週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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子供たちのことなど、その気になれば分かるはずではないか?
またまた忙しく、少し間が空きました。書かなければと思いつつ、
なかなか机の前に座ることができませんでした。
久しぶりになりましたが、今日は国内、社会面のニュースを
短く取り上げたいと思います。

大阪の小学校、教職員殺傷の事件についてです。
以下、だ、である調にて――。

                    ※※

またもや……、と思わずにはいられなかった。
学校が犯行現場となった事件の発生。
しかし、今回の事件で被害者となったのは、子どもたちではなく、
子どもたちから慕われた先生、鴨崎満明さん、52歳。5年生の担任だった。
1年生の担任教諭、友村瑞枝さん、57歳と、
栄養職員の福島明美さん、45歳も約2週間のけがをした。

犯人は伝えられているように17歳の少年。
事件のあった寝屋川小学校の卒業生というのだが、
志望した鴨崎先制は、その小学校に7年間勤務していたとのことなので、
犯人の少年が在校していた頃にもいたことになる。

これまでに報道された内容は非常に少ないのだけれど、少年は、
殺害した鴨崎先生を知っていた可能性がある。
鴨崎先生は、少年から職員室を尋ねられたようすで、
ひと言ふた言の会話ののちに、2階の職員室へ案内する途中で
襲われたというのだから、少年を覚えていなかったのかもしれない。

覚えていれば、もっと会話したかもしれなかったし、
ひょっとしたら用件を尋ね、2階に自分で行けばいいじゃないかなどと言い、
向かわせるたかもしれない――などと思った。

ただ、いま、ここで考えたいのは、
こうしたつまびらかな犯行の経緯ではない。

                    ※※

この少年について、今、伝えられていることは、少ない。
警察では、自供らしい自供をしていないようすだが、
小学校に「うらみがあった」との言っているのだという。

一方、少年を知る人々は、おとなしそうな印象を抱いており、
こうした凶悪な事件を引き起こすなど、夢にも思っていなかったようだ。

                    ※※

少年は、いわゆるひきこもりの児童だった。
そして成長し、「青年」と言ってよい年齢に達していた。

かつての幼馴染が「(少年は)頭がよく、ゲームの裏技を
教えてもらったりした」などと証言いているのを、
どこかのニュースサイトで読んだ。

卒業文集には「将来はゲームクリエーターンなりたい」などの
夢を記していたのだという。……でも、そんなの、普通の少年だ。

なのに……、引きこもりが始まり、そして殺人を犯してしまった。

                    ※※

少年は家族と共に、その小学校の近くに住んでいるとのこと。
会社員の父親と専業主婦の母親、姉3人の6人家族……。
6年のころから休みがちとなり、中学で不登校に。高校には進学しなかった。

たぶん、両親も、その少年のことを、日夜案じ、
おそらく家庭内では、さまざま会話もあったと思われる。
姉も3人もいて、子供たち同士でいろいろ話し合うことだって
ありそうな家族構成に見える。

                    ※※

人の命を奪った少年に同情する余地は、もちろん微塵もないのだが、
長崎の女児事件のときと同じように、何か、どこにでもいそうな、
ごくあたり前の子どもが、ふとしたことで心のなかに空回りを引き起こしてしまい、
最後……、事件に至ったように思われる。

事件の背景、少年の環境などについて
報じられるのはこれからなのかもしれないが、
誰しもが当事者―加害者、被害者のどちらにも―なりそうな
事件に思えて、気持ちが塞ぐ。

                    ※※

ニュースで中山文科相がインタビューされていた。
しかし、教育の現場においては、保護者なども参加して、
さまざま話し合われ、対策も立てられているのだとは思う。

が、同種の事件が、その隙をつくように発生してしまう以上、
いまの程度の”話し合い”では、間に合わない。

子供たちには子供たちの状況があり、家庭はそれぞれであり、
学校、そして行政にも力の限界があるとしても、
早く、こうした事件に結びつくような芽を見つけ出し、
なんとか、敢えて言えば強制的にでも、道筋を与えられないのだろうか……と思う。
子供たちの状況など、その気になれば、分かるはずではないか――と考える。

結局、事件が起きてしまえば、個人の自由――では納まらない結果になる。

                    ※※

素人的な考えかもしれないが、私たちの社会全体が、
あまりに、あまりに手をこまねいていて、その結果、
今回も、いたたまれない事件に発展してしまったように思われる。

犯行に及んだ少年にだけ、罪を問えないように思われて仕方ないのだ。


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by yodaway2 | 2005-02-15 14:26 | 社会の問題、世相さまざま