週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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出生率、今年も最低。みんな、なかなか結婚しないけれど……。
数日遅れの新聞になるのだけれど、案の定……、
出生率が今年も最低を更新した、とのニュースについて。

厚生労働省が過日、発表した出生率は1.29――。
しかし、小数点第3位まで入れると、昨年よりも、
わずかながらではあるが、下回ってしまったのだという。

                    ※※

●女性の書き込み……、「女性は雌鶏(めんどり)じゃない」と。

このニュースを聞くたびに、実は思い出してしまう言葉がある。
2年ほど前だったように思う。どこかの掲示板に、ヤフーだったかもしれない、
こんなふうな、女性の書き込みがあった。

「政府が少子化対策、少子化対策と言うのは、女性蔑視。
女性に、税金を搾り取るための子どもを産めといっているようにしか聞こえない。
女性は雌鶏(めんどり)じゃない」

                    ※※

少子化、出生率低下のニュースを聞くたびに、なぜか、
この言葉を思い出して仕方がない。
いったい、どのように反論し、説得したらいいのだろう……。

                    ※※

●晩婚化、非婚化が原因では。……ただし、かくいう私も遅かった。

実はこの、少子化、出生率低下の問題には、
我が夫婦にも子どもがなく、少し引け目を感じてしまっていた。
それで、触れないできた。

私の家族は、私と妻とビーグル犬(1歳5ヶ月)の、2人と一匹。
子どもがいない。さんざん悩み、神頼みを含めて、
あらゆる手段を講じたけれど、あきらめた。

私が結婚したのは30代半ば――、けっこう、遅かった。
そして妻も、あまり私と年齢が変わらない。つまり、遅かった。
お互い、かろうじて、結婚することができた。

まあ、それだけでも、もうけものなのだったが、
やはり、子どもは欲しかった。

妻のため息が聞こえてくることがある。
「あーあ、私、もっと早く結婚すればよかった。
そうすれば、子ども、出来たかもしれない。でも、早く結婚したら、
たぶん、相手はあなたじゃなかったと思うけどね」
(――御意。ただし、お互いさま。)

                    ※※

よく言われているとおり、男女双方の晩婚化、もしくは非婚化が、
少子化の大きな原因と考えざるを得ないように思う。

                    ※※

●結婚するしないは自由、産む産まないも自由……、否定しにくいけれど。

私の周りを見回してみる――。
まず、35歳、32歳、27歳の男性……が、独身。
唯一、30歳の彼が、昨年に結婚した。

女性、30代、20代……といるけれど、みな独身。
既婚者がいない。

私が彼や彼女に結婚の話題を仕掛けようものなら、
男性は「うるさいなあ」とでも言いたげ、女性は女性で
「セクハラです」と反撃してくる。

彼らも彼女らも、ホンネは違うと思うのだけれど……。

                    ※※

しかし……、世のなかでは、よくつぎのように言われたりもする。

結婚するのもしないのも個人の自由――。
また、結婚しても子どもをつくるかどうかも、夫婦の自由――。
とくに女性には産まない権利もある、と。

女性が職業を持つ割合は増えており、
それで結婚のタイミングをなかなか取れなくなっている。
また、結婚しても仕事を続けるのがあたり前となりつつあり、
仕事を続けたいがために、子どもを産みにくくなってしまっている、と。

                    ※※

●女性主導で結婚条件のハードルが高くなっていたりしないか?

結婚自体についてだけれど、
とくに女性の側からの結婚相手を見る目、
男性を見る目が厳しくなっているような気がする。
女性の側の条件が厳しく、結婚がなかなか決まらない。

男性にも同じ傾向はあるが、どちらかと言えば、
結婚の条件について、ハードルを上げているのは、
女性主導ではないか……と疑っている。

1週間ほど前の日経に、たしか青森県で結婚にかかわる調査を行った結果、
未婚女性の大半が、結婚相手の男性に年収400万円以上を求めていた、
との記事があった。ところが、その条件をクリアできる男性は
数パーセント(3パーセント?)にしか過ぎない……と。(うろぼえ、恐縮)

                    ※※

●ひょっとしてだけど、種をのこす本能も弱まっていたりしていないか……?

