週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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図書館から韓国の歴史教科書を借りてきた。
日本の歴史教科書検定問題に関連して。

正直に言えば、あまり愉快な話ではないので、
エントリーをためらったのだが、アップすることにした。
というのも最近、たまたま、近くの図書館へ行ったところ、開架の書棚に、
韓国の中学校の歴史教科書(翻訳)があり、思わず借りてしまっていたからだ。

それで昨日からのニュースに、それまで机の上に
置きっ放しだったその教科書をパラパラとめくってみた。

今回の検定について、韓国は日本の教科書が歴史を歪曲していると言う。
そして中国も同様――。

「反日教育」とはよく聞くが、それでは韓国や中国の教科書には、
日本との関係、歴史が、実際、どのように記述されているのだろう。
とりあえず、手元にある韓国の教科書から……と考えた次第。

教科書は明石書店、1998年刊(……ちょっと古い)、
「入門 韓国の歴史――国定韓国中学校国史教科書」。

まず「竹島」→「独島」の記述を探してみた。
「第13章 4義兵戦争」(P319-320)のなかにあったので、下記に引用。
≪独島と間島≫
 日本はわが国を侵略し、独島を強奪する一方、間島地方(引用者注;旧満州の一部)を勝手に清に譲った。

 独島は鬱陵島に付属する島で、古くからわが国の領土として連綿として伝えられてきた。朝鮮初期に流民を防ぐため、鬱陵島に住む人々を本土こ移住させ、一時的に政府の管理がなおざりになったことがあったが、わが国の漁民たちが漁をする拠点として引きつづき活用してきた。

 朝鮮の粛宗(スクジョン)のときには、東莱(トンネ)に住む漁民安福龍(アンニョンポク)がここに往来する日本漁民を追い払い、日本に渡って独島がわが国の領土であることを確認させたこともあった。

 その後も、日本の漁民たちがしばしば鬱陵島付近に不法に接近して魚を捕ることがあったが、政府はここにわが国の人々の移住を奨励し、官庁を設置して独島まで管轄するようにした。しかし日本は露日戦争中に独島を強制的に彼らの領土に編入してしまった。

 一方、間島は高句麗とその後を継いだ渤海の上地として、長い間わが民族の沽動舞台であった。……略。

当然のことながら、日本政府による歴史的経緯とは真っ向から対立しているし、
日本に捕らえられただけの安福龍に関する記述も、
およそ日本人(とまで言い切ってよいかとは思いますが)の常識的な認識とは異なる。

また、竹島の編入について「露日戦争中に独島を強制的に
彼らの領土に編入してしまった」などは、最近の韓国政府による見解表明でも
目にしたことがある。――つまり、韓国人にとっては、定着した見方なのだろう。

次に日本統治時代のこと。これは、下記の引用に限らず、さまざま登場しているのだが、
とりあえず、「第14章 5民族文化守護運動」(P355-356)から。
≪日帝の民族抹殺政策≫
 中日戦争によって中国大陸を侵略した日帝は戦争をさらに拡大してアメリカの真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦を起こした(1941)。日帝の侵賂戦争によって、わが国は日本の戦争物資を供給する兵姑基地に変わった。

 日帝は戦争物資を生産するために、わが国に金属、機械、化学工業などを中心とする軍需工場を建設し、鉄、石炭、タングステンなどの地下資源を賂奪した。また、わが民族の食料を強制的に略奪し、戦争の終わりには古鉄、真鍮の器、スプーンやはしまでも奪った。

 日帝はこうした物的な略奪ばかりか、韓国人を強制徴用によって鉱山や工場で苦痛に満ちた労働を強要したり、強制徴兵制と学徒志願兵制度を実施した。これにより多くの韓国の青壮年が各地の戦線で犠牲となった。このとき、女性までも挺身隊という名目で引き立てられ、日本軍の慰安婦として犠牲になったりした。

 こうして、日帝はわれわれの物的・人的資源を略奪する一方、わが民族と民族文化を抹殺する政策を実施した。

 彼らは内鮮一体と皇国臣民化などのスローガンを掲げ、韓国人を日本人にして韓民族をなくしてしまおうとした。そこで韓国語の使用を禁じ、日本語を使用するよう強要し、学校で韓国の歴史についての教育を禁止した。

