週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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永岡氏の自殺、軽々に話せず。―されど、執行部を問う亀井氏は卑怯。
今日正午のNHKニュースで、衆議院議員、永岡洋治氏(ながおか・ようじ)の自殺を知った。
明るいニュースではないだけに、書こうか書くまいか……、かなり迷ったのだけれど、
やはり思いなおして、少しだけ書き留めたい。

                    ※※

人々は、現職の国会議員、永岡氏の自殺に驚き、
例外なく、理由は――?と考えずにはいられない。私も、そう。
そして、ちょっと、政治や政局をウォッチしている人なら、
すぐに浮かんでくるのは、郵政政局との関係……。

それが果たして自殺の原因かどうか、
それは軽々に話してはいけないのかもしれないが、
どうしても、それは考えてしまったりする……。

だから、以下はとても危ういのだが、
承知のうえでの記述なので、ご容赦を。

                    ※※

永岡氏は郵政民営化反対に強硬な、亀井派所属の衆議院議員。
郵政懇話会のメンバーであり、反対派の集会に出席していたが、
本会議採決では、執行部の説得に折れ、いわゆる「寝返った」とされた。

永岡氏は採決前に、修正案は評価できる、
自民党を割ることはできない――などとして、賛成票を投じた。
その結果、永岡氏は亀井派のなかで、冷たく扱われていたとの話がでている。

そして、いま、参議院での採決に向けて、舞台裏では再び圧力が高まり、
ほんのちょっとしたことで、とてつもない重量であるはずの政局の蓋が、
中の蒸気の圧力によって、吹き飛ばされてしまいそうなのだ。

議員たちは、みな、この週末、選挙区に帰り、地元周りした。
この週末……、各地で郵政民営化に反対する特定郵便局、
そして官公労など、関係者による集会が相次いだ。
その数、全国で500箇所にも及んだという。
そこで、責められた議員は少なくなかったはず。

報道でよく登場するのが、首相の解散をにおわせた「脅し」――。
しかし反対派の、議員に対する締め付けは、それとまったく変わらないもの。
しかも、反対派の集会に出席しながら、本会議で賛成票を投じた議員たちは、
またたくまにTV、週刊誌などの“餌食”になり、見出しに
「裏切り者」の言葉まで使われた。

                    ※※

永岡氏の自殺に対して、亀井静香氏、平沼赳夫氏が話しているようだ。(共同)

亀井氏。
「(郵政民営化関連法案への対応で)相当悩み苦しんだのが事実なんだろう。
自殺をすべきようなことがほかに起きていたとは思えない。
……今も参院で(各議員に)強烈なプレッシャーがかかっているみたいだが、
政治家は自分の政治信念で行動すべきだ。執行部といえども
行き過ぎたことをしてはいけない」

平沼氏。
「執行部からプレッシャーがかかって、政治信条を強引にねじ曲げられたことを
相当悩んでいたと思う。今の強権的なやり方の犠牲者だったんだと思う。
後に残るわれわれが無念の気持ちを果たすため一致団結して頑張りたい」

                    ※※

たしかに、執行部の切り崩しは、永岡議員だけでなく、激しかった。
しからば反対派の、メンバーに対する締め付け、囲い込みはどうだったのか。
そして、永岡氏に限れば、採決のあとの派閥ではどうだったのか。
それゆえ、亀井氏、平沼氏の言葉は、非常に卑怯な言い方にしか聞こえない。

                    ※※

結局のところ、永岡氏の自殺の原因を軽々に
決め付けてはいけないと思うのだが、
こうした、日頃のストレスは関係したとも考えられる。
政治の世界は、かくも凄絶なのかと……、固唾を呑まざるを得ない。

                    ※※

永岡議員のHP、自民党の議員紹介ページなどにアクセスしようとしたが、
いずれも開かないのだけれど(――アクセス集中のためと思われる。)、
下記のページなどでプロフィールが、ちらっとだが確認できた。

・志帥会(亀井派)HP → 衆議院メンバー紹介 → 永岡洋治
・構想日本 → 政治家・政策データベース → 政治家プロフィール・永岡洋治

亀井派のHPに、永岡氏の信条として、次の言葉が紹介されている。
「信成万事(しんせいばんじ)」――。
文字から意味は伝わるのだけれど、ちょっと聞きなれない。
検索してみたところ、ある社会教育団体(擬似宗教団体)のHPに、その言葉がのっていた。
「自信のないことは失敗する。憂え心をもったり弱気になると、物事はおかしくなっていく。
きっと出来るという信念が、その事を成就させる。信は力である。
心の底から信じてくれる人にはウソをつくことができない。
人の世の交わりは信によって成り立つ。信は、動いて愛となる。
乱れは信の欠けたことから起こる。」

永岡氏にあっては、どこかで、氏を取り巻く信が欠けてしまい、
心、乱れてしまったのではないか……。
ご冥福を祈りたい。


                    ※※

郵政民営化法案は、今週末の参議院本会議採決が目指されている。
攻防も、もはや頂点……。この先、時間を繰り延べても仕方ない。
決着をつけよ。その結果、よもやの展開となっても止むを得ない。

郵政民営化は決して小さな問題ではない。
もっと大事な問題がある……と、よく、野党が話し、マスコミが書く。
しかし、それは違う。少なくとも、この国の体質が、
象徴的に現れている問題であることは確かなこと。

もはやこれ以上、まっとうな議論が期待できないのであれば、
是か非か、成るか成らぬか――、いずれであっても覚悟を決めて、
採決に臨めばよいではないか。
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by yodaway2 | 2005-08-01 17:48 | 風雲急!政局と選挙