週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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東シナ海、日本も動く。+ヒグマの血を引く、中川経産相のこと――。
毎日毎日、次から次へと、気になるニュースが飛び込んでくる――。
中国、韓国についての話題が続いてしまうのだけれど、
今日は東シナ海、ガス田開発について。

個人的な思い出も含めて書き留めたいと思うので、
ちょっと、ごちゃまぜになってしまうかもしれない。
(※少し長いです。お時間のない方は見出しで追っていただければと。^^)

                    ※※

●経産省、反日デモを意に介せず、試掘権設定の手続入りに――。

日本の国連常任理事国入り、歴史教科書の検定をめぐって、
反日デモに揺れたなかで、経済産業省が13日、
民間業者に試掘権を与える手続に入った――とのニュース。

中国は1995年以降、日本側が主張する日中境界線を脅かす形で、
付近の資源調査に着手、99年に平湖ガス油田プラント建設、
2004年に、いま一番問題になっている、春暁ガス油田プラントを建設し、
すでに試掘が始まっているとされている。

                    ※※

●エネルギー確保に焦る中国指導部――。

春暁ガス油田は尖閣諸島にも近く、さすがに日本としても、
事態を穏やかに見ることができなくなった。

昨年来、日本は中国側に、それらのガス油田開発の中止、
データの提供を求めたが、なんら実のある回答を得られなかった。

中国側からすれば、なりふり構っていられない――。
年9%という、日本のかつての高度経済成長(日本は10%超だった)にも匹敵する、
極めて急速な経済成長を続ける中国にあって、エネルギー源の確保は、
文字通り国家存亡につながる喫緊の課題で、余裕がない。

たとえば、電力需要は7年間で、現在の2倍に膨れ上がるとも試算されており、
中国指導部には焦りがある。中国はいま、アフリカ諸国はじめ世界各地で、
採算を度外視して、油田開発権の取得に血眼になっている。

石油消費について見ると、国際エネルギー機関(IEA)の2003年分の
推計値によれば、中国は従来第2位だった日本を抜いて、
米国に次いで世界第2位の消費国になったとされている。

もちろん、エネルギー源、油田開発は中国政府のみが取り組んでいるテーマではなく、
日本も世界各国としのぎを削っているし、インドも力を入れている。

                    ※※

●中川氏、コップのジュースをストローで吸って……。

経産省、中川昭一大臣は、かねてから、対中強硬論の持ち主――。
東シナ海の海底資源について、中国が日本に対してダンマリを決め込む一方で、
着々と開発を進め、既得権化しようとしていることに、業を煮やしていた。

昨年6月、マニラで行われた中国国家発展改革委員会、張国宝副主任との会談。
中川経産相はテーブルの上のジュースをストローで吸って、
低く抑えた調子ながら、相手を射すくめるようにして、こう切り出した。
「コップの真ん中を日中中間線とする。片側からストローで吸うとジュースは均等に減る。
中国の開発が日本側の資源も吸い取る恐れがある」。
(発言部分;河北新報、4月14日解説記事による)

そして中川氏は今月1日、、中国からデータ提供がなければ、
対抗手段、すなわち試掘権設定の手続を取らざるを得ないと「最後通告」した。

で、今回、そのとおりにした。

反日デモにいじいじひるまず、政府内調整を済ませ、
対抗手段をスケジュール通りに打ち出したのは、中川氏ならではだった。

                    ※※

●またも秦剛報道官。試掘権設定は「重大な挑発」――と。

中国側、中国外交部が早速、強い反発を見せてきた。
発言は今回の反日暴動――、あ、まちがい、反日デモについて、
「責任は日本側にある」と居直った秦剛(しんごう)報道官から。

「日本政府の行為は、中国の権益及び国際ルールに対する重大な挑発だ」。
プラスして、「中国は、一貫して外交ルートを通じての話し合いにより、
問題を解決するよう主張してきた。だが、日本政府は中国側の正当な主張を無視し、
一方的に『中間線』を押し付けようとしている」。
(発言部分は中国情報局から)

                    ※※

●日中境界線、中国は日本側主張を拒絶。沖縄の際まで自分たちのところ――と。

そもそも、中国は日本の主張する日中境界線を、まったく認めようとしていない。
沖縄トラフと呼ばれる、南西諸島沿いの深い海溝の際まで
中国の大陸棚が伸びており、そこが境界だと主張している。

ちなみに中川氏は、このことについても繰り返し反発している。
「そうであるならば大陸棚の上に乗る、世界中の島国は領海を持てないことになる」と。
(※ずいぶん以前の新聞記事、ソース消失にて記憶から、失礼)

なお、今回の措置について、経産省は民間業者の申請を改めて受けるとしており、
このまま手続を進めても、実際の試掘開始は今夏以降になるとのこと。
紆余曲折もあるかもしれない。

