週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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郵政法案、衆院で勝っても、参院の構成変わらず。――で、どうなる?
※9月2日、追記;末尾にロイターの記事をリンク。

今回の衆議院選挙で、与党(自民党+公明党)が勝ったとしても、
参議院の構成は変わらないので、再び否決されるのではないか――とする疑問がある。
民主党の岡田代表も演説などで、そう指摘している。

これについて、コイズミ首相が26日夜のテレビ東京の番組収録で、
「(参院についても)否決はない」――、と言った。
日経のサイトに記事がアップしているので、チラッと書き留めたい。

                    ※※

以下、日経、26日22:00の記事から抜粋。

●首相「衆院選勝てば、郵政民営化法案の否決ない」

>小泉純一郎首相は26日夜のテレビ東京番組の収録で、衆院選で自民、公明両党が
>過半数議席を獲得すれば次期国会で郵政民営化法案を成立させる決意を
>改めて表明した。>反対派の自民党参院議員については
>「10人くらいは反対する人はいるが、(否決に必要な)18人にはならない」と指摘。
>民主党内の民営化賛成派の存在にも言及し「選挙で自民党が勝てば
>民主党も変わるんじゃないか」と強気な姿勢を見せた。

                    ※※

否決した参院の、自民党議員は、いま、固唾をのんで、選挙を見守っている。
ことに、反対票を投じたか棄権、退席した議員は、そう。
いろいろ議論はあっても、衆議院が民意を問うとして解散され、
その結果が出れば、それをまったく顧みず、おなじ判断をするのだろうか、となる。

次に、先の、参院否決に至ったプロセス。
衆議院では、旧橋本派の機能麻痺……など、かなり派閥の弱体化が進んでいたが、
皮肉なことにも、本来、派閥の締め付けが効きにくいとされていた参院で、
それが顕著に現れてしまった。――それが、亀井派における参院会長の
中曽根弘文氏の反対表明。このことで、参院否決への流れが決まった、と言われている。

しかし、いま、亀井派は空中分解してしまい、会長だった亀井氏自身が離党、
新党結成に走ってしまった。派閥幹部の平沼赳夫氏も、選挙を無所属で戦うことになり、
このままでは、当選しても選挙後に除名処分になる。

いかに参議院が独立していると言っても、先の国会で反対に
傾いていった経緯を振り返れば、指導者が追い払われてしまった状態で、
同じ行動を繰り返すのは、現実に難しそうだ。
(もちろん選挙で自公が過半数を制し、
コイズミ首相が続投するとしての話で、以下も同様。)

他派閥についても、それは同様で、たとえば旧橋本派で、
かつて総裁候補だった藤井孝男氏も、今回は非公認、無所属であり、
当選しても、郵政民営化賛成に転じない限り、自民党に復党できそうにない。
旧堀内派の堀内光雄会長も同様。周知のとおり、解散、総選挙で、
自民党執行部は徹底した分断作戦に出ており、選挙後には、気が付けば、
反対派の司令塔はすべて党外の人となってしまいそうだ。

さらに郵政民営化反対の牙城となってきたのは、「郵政事業懇話会」なる、
派閥横断の組織だったが、周知のとおり、その会長であった綿貫民輔氏は、
いま、国民新党の党首。つねに目立つ存在だった荒井広幸氏(参議院)、
長谷川憲正氏(同)らも、新党日本に移ってしまった。

衆院採決時に退場、棄権した自民党議員(前)は、
今回の選挙で郵政法案に賛成――との署名をして、すべて公認候補となった。
旧堀内派の古賀誠氏、高村派会長の高村正彦氏も例外ではなく、
公認を得るにあたっては一筆、入れたわけであって、
選挙後に郵政民営化反対の行動は、もうできないよう、縛られてしまった。

となれば、選挙後の、衆参とも、反対派の求心力は保ちようがない。

参院自民党で、解散後に、郵政民営化に反対した議員が
会合を持とうとしたが、実現したとの報道に接していない。
会合は、今後の結束を保ちたいとして計画されたとのことだったが、
それは、選挙後にも反対を貫こう――というよりも、先送りされている
党の処分に対して、どのように手を打つか、というたぐいのものだった。

みんなで信号、いっしょに渡ろう……と。

                    ※※

首相が、まさか、ほんとうに解散するとは、衆議院、参議院を問わず、
ほとんどの議員が考えていなかった。もしくは考えたくもないとして、思考を停止させていた。
あのまま解散しなければ、いまごろ、コイズミ政権は、全くの死に体になり、
それこそ、郵政民営化だけではない、国政のあらゆる課題に立ち往生していたかもしれない。

それを、憲法7条による解散――、伝家の宝刀をスパッと抜き放ったところで、
局面が一変した。あっというまに、攻守が入れ替わり、いまは首相が押している。

もちろん選挙はこれからで、9月11日の投票まで、首相の思惑通りに、
選挙の緊張が持続するとも限らない。民主党が仕掛けるとおり、
有権者の関心が変化していくことも、それは十分にあり得る。

首相、コイズミの立場に立てば、強権発動、独裁と批判を浴びようとも、
いまのやり方がベストなのだろうし、いまのやり方以外に道がない、とも言える。
やはり、切なくも……、非情のメロディが響いてくるのだ。

郵政法案を成し遂げたい首相、コイズミにとっても、
それを阻もうとする反対派にとっても、間隙を突いて政権を奪取したい民主党にとっても、
混乱の渦中にあっても城を守り抜きたいその他の政党にとっても、
いまはまさしく、それぞれが崖っぷちで、修羅場――なのだ。

                    ※※

結論。――選挙は首相にとって、賭け以外の何ものでもないが、
賭けに勝てば、郵政法案が再び否決されることは、現実には、あり得ない。

テレビ東京で首相が話したとおりなのである。


                    ※※

なお、首相の総裁任期、1年延長論について、首相は否定しているが、
それは、参議院対策としてささやかれはじめているとも受け取れる。
また、民主党内にも、ちょっと気になる動きあり。
後日、まとめてみたい。(――今日は眠いのでカンベン、ね。^^)


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≪追記、9月2日≫
ロイターに関連記事あり。参考になるので、ひっそりと追記する次第。
・ロイター → [永田町ウォッチャー]次期国会で郵政法案成立の見方、
参院の造反議員に翻意の動きも

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by yodaway2 | 2005-08-27 01:38 | 風雲急!政局と選挙