人気ブログランキング | 話題のタグを見る
週刊!Tomorrow's Way
tomorrows.exblog.jp

テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。

by yodaway2
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
・→関連エントリー
・→ブロガーズ・マナー
・→ステイタス&プロフィール
◆22万アクセスを突破!記事数644本(2007.3.16現在)

★★人気Blogランキング
よろしければ、ぜひクリックを!
カテゴリはニュース全般です。

・→BlogRanking

★厳選!情報ソース
※ニュースサイト、シンクタンクなどのリンク集。すごく便利ですよ!
(Seesaaに移転しました。)
★ブログ・リンク(excite以外)
※外部の相互リンクのページです。exciteブログはこのフレーム、下の方にあります。  
★中国古典の名言
※生き抜く知恵を古典に学ぶ。
以前の記事
カテゴリ
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
日本の防波壁がモルディブを救った――と、毎日の記事に。
スマトラ沖地震、インド洋津波の続報――。
ニュースサイトを開いたところ、沿岸諸国の死者は
2万3000人を超えてしまっているとのこと。
その中で毎日の記事に少し救われる気がした。

このようなときに我田引水にも思え、
気恥ずかしくもあるのだけれど、見出しは次のよう。
「日本の防波壁が首都を守った―モルディブ」(マレ、福本容子)。
・毎日→http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041228k0000e030054000c.html

記事の冒頭を改めて紹介したい。
>「日本の支援がなかったら、マレはなくなっていただろう」――。
>モルディブの人口の約3分の1が住む首都マレでは、
>日本からの公的支援で建設された防波壁が、
>島を津波の大惨事から守ってくれたとの見方が広がっている。

さらに、記者がその護岸を取材するためにタクシーに乗ったところ、
運転手氏は次のように話したのだという。
>「助けてくれた日本人からこんな時に金を受け取るわけにはいかない」。

                    ※※

さまざま議論のあるODA(政府開発援助)ではあるのだけれど。
この記事のように、援助先から心からなる謝意を表され、
しかもそれが”役立つ”以上に、生命の危険まで救っているのだとしたら、
誰も批判は言わないだろうと思った。

                    ※※

モルディブはインド洋、インドの南端の方角に浮かぶ島国。人口27万人。
大小1200もの島から成り立ち、面積は298km2、
佐渡島の3分の1くらいしかない。

1965年に英国から独立。以来、非同盟中立を外交の基本方針に据える。
軍隊は約1,500人の国家保安隊のみで、それも国内秩序維持及び密漁防止を
目的としているのだという。ふだんは、とても平和な国に思える。

小さな、小さな国だけれど、記事のように、そこに住んでいる人々から、
日本が感謝されているのだとしたら恥ずかしいが、少しうれしいし、
今回の大惨事にあっても、何か救いのように思えてしまった。

                    ※※

今回の日本政府の動きは、他国に比べてもすばやいようだ。
ニュースで、国際緊急援助隊・医療チームの方、20名が
スリランカに向かったと報道されたが、正直に言えば、
それを聞いて「20名だけなの?」と思ってしまった。
しかし、それでも外国の救助隊としては、まっ先に動いたらしい。

また、こんなときにこそ、自衛隊派遣は考えるべきだ――と思っていたら、
それも中東から日本に帰ってくる予定になっていた艦船を、
そのまま被災地の救援に差し向ける方向で詰めているのだという。

外務省のODAのページを開くと、今回の津波被害に対して、すでに
モルディブ、インドネシア、スリランカへの緊急支援、緊急援助について発表している。

細田官房長官は今日の閣議後の記者会見で
「必要なら精査のうえ、予算面で手当てが必要なら措置する」と述べたとのこと。
・ロイター(インフォシーク)→http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=28reutersJAPAN165889&cat=17

うん、よし。
なかなかじゃないか。

                    ※※

犠牲者の数も、いまだに把握できていない状況ではある。
救援に、復興に、日本が粛々とお手伝いさせていただけるのなら、
それもまた、他がためとばかり言えない。

そして、日本らしさが問われるのだとも思う。



<追記・12/29、11:30>
ロイター通信、時事によると、今回の地震・津波被害による犠牲者の数は
63000人を超えた――とのこと。すさまじい。
日本政府の救援活動については、自衛隊艦船の派遣、国際緊急援助隊の増派などが
決定し、各国に向かっている。将来的には津波警報システムの構築にも
協力していくとの報道(読売)もある。さまざま、見守りたい。

<追記・12/30、10:50>
国連緊急援助調整官室(OCHA)が今回の津波被害について、
犠牲者の数が8万人を超える――との見通しを明らかにした。共同による。
最初、犠牲者の数が5000人以上と伝えられてもびっくりした。
1万人以上と聞いて、さらに驚いた。
それが、その後も増え続けていて、いまだに止まらない。
2万2000人以上、4万8000人以上、6万3000人以上……と。

<参考>
・外務省HP、モルディブ共和国
 →http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/maldives/index.html
・外務省HP、ODA関係
 →http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index.html

※よろしければ、今日もクリックを!→ Blog Ranking
by yodaway2 | 2004-12-28 17:45 | 社会の問題、世相さまざま