                    ※※

●モスクワで、中川氏と隣り合わせに座ったことがあった――。

実は、私は中川氏とある席で隣合わせに座ったことがある。
ずいぶん前の話……。

中川氏はその頃、まだ若手――。当選回数も少なかった。
中川氏は「北海のヒグマ」と称された中川一郎氏の長男。
日本興業銀行のサラリーマンからの転進だった。

父・一郎氏は総理総裁の呼び声も高かったが、
激しい政争のなかで心身が耗弱、自殺した。
昭一氏は、一郎氏の第一秘書(当時)、鈴木宗男氏と争いつつも、
選挙に勝ち残り、父の跡を継いだ。

                    ※※

隣合わせとなったのは1990年の9月か10月。
場所はモスクワ、日本大使館で開かれたパーティでのことだった。

数年前、「ロシアではじめての日本週間が開催された」――との
ニュースがあったのだけれど、実はそれは必ずしも正確ではない。
91年のソ連邦崩壊の直前に、まだソ連邦だったロシア、モスクワで
第1回の日本週間が実施され、私はその催しに事務局員(民間)として参加していた。

私は当時、30歳そこそこ。そのパーティには、エライ方々の
かばん持ちとして参加したのだが、会場はぎゅうぎゅうで、席もいっぱいだった。

日本からも、経済団体関係者のほか、亡くなった小渕恵三氏、三塚博氏はじめ
多数の国会議員が乗り込んできていて、若手であった中川氏は、
会場のなかで終始遠慮がちに見えた。

全然、政治家らしくなかった。

                    ※※

●父・一郎、ヒグマに似てきた中川氏――。

その中川氏がすみっこの、私の座っていたテーブルに来て腰掛けた。
そこしか、席が空いていなかったのかもしれない。

中川氏は最初、黙々とグラスを傾け、料理を食べていたけれど、
そのうち隣の私に、あれこれと話しかけてきた。
けっこう小声で、ぼそぼそとした話し方だったような印象がある。

どんな話をしたのかは、よく覚えていない。
でも、私のような下っ端にも、気さくであった。

結局、中川氏は会場を歩き回ることなどせず、
私や同じテーブルに座っていた日本大使館の
若い職員と終わりまで話し続けた。ぼそぼそと。

その中川氏が、この頃は父・中川一郎氏に、とても似てきた。
ときに、ギョロっと睨むような表情を見せる。
週刊誌には「酒グセが悪く、酔うとからんでくる」などとも書かれる。

低く構えて、相手を逃さないヒグマの風貌になってきたように思う。

                    ※※

●日本と中国、席替えができない――。

日本と中国――。

揉め出しているが、そうであっても同じテーブルに隣同士で
座っているようなもの。お互い、隣国の位置を席替えできない。
周囲も関係を注視している。

テーブルの下で蹴飛ばしあうとも、
ケンカするには程度もある。

結局は、知略を持って戦うしかない。
知略でなら、相手をねじ伏せても構わないわけだ。


                    ※※
≪追記≫

中国の一連の動きには、かなり中・長期にわたる戦略が潜んでいると感じている。
また、当座の狙いとしては、共同開発という美名のもとに、
ジャパンマネーを引き出そうとしているのかもしれない。

しかしそうなると、日本からすれば、みすみす中国に
資源が飲み込まれていく事態を許しかねず、気を許せない。

三国志の国ゆえ、計略に長けている。
華僑のふるさとゆえ、駆け引きもうまい。

相手を怒らせてみたり、脅かそうとしてみたり、
不意を突いてきたり、猛烈な主張をぶつけてきたり、
かと思えば、あっさり引いてみたり、わけしりに寛容な姿勢を示してみたり……。

だから、ニッポンも一本調子の攻めでは、
相手に読まれるのがオチだ。

中国と韓国を比べれば、同じように反日デモが行われたけれど、
レベルは著しく異なる。中国の方が、より気を許すことが
難しい相手だと考えざるを得ない。

                    ※※
≪オマケ≫

反日サイト、愛国同盟ネットなどで、デモの自制を呼びかけるメッセージ。
「目を覚ませ!」(中国情報局)――と。歓迎したいのだけれど、
ようするに、”マッチポンプ(自分で火をつけて自分で消しに回る)”だね。

世界の耳目を集めたのだから、中国にマイナスにならないうちに、
いったん引け、ということなのだろうか。

ふう、ツカレル。

                    ※※
≪追記、その2≫

●マチムラ外相に「あっぱれ!」

16:32、exciteニュースを開いたら、トップに
「あたかも日本に責任あるとの発言、断じて認められない=反日デモで町村外相」の記事。
午後1時51分、ロイターの配信。

記事の冒頭、「町村外相は、中国の反日デモ拡大で、中国外務省スポークスマンが
日本に責任があるかのごとく発言していることは、
断じて認めるわけにはいかない、と語った」 (参院外務委員会答弁)――と。

トーゼン、トーゼン。
中川経産相のことでエントリーしたけれど、
マチムラ外相も、なかなか良いネ!

オオサワ監督調、あっぱれ!!
相手をキリキリ舞いにさせてやれ!


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by yodaway2 | 2005-04-14 16:57 | 中国と、どう付き合う