少し飛躍するけれど、たいがいの生物は、子孫、種を残すことにこそ、
最大の知恵を払い、生命を賭している。
人間だけが例外でなどあり得ない。

結婚が遅くなっているのは、社会的な理由――と見て、
さまざま分析されているけれど、しかし、ほんとうは、
生命力の低下という一面もあるのではないか。

年収いくらでないとダメ、職業がフリーターでは論外、親がいっしょは嫌……などなど、
なるほどそうなのかなと思いつつ、もっと、根源的なところで、
種をのこそうという、本能に関わる部分が、
日本人から弱まっていたりしていないのだろうか。

日本人の生命力が退行していたりしないか。

                    ※※

私の家内……、私とはお見合いだが、その前に、
すさまじい数のお見合いをこなしたらしい。
具体的な回数を言えないほど多く、聞いてびっくりした。

その挙句、最後にこんな私と結婚することになってしまった。
彼女の理想どおりには、まったくいかず、かけはなれた結果になった。

それでも、ぶつぶつ文句を言いながら、共同生活を続けている。
子どもについては返す返すも残念だけれど、
それはまた、別の道を考えている。

                    ※※

●ライスさんも呉儀さんも、みんな独身だけれども……。

たしかに結婚するのもしないのも自由――。
現内閣の2人の女性閣僚も独身。
過日、首相との会談をドタキャンして帰国した中国の呉儀副首相も独身。
米国、ライス国務長官も独身。
私が敬愛するオピニオンリーダーの一人、櫻井よしこさんも
バツイチ、独身。(――主張は異なりますけれど。^^)
男性なら、コイズミ首相もバツイチ、独身。

人生の充実に、結婚が関係するとは、まったくもって、決め付けられない。
すればするで、充実の踏み台となるだろうけれど、
しなければしないで、また別の踏み台が現れるというもの。
それはわかるし、たしかななこと。

それでも……と、私自身の経験を踏まえて、言葉を続けたいのだが、
それを言うと総スカンを食らってしまうのだ。

                    ※※

冒頭に紹介の、掲示板への女性の書き込み、
「女性に税金を搾り取るために子どもを産めといっているようにしか聞こえない。
女性は雌鶏(めんどり)じゃない」――。

どう話したらよいのか、正直、私にはよくわからない。
むずかしい。


                    ※※
≪以下、8日朝に追記≫

●人口減少化社会のとらえ方……、甘いのではないか。

少子化対策に、決定打はないのかもしれない。
対策には、ありとあらゆる手段を、かき集めるしかないのではないか。
年金、医療費などの制度設計についても、早晩、修正を迫られるに違いない。

少子高齢化社会の到来は、いまはまだ、冗談まじりに
語られることが多いけれど、実際に人口減少が始まったときにどうなるのだろう。
私には、とても恐怖だ。

                    ※※

●少子化の”デフレスパイラル”――、社会崩壊を引き起こしかねない。

どんなに社会保障政策を考えても、負担と給付のバランスが取れなくなる。
どんなに教育制度をよくしても、教育を受けるべき子どもがいなくなる。
どんなに社会資本を充実させ、どんなに産業政策を充実させても、
働ける人々が少なくなり、少なくなれば産業は衰退する。
いかに外交に腐心し、安全保障を考え抜いたとしても、
他国には守りの弱い国にしか映らなくなる。

人々は社会よりも自分たち、個人を優先させるべきだと考えている――。
でも、社会がよくならないと、それは結局、一人ひとりにはねかえる。

ことに個人の人生において困ったときに、さらには、
災害などが発生したときにも、国、社会の制度を頼れなくなってしまう。

                    ※※

経済でデフレスパイラル、という言葉が使われる。
不況の悪循環――のような意味だ。
いまは上場企業の多くが不況を脱しつつあり、
その言葉は、いくぶん、聞くことが少なくなった。

でも、社会そのものに、その構造が残っていたりしないか。
その、大きなひとつが少子化――なのではないか。

                    ※※

●小学生でも出来る計算なのに……。

少子化に歯止めがかからない。
この先も続くなら、やがて、社会は崩壊の危機に立たされる。

出生率、1.29……、1人の女性が生涯に産む子どもの数。
独身者の割合を計算に入れなければならないが、
日本の場合、それが1組の夫婦に生まれる子どもの数に近い。

日本に生きる日本人が、どんどん少なくなることは、
小学生だって計算できることなのに。
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by yodaway2 | 2005-06-08 02:55 | 社会の問題、世相さまざま