 日帝は韓国人の姓名を変え、日本式の姓と名を使うよう強要した。また各地に日本の神社を建てて参拝させ、子どもたちにも皇国臣民の誓詞を覚えさせた。

 わが民族はこうした日帝の植民地支配下であらゆる苦痛をなめながらも、民族と民族文化の伝統を守るたたかいをつづけた。……略。

上記引用部分に記述のある「従軍慰安婦」について、
実際がどうだったか――は、ここでは論議しないことにする。
ただ、多くの日本人にとっても、大きい小さいはさておき、
少しでもこうしたことがあったとするならば、それはやはり「恥部」には違いない。
それが、韓国では「国定」の教科書で、子どもたちに教えられている。

とにかく、こんなふうに学校で教えられては、
日本人と仲良くやっていこう、なんて、なかなか考えなくなるのじゃないか。

と、そう考えれば、明るい気持ちにはなれない。

その図書館の蔵書には、中国の教科書もあるのだが、貸し出し中だった。
でも……、韓国の教科書を見ただけで、もう見る気が失せた思い。

道徳の時間の模範解答のようだけれど、
日本人と韓国人、日本人と中国人が分かり合えない国民になってはいけないと考えるが、
こうも気持ちがすれ違っていては、改めて難しい話に思えてくる。

                    ※※

韓国のマスコミ、メディアは、とにかく反日――。
反日でなければ売れない、と誰かからそんな話を聞いた。

それに関連して、少し前だけれど、
高麗大名誉教授の韓昇助(ハン・スンジョ)氏が、
月刊誌「正論」4月号に「日本の植民地支配は不幸中の幸いで、
むしろ祝福すべきことだった」とした寄稿文を掲載したことについて、
韓国でひと悶着起きたことが報じられた。

私は韓国紙サイト(日本語版)でその寄稿の中身を知り、保存していた。
果たして、当時の日本統治が「むしろ祝福すべきこと」だったかどうか、
それはわからないのだけれど、こうした見方もあるのだと知って、
理屈抜きに、少しほっとした気分になった。

以下、韓昇助の主張の部分を、韓国紙・中央日報のサイト記事(保存)から引用してみたい。
「正論」からすれば、孫引きになる。記事は鄭命真(チョン・ミョンジン)記者、
洪周希(ホン・ジュヒ)記者の連名による署名記事、3月4日付。
韓教授は「共産主義・左派思想に根差す親日派断罪の愚かさ:韓日併合を再評価せよ」という寄稿文で、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が今回『親日反民族行為真相究明特別法』を制定した理由は、次期大統領選候補として出てくることが予想される朴槿恵(パク・クンヘ)ハンナラ党代表の政治的土台を崩すためのもの」と主張した。

また「韓日併合は民族的に不幸であるが、不幸中の幸いか、または不幸そのものだったかは、注意深く見るべきだ」とし、「当時の情勢を見ると、韓国がロシアに占拠、併呑されなかったのはむしろ幸いだった。 万が一、ロシアに併呑されていれば、1917年のロシア革命で韓国は共産化を免れなかったはず」と主張した。

寄稿文は「韓国の民族文化は日本の植民統治期間を通じてもっと成長した。 韓国学研究の基礎を築いたのも日本人学者と韓国人の弟子たちだった」とし、「こうした点を考えると、日本の植民地支配はむしろ幸運、祝福すべきことであり、日本人に感謝しなければならないこと」と主張した。

寄稿文は特に、従軍慰安婦問題について「水準以下の左派的な心性表出の一つが従軍慰安婦問題」とし、「戦争中に軍人が女性を性的慰安物として利用したのは日本だけのことではなく、日本が韓国女性を戦争中に利用したのも一時的で例外的な現象だった」と主張した。

さらに「それほど大きな被害でなかったにもかかわらず、屈辱を受けたという老婆を前面に出して何度も補償金を要求する」とし、「これが高尚な民族の行動といえるのか」と反問した。 ……略。

上記の内容は、私の感覚だと少しこそばがゆいが、しかし、救われる。

この寄稿のことが韓国のマスコミで報じられたあと、
韓昇助氏はさまざまな公職を辞任し、高麗大名誉教授の地位を
返上せざるを得なくなったという。

記事には、韓昇助氏は韓国政治学界の元老的な存在で、
高麗大学総長、平和研究所長などを歴任したほどの人物で、
01年からは自由市民連帯の共同代表をとつめていた、と紹介があった。

こうした意見も、これからは、ますます出てこなくなるだろう。
日本と韓国、日本と中国の気持ちは、離れつつある……、
その心配が押さえきれない。

                    ※※

気持ちの晴れないエントリーを書いてしまったけれど、
直視することを避けてもしようがないし、
たまたまではあったが、触れた情報の意義、価値を考え、
≪送信≫ボタンを押すことにした。

エイッ!


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by yodaway2 | 2005-04-06 16:28 | 世界のいろいろ、さまざま