週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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UFJ、失敗すればボーナス・ゼロとの脅迫。言葉もなし。
師走、時間にせっつかれる事態となっているのだけれど、
もう一つ、カチンときてしまったというか、呆れたことがあり、書いてしまいたい。
それは、UFJの検査逃れ――のニュース。

今朝、朝刊をポストから抜き取ってみると、一面に
「元副頭取ら逮捕、組織的妨害解明へ」の見出しがあり、
その逮捕された3人の顔写真が載っていた。

逮捕されたのは元副頭取・岡崎和美、元常務執行役員・早川潜、
元執行役員・稲葉誠之――。その3人の、
新聞に載った顔が実に「紳士」であるのに驚いた。

とくに岡崎容疑者ときたら、いかにもエリート然としていて、
人品卑しからぬ――とは、こんな雰囲気の人物を
形容する言葉なのだろうと思った。

                    ※※

ところがその中身はというと、すさまじいのなんの。昨日のテレビの
NHKニュースでも聞いたし、夕刊フジなどにも載っているが、たとえば、こんなふう。
>早川元常務執行役員は特捜部の調べに対し、「岡崎元副頭取から
>『都合の悪い資料は隠せ』『検査への対応を失敗すればボーナスはゼロだ』などと
>指示された」と供述しているという。(夕刊フジ)

「失敗すればボーナスはゼロ」――。なんと生々しいゲキ、脅しであることか。
そして、新聞に載った顔写真との、あまりの落差に自分の理解力の限界を感じた。
人間は絶対に、見た目で判断などできないとも、改めて思った。
・夕刊フジ(infoseek)→http://qrl.jp/?149412

                    ※※

ボーナス・ゼロ……なんて言われては、お父さん方、
さぞやビビッて右往左往したことだろう。自ら進んでそうした人間、
内心まずいと思いながらも抵抗できなかった人間……、そして悲しく、醜悪な
一大喜劇が一流企業のフロアに繰り広げられた。

三菱自動車の事件でも、国土交通省の検査を逃れるために、
品質管理担当セクションには「10分間マニュアル」が用意されていた。
書類の入ったダンボール、紙袋を別室に移動したり、
PCデータの書き換えまで行おうとして狂奔したらしいが、
今回の事件も、まったく同じイメージが重なる。

でも、ひょっとすると、組織のなかにあって、人間はかくも弱く滑稽で、
悪事にもためらわず共犯者となってしまう――ということなのだろうか。

                    ※※

このブログのサイドフレーム、カテゴリーのなかに
「私がこだわる3つの言葉」を掲げている。
その一つに、「思想は存在によって拘束される」(思想の存在被拘束性)がある。

その言葉について、当該エントリーでは次のように意味解きしてみた。
>この言葉の意味するところは、人の思想は存在の反映であり、
>必ずしも普遍的なものではないということ。
>別の言い方をすれば、人の考えは、誰しもそれが、自らの存在に
>深く関わっているということになる。

UFJに存在すればUFJから逃れて思想を抱くことはできない、
三菱自動車の社員であれば三菱自動車から逃れられない――と、
あたりまえと言えばあたりまえにも考えられてきて、
相次ぐ大企業の”サギ事件”に、出口を見出せない気持ちになっている。

                    ※※

景気が持ち直しつつあって、とくに一部上場企業の業績回復ぶりについては、
報道されているとおりと思う。しかし中小企業、地方企業にあっては、
逆に多くがなかなか手応えを得られず、それどころか、
ますます時代との不一致に悩みを募らせているのではないだろうか。

不況を引きずる中で、ボーナス・カットなどはザラに聞く話で、
まったく支給されないのに耐えている――という話も、けっこう耳にした。

「ボーナス・ゼロ」は、それは一流企業たるUFJマンには恐怖だったのだろうけれど、
もともとボーナスなどという制度のない仕事だって少なくないし、
勤め先の厳しい事態にも、がんばってしのごうとしている方々だって普通にいる。

金融機関に公金、すなわち税金が投入された経緯を思えば、
今回のニュースからは腐敗も腐敗、ヘドロの匂いが立ち込めてきそうなのだ。



※暗いニュース、申し訳ない。でも、書いちゃったので、あゝあ、と思いつつエントリーします。^^
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by yodaway2 | 2004-12-02 19:46 | 社会の問題、世相さまざま