持たざるを得ないもので、
有権者の信頼を高める効果はなかったのではないか。

また、民主党は、PR会社からの助言に基づいてのことらしいのだが、
選挙の争点について、首相、自民党が郵政民営化一点張りとし、
国民の関心が高い、年金、少子化を打ち出した。

いわく、郵政民営化よりも、もっと大事なことがある、と。

たしかに、世論調査の結果をみると、選挙の争点に、
年金問題がいまも第1位の回答を得ているけれど、では、だからと言って、
有権者が民主党の年金政策を理解し、支持しているとは考えにくい。

皮肉なことにも、年金政策でさえ、有権者は民主党よりも、
自民党の“総合力”の方を、いまも一枚上手――と見ているのではないか。

結局、コイズミ政権の実績について、評価が分かれているとしても、
多くの有権者は、いまの与えられた条件のもとでは、
満足はできないながらも止むを得ないと感じているようだ。

むしろ郵政民営化に象徴されるように、族議員、既得権と闘っている姿を評価し、
その他の政策においても、コイズミ首相の“改革原理主義”に期待を寄せている。

結果論だが、民主党は、このタイミングで、首相に解散などさせてはいけなかった。
首相は、あと1年の任期であったし、郵政民営化法案にしても、
反対派と妥協の末に成立させたなら、それを国民は不審がり、
かえって政権は弱体化していたかもしれない。

たしかに、選挙はまだ終わったわけではないけれど、
また、不確定要素も小さくはないけれど、
私としては、コイズミ・自民党の、勝ち方がどの程度になるのか、に、
関心がシフトし始めている。……早いだろうか?

                    ※※
≪追記、その2≫

そう言えば、民主党、岡田代表も、この選挙で政権が獲れなければ、
代表の座を退くと明言している。……そうなると、次の民主党の顔が誰になるか、だ。


※スミマセン、今日はちょっと、冷たい感じの文章になっちゃって。。
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by yodaway2 | 2005-09-06 17:11 | 風雲急!政局と選挙