週刊!Tomorrow's Way
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テーマはその日の出来事、ニュースから。あと50年経てば、いまの時代、どう語られているのだろうか。
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メッセージ
「吾、汝の言に反対す。されど吾、汝の、その言を言うの権利、死に至るまで擁護せん」。学生時代に出会った言葉です。政治をめぐる意見に賛成、反対はつきもの。お互いを尊重しつつ、意見を述べ合いたいものです。 
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パウエル氏辞任へ。ライス氏が後任に……。(速報+続報)
米国の国務長官、コリン・パウエル氏が辞任するとのこと。
ブッシュ政権内にあって、パウエル氏は穏健派、国際協調派と目され、
イラク戦争の開戦にも消極的であったとされる。

片腕であるアーミテージ国務副長官もいっしょに退任するらしい。

                    ※※

日本は、パウエル長官を頼ってきた面が大きい――との印象が強い。
また、パウエル長官と一心同体とされるアーミテージ国務副長官は、
日本の立場に立っての、極東の安全保障に、非常な理解を示してくれた。

その一つが、日本のイラクへの自衛隊派遣とは引き換えになったけれど、
「尖閣諸島は日米安全保障条約の適用範囲」――と言い切ったこと。
アーミテージ氏には、日本の安全保障に対して、「日本がもし攻撃を受けたなら、
それは米国が攻撃を受けたこととまったくいっしょ。ただちに反撃する」などの言葉もあった。

賛成、反対はさておき、日本にとって、パウエル長官、アーミーテージ副長官のラインは、
なんだかんだ言っても、頼れる人脈ではあった。

                    ※※

パウエル長官は、政権内においてもネオコン(新保守主義)のチェイニー副大統領、
ラムズフェルド国防長官らと対立していた。

しかし、皮肉なことにも、パウエル長官はイラク戦争開戦前に
国連、国際社会を説得する役目を負わされた。
その結果、パウエル長官はネオコンばかりでなく、
国際協調派からも信用を失い、ますます孤立を深めたのだという。

「この私が言うのだ……、納得してほしい。米国を支持してほしい」
彼の、各国を飛び回って説得を試みた姿の言外には、そんな響きがあった。
しかしパウエル長官は、大統領選挙の直前に、国連における説明について、
自らの誤りを認めた。……誤りとしたのは、確信犯的な表明であったと思う。

パウエル長官が、いままで政権内に残ってきたのだって、実は相当な無理があった。
しかしそれは、ひょっとするとパウエル長官は、強硬派、協調派の双方の
非難を浴びつつも、これまではブッシュ政権内に残ることによって、
イラク戦争の収束を図ろうと、もがいてきたのかもしれない。

                    ※※

もともとパウエル長官は、父ブッシュ政権時の湾岸戦争における英雄――。
制服組トップである統合参謀本部議長をつとめた。
湾岸戦争時に、父ブッシュ政権内にはフセイン大統領を捕捉、
もしくは殺害するまで戦争を続行するべきだとの意見があったのだが、
ときのパウエル議長が反対したのだという。

「深追いすべきでない」――と判断したのだろう。
しかし、12年後のイラク戦争において、フセイン大統領は米国に捕らわれる運命となった。

                    ※※

パウエル長官の後任には幾人か、名前が出てきている。
国家安全保障担当のコンドリーザ・ライス大統領補佐官、
国連大使のダンフォース元共和党上院議員ら。
しかし、各報道における記事の差し替え、更新の流れを見ていると、
ライス補佐官の方が有力に見える。

ライス氏にも冷静さ、バランス感覚は、それなりにありそうなのだけれど、
もともとネオコン人脈の推薦を受けて、2000年の大統領選挙において、
ブッシュ氏の外交政策立案の責任者となった人物。

当初、政権において、自身の主張は抑制し、ネオコン、国際協調派の
バランスを取る立場を保持していたのだが、9.11で一変した。

ライス氏は、テロ直後の9.11の現場に立って、足を震わせていたという。
怒りが渦巻いたのだろう、すさまじいばかりの。
たぶん……、米国をテロから守れなかったのは、安全保障担当の、
自分の責任ではなかったのかと……、そうも思ってしまったのかもしれない。
そして、どんなささいな動きも見落とすものか、
米国に危険な芽があれば、ためらわず摘み取る(先制攻撃)……と考えを固めていく。
それがブッシュドクトリンにつながった。そして、イラク戦争にも。

しかし、ライス氏は理知的でもあるとも、期待したい。
また、中国に対しても、ブッシュ政権はイラク戦争をめぐって歩み寄ったが、
基本は警戒的であり、ライス氏はその立場に立っている。

どうなるか……、ニュースに注意していきたい。


                    ※※

【続報/12:25】
上記を書き終わって、再びニュースサイトをチェックしたところ、
CNNなどによると、ブッシュ大統領は「後任にライス補佐官の就任を要請した」とのこと。
他にも記事があり、間違いなさそうだ。
・CNN→http://cnn.co.jp/usa/CNN200411160001.html

おっと、昼メシ、食べる時間がなくなる…ッと。


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by yodaway2 | 2004-11-16 12:05 | 米国はどうする、どうなる