週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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温家宝首相、「雪上加霜」と。大人の駆け引きなら、受けて立つべし。^^
毎日新聞が今日、日中首脳会談のやりとりについて伝えている記事――、
「どうなる対中ODA 中国、一方的見直し抵抗」について。
・毎日→http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/
2004/12/14/20041214ddm003070090000c.html


首脳会談は11月30日にASEAN+3に際して開かれたもので、
記事のもとになった情報は外務省から仕込んだものとのこと。

席上、中国側、温家宝首相は、日本側に高まる対中ODAの
打ち切り論議について、次のように噛みついてきた言うのだ。

「今までの国家建設からみると、
円借款の重要性が減少してきているのは事実だ。
しかし、中止したら『雪上加霜』になる」。

                    ※※

記事全体としては、これまで伝えられている報道に対して、何か特別に
見方を変えなければならない情報を含んでいるとは言えないと思うのだが、
ただ、「雪上加霜」――セツジョウカソウのコトバに、ふーん、と思った。
さすが故事成語の本家本元、おもしろい表現だなあ……と感じてしまったのだ。^^

記事中にも「災いが重なるという意味」と
解釈が示されているのだが、さっそく広辞苑で引いてみた。
「雪上、霜を加う。物の多くある上に、さらに同種の物を加える事のたとえ。
多く、変わりばえしない意に用いられる。また、災いが重ねて来るたとえ」。

                    ※※

中国側からすると、政治面ではコイズミ政権誕生以来、
コイズミ首相の靖国参拝に振り回されっぱなしで、ギクシャクしたまま。
そこへさらに「対中円借款打ち切り」――の話。

日本側からすれば、先のアジアカップでの反日的応援、
東シナ海のガス田開発、EEZ問題への不誠実な対応、
国連常任理事国入りの不支持表明、そして潜水艦の領海侵犯事件……。

両国は、政治の面では平行線どころか、すでに「冷戦」に突入してしまったかのよう。
中国が反日であれば、日本には嫌中的な雰囲気が広がりつつあると思われる。

雪のうえに、たしかに、霜まで降り積もっている。

                    ※※

日中首脳会談については、このブログでも何度か取り上げさせていただいた。
とくに、12月3日には、おそらく(間違いなく)中国側の情報に基づくと思われたが、
NHKが会談のやりとりを報道し、そのことについてエントリーしている。
・当ブログ(12/3)
 →今回はハメられたかも。日中首脳会談、第二幕――、コイズミVS温家宝。

そのときは、温家宝首相の発言について、NHKの報道から次のように書き留めた。
>今は、どうしても円借款が必要な状況ではないが、
>中日友好の大局に立って決断している。
>仮に、これを中止すれば、両国関係ははじける状況になる。
>われわれは先の戦争の賠償を一銭も求めておらず、慎重に対応すべきだ。
>仮に日本がこの問題を取りあげるならば、中国から中止を言いだすかもしれず、
>中日友好には不利だ。

「はじける状況になる」――これだけではあからさますぎた。
ところが、実際には、やりとりには比喩が用いられてもいた。

また、後に交わした「靖国参拝」の問題についても、
温家宝首相は「鈴を解くのは、鈴を結んだ人しかできない」との、
中国のことわざを用いた。

ただ、NHKの報道だけでは、それが中国側からの情報リークであったこともあって、
どうも日本側が一方的に守勢に立たされてしまった印象を抱いていた。
しかし、やりとりにはマナーもあり、むしろ、中国側の「願望」を
引き出したととらえるなら、日本側もポイントは上げていたのかもしれない。

つまり、これだけはなんとかしてほしい、と相手に言わせているように
感じられなくもない。甘いだろうか……?(^^)

                    ※※

とりとめもなく、エントリーを書き進めてしまったけれど、
先週、町村外務大臣の国会答弁を、たまたまテレビの中継で聞いていた。

冒頭の毎日の記事でもふれているのだが、
私には、こうした首脳会談のやりとりがあったにもかかわらず、
町村外相は、対中円借款の見直しは既定の検討事項――と、
実にあっけらかんと述べているように聞こえた。

この人、けっこう、図太い答弁をしているなあ……と感じた。

                    ※※

日中関係は、大枠での友好関係から、大枠での緊張関係におもりが動きつつある。

今回の毎日の記事を読み、お互い、緊張関係にあることを意識しつつも、
大人の駆け引きをしていくのなら、それはそれで悪いことではないと思えた。

そして……、どうせ駆け引きするのなら、図太くものを言い、
こちらから相手を振り回していってほしいと、今日は考えてみたのだ。


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by yodaway2 | 2004-12-14 20:14 | 中国と、どう付き合う