週刊!Tomorrow's Way
tomorrows.exblog.jp

テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
・→関連エントリー
・→ブロガーズ・マナー
・→ステイタス&プロフィール
◆22万アクセスを突破!記事数644本(2007.3.16現在)

★★人気Blogランキング
よろしければ、ぜひクリックを!
カテゴリはニュース全般です。

・→BlogRanking

★厳選!情報ソース
※ニュースサイト、シンクタンクなどのリンク集。すごく便利ですよ!
(Seesaaに移転しました。)
★ブログ・リンク(excite以外)
※外部の相互リンクのページです。exciteブログはこのフレーム、下の方にあります。  
★中国古典の名言
※生き抜く知恵を古典に学ぶ。
以前の記事
カテゴリ
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
「ソフトな戦争」が始まっている?―上海の反日デモ、20,000人に。
≪追記≫
共同、16日17:14の記事。中国・上海の反日デモの参加者数は
延べ約2万人に達したもよう――とのこと。
日本総領事館では石やペットボトルなどが投げられ、窓ガラス10数枚が破損、
ペンキで外壁などが汚された。日系店舗も10軒が壊されるなど、
9日に起きた北京の反日デモを上回る、最大規模の被害となった――と。

砲火なき戦争――、ではないか。
どちらも傷を負いかねない。

明日行われるマチムラ外相、中国・李肇星外相の会談で、
日本と中国、双方の「知恵」が交わされると、いい。

・共同→上海反日デモが最大被害 2万人、窓ガラス割る
(※速報と追記の順序を逆にしてあります。以下、速報。)

------------------------------※------------------------------

≪速報/14:32UP≫
午後4時ごろ、何気なくテレビをつけたところ、NHK、BS-1でニュース。
上海の反日デモのようすが伝えられていた。
1万人規模に膨れ上がった――とのこと。
日本で言えば、ちょうどメーデーのような雰囲気で、
かつ、野次馬を巻き込み、行進の列が続いているよう……。

                    ※※

●警察はほんとうに防ごうとしたのだろうか……。

またも、日本総領事館に向かってペットボトルを投げつける人々の姿も映った。
NHKの現地特派員は電話で、「警察は制止しているんでしょうか」の問いに、
「ええ、制止する様子は見られたと思います」と。歯切れはよくなかった。

実際はどうなのか……。
警察官は日本総領事館の前をふさいでいたが、
しかし、人々は、少しの”勇気”を奮えば、自由に、何かモノを
投げることができているように見えた。
誰かがモノを投げるたびに、歓声の湧くようすがわかった。

人々の表情は嬉嬉としており、
デモをうれしがっているようにも見えた。

日本総領事館の壁、窓にはペットボトルだけではなく、
石、ペンキ、生卵なども投げつけられ、赤や黄色、黒に汚れていた。

日経、14:06の記事によれば、窓ガラスも破損しているとのこと。
以下のように伝えていて、NHKとニュアンスが、やや違う。
>上海の日本総領事館への投石は16日正午を過ぎても続いている。
>投石の回数は時間がたつごとに増えていき、ガラスが次々と破損した。
>領事館の周囲にいる警察は一切、投石行為を制止していない。

さらに各紙、新しい記事では、天津市、浙江省杭州市でも
反日デモが起きたことを伝えている。

中国政府は反日デモに対して規制の動きを見せていたが、
結局は止まらなかった。……ひどい状況に思える。

                    ※※

●反日デモ、韓国と中国の違い……。

中国よりも先に、韓国においても反日デモが起きたけれど、
政治的な意図は中国と、やや異なるように思われる。

韓国の反日デモは、「竹島の日」と「教科書問題」がきっかけにはなったけれど、
その背景には、やはり、盧武鉉政権が強硬な対日姿勢を打ち出すことによって、
求心力を回復しようとの思惑を潜めたとの見方がある。
そのフシは、たしかにうかがえるし、韓国内の識者からも
そうした意見は発表されている。
(――その識者は韓国における政治学の泰斗であったが、
すべての公職から追われることになった。)

しかし、中国はもっと積極的に、国家戦略として、
日本を抑制しようと、今回の反日デモを容認したような気がする。
それがうまくいくかどうかは、もちろん、全く別の問題ではあるけれど。

                    ※※

●中国の、デモの背後に潜む意図……。

中国の反日デモは、時間こそ歴史教科書の検定と重なるが、
そもそも今回の教科書検定に対しては、中国政府の反応は遅く、
反発の内容としても、「恒例」のレベルのようだった。

だから……、今回のデモは、教科書問題とは別のところにある、
政治的な意図を背景とする「仕掛け」と、疑ってしまうのも止むを得ない。

国連常任理事国入り阻止――をねらって
仕掛けられたのではないかと、考えざるを得ない。

ゆえに中国政府こそが、反日デモの黒幕ではないか……と。

                    ※※

●反日デモは諸刃の剣。振るえば、自分にも向かう……。

もっとも、これまでも書いてきたことだけれど、
また、ブログを含めほうぼうで指摘のあることだけれど、
こうした反日デモは、中国政府への不満に転じる恐れはある。

つまりも諸刃の剣……。だから、
中国政府としても野放しにできるかと言えば、
それはできないだろう。

                    ※※

●北京オリンピックを控え、強権は発動できっこない。ゆえに……。

そう考えてもこのデモが、すぐに沈静化するとは考えにくい。
いったん火がついたとなると、人口が多く、経済格差や官僚の腐敗など、
人々の不満が隠れているだけに、ごちゃまぜの常態になって、
引きずるのではないか……。

否、国連改革問題について、いま少し迷走しかかっているが、
これが規定の路線に戻っていくとすると、反日デモは収まりようがなくなる。
やはり過少に見ることができなくなった。

一方、オリンピック、万博を控える中国にあって、
間違っても、天安門事件のごとく強権発動はできない。
それだけに、これから先は規制に苦しむことになるだろう。

                    ※※

●日本にも打撃。中国には、もっと打撃……。

日本からの、中国旅行にキャンセルが相次いでいるとのこと。
就学旅行なども取りやめになったりしている。

経済投資や企業進出については、契約の内容、段階によってだが、
そう簡単には舵がきれない。また、市場としての中国を、
世界と争っている図式も、すぐには変化させられない。

が、新規の計画については様子見、もしくはリスクありと判断され、
企業によっては、中止を決断するものも出てくるに違いない。
そうなれば、日本にとっても痛手だけれど、
中国にとってこそ、打撃になる。

                    ※※

●砲火なき戦争……、火は消せるのだろうか。

今回の反日デモが、中国政府によって容認されたものであれば、
それは中国政府の発動した、日本を抑制するための
「作戦」と言い換えることができる。

反日デモの発火ぶりは、たとえばミサイル、戦闘機の出動する戦争、
つまり「ハードな戦争」ではないけれど、戦争に近い心理状態に
転がっていくことだってあり得る。

否、すでにもう、砲火なき、「ソフトな戦争」――が、
始まっているのかもしれない。


早とちりだろうか。


でも、火は――、
早く消せるなら、消した方がいいに決まっている。


※よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
[PR]
by yodaway2 | 2005-04-16 16:32 | 中国と、どう付き合う