週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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郵政民営化、侠客の果し合い――。生き残るのはどちらか。
今日は久しぶりに政局ネタで。

先週金曜日、4月1日、郵政民営化の政府案作成について、
コイズミ首相が麻生総務相、竹中郵政民営化担当相、谷垣財務相ら
関係6閣僚を官邸に呼び、「そろそろ政府の案を党に示す時が来た」と話し、
3日中のとりまとめを指示した。そして「土日返上で、関係閣僚は調整してほしい」――と。

その日の夜、公明党幹部との会食の席にて。
首相。「今までの首相は重要政策で世話になっている人に相談し、
考え直して失敗することが多かった。たもとを分かつ覚悟がなければだめだ」。

公明党幹部との会食の席で漏らした言葉は、
反対派、抵抗勢力に伝わることは、もちろん想定の範囲――。

挑発的な、これらの言葉には、
反対派は時間切れ――だけを狙っている。が、そうはさせない。
オレを降ろせるものなら降ろしてみろ、できるわけがない。
一気にカタをつけてやる……、そんな意がこめられていた。

                    ※※

週が明け、案の定、旧橋本派、堀内派、亀井派を中心とする反対勢力は、
なおも抵抗を続けているのだが、この流れを読み解くのに、
ちょっとおもしろい記事があったので、紹介したい。

・元ソース;日経サイト→NETアイ・プロの視点→清水真人・編集委員
小泉「内閣総理大臣」のこだわり(1/28)

父・純也の急死を受けて出馬した最初の衆院選で敗れ、次の選挙まで福田赳夫元首相(故人)の書生を務めた。以後変わらず政治の師として仰ぎ続けたのだが、一回生の分際で派閥の領袖である福田に公然と食ってかかり、ひと騒動起こしたことがある。後にも先にも一度きりの衝突だった。

 金脈批判にさらされた田中角栄首相(故人)の退陣を受け、自民党は小派閥の長ながら清新なイメージの三木武夫首相(故人)を登板させた。世論の風当たりをかわす緊急避難だった。ただ、三木がロッキード事件での田中逮捕など自民党にとって「やり過ぎ」と映った瞬間、「三木おろし」が噴き出す。福田を含めて党内の大勢が「挙党体制確立協議会」(挙党協)に集結した。

 「自民党は田中政権で国民の信任を失ったピンチに、起死回生を狙って異色の三木総理を担ぎ出した。それがちょっとのど元を過ぎると、三木は厄介だからもうおろせ、と言う。そんなご都合主義は筋が通りませんよ」

小泉は福田にこうタンカをきり、三木おろしに加担しないと宣言した。
……以下略。(著作権の関係にて。続きは元ソースでお読みください。)

上記、引用の記事では、このときの状況が40年を経た、
今日の郵政民営化政局と二重写しになると書く。
もちろん「三木」は「小泉」に置き換えてのイメージ。

コイズミ首相は、首相候補としては、文字通りダークホース、穴馬だった。
また、若い頃から総理総裁をねらい、手勢をまとめてきた経緯もなかった。
しかし、福田赳夫の書生をつとめ、当選後も私淑しながら、
総理総裁をまかせられれば――の覚悟を磨いてはいた。

                    ※※

三木降ろし政局に粘った三木武夫元首相――。
もとより小派閥出身で党内基盤は弱かったが、巧みに政局をしのぎ、
解散権の行使こそできなかったが、任期いっぱいまでつとめた。

このことから、若き日のコイズミは、
総理大臣がその気であれば、そう簡単に辞めさせる、
引きずり降ろすことなどできない――と確信した。

概略、記事執筆のコラム氏はそう分析しているのだが、
まったく同意につき、付け加えることもないほど。

                    ※※

以前のエントリーでも何度かふれたエピソードだけれど、
コイズミの祖父、小泉又次郎はとび職から一代で大臣になった立志伝中の人。
全身に彫り物があり、「刺青大臣」の異名があった。

2代目、父・純也氏は鹿児島の出身――。又次郎の書生をしていたが、
又次郎の娘、つまり首相の母親と恋愛し、「人生劇場」の一場面のごとく駆け落ちした。
当初、2人の結婚を認めようとしなかった又次郎だったが、
その事態に已む無しと思い、純也を婿に迎え入れた。

コイズミ首相は三代目――。
父・純也の急死に遊学中の英国から戻って、
1度の落選を経て、跡を継いだ。
そして、侠客としての血も引き継いだのだと思う。

                    ※※

政治家はマスコミ、メディアでは、なかなか良いイメージとして描かれないが、
その持てるエネルギーは、やはり並みの人間とは違う。
まして当選を重ねる政治家は、そう。それで皆、いざとなれば、
なかなかのケンカ師ぶりを発揮する。

それは2世議員だろうが3世議員だろうが、けっこう、同じと見ている。

その中でも、コイズミ首相のケンカ師ぶりは、生来のもの。
前述引用の記事のように、若き日の学習も生きていて、
ある一線から先は、彼は引かないと思われる。

郵政民営化法案の党内手続きは、今週中が無理としても、
出口のスケジュール――国会提出、審議、今国会成立までは崩れないのではないか。
日経のコラム氏と同様、読み違っているのは抵抗勢力――との感想を、私も持つ。
そしてマスコミも、多くが読み違っている。

カラダを張っているのは、ワタヌキでもカメイでもなし。
コガでも野田セイコでもなし。アライなんてガキもガキ……。小者。
コイズミの方が、ずっと捨て身になっている。

それに何より、コイズミの「理想」の方が、
比較して不純度、邪度(よこしまど)が低い。


                    ◇◆
≪当ブログ・過去エントリー≫
 ・国会開会。郵政民営化で問われる、ほんとうのこと。(2005年 01月 23日)

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by yodaway2 | 2005-04-05 21:38 | 風雲急!政局と選挙