週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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郵政解散、現代ニッポンに起きた“内戦”の様相。――紅蓮の炎に太刀振るうコイズミ。
★末尾にホリエモン立候補について追記しています。
★「首相動静録(8月19日)」を更新しました。→ http://syusyo.seesaa.net/
※当ブログからのお知らせ(関連ブログについて、他)

                    ◇◆

いろいろ都合があって、更新が滞りがちになってしまった。
忘れられてもいけないので、ちょっと、政局、総選挙をネタに少しだけ……。

今回の選挙は、政治に関してみれば、
それはもう、ほとんど”内戦”か”内乱”に近いのではないか、と思えてきた。
この選挙は、「画期」になるかもしれない……。

                    ※※

一昨日、郵政法案反対の中心だった綿貫民輔氏、亀井静香氏らが
新党――「国民新党」を立ち上げた。が、報道されるとおり、明日なき新党、だと思う。
また、ちょっと驚いたのは、その人数の少なさ……。

参議院の荒井広幸氏ら確信犯すら、発足の会見では同席しなかった。
堀内光雄氏、平沼赳夫氏、野田聖子氏、野呂田芳成氏、小林興起氏ら、
同志であったはずの有力議員の多くも参加しない意向を表明している。

新党の結成は追い込まれた末のできごと――と、新聞は評しているが、
首相、コイズミからすれば、それはまさしく敵失以外の何ものでもない。
明日を示せない政治は、評価のされようがない。

衆議院解散の瞬間に、亀井派は崩壊しはじめていたのだが、
かつて、総裁選で亀井氏自身が候補者となり、数々の大臣を送り出した派閥が、
この新党発足で、完全に消滅した――。選挙はもちちろんこれからだが、
行く末は見えてしまっていると言わざるを得ない。

あいかわらず亀井氏は、注目の人であり続けているけれど、
もはや、政治的には脅威でもなんでもなくなってしまった。

なお、国民新党のホームページは下記のとおりなのだが、
その候補者公募の、論文テーマの一つが「『刺客』と教育」とある。
発足会見で綿貫代表が「国民」の2字の入った印籠を取り出したのにも、
ちょっとあきれてしまったが、「刺客……云々」は笑止、極まれり、だ。
・国民新党 → http://www.kokumin.biz/

                    ※※

旧橋本派、平成研究会も痛手を負っているが、
そもそも青木参院会長、片山同幹事長は同派の人間。
また、久間総務会長も同派。さらに、反対派の処分に関わる、
党政治倫理審査会会長の笹川尭氏も同派――。

同派からも反対者は多数が出たが、政権、与党中枢の
ポストは手放していない。したたかに生き残りをかけて、
踏みとどまろうとしているし、ある意味、足枷になりつつある部分を、
この郵政政局で切り離そうとしているようにさえ見える。
旧橋本派はコイズミ政権の、残り任期1年を、耐え忍ぶだけだと考えている。

個々の議員(前)が選挙に勝ちさえすれば、
また、浮かぶ日も来る、そんなふうに考えているのかもしれない。

                    ※※

非常に、ある意味、鮮やかだと思ったのは、
旧堀内派の古賀誠元幹事長――。
解散のあと、彼の消息は、ようとして知れない。

たぶん、マスコミを避けているのだろう……。

彼は、解散と同時に情勢を分析、流れを読んだ。
そして数日後、執行部が棄権・退席の議員には、反対票を投じた議員と異なり、
郵政法案と小泉構造改革に賛成するとの一筆を条件に公認を与える――と聞き及ぶや、
かつての発言を一転、さっさと署名に応じたと伝えられている。

マスコミ、夕刊紙は「節操がない」と古賀氏をこきおろした。
だが、古賀氏からすれば、いまは嵐のとき。
それが過ぎ去るのを待つよりなし、と腹をくくっているのだろう。

彼の立場に立てば、それもまた、知恵に他ならない。
旧堀内派の堀内光雄氏が派閥会長を辞任したのとは対照的に、
彼は、とにかく党内に踏みとどまり、派閥幹部であり続ける道を選んだ。

なお、あわれなのは野田聖子氏。
野田氏はもともと古賀氏や引退した野中広務氏にそそのかされていた。
だから、小林興起氏などと同様、解散まで至らないと、甘く考えていた。
解散が決まって、彼女は報道陣のマイクに、青ざめた顔でこう話した。
「たとえどんな処遇を受けようと、私は自民党員として選挙を戦いたい」――。

