週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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コイズミさんは参拝を継続するのか、しないのか――???
コーヒーの湯気が立つなかで、朝刊にざっと目を通した。
昨日の日中首脳会談についての続報が気になり、
サイトも適当にあちこち開いてみた。

朝刊による共同の記事。
「政府、『靖国』に苦慮。中国主席、中止要求、打開策見出せず」の見出し。
記事のなかで、外務省・竹内行夫事務次官による
「一般論で言えば、日本の立場を相手の国が受け入れないからといって、
日本側がそれに応じるというのでは外交は成り立たない。
決して容易な問題ではないが、理解を求めていく」との発言を紹介し、
「苦しげな表情を見せた」と書いている。

これはオモテ向きの会見――というだけのことかもしれないが、首相はすでに
山崎拓氏を代理人として中国に”派遣”し、唐家セン氏らと会談、
今回の地ならしを試みた。外務省は、案外、カヤの外になっているかもしれない。
ささっと、政治を前に出したフォーメーションに変化させていると見たい。

●「言及避ける」「継続を示唆」と、報道も混乱状態?

共同のサイトではいまの時点(23日10:40)で、
「来年の靖国参拝言及避ける 小泉首相が同行記者団に」(01:11)
「靖国参拝の継続示唆 首相、大局的に中国と協力」(09:15)と、
2つの記事を並べている――。
取材の現場でも、少し情報を混乱しながら受け取っているのかもしれない。

まず後のほうの「継続示唆」の記事だけれど、
中身を読んでも、どこがどうして「継続示唆」に受け取れるのか、
私には理解できなかった。昨日も、いくつかの報道で、
首相がなおも継続の意向であることをにじませたものがあったが、同様に思う。

共同の記事は消えてしまうのが比較的早いので、
その部分のみ、以下にクリップしておきたい。

                    ◇

>中国の胡錦濤国家主席から靖国神社参拝の中止を要求されたことに関し
>「大局的見地から、1つ2つお互いに都合の悪い問題、摩擦のある問題が起こっても、
>日中関係全体発展の支障にならないよう協力していきたい」と述べた。
>来年以降も靖国参拝を継続する考えを示唆したとみられる。

――とのことなのだが、これがどうして「参拝継続」なのだろう?
今の時点では、コイズミ首相は参拝を継続するかもしれないが、しないかもしれない。
上記の記事の発言には、そのどちらであるかを考えるだけの要素が
揃っていないのではないか。

                    ※※

●ロイターに記者懇の発言要旨。「何も言わないことにした」と。

ロイター通信が、記者懇談の要旨を記事にしていた。
こちらの方が、どうなるか……について、参考になる。
短いのだが、著作権を気にして、その部分に限ってクリップしたい。

                    ◇

<日中首脳会談では来年の靖国参拝について明言しなかったが、来年以降どうするのか>
──そういうことについては一切触れなかったし、これからもどんな質問があっても
触れないことにした。日中間は靖国問題だけではない。だから、靖国の問題が出ても、
私は何も言わないことにした。

<これまでは来年以降も参拝すると言っていたと思うがなぜ触れないのか>
──靖国問題だけじゃないからだ。マスコミはそれに関心があるが、それ以外の
大事な問題がいっぱいある。対立する点だけ取り上げてもしょうがない。
(これからは)何も触れない。

<A級戦犯の分祀について>
──政府が関与する問題ではない。

                    ◇

短いが、記者懇での、首相のナマの言葉がうかがえる。
コイズミ首相は「これからもどんな質問があっても触れないことにした」と言っている。
「私は何も言わないことにした」とも。これは、いろいろ考えることのできそうな発言だ。

A級戦犯の分祀についても「政府が関与する問題ではない」と発言している。
これも何か、今後において着眼していきたい点だと思った。

                    ※※

●中国は会談に乗り気でなかったが、領海侵犯で断れなくなった。

今回の首脳会談について、中国側は乗り気でなかったのだろう。
しかし、それが原子力潜水艦の領海侵犯事件によって、
拒否できない事態に追い込まれてしまった。

首相はAPEC行きの前に、潜水艦による領海侵犯事件についてただすことを明言していた。
そうした状況下で、もし会談を断れば、中国外交部が遺憾の意を表明したことが
水泡に帰し、日中関係は抜き差しならないほど悪化しかねなかった。
だから中国側に、首脳会談を断る選択肢は最初からなかった。

コイズミ首相側にも、読みの甘さはあった。
胡主席が「靖国」とはっきり言葉にして、中止を要請してくるとまでは、
最終的に予測しきれていなかったように思われる。
これで、さしものコイズミ首相も「何も触れない」――ということになってしまった。

よって、いまの時点では、コイズミ首相が「参拝継続を示唆」と
受け取るだけの要素までは確認できない。

                    ※※

●胡主席は嘆息をついていることだろう……。

胡主席からすれば、今回の会談を予定の倍以上の時間をかけて行ったのに、
コイズミ首相に面と向かって、善処を頼み込んだというのに、
はっきりとした言質を取れなかった――と悔やむ気持ちが募っているかもしれない。

しかし、それは、もともと今回の首脳会談で一気に、コイズミ首相の姿勢が
変わるはずもなかったので、ないものねだりをしてしまった、ということなのだろう。
密かに恥じてもいるだろうし、密かに怒ってもいるだろう。

それだけに今後どうするか……、コイズミ首相としても日本としても、
微妙で難しくなってきている。

                    ※※

●難を転じて福となせるかもしれない。……楽観的かナ?

――と、ここまで書いてきてなのだけれど、
日中間には、コイズミ首相も発言しているとおり、さまざまな問題があるのだが、
この、靖国問題ひとつに力が集中しかかっているのは、
ある意味、逆に考えれば、やはりおもしろい状況になってきていると感じる。

そのことは、ひとつ前のエントリーにまとめたとおりなので、重ねて書かない。
しかし、難を転じて福となせる機会にも思えるので、
願わくばコイズミさん、ひとつ柔軟に、変幻自在に――と
申し上げられるなら申し上げたい気持ちになっている。


                    ※※

新聞をめくりつつ、気になることは多し。
されど時間は少なく、エントリーできるものは限られてしまう。
もどかしいなあ。


※できれば一つ前のエントリーと合わせてお読みいただきたく思います。^^
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by yodaway2 | 2004-11-23 11:19 | 中国と、どう付き合う