週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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日中首脳会談の全容がわかった――と、NHK。
いつものように、NHKのニュース10を見ていた。
キャスターが「先に行われた日中首脳会談の全容がわかりました」――と。
遅い夕食を取っていた最中だったけれど、聞き耳を立てた。

近くにペンや紙がなく、書きとめることができなかったが、
NHKの再現した音声を聞いた限り、
これまで伝えられているより、はるかに率直で、厚みのある、
首脳会談ならではのやりとりだったように感じた。

                    ※※

双方の意見の出し合いがあり、
胡錦濤主席が靖国参拝について行わないよう求めてきた。

コイズミ首相が応じた。
「中国側の心配はわかる。今後は慎重に対処する」

胡主席。「これは外交辞令ではない。日中関係はもっとも大事であり……」
コイズミ首相。「原子力潜水艦の事件については再発防止につとめていただきたい。
ガス田開発などで、東シナ海を対立の海にしたくない……」

胡主席。「先ほどの話に、ひとつ付け加えたい。我々は先の戦争について、
日本の一般の人々も戦争に巻き込まれ、戦争の被害者であると思っている。
しかし、ごく少数ではあるが、戦犯は違う……」

                    ※※

前述のとおり、書きとめたわけではないので、不正確な点はお許しいただきたい。
いま、サイトをあちこち開いてみたが、こうした会談の中身を詳述する記事は、
午後10時35分現在のところ、探せなかった。
しかし、NHKだけのスクープでなければ、明朝まではどこかに出てくると思われる。
私自身、それを待ちたいと思う。

                    ※※

車のラジオで聞いていたのだけれど、今日午前の参議院本会議において、
コイズミ首相は日中関係について「日中関係は日中の2国間の
問題であるだけでなく、国際社会全体にとって重要な関係である。
首脳会談では、今後も個別の問題が2国間の障害とならないよう、
大局的な判断に立って、幅広い分野で協力関係を構築していくことにした。
胡主席とは、未来志向の日中関係を構築していくことで、一致した」――などと答弁した。

来年以降の靖国神社参拝については明言しなかった。

                    ※※

先ほどのNHKニュース10で、コイズミ首相は首脳会談後に
周辺の、親しい人(ヤマザキ氏?)に対して「胡主席には非常に良い印象を持った。
前の江沢民氏とは違う」と述べたとの話が、さりげなく紹介されていた。
これからも、このニュースにはさらに注意していきたいと思った。

                    ※※

APECにおける日中首脳会談は1年ぶりに行われた。
1年の間に、トヨタを筆頭に日本企業が中国市場への進出を加速させ、
貿易額が輸出入ともに増すなかで、政治面では靖国参拝、アジアカップでの
反日的な応援、ガス田開発、そして潜水艦の領海侵犯事件……と、
ギクシャクぶりが目立っている。――つまり「政冷経熱」。

今回の首脳会談では、中国側が靖国問題にしぼって対応を求めてきた。
コイズミ首相からは原潜事件の再発防止(つまり面と向かって抗議した)、
ガス田開発にかかわる対応(つまり、誠意を示しなさいと)などを具体的に要求した。

会談の、その場では、中国側も具体的な対応を言わなかった。
コイズミ首相も「心配はわかる」としつつ、具体的な対応を言わなかった。
しかし、そのあとに胡主席は「付け加えたい」として、
戦争について戦犯(――意味的にはA級戦犯)は別として、
「日本国民も戦争の被害者だと思っている」と述べた。

これは、たしかに中国政府としては、これまでも靖国問題に対して、
にじませてきた考え方ではあったのだけれど、中国の国家元首が、
はっきり言明したのには重みがある。

                    ※※

中国は隣国であり、大国であるだけに、実は私たちにとって、
なかなか安心できない国だと思う。
ホンネでは、中国はやはり脅威に違いない。

ところが中国側からすればどうだろう。
よく中国側から日本がどう見えるか――について、
世界地図を逆さまにする場合がある。
日本列島は、中国大陸からすれば、ものの見事に、
太平洋への進出を阻むように横たわっている。

中国側からしても、先の戦争はさておくとしても、地政学的に、軍事的に、
日本を気にし、警戒しないわけにはいかないのだ。

こうした関係において、両国の緊張が対立、紛争へと高まらないよう、
政治が適切に歯止めをかけていくことは、そもそも必要なことだと思う。
国益を損なってはいけないが、また、あたりまえのことかもしれないが、
政治の働きこそが、やはり大事なことだと思う。

                    ※※

経済がいかに過熱しても、政治には、しょせん、かなわないのではないかと思う。
ちょっと真面目くさって、ものを言ってしまっているかナ――?



※文中記述のとおり、首脳会談の具体的なやりとりは、今後の報道にてご確認ください。
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by yodaway2 | 2004-11-26 23:02 | 中国と、どう付き合う