彼女は選挙には勝つだろう、しかしその先が見えてこない。

                    ※※

自民党の県連、地方組織に、反対派の前職を
支援しようという動きが、けっこう、ある。
前出、野田聖子氏を抱える岐阜県連もそうだし、
平沼赳夫氏の岡山県連などもそうだ。

これに対して、党執行部は反対派で立候補しようとしている前議員に、
離党勧告を検討しているのだという。今日の朝刊で報じられた。
さらに執行部は、離党勧告に応じなければ、
除名処分もあり得る、としているらしい。

いやはや、と思う……。しかし、選挙を突き詰めれば、
当然、これもまた、そういうことになる。

これが小選挙区制度というものなのだ。
政策本位で政権を競いあうとは、小選挙区制度の場合、
自然、政党ごとにまとまることとなり、かつ、それはそれぞれの党の権限を強くする。
それをわかって、選挙制度を改革したのではなかったのか。

筆者はもともと小選挙区制度には強く反対しているが、
それが制度として成り立っている以上、その構造も理解せずに、
政治に携わっている議員がいるとすれば、それはよほどの勉強不足か、
はなはだしい勘違い、ということになる。

                    ※※

郵政法案を採決した参議院本会議の前々日、8月6日――。
広島の平和記念式典から戻る首相を待っていたかのように、
森前首相が公邸を訪ねた。

森氏は、否決となっても解散しないよう、強く迫った。
しかし、首相は応じなかった。

非情だな、と森氏が言えば、非情と言われてかまわない、と言った。
そして、「殺されてもいいんだ。信念だ」――と。

首相、コイズミは自らが悪名を被るのを厭わないでいる。
子々孫々まで「悪人」として記憶されてもよいと思ってやっている。
執念――などと言うよりも、もはや、化け物にも近い精神状態でやっている。

                    ※※

首相は尊敬する歴史上の人物に織田信長をあげる。
織田信長が主人公の、司馬遼太郎の「国盗物語」も愛読書であるらしい。

政権の残り任期、あと1年……、いよいよ最後の場面、
「敦盛(あつもり)」の代わりにオペラの一曲を響かせ、
自ら本能寺に火を放ってしまった。

しかし……、信長のようには自害しない。
刺し殺されるまで戦おうとしている。



                    ※※
追記。

・民主党が解散後に郵政民営化の対案提示――。郵貯、簡保の限度額規制が柱。
百数十時間審議して、会期中に対案を示さず、今ごろ、何のつもりなのだろう。

・自民党の候補者選定で、著名国際政治学者、料理研究家、女性財務官僚らがぞくぞく。
さらにホリエモンまで。マスコミからイメージ優先の批判がおきているが、
しかし、それは旧来の思考を打破している面もあるのではないか、と。
……対して、野党はどうなのかと考えずにはいられない。

追記、2。

ライブドア社長、堀江貴文氏が、亀井静香氏の地元から、
無所属で立候補の意向。今日、首相と自民党本部で会談し、伝えた。
なかなか、一筋縄でいかない、おもしろい人物だ。

また、自民党も公認ではなく無所属を“容認”とは、二重三重に面白い手を打った。
それは、亀井氏の自民党批判の矛先を分散させることになるからだ。
また、国民と党内における、堀江氏アレルギーに対しても配慮することになる。
これが計算されたうえでのことだとしたら、「参謀」の頭脳は並大抵でない。

いずれにしても堀江氏は、けっこう、今回も、
そしてこれからも、波乱の目になるかもしれない。

追記、20日午後11時記す。

TBS系、ブロードキャスターで亀井静香氏、堀江貴文氏を見た。
亀井氏は考えていたよりも、ずっと、はるかに時代遅れ。
堀江氏は考えていたよりも、ずっと、はるかにしっかり計算しているよう。

番組出演者の一人もそう評していたのだが、
コイズミ首相と堀江氏は似ているのではないか。
コイズミ首相は、実によいキャスティングをしたものだと、感心してしまった。
運も、よっぽど強いのだろう。……2人とも。

それにしても、民主党からオーラが消えているのではなだろうか……。
このままだと、棚からボタモチすら厳しくなるかもしれない。
裏づけの数字までは確かめていないのだけれど、ふと、そう思った。


※当ブログからのお知らせ(再掲)
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by yodaway2 | 2005-08-19 14:48 | 風雲急!政局